2018年11月26日 大雲取越(小口から那智の滝へ)


朝6時30分に寝間着を着たまま食堂に行ったところ、皆さんは出発できる態勢で食べていた。

朝食後、若いアメリカ人夫婦、若い香港女性組が出発し、その後私が出発した。同い年の名古屋の男性は未だ朝便が出ないと言って、出発を見合わせていた。

外国の方は今晩の宿は勝浦温泉だそうで、宅急便で送るらしい大きな旅行鞄が玄関に置かれていた。



<コースタイム>

7:15     小口自然の家(元小口中学校)出発

8:05−15  楠の久保旅籠跡手前の休憩所

8:23     楠の久保旅籠跡通過

9:35−45  越前峠

9:58     通行禁止・迂回路の案内板(熊野古道はここで通行止めとし、迂回路の林道を歩けと案内している)

10:17    石倉峠

10:38−48 地頭茶屋跡(進入禁止の古道と迂回路がここで合流する)

12:00−10 船見峠

13:15−25 那智高原公園駐車場

13:50    那智大社、青岸渡寺

この後、バスでJR那智駅へ、JRで新宮駅へ、新宮駅からバスで本宮へ移動し、置いていた車で帰宅。

大雲取越|熊野那智大社〜小口

大雲取越え 地図


7:19 小口から大雲取越えの登り口は人家の側を通るが、人家に人の気配は無かった。





















7:22












7:24 杉か檜が植林されていた。





















7:50 歌碑 杉浦勝「わが越ゆる大雲取の山中に 円かに坐す地蔵菩薩は」




















8:04 楠の久保旅籠跡手前の休憩所












:04 歌碑 須川峡生 「鯉のぼり大雲取の一軒に」

須川峡生がいつ頃この道を歩いたのか知らないが、当時人が住んでいた。












8:21 楠ノ久保旅籠跡

1.5kmの区間に数カ所の屋敷跡があり、江戸時代には十数軒の旅籠があり、にぎわった由。大正年代まで旅籠があり、「豆腐あります、風呂わいています」が宿の宣伝文句だったそうだ。













8:21












8:22













全面、杉が植林されていたが、間伐していない。ここら辺りは平たん地なので崩壊の心配はないが、傾斜地で針葉樹林が密生している所が崩壊している。


8:29












8:29 万両 正月頃には実が赤くなるが、実は未だ赤くなっていない。




















この木の名前は知らないが、実を食べてみると食べれた。













8:33












8:33















8:38 土屋文明の歌碑風のゆく梢の音か瀬の音か下りの道は心楽しも」

土屋文明は斎藤茂吉と一緒に歩いた。




















8:39












8:44












8:45












8:45 高度差600mの胴切坂の坂道が続く。












9:08




















9:11




















9:26 歌碑 「瑠璃鳴くや雲取山のいきいきと」池本皎月

瑠璃はオオルリのことで、美しい青色の鳥ですが、鳴き声は大きくて美しい。




















9:32












9:35−45  越前峠












歌碑 土屋文明「輿の中、海の如しと嘆きたり、石を踏む丁(よぼろ)のことは伝えず」

後鳥羽上皇の熊野御幸に随行した藤原定家が、「輿の中海の如く・・・」と書いていることについて、「かごが揺れて大変だったと嘆いているが、かごを担いでいる人の苦労は伝えていない。」と皮肉っている)





















9:50












9:50




















9:50




















9:54 歌碑 長塚節

虎杖(いたどり)のおどろか下をゆく水のたざつ速瀬をむすびてのみつ.

「おどろか」「たざつ」の意味が判らない。




















9:58 石倉峠の登り口に通行止めの看板(林道を迂回しろとのこと)

通行止めの古道を歩くことにする。












10:07 石倉峠までは崩壊箇所は無かった。












10:29 が、人が歩いていないので、枯れ枝や石が古道に溜まっている。














10:20 石倉峠の反対側で石畳の古道が流されていた。















10:20




















10:20 

上部の急斜面が崩れて土石流が流れて来たために沢が詰まり、沢と平行に作られていた石畳の古道も流された。この針葉樹は急斜面に植えられて、全く間伐をしていないが、こういうところは大雨で流される。間伐して土に日が当たるようにして、シダや深根性の広葉樹を生やせないと崩れる。















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10:27:24




















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10:36 

向こう側から出てきたが、ここにも進入禁止と迂回路の案内板があった。
















10:38−48 地頭茶屋跡(進入禁止の古道と迂回路がここで合流する)















11:11















11:19















11:28 タマネギ状風化した花崗岩のコアストーンが多い。

岩塊地層節理沿いの角が連続的に風化が進行する現象。タマネギの皮のように風化が進み、内部は状に母岩が残ることとなる。玉ねぎ状構造、球状風化とも呼ばれる。球状風化は一部の花崗岩類で顕著であり、内部に残った球状の母岩(原岩)はコアストンと呼ばれる。















11:31















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11:50















11:50















12:00−10 船見峠















12:00 

昔は船見峠から潮岬や大島が見えたそうだが、今は杉・檜が大きくなって見えない。















12:15 船見茶屋跡















12:16 海が見える。















12:16















12:20 ひたすら下る















12:49















13:00















13:00















13:00















13:15−25 那智高原公園駐車場

向こう側からこっちへ出て来た。





























13:27 那智高原公園駐車場から那智大社、那智の滝までも結構下る。















13:38




















13:50















13:51 重文の青岸渡寺は屋根の葺きなおし中であった。















13:52 最近雨が降っていないので、那智の滝はしょぼかった。
















14:04 

小雲・大雲取越えは常緑樹が多く、紅葉は見かけなかったが、境内にはもみじの紅葉があった。






那智の滝から乗ったバスは那智駅経由勝浦へ行く。那智駅で降りたのは日本人2人だけで、他の人(全員外国人)は勝浦まで行った。

この後、JRで新宮へ行き、その後バスで本宮に戻り、置いていた車で帰宅した。