2011年09月

2011年9月後立山縦走 6日目(針ノ木峠ー蓮華岳ー針ノ木峠ー扇沢)

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<後立山(栂池ー蓮華岳)縦走計画
 >

1日目(9月6日):扇沢に車をデポ。 朝、始発バスで信濃大町に出て、
白馬へ電車で移動。栂池より登山開始。白馬大池(テント泊)

2日目(9月7日): 白馬大池ー小蓮華岳ー白馬岳ー杓子岳ー白馬鑓ケ岳ー天狗山荘(テント泊)

3日目(9月8日):天狗山荘ー天狗ノ頭ー不帰ノ嶮(かえらずのけん)ー唐松岳ー大黒岳ー五龍山荘(テント泊)

4日目(9月9日): 五龍山荘ー五龍岳ー八峰キレットー鹿島槍ー冷池小屋(テント泊)

5日目(9月10日):冷池小屋ー爺岳ー種池ー岩小屋沢岳ー新越乗越ー鳴沢岳ー赤沢岳ースバリ岳ー針ノ木 岳ー針ノ木小屋(テント泊)

6日目(本日、9月11日): 針ノ木小屋ー蓮華岳ー針ノ木小屋ー扇沢(登山終了)

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<6日目(2011年9月11日)のコースタイム>

5:15−25  針ノ木テント場出発
6:10−25  蓮華岳頂上
6:45     前峰近くで引き返す(サブザックのチャックが開いていたので、頂上で忘れた物が無かったか、確認する為に戻る。)
7:05      蓮華岳山頂(忘れ物なし)
7;55      テント場到着、テントを撤収
8:30      テント場出発
9:20−25  2100m(雪渓が見える)
10:25−35 赤沢
11:00     車道(トンネル入口)
11:20     扇沢駐車場到着

<6日目(2011年9月11日)の記録と写真>

5:14 針ノ木峠の夜明け(七倉岳、船窪岳、槍ヶ岳方向)




5:15 テント場出発
5:16 10m程登ったところからの針の木小屋と針の木岳とスバリ岳


5:26 針ノ木とスバリ



5:37 蓮華岳山頂か?


前の写真の山頂を越えた先の風景(蓮華岳はあの山らしい)


5:53  蓮華岳主峰に近づく。


5:53 蓮華岳と北窪岳とのコルまで一気に500m下る尾根


5:55 北方はガスで扇沢は見えない。


6:08 蓮華岳山頂(後方は、針の木岳、立山、剣岳)


蓮華岳山頂から船窪岳方向


蓮華岳から北窪とのコルに向かって500mの下る尾根
山頂にテントを張っていた人は、船窪小屋のおやじに会いに行くと下っていったが、おやじの人柄が好きで、小屋の飯も旨いので毎年行っているとの事。
(後で、ネットで検索してみると、船窪小屋を知らずして北アルプスの小屋を語るなかれと有名な小屋のようです。)


6:25 蓮華岳出発

6:45 前峰近く(ここから蓮華岳へ引き返す)

7:05 再度蓮華岳山頂。すぐに針ノ木峠に向けて出発

7:30  針ノ木岳とスバり岳


7:43 黒部側の沢(針の木谷)


7:43 扇沢側の沢(針の木雪渓という事で、沢の名前はないようだ)


7:50 針ノ木峠


7:50 針ノ木岳の前峰と本峰(小屋から300mの登り)



7:55 針ノ木峠から平ノ小屋、五色ヶ原に向かう道


8:30 峠より針ノ木谷を見おろす。



8:30 針ノ木峠(テント場)出発 (急勾配な下り)


8:44 15分降りた所から上方


9:08 40分下った所(若干勾配が緩くなった)


9:25 1時間下った所(小さいながらも雪渓が残っていた)


9:37 渡渉もある


10:19 沢道から森道に入る。この森道が1時間続くが結構長い。


10:43 ブナ林


11:20 扇沢駅(山側はバスの発着場になっています)


11:24 扇沢駐車場(1週間前にデポ(depot)した車は無事でした)


天気はいまいちでしたが、悠々と歩けましたので、まあまあの山行でした。
ただ、昔は大股で走って下りたのに、一歩一歩と下りる自分の姿には、年を感じました。

2011年9月後立山縦走 5日目(冷池から針ノ木峠)

