2006年05月15日

かつて私がサラリーマンだった時代
新人研修としてリッツカールトンへ行き
サービスを見習って来い!
と放り出されました。

とは言うものの、
ホテルに入っても特にサービスも何も感じない。

挙動不審な新社会人4名程度がホテル内をウロウロし
宿泊するでも宴会するでも飲食するでもない。
何のおもてなしもありませんでした。

「たいしたことないね」
って帰った記憶があります。

今考えれば笑い話です。


そんなリッツの
元営業総支配人の林田さんの本を読んでいる昨日、
アクシデントが起こりました。



リッツの隣にあるホテルのバーでお酒を飲んで、
タクシーで移動中。
ふと先ほどのレシートを見ると
全く身に覚えのないカクテルとチーズの盛り合わせが書かれています。

どうも、違うテーブルの料金を払った様子です。


これは一流のサービスを勉強するチャンス!
それもトラブル対応です。
本で読むよりも数倍勉強になるはず!


そう思いホテルの代表に電話しました。


やり取りの詳細は省きますが、
気持ちいい!
の一言に尽きます。

普通であれば、払いすぎてるわけですし、
そういうミスがないという前提で
ホテルならではの料金を払っているわけですから、
気分悪くなって当然なんです。

ところが後の処理がよいと
こんなにも気持ちいいんです。

そのホテルのバーに対して
一切の不満の感情は残っていません。
それどころか、また行こうって思いになってます。


これが一流のサービス。

ええ勉強さしてもらいました。


(21:20)

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