おっぱいスクール
2007/09/08
2007/09/07
2007/09/06
2007/09/05
2007/09/04
ようこそ!おっぱいスクールへ・・・シリーズ5
ようこそ!おっぱいスクールへ・・・シリーズ5
ここまで進歩しています。乳がんの治療。
お母様方は、お子様の学校がはじまり、
少しほっとされているのでは?
まだ残暑は厳しいですね。
夏の疲れが徐々に出てくる時期です。
体調に気をつけてください。
それでは、今月の授業開始です。
乳がんの治療は、胃がんや肺がんなど、
他の臓器のがんと違う特徴があります。
その特徴とは、以下の5つです。
1.乳房温存手術が主流
2.手術は乳がん治療のスタート地点
3.乳房の再建
4.10年間は再発のチェックが必要
5.自分で早期発見できる
明日から、この特徴を詳しく説明します。
2007/08/03
ようこそ!おっぱいスクールへ 8月の授業です。
ようこそ!おっぱいスクールへ 8月の授業です。
“母が、姉が、私が、乳がん!?”
おはようございます。上野です。
夏真っ盛りで、毎日暑いですね。
少しアタマを涼しくして、
自分があるいは家族が、
乳がんになったときの気持ちで読んでください。
それでは、今月の授業開始です。
もし、乳がんになったら!
落ち着いて、
担当医の説明に耳を傾けてください。
しっかり、聞いておかなければならない
ポイントは3つです。
1.乳がんの大きさ
2.乳がんの種類
3.転移の有無
1. 乳がんの大きさ:
マンモグラフィや超音波検査でわかります。
乳がんの大きさが
直径2cm以下であれば早期がんです。
2. 乳がんの種類:
一口に乳がんといっても、
いろんな種類の乳がんがあります。
実際に乳がんの一部分を特殊な針で採って、
顕微鏡で乳がんが、
どんな種類の組織でできているかを調べます。
これによって、転移のしやすさや、
抗がん剤のききやすさがわかります。
乳がんの治療法の決定に大きく影響します。
3. 転移の有無:
エコー、CT
(体の内部を輪切りにした常態で映し出す装置)
などで、脳、肺、肝臓、リンパ節など
乳房以外の部分にがんが、
拡がっていないかを調べます。
以上のことがわかれば、治療開始です。
乳がんの大きさが2cm以下で、
転移がなければ、乳房温存手術といわれる
乳房の一部のみを切除する手術、
つまり乳房の大部分は残せる手術をうけれます。
実は、わが国では、
現在、多くの方が受けられている乳がんの手術が、
この乳房の一部のみを切除する
乳房温存手術です。
乳がんの手術は、
できる限り乳房を温存しよう
という考えで行なわれています。
ですから、もし、乳がんになったときでも、
乳房を温存できるように、早期発見が大切です。
今月も、おっぱいスクールで学んだ
自己検診をしてください。
2007/07/03
ようこそ!おっぱいスクールへ・・・7月の授業です。
ようこそ!おっぱいスクールへ・・・7月の授業です。
“しこりがある、どうしよう!? おちついて!まず検査を受けましょう!”
おはようございます。上野正勝です。前回お話した自己検診を試されましたか?しこりや乳頭からの分泌物など、乳房の変化に気づかれた方、おちついてください。乳がんときまったわけではありません。検査で、がんでないことを確かめましょう!
それでは、今月の授業開始です。乳がんの検査の主なものは3つです。
1.医師による視診と触診 :視診は、乳房の形、左右の対称性、ひきつれ、陥没、皮膚の変化などを観察します。触診は、乳房全体とわきの下のリンパ節に「しこり」や異常がないかを確かめます。
2.マンモグラフィ:乳房専用のX線撮影で、小さなしこりや、しこりになる前の微細な乳がんを発見する検査法で、乳がんの早期発見に欠かせません。圧迫板で、乳房をはさんで、撮影します。
長所:がんを早期発見できる!
短所:乳房を挟むときは、痛い!乳腺が密な若い人(20〜30代)の場合は、しこりを見つけることが難しいことがあります。また、X線撮影のため、妊娠中は適しません。
3.超音波検査(エコー検査):乳房に超音波をあて検査をします。
長所:若い人のしこりもうつし出すことができます。また、妊娠中も検査ができます。
短所:マンモグラフィで見つかるような微細石灰化を見つけるのは難しいです。
以上3つの検査の注意点は、医師や技師の技術の違いで、診断に差が出ます。診断に熟練した医療機関を選ぶことが重要です。
2007/06/24
ようこそ!おっぱいスクールへ 6月の授業です。
ようこそ!おっぱいスクールへ 6月の授業です。
“まずはさわってみよう!自己検診のすすめ”
自己検診のコツは、3つです。
“検診は生理が終わった後の4〜5日目にする”
“閉経後の方は、毎月、日を決めてする”
“検診を行う時は、指先で乳房をつままない”
それでは練習してみましょう。
1. 鏡の前で乳房の形をチェック
鏡の前に立ち、両腕を自然に下げたまま、以下の2点を調べます。“左右の乳房の形や大きさに変化がないか”“乳首や皮膚に、へこみ、ただれ、ひきつれはないか”さらに両腕を上げた状態で同じことを調べます。
2.あおむけになってしこりをチェック
あおむけに寝て、枕を背中の下に入れます。
左手を上に上げ、頭の下に入れます。右手の指をそろえてのばし、左乳房の内側(乳首よりも内側) にのせ、指の腹を胸の中央部に向かって、滑らせるようにし、しこりの有無を調べます。同じ姿勢のまま左腕を自然な位置に下げ、今度は乳房の外側の部分を外から内に向かって、右手の指を滑らせて調べます。右乳房も同様の方法で調べます。
3.わきの下のリンパ節と乳頭をチェック
起き上がり、右手の指をそろえてのばし、左ワキの下に入れてしこりがあるかどうか指先で確かめます。右のワキも同様の方法で調べます。次に左右の乳首を軽くつまんで、乳を搾るようにし、血液の混じった分泌物が出ないかどうかを確かめます。