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<後立山(栂池ー蓮華岳)縦走計画
 >


1日目(9月6日)扇沢に車をデポ。 朝、始発バスで信濃大町に出て、
白馬へ電車で移動。栂池より登山開始。白馬大池(テント泊)

2日目(9月7日): 白馬大池ー小蓮華岳ー白馬岳ー杓子岳ー白馬鑓ケ岳ー天狗山荘(テント泊)

3日目(9月8日):天狗山荘ー天狗ノ頭ー不帰ノ嶮(かえらずのけん)ー唐松岳ー大黒岳ー五龍山荘(テント泊)


4日目(9月9日): 五龍山荘ー五龍岳ー八峰キレットー鹿島槍ー冷池小屋(テント泊)

5日目(本日、9月10日):冷池小屋ー爺岳ー種池ー岩小屋沢岳ー新越乗越ー鳴沢岳ー赤沢岳ースバリ岳ー針ノ木 岳ー針ノ木小屋(テント泊)

6日目: 針ノ木小屋ー蓮華岳ー針ノ木小屋ー扇沢(登山終了)
 
<
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<5日目(2011年9月10日)のコースタイム>
5:35        冷池小屋テント場出発
7:15−25     爺が岳南峰
8:00        種池小屋
8:30−40     岩小屋沢岳急登のかかり
9:35ー45     岩小屋沢岳頂上
10:20       新越乗越山荘
10:55−11:05 鳴沢岳直下
11:08       鳴沢岳
11:55−12:10 赤沢岳頂上
13:10−20    スバリ岳手前コル
13:55       スバリ岳山頂
14:15−25    コル(針の木下200m)
14:45−13:15 針の木岳頂上
15:50       針の木小屋テント場

<5日目(2011年9月10日)の記録と写真>
昨日は、曇り時々小雨の天気で状況は良くなかったが、今日は晴れそうだ。

5:10 日の出前の東の空(志賀高原、四阿山、浅間山の方向)


5:30 冷池小屋テント場からの爺ヶ岳


5:30 今日歩く岩小屋沢岳の方向


5:35 冷池小屋テント場出発(左下冷池小屋、正面爺が岳)


6:12 冷池小屋を通り過ぎて爺が岳に登る途中、赤岩尾根の付け根からの冷池小屋と鹿島槍ヶ岳


6:24 赤岩尾根
(大昔、冬季にこの尾根から鹿島槍に登った事がある。45Kg程度のザックを背負って、随分と時間をかけて登った覚えがある。今、上から見下ろすと大した距離でも無いので、もっと軽い荷物で、さっさと登る手もあったがと思われます。)



6:45 縦走路
(爺が岳南峰と種池方向。後立山連峰は南北に走っているが、ここ爺が岳で向きを西に変える。)



7:20 爺が岳南峰頂上(後方、雲のかかっている山は鹿島槍)


爺が岳南峰(2660m)からの中峰(2669.8m、右)と北峰(2631m、左)
似たような高度だが、向こうの方が高く見える。


西方(種池小屋、その奥は剣岳、立山)


7:23 爺が岳山頂からの針の木方面




7:50 種池近くからの針の木沢


8:00 種池小屋通過
この小屋も沢の水を使用。眺望が良く、いい小屋のようです。


8:55 岩小屋沢岳への登行途中、剣岳と立山がすぐ近くに見えます。


9:45 岩小屋沢岳山頂(2630m、後方は剣と立山)


10:00 この辺りには雷鳥が多い。






10:20 新乗越山荘(2462m)


11:08 鳴沢岳頂上(2641m) 200m前後の上り下りが多い。



12:05 赤沢岳山頂(2678m)

赤沢岳の真下(西側)に、黒部ダムの堰があります。




12:55 スバリ岳への稜線


13:11 後方、赤沢岳方向(ガスは扇沢側に発生)


13:55 スバリ岳山頂


13:55 スバリ岳山頂から針の木岳への稜線


15:00 針の木岳山頂(2821m)

針の木岳山頂には、名古屋から来られた55歳位の男性が一人居られて、スバリ岳からの稜線を私が歩いて来るところをずっと見ていた、写真も撮らせてもらったとの由。

「未だ針の木岳に登っていないのが気になっていたので、今日(土曜日)、針の木小屋に登ってきた。長い休みが取れないので、明日下山するが、いつもこんな山登りになり、残念です。」と言っておられた。

