今日の盛岡は数日ぶりの良い天気です。
青い空が空いっぱいに広がってると
朝からとてもいい気分になるもんですね。


IMG_4019

春になり社長宅の家の前にある庭に福寿草の黄色い花が咲き始めていました。
毎年、この花が咲き始める頃は春がもうそこまで来ているんだなと思います。
暖かくなってくると同時に仕事も忙しくなりそうです。
今年の冬は数日仕事が多くここ何年かで1番落ち着いた冬でした。
春になり、お施主様も暖かくなると同時に今まで直したいと思っていた箇所の
リフォームの依頼が多くなってくる頃になりました。
毎年思うのですが仕事を依頼されるときはホントに感謝の気持ちになります。

今年の冬の盛岡は雪が多かったですね。
それに盛岡では珍しい重い雪が降りました。
雪かきだけで1日の仕事が終わる日もあり、
盛岡の冬は雪に左右される街です。
現場の方々も大変だったと思います。
雪で大変というと私が住んでいる町内も正直高齢化が進み
雪かきが大変になりつつあります私の住んでいる家の前は
社長がしっかりと雪かきをしてくれるので助かっていますが、
町内では高齢になり奥様お一人の方や
ご夫婦で高齢になり雪かきがままならなくなっていくのが現状です。

この毎年の雪の多い盛岡。
冬の期間も昔に比べたら短くなってきてると思いますが、
それでも雪がある寒い冬には変わりはありません。
そんな寒い冬の間は外にもあまり出ないので
家の外回りを見る事も少なくありませんか?
雪は家にとってはとてもやっかいな冬の産物です。

屋根に積もる雪。
積もる事によって屋根の上に雪が乗ると色々な弊害が生れます。
●冬の屋根の雨漏り
 すがもり
(すがもりとは外気温と室内気温が屋根の外側でぶつかり屋根の雪が解け
 積もっている雪に中でダムになる状態。)
●屋根裏の結露
 屋根の上に雪が乗る事により外気の温度と屋根裏の温度がぶつかり 
 屋根裏に冷えが伝わり内部結露による小屋裏の腐食
●屋根の錆
 長年使ってきたトタン屋根の塗装が切れ、
 その塗料の間に雪の解けた水分が入り込み夜の氷点下による凍結被害による 
 塗装剥離をし錆発生。
●雪止による屋根の故障
 これは、すがもりと繋がってきますが、トタン屋根の家は
 本当は雪止を付けず雪を落としてしまうのが理想です。
 雪止装着による軒先の故障、雨漏り。
●屋根に乗った雪の落ちる被害による雨樋の故障
 雪が落ちる事により雨樋に引っ掛かり曲がりや折れ、外れ等の被害。
〇ただし、上に書いた3つの点はここ最近の新築(きちんと施工された新築)では
 まず、ありえない被害です。(すがもり)(屋根裏結露)は断熱気密を理解した
 施工の新築であればまずありえません。
 屋根の錆に関しては今のトタンはガルバニウム合板使用が当たり前なので、
 塩カリ等を撒かない限りまずありえません。
 20~40年位前に建てたトタン屋根の家は気を付けた方がいいですね。
 
冬の壁の被害
 壁の故障は雪による物は中々ありませんが、
 多少はあります。
●雪かきによる壁の凍害
 雪かきを一生懸命やらなきゃいけない雪国では雪捨て場の確保が難しく
 家の敷地内に山盛りに寄せなきゃいけない事が多く、
 まれに、家の壁に雪を押し付け山盛りにしている方がいらっしゃいます。
 これが家の外壁を傷ませる要因の1つです。
 今の家はほとんどが窯業系の外壁を使用している事が多く、
 その壁に雪を山盛りに付着し続けると外壁内部に水分が微量に侵入し凍害が発生し
 外壁表面をポロポロにする事があります。
●外壁ではありませんが玄関タイル等の凍害。
 これもタイルの上に雪かきの雪をのせ水分がタイル下地に侵入し凍害による剥がれの
 発生。

家の外回りに関してもこの位ありますし、
まだ細かく言えばあります。
普通は外装は傷むものじゃないと思いがちですが
そうではないと言う事を理解して欲しいですね。
メンテナンスフリーな材料を使って建てれれば理想なのかもしれませんが
家を建てた時は予算との兼ね合いでそうもいきませんね。
それを理解して冬の岩手とゆっくりお付き合いしていくのが最高の家と環境と暮らしていく
事なのかと思います。