2007/05/22
“家族で検査!”意外に覚えていない検査の説明
“家族で検査!”意外に覚えていない検査の説明
当院の胃カメラ検査は皆さんもご存知のとおり、鼻からいれる極細の最新の胃カメラを使用しています。ですから、検査中も楽なので、検査担当医とテレビ画面で、自分の胃、食道、十二指腸を一緒に見ながら、質問ができます。
患者さん 「この赤い部分はなんですか?」
担当医 「軽い胃炎です。」
「がんではありませんから、ご心配いりませんよ」
患者さん 「ああ、よかった。」
検査終了後、
担当医 「検査おつかれさまでした。」
「何かわからないことはありませんか?」
患者さん 「あの、さっきの、赤いところはがんですか?」
こんな感じで、検査中は、みなさん緊張されているので、ほとんど、覚えておられません。まして、ご帰宅され、ご家族に「今日の検査どうだった?」ときかれても、「だいじょうぶみたい」と答えるのが精一杯です。
ご家族が検査に付かれると、少しは患者さんの負担は減りそうです。一度、検査に付き添われてはいかかがですか?