色々話をしたが、双六、三俣蓮華からの眺望がすばらしいという話に対して、「行ったと事があるがその時は天気が悪かった。是非行きたいと思っているが、2日間だとなかなか入れない。」と嘆いておられました。

針の木山頂からスバリ岳への稜線



15:50 針の木峠への下山路(針の木峠は2536mなので、285mの下り)
正面の蓮華岳はガスの中で全く見えません。

2011年9月後立山縦走 4日目(五龍山荘から冷池山荘)

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<後立山(栂池ー蓮華岳)縦走計画 >


1日目(9月6日):扇沢に車をデポ。 朝、始発バスで信濃大町に出て、
白馬へ電車で移動。栂池より登山開始。白馬大池(テント泊)

2日目(9月7日): 白馬大池ー小蓮華岳ー白馬岳ー杓子岳ー白馬鑓ケ岳ー天狗山荘(テント泊)

3日目(9月8日):天狗山荘ー天狗ノ頭ー不帰ノ嶮(かえらずのけん)ー唐松岳ー大黒岳ー五龍山荘(テント泊)

4日目(本日、9月9日): 五龍山荘ー五龍岳ー八峰キレットー鹿島槍ー冷池小屋(テント泊)

5日目:冷池小屋ー爺岳ー種池ー岩小屋沢岳ー新越乗越ー鳴沢岳ー赤沢岳ースバリ岳ー針ノ木 岳ー針ノ木小屋(テント泊)

6日目: 針ノ木小屋ー蓮華岳ー針ノ木小屋ー扇沢(登山終了)


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<4日目(2011年9月9日)のコースタイム>
6:00        五龍山荘出発
6:55−7:05   五龍岳頂上
8:05−15      ガレ場の頭(これより急降)
9:30−40     尾根
10:30−35    キレット小屋
11:55       鹿島槍北峰への分岐点
12:00       鹿島槍北峰(視界0)
12:45−13:00 鹿島槍南峰
14:10−25    冷池テントサイトの100m上
14:45       冷池小屋テントサイト

4日目(2011年9月9日)の記録と写真>

五龍山荘と五龍岳(昨日撮った写真)



6:00 五龍山荘テントサイトを出発
上の写真は昨日写したもので晴れているが、今日は朝から小雨・濃霧で、20m程先までしか見えない。
まず、五龍山荘から五龍岳まで320m登る。


6:35 雨の中、鎖場を登る。(写真は、霧が薄くなった時に撮ったもの)



7:00 五龍岳山頂(2814m)



7:30 八峰キレットに向かって、鎖場を下る。



7:50 崩壊尾根がルート


7:53



8:10 縦走路



8:15 かなり下ってきたが、さらに下る。左側(大糸線側)が崩壊しており、黒部川側は緩やかな尾根と沢。)
大糸線側の川は、青木湖の北が分水嶺で、北側は姫川として糸魚川に至る。

青木湖より南側は、高瀬川と合流し南側に流れるが、安曇野で流れの向きを300度変えて、北側に向かう。後、犀川、信濃川と名前を変えて、新潟に至る。



8:30 かなり下ったところの稜線。大糸線側は切れている。





9:25 黒部川の緩やかな尾根と沢



10:00 歩いてきた方向(五龍方向)
最鞍部の近くは崩壊稜線なので、巻きながらキレット小屋に降りるが、何箇所か鎖場がある。



10:25 キレット小屋
(よくもこんな所に小屋を作ったものだ。今は、ヘリでボッカできるが、昔、ここに小屋を作った人は大変だった。)


鹿島槍側からの写真ですが、ヘリの荷降場はシビアー。

多分、小屋の脇にある板で作ったステージに荷を下ろすのでしょう。

小屋の上にも平らにした荷降ろし場があるが、ここに荷を降ろしたら、小屋まで運ぶのが大変ですね。




12:00 鹿島槍北峰



12:45 鹿島槍南峰(ずっと、濃霧と小雨が続いています。)
13:37 降りてきた鹿島槍ヶ岳(上の方は霧で見えない)



