映画「ランジェ公爵夫人」を見ました。リヴェット監督の『美しき諍い女』を見たのはもう十年以上も前のこと。
当時でさえ、監督がヌーベルバーグの巨匠であることを知らなくて、というか大変な人らしいが寡作家で、日本では知名度の低い人で、あの映画もエマニュエル・ベアールのヌードの話題の方が大きくて、肝心の映画については長くて退屈という印象しかなかったのが正直なところだった。トリュフォーやロメールの映画の方がずっと親しかったわけだ。
そのリヴェットの久しぶりの映画ということで行ってきたが、今回もその良さが分からなかった。原作はバルザックの小説であるということだが、それは別にして。
19世紀初頭のフランスが舞台。夫のいるランジェ公爵夫人とある将軍との恋物語なのだが、これが実にまどろっこしい。
お互い好きなら好きと言って行動すればいいものを(今の時代だからそんな風に言えるのだろうが)、騙したり、じらしたりで結局自爆。
あまりにも共感できないストーリーにしらけてしまったというのが実感ですね。
当時でさえ、監督がヌーベルバーグの巨匠であることを知らなくて、というか大変な人らしいが寡作家で、日本では知名度の低い人で、あの映画もエマニュエル・ベアールのヌードの話題の方が大きくて、肝心の映画については長くて退屈という印象しかなかったのが正直なところだった。トリュフォーやロメールの映画の方がずっと親しかったわけだ。
そのリヴェットの久しぶりの映画ということで行ってきたが、今回もその良さが分からなかった。原作はバルザックの小説であるということだが、それは別にして。
19世紀初頭のフランスが舞台。夫のいるランジェ公爵夫人とある将軍との恋物語なのだが、これが実にまどろっこしい。
お互い好きなら好きと言って行動すればいいものを(今の時代だからそんな風に言えるのだろうが)、騙したり、じらしたりで結局自爆。
あまりにも共感できないストーリーにしらけてしまったというのが実感ですね。