2008年07月26日

「仕事は5年でやめなさい」を読んで

私はよく本屋さんに行きますが、何となく、ちょっとしたきっかけで偶然に買ってしまう本があるものです。

 

大体は自分が好きな作家や書籍を決めているので、あれこれ迷うことはないのですが、本のタイトルを見て、何となく気になっている本に何度か出会うと、「この本は僕に買って欲しいと言っているのかな?」とか想像して、買ってしまう時があります。

 

実は、この最近では、「仕事は5年でやめなさい。」(松田公太著、サンマーク出版)という本を衝動的に買いました。

 

表紙に著者の写真がでかでかと載っており、しかも若くして起業、大成功しただけあって、当初は何かしらの抵抗を感じていたのですが、立ち読みするうちに、不思議と買ってしまったのです。

 

著者は私が昔在籍したのと全く同じ日本の都市銀行を5年ちょっとで退職、「食を通じて文化の架け橋になる」を目的にタリーズコーヒージャパンを起こしました。

 

そして、昨年、会社を売却、社長も退任して、新しいことに挑戦すべく「クイズノス」というサンドイッチチェーンの会社の雇われ社長として一から始めたそうです。まさに気鋭の経営者です。

 

ところで、何故この本を私が買ったかというと、著者の経歴にも惹かれたのですが、彼の言う、「人生の持ち時間は少ない」という考えに加え、目的、目標をきちんと区別することの重要性を再確認させてくれたこと、自分の人生を悔いのない充実したものにしたいという情熱を感じたからです。

 

また、著者は、実弟は21歳、実母は54歳にて亡くなるという経験を契機に、自分の人生を50年と区切り、「太く生きる」をモットーに5年毎に人生の目標を描いたと言います。

 

「目的」は最終的に辿り着くこと目指す「的」です。一方で、「目標」は自分が思い描く場所を目指すために、ひとつひとつ通り過ぎる場所です。いわば「道しるべ」の一つであるわけです。

 

実はこのことをきちんと分けて理解していない為に、普段の自分の生き方があやふやになってしまうと思うのです。

 

「目的」は私達の人生の中で到達する最終到着地ですが、それは「心の平安、幸せ、喜び」かもしれませんし、「人の役に立って喜ばれ、感謝されること」のように、より具体的なものとは言え、目に見えないものかもしれません。

 

一方で、「目標」はそれに到達する為の途中に成し遂げるもの、「英語をマスターすること」「お金持ちになること」「起業すること」「結婚すること」等です。

 

私は、改めて「目的」と「目標」をしっかりと据えて、これからの人生の目標と目的を確認しながら、着実に前に進んでいきたいと思った次第です。



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2008年07月20日

「脳を活かす勉強法」を読んで

茂木健一郎という脳科学者が私達の脳について、非常に示唆に富むお話を凝縮されて書かれた本が「脳を生かす勉強法」(PHP研究所発行)です。

 

私はこの本を、大切な人に勧められて読んだのですが、読後、「とにかくのほほんとしていてはいけない。」「一日をもっと充実させる時間の使い方をしないといけない。」という意識を強烈に感じました。

 

著者である茂木氏は、私達が脳を鍛えれば、どれだけの能力を発揮出来るのかを、氏自身の原体験を踏まえながら、こと細かく説明してくれています。

 

脳の中で分泌される「ドーパミン」という物質が多ければ多いほど、人間は大きな快感・喜びを感じるそうです。

 

この「ドーパミン」による強化学習のサイクルが回っていけば、私達は、あらゆることに喜びを持って挑んでいけるのです。そして、自分にとって嬉しいことを見つけることで、ますます成長をしていくのが人間だと教えて下さっています。

 

一時的に苦しくてもそれを乗り越えることで脳は一番喜びを感じ、また不確実なものに挑戦出来た時に、脳は強くなると氏は仰います。

 

そして、勉強とは自分という存在を輝かせ、人生の次のステージに登るためのものであると主張されています。

 

また、「偶有性」という、半分は安全で予想出来ること、半分は予想出来ないことの状態の時に脳はより楽しいと感じるそうです。それは、恋愛にも通じるということです。

 

確かに、「感情」というものは不確実性に対する適応とも言えるわけで、情緒が豊かであればあるほどより不確実なものに対応出来る人になれると言えそうです。

 

皆様もご経験されていると思いますが、相場の世界に生きていると、この「感情」が溢れるように出てきます。

 

この「感情」のコントロールを出来れば、よりさらに相場を楽しめるようになれると感じた次第です。



ugn69595 at 19:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! 心に残った本