13:47 布引山(2683m)から冷池小屋・爺が岳方向
ここまで降りてくると、下の方は雲が無いが、爺が岳も種池小屋も見えない。


明日、この尾根を歩くが、岩小屋沢岳手前の低い山が見えるだけで、鳴沢岳、スバリ岳、針の木岳は雲の中。


13:55 
雲が流れ、瞬間的に、種池小屋が見えた。



黒部川方向の斜面の眺望




14:45 冷池小屋テント場到着

テント場は、この写真を撮った地点より更に上(鹿島槍寄り)にあり、テント代を払いに随分下る必要がある。しゃくに障る。

しかし、遠いにもかかわらず、若い女の人がテント場札を回収にきた。
(他のテント場は、500円払っていなくても取立てに来なかったはずだが、唯一、このテント場だけが、無賃幕営が出来ない。)

この小屋の水は沢から汲み上げたもので、やっと塩素の入った天水を飲まなくてすむ。




今回、ブルーベリーと木苺はたらふく食べました。

2011年9月後立山縦走 3日目(天狗山荘から五龍山荘)

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<後立山(栂池ー蓮華岳)縦走  3日目>
1日目(9月6日):扇沢に車をデポ。 朝、始発バスで信濃大町に出て、
白馬へ電車で移動。栂池より登山開始。白馬大池(テント泊)

2日目(9月7日): 白馬大池ー小蓮華岳ー白馬岳ー杓子岳ー白馬鑓ケ岳
ー天狗山荘(テント泊)

3日目(本日):天狗山荘ー天狗ノ頭ー不帰ノ嶮(かえらずのけん)ー唐松岳
ー大黒岳ー五龍山荘(テント泊)

4日目: 五龍山荘ー五龍岳ー八峰キレットー鹿島槍ー冷池小屋(テント泊)

5日目:冷池小屋ー爺岳ー種池ー岩小屋沢岳ー新越乗越ー鳴沢岳ー
赤沢岳ースバリ岳ー針ノ木 岳ー針ノ木小屋(テント泊)

6日目: 針ノ木小屋ー蓮華岳ー針ノ木小屋ー扇沢(登山終了)

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<3日目(2011年9月8日)> 晴れ

<コースタイム>
6:15     天狗山荘出発
6:40     天狗の頭
7:35−45  鞍部
8:10     不帰の頭
9:00−10  鞍部
9:20     不帰二峰の南峰
10:00−20 唐松岳山頂
10:30−40 唐松小屋 水80円(500L)
11:35−45 鞍部
13:00−10 白岳
13:15    五龍山荘


5:00 起床

5:50 天狗小屋テントサイトからの鑓ヶ岳(北方)



5:50 天狗山荘からの北東方向(頚城山塊)


6:15 天狗山荘テントサイトを出発

6:21 稜線に登ると西方に毛勝三山が見えます。



6:25 後方の白馬鑓ヶ岳
天狗山荘は、中央に見える雪田の下にありますが、この写真では隠れています。



6:30 
東方の飯縄山、志賀高原、四阿山、浅間山(この写真の左側には頚城山塊、右側には八ヶ岳、富士山が見えます)



6:30 八ヶ岳、富士山方向



6:40 天狗ノ頭から南方(唐松、五龍、鹿島槍、槍、穂高)
P1170658-2
 


P1170661



西方(剣岳、毛勝三山)
P1170667



7:00 針の木岳、蓮華岳も見える


7:10



7:20 いよいよ天狗の頭と唐松岳間の不帰のキレットです。


7:20 不帰ノ嶮、 正面の唐松岳の岩場が厄介な登りです。



8:10


8:14

8:30


8:36



8:32



8:55 鞍部の切れた稜線


8:55 鎖場


9:20


9:20 剣岳と毛勝三山

黒部川に流れ込む沢


金色のきのこ


10:00 唐松岳山頂(2696m)


10:00 唐松岳から北方(歩いてきた天狗の頭、白馬鑓)

10:00 唐松岳から南方(次に登る五龍岳)

10:00 唐松岳からの八ヶ岳、富士山、南アルプス


10:00 唐松山荘は唐松岳山頂から10分程下る。


10:40 唐松山荘

10:45 五龍への稜線



11:25


11:40


13:10 白岳山頂からの遠見尾根


13:10 白岳から五龍山荘と五龍岳
大学1年の冬山で、遠見尾根から五龍岳に登る計画であったが、猛吹雪の為、1年生は五龍小屋で待機させられた事がある。
その後3日程待ったが、天気は回復せず、この時は登頂できなかった。
稜線の吹雪は熾烈で、上級生は1年生の面倒を見切れなかった訳だが、たったこれだけの距離である。


