・・・その3からの続き

4日目/9月18日【淀川小屋〜淀川登山口〜紀元杉(バス停)〜安房〜湯泊温泉】
5日目/9月19日【安房〜大川の滝〜安房〜宮之浦港入口〜屋久島空港〜鹿児島空港〜伊丹空港】

待ちに待ったまった下山の朝!
あと数時間でバスに乗って下界に戻れる!暖かく美味しいご飯が食べれて、温泉で汗をながせるとおもうと、昨日までの疲れも吹き飛びます。

淀川小屋から先は基本下りでなだらか、さらに淀川登山口からはアスファルトの舗装道路でメチャクチャ歩きやすかったです。
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おかげで始発バスの2時ぐらい前に紀元杉バス停についてしまいした。

水場で時間を潰してバスに乗り込み安房に出ました。

去年の屋久島でも食べた安房バス停前のお弁当屋さんの登山弁当(店内でも食べれます)が楽しみだったんですが、残念ながら完売で店の扉も閉まっていたので、向かいのレストランでランチを食べました。美味しかったです。

モスバーガー横の筋を入って数メートルのところにある観光案内所にザックをデポさせてもらってバスで湯泊ま温泉にでかけました。

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湯泊バス停の近くに湯泊郵便局があるので風景印で投函したい方は営業時間内にどうぞ。

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湯泊バス停から海岸沿いに降りると昨日まで見ていた山の景色が嘘のように岩だらけの海岸が目の前に広がってちょっと焦りました。

湯泊温泉は水着着用不可、タオル不可の混浴露天風呂です。
湯船は2ヶ所あります。
奥の湯船には地元のご家族連れがご利用中だったので、手前の丸見え湯船にじっくりと浸かりました。

この日は宿にチェックインしてコインランドリーで洗濯を済ませて帰り支度にとりかかりました。



翌日(屋久島5日目/9月19日)は大雨でした。
宿をチェックアウトして安房の観光案内所にザックを預かってもらい、大川の滝へ!
雨で増水した大川の滝はド迫力で有名です。雨の日こその観光スポットでもあります。
そんな大ラッキーな下山後の雨だったのですが、雷まで鳴り始め、ちょっと降り過ぎでヤバい雰囲気になってきました。
スマホで飛行機の発着情報を調べると、案の定・・・条件付き運行。
でも、とりあえずは日本百名瀑の「大川の滝」へバスでやってきました。

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雷鳴もかき消されるほどの雨音に滝の音。迫力がありました!

大川の滝から安房に戻るったら例のお弁当屋さんがまだ開いていたので、楽しみにしていた念願の登山弁当を食べる事ができました。
お弁当屋さんのお母さんに去年初めて食べてあまりの美味しさに、今年も楽しみにしていたことを伝えるととても喜んでくださいました。

また、屋久島に来たら必ず立ち寄るつもりです。
揚げ物も煮物も本当に美味しい味付けでボリュームも満点!
次回の屋久島はもっと気楽なトレッキングをしたいので、是非、山の中でここのお弁当を食べたいとおもいます。

バスで空港を通り越して、宮之浦港入口のお土産物屋さんでお土産を買い込んで、空港に引き返しました。

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心配していた帰りの飛行機は案の定欠航まで出ていましたが、午後からは天候も回復し、無事に鹿児島〜伊丹へと帰ってくることができました。

屋久島ブログを書き終えて・・・
今回の屋久島縦走は完全に自分の登山スキルを越えた苦行の道のりでした。
それだけに宮浦岳山頂をゲットした時の感動も今でも熱く、鮮明に思い出せます。
でもそのキツさがどんなモノだったのか今は実感がありません。
漠然とキツかったなー。というぐらい。
今となってはあのキツさも屋久島の感動的な景観の一部といった感じです。
だから、また山に行っちゃうんでしょうね。

ダラダラ・クドクド長ったらしいブログを最後まで読んでくださった方ありがとうございました。


★ポイント★
・登山開始前にバスの乗り放題のチケットを買っておくと、下山後スグに乗る紀元杉からのバスに使えます。
・安房の観光案内所の方はとても親切です。ザックも預かってくださいます(混雑する時期は難しいかもしれませんが・・)
・下山後の観光でバスを利用する方は下車した時に帰りのバスの時間をチェックして起きましょう。
・有名な観光スポットだし。とナメてたら意外と遠い縄文杉でした。
・屋久島たんかんセンター(お土産物屋さん)がかなり良かったです。ここで買った限定のお土産は他では見かけませんでした(トイレがウォシュレットです)
・安房バス停のお弁当屋さん(ファミレスかもがわ向かい)激ウマです。
・今回の屋久島唯一の失敗は宿選びでした。リーズナブルな価格というだけでチョイスしましたが・・・ここは奮発しどころです。