鉄町の管理人のブログ

鉄町の郷土芸能(鉄古典獅子・囃子連)や伝統行事(どんど焼き)等鉄町の文化を書いています。また、いろいろな施設、寺院、神社、文化財等目に入ったもの、実際に体験したもの、その都度記録し、紹介しています。この他鶴見川流域の生き物自然観察や、花と実などの植物自然観察を写真やyoutube で紹介しています。またイラストも描いています。

恵比寿様、大黒様の彫刻


暫らくぶりの投稿になりました。
今回は、恵比寿様、大黒様を彫りました。
木材は、モクレンです。  
モクレンの直径は300mm
製品の高さは400mmです。伐採してからエージングの期間がなかったので
若干ひび割れがしています。


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11面観音菩薩の彫刻

今回は11面観音菩薩様の立像を彫りました。木材はケヤキ、とても堅く、普通の彫刻刀では使えません、ほとんどノミで彫りました。仏像高さ55センチ台座15センチ総高さ70センチになります。
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十一面観音菩薩を彫る

十一面観音菩薩の仏頭を彫りました。
頭上に11の顔を持ちすべての方向を見守っている観音菩薩。現世利益(この世で受ける仏の恵み)
と来世利益(亡くなった後で受ける恵み)の両方が受けられると言う功徳がある。早くから日本に伝わり、その姿は唐の僧・玄奘(げんじょう)が漢訳した「十一面神呪心経」に説かれている。
                        NHKテキスト仏像の世界より


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ヒョットコ面の製作

桐で手ごろな大きさの材料を友人からいただいたのでヒョットコの面を彫りました。
ヒョットコの名前の由来や伝説などいくつかありますが、私の所属する保存会では、ヒョットコは
場を清め、場の雰囲気を盛り上げる重要な役目があります。

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以上五つの方向から撮りました。

鉄町の青面金剛像

鉄町には庚申幢と言われる物が4つある。このうち二つが青面金剛像である。四つの内三つは
社の中に安置されpm2.5や酸性雨から守られているが、一つの青面金剛像だけが現在野ざら
しになっている。
庚申信仰とは何か
江戸時代の初期から民間で盛んに行われてきた庚申信仰は、中国より伝来した道教に由来する
もので人間の頭と腹と足には三尸(さんし)の虫がいて、いつもその人の悪事を監視している
と言う。三尸の虫は60日に1回来る庚申の日の夜寝ている間に天に登って天帝に日頃の行いを
報告し、罪状によっては寿命をちじめられると言われていた。そこで三尸の虫が天に登れない
ようにするため、寝ずに酒盛りなどをして夜を明かした。これを庚申講と言う。鉄町には庚申
幢の数から多くの方が庚申講に入り庚申信仰をしていたものと推測致します。
令和2年12月に竹やぶの中に放置されていた石塔を社を作りこの中に安置した。この石塔は
寛文9年己酉(つちのととり)2月17日と刻印されていた。従って今から350年前のものです。
町内の方からのご寄進により出来たものです。



下の写真は放置されている青面金剛像です。
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鉄町の語源と沿革

鉄町の沿革
*1868年(慶応4年)廃藩置県により 神奈川府を設置神奈川府都筑郡鉄村になる。
*1868年(明治元年)神奈川府が 神奈川県になる神奈川県都筑郡鉄村になる。
*1889年(明治22年)  都筑郡中里村大字鉄となる
*1939年(昭和14年)  横浜市に編入し、 横浜市港北区鉄町となる。
*1969年(昭和44年)  横浜市緑区鉄町になる
*1994年(平成6年)   横浜市青葉区鉄町になる。

鉄町は古くは黒金村と書いたと言われていますが、書状などで記録が残されているだけで実際の証拠がない。
書状では、歴史・民俗学者の金子勤先生から、"「麻生物語」とカッパ伝説"という先生が
最近講演された時の資料を先生から頂きました。

この中の一説に鉄町の語源と図が描かれている。その内容を抜粋すると、
くろがねの初見は、戦国時代・秀吉神奈川県の小田原城攻めの時、書状が既出
小島佐渡守(川崎市麻生区の元川崎市市議会議長 小島一也が二十二
代目の子孫に当たる)の家にあり、黒金と書かれている。当時は現在の行政区域
とはまったく違い、村堺などあったかどうかわからない。
今の鉄町が「黒金村 駒之丞」(くろがねむら こまのしょう)であったと言う証拠
が出てきた。鉄町の墓石を調べていたら墓石に刻まれていました。駒之丞と言うのは
幼名にも使われていますが、ここでは字名か何か不明です。


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ツツジとソメイヨシノ

我が家のツツジとソメイヨシノが同時に咲きました。珍しいことです。

鉄町のスライドショー

鉄町のスライドショー

老鳥ヒヨドリ

我が家の蝋梅に1羽のヒヨドリが止まった。老鳥のようである。ヒヨドリは大変警戒心が強く
ペア、又は群れで飛んでいるが1羽でいるのはめずらしい。


天狗の彫刻

3月の初めの頃、友人が自分家の庭にあったモクレンの木を切ったので
彫刻に使えればあげるよ、と言ったので頂くことにした。大きさは長さ
25センチ直径28センチでした。これは何を彫ったらいいか一晩寝ながら
深夜便を聞きながら考えてしまいました。そこでひらめいたのが天狗でした。

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鉄町の殿様
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鉄町の殿様の名前は加藤権右ェ門景正(かとうけんうえもんかげまさ)。 景正は織田信長の家臣でありましたが徳川家康に仕え、大阪夏冬の陣で 手柄を立てたと言われている。家康から鉄町と上州で450石をもらった。 慶長の中頃鉄町に宗英寺を建立した。上の写真は殿様の御墓です。
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