13:15 五龍山荘 今日はここにテンパル。
この後、20人位の団体(五龍に登って下りるだけ)がやってきて、テントサイトは満杯になった。


2011年9月後立山縦走 2日目(白馬大池から天狗山荘)

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<後立山(栂池ー蓮華岳)縦走
2日目>


1日目(9月6日):扇沢に車をデポ。 朝、始発バスで信濃大町に出て、白馬へ電車で移動。栂池より登山開始。白馬大池(テント泊)

2日目(本日、9月7日): 白馬大池ー小蓮華岳ー白馬岳ー杓子岳ー白馬鑓ケ岳ー天狗山荘(テント泊)

3日目:天狗山荘ー天狗ノ頭ー不帰ノ嶮(かえらずのけん)ー唐松岳ー大黒岳ー五龍山荘(テント泊)

4日目: 五龍山荘ー五龍岳ー八峰キレットー鹿島槍ー冷池小屋(テント泊)

5日目:冷池小屋ー爺岳ー種池ー岩小屋沢岳ー新越乗越ー鳴沢岳ー赤沢岳ースバリ岳ー針ノ木 岳ー針ノ木小屋(テント泊)

6日目: 針ノ木小屋ー蓮華岳ー針ノ木小屋ー扇沢(登山終了)


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<2日目(2011年9月7日)のコースタイム>

5:55      白馬大池(2380m)出発
7:20−35   小蓮華山(2766m)
8:15      三国境
8:45−55   白馬岳下100m
9:05      白馬岳山頂 ガスと強風
9:20      白馬山荘
10:00−10  杓子と白馬鑓のコル
11:30−45  白馬鑓ヶ岳山頂 ガス
12:05     白馬鑓と天狗のコル(鑓温泉へはここから下りる)
12:35     天狗山荘テントサイト

<2日目(2011年9月7日)の記録と写真>

下界は晴れ。ただし、山の稜線は風が強く、稜線付近は雲多し。

昨晩は非常に寒く(−2℃)夏用シュラフでは一睡もできなかった。

4:30 起床

朝食は、素麺カルボナーラ
・茹でて水を切った素麺にマヨネーズ型容器に入ったカルボナーラソースを
かけたもの。
・パスタは茹でるのに時間がかかるので素麺とした。(冷麦にしたかったが
売っていなかった)
・素麺を茹でるときに、乾燥ワカメと昨日途中で摘んだ薊の葉を一緒に茹でて、
それをカルボナーラソースに混ぜ込む。

このテント場は、眺めも良いし、白馬大池の水も非常にきれいなので、なかなか良い。
トイレもきれいです。

5:55 白馬大池出発

この山を登って小蓮華山に向かう。


6:05 右前方の山が小蓮華山(2766m)



6:05 小蓮華山への尾根に出ると、雪倉岳(右)と鉢ヶ岳(中央奥)が望める。



6:06 雪倉岳(左手前)と朝日岳(奥) 
きれいな山ですので、次回登りたいと思います。



6:21 振り返れば白馬大池
真丸ではないので、火口池ではなく、火山の噴出物が塞き止めて出来た池のようです。



6:33 前方に、後立山の稜線が見えてきました。



6:40 白馬岳は小蓮華山に隠れて見えませんが、小蓮華山と杓子岳



7;35 小蓮華山山頂(2766m)からの白馬岳



小蓮華山山頂からの北東方向(白馬大池とその後方は頚城山塊)



8:15 三国境から北方(雪倉岳、朝日岳)



9:05 白馬岳山頂(2932m)
セーターとアノラックを着ているが、冷たい強風で鼻水が止まらない。


白馬岳山頂




9:05 反対側の剣岳方面は、雲がかかって見えないが、下界は晴れている。

左の沢がが白馬沢、右の沢が大雪渓



10:00 大雪渓も9月ともなれば、小さな雪渓しか残っていません。



11:30 白馬鑓ヶ岳山頂(2903m)



11:48 白馬鑓ヶ岳からの下り道(前方に見えるはずの天狗の頭は雲の中)



12:00 鑓温泉へ下る沢



12:04 白馬鑓と天狗のコル(鑓温泉へはここから下りる)



12:10 下りてきた白馬鑓ヶ岳



12:30 
天狗山荘は、稜線から東側に50m程下った所にあり、雪渓の水は無料。



12:35 テントサイト(天狗小屋)に到着。

テント場から見える白馬鑓ヶ岳



15:50 この頃には、風も弱まり、天狗山荘にもヘリが飛来。



今回の食料と食事道具
ペットボトル(2L分)、食器(カップラーメンを初日に食べ、それが食器)、ガスコンロ、鍋(100円ショップ)、ビスケット(昼飯)、インスタントラーメン(朝飯用、毎日同じ)、素麺(夕飯用、毎日同じ)、マヨネーズ容器入りのパスタソース、乾燥ワカメ、味噌汁の素


この日は、やっと熟睡できました。

2011年9月後立山縦走 1日目(扇沢からバスと電車で栂池、栂池から白馬大池)

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8月の20日過ぎから、9月にかけて、毎年、1週間から 10日間程の山行を行っています。
この頃は、登山する人も少なくなり、私にとっては絶好の登山シーズンとなります。

人が少なくなる時期は山小屋でも良いと思うのですが、一人で寝れるテント泊を好んでいます。

しかし、9月になると、たまに強烈な寒波がくる時がありますので、そんな時は夏山装備のテント泊は惨めな事になります。
今回の山行は、8月下旬に登るつもりでしたが、用事やら台風があり、入山日が9月6日となってしまいました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨夜 、上信越道を走り、麻積インターで下りて扇沢に向かいましたが、深夜の道は判りづらく、午前2時頃、やっとの思いで扇沢に辿り着きました。

車の中で仮眠しましたが、今日より次のスケジュールで後立山を縦走します。

1日目(本日):扇沢に車をデポ。 朝、始発バスで信濃大町に出て、白馬へ電車で移動。
栂池より登山開始。白馬大池(テント泊)

2日目: 白馬大池ー小蓮華岳ー白馬岳ー杓子岳ー白馬鑓ケ岳ー天狗山荘(テント泊)
3日目:天狗山荘ー天狗ノ頭ー不帰ノ嶮(かえらずのけん)ー唐松岳ー大黒岳ー五龍山荘
(テント泊)
4日目: 五龍山荘ー五龍岳ー八峰キレットー鹿島槍ー冷池小屋(テント泊)
5日目:冷池小屋ー爺岳ー種池ー岩小屋沢岳ー新越乗越ー鳴沢岳ー赤沢岳ースバリ岳
ー針ノ木 岳ー針ノ木小屋(テント泊)
6日目: 針ノ木小屋ー蓮華岳ー針ノ木小屋ー扇沢(登山終了)




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1日目(2011年9月6日 霧、小雨)

<コースタイム>
12:10−20 栂池自然園
13:15−25 天狗原
14:40     白馬大池小屋

<写真と記録>

今回の縦走は、針の木からここ扇沢に下山する計画ですので、無料駐車場に車をデポし、朝7時の始発バスで信濃大町に出る。

 6:18



乗るつもりであった、8:36発の電車は、土日しか走らない電車であったので、 結局、信濃大町10:08発の電車に乗り、白馬駅には10:46到着。

白馬からはバスで、栂池高原には、11:20 に到着。

栂池高原から歩くつもりでしたが、ちょっと遅くなったので、ゴンドラを利用する事にしました。

 ゴンドラリフト20分(1000円)、ロープウエイ5分(750円)
ロープウエイは5分で750円と随分割高ですね。

11:25



11:37


12:18 栂池自然園より登山開始 (1830m)


13:24 天狗原(2204m) 後方が乗鞍岳

乗鞍岳に残っていた雪田

14:14 乗鞍岳山頂(2456m)
 
 
 14:18 白馬大池が見えてきた。

14:40 白馬大池小屋(テント場)到着(2370m)


テント場から小蓮華山方向
白馬大池小屋とテントサイト
テント場には、10張り位 幕営。
この日の夜は、非常に寒く、セーターと夏用のシュラフでは、一睡も出来ませんでした。
(北アルプス各地の山小屋の、この日(9月7日)の気温はマイナス2℃で、初氷、初霜を観測)

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。自然と人の暮らしが調和した田舎の風景が好きです。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。
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