2020年10月15日
QUINTET出場辞退についてのご報告
2020年05月07日
なんか
2020年03月06日
もう3月ですが…ご無沙汰しました
その日道場に着くと先ず阿部一英に突然「何故先生局長に挨拶しない!」と怒鳴られ、
続いて小澤賢に又同じセリフで怒鳴られ、でも何故か2人共俺に目を合わさない、
3階で挨拶しても他の寮生皆気まずそうにして居る、そして仙田が「昨日何故局長に挨拶しなかったんだ!」
その瞬間オレは百子(堀辺の嫁)にハメられた事を悟ったんだ。
前日俺は稽古後、同い年の丸山と路上で立ち話をして居た、
20m先位に車が止まり窓から局長が顔を出して「アンタ達!風邪を引くから早く帰りなさい!」と言った、
オレと丸山は「ハイッ!」と大声で返事して車に向かって会釈した、
その事を思い出し「オレは挨拶しました」と答えたが聞き入れて貰えない、
この異常な状況で身の危険を感じた俺は「帰ります」と言って帰ろうとしたが大原、仙田に無理やり2階に連れて行かれ扉を閉められた、
丁度その時道場に早めに着いた道場生が外から阿部一英が扉を押さえて居るのを目撃して居る
「先生、局長に謝れ!」
「何故謝らないといけないのか理解出来ない!」
と押し問答をして居たら仙田が「先生を侮辱する奴を俺は許さない、今此処でお前の目を潰してやる事も出来るんだぞ!」と滅茶苦茶な事を言って来たので
「ハア?何でそんな事で俺がアンタに目を潰されなきゃ成らないんだ!」と逆ギレしてやった
答えに窮した仙田は手を振り上げた、
常日頃仙田や北條の理不尽な暴力を見て苦々しく思ってた俺は仙田をテイクダウンしてマウント奪取、
しかし大原に止められて立ち上がると逆上した仙田が胸に差して有るボールペンを振りかざして来た、
俺は大原に後ろから捕まえられて『大原さん、押さえる相手間違ってるよ!』と思いながらも絶対絶命、どうなる?!俺!
ボールペンのペン先を突き立て様とする仙田、俺は仙田の手首を両手で掴んで何とか突き刺され無い様に防ぐ、
そして尻餅を付きながらオレに覆い被さって来る仙田の顔面を二回三回と踵で蹴り上げた、
声に成らない声を上げながら立ち上がる仙田、その刹那俺は自分の右足を仙田の左足に絡み付けヒールホールド一閃、
左膝が鈍い音を鳴らし力無くへたり込む仙田、俺は仙田が握り締めて居たボールペンを奪い取り投げ捨てた、
だが仙田は不敵な笑みを浮かべながら言った「まだボールペンは沢山有るんだよ」
仙田が自らの左胸に目をやると5、6本のボールペンが差さって居た、
俺はそのボールペンを全て鷲掴みにして投げ捨てた、
「アッ!」驚きの声を上げた仙田の顔から笑みが消えた、
「俺が本気で刺すつもりが無かったのは判ってただろ?」弱々しい哀願する様な声で仙田は呟いた
仙田を凹って精神的に優位に立った俺は夫妻の操り人形で有る彼を哀れに思いこう言った「分かりました、先生局長に謝りますよ」
階段を登りながら俺はどこかで先生を信じ様として居た、実は先生は何も知らされてないんじゃないか?
『矢野何やってたんだ早く稽古に戻れっ!』と言われるんじゃないのか?
そんな事を考えながら俺は先生の前に正座し頭を下げた「先生!局長!すいませんでした!」
『何に対してすいませんなんだ?早く稽古に戻れっ!』そんな先生の言葉を期待しながら俺は先生の顔を見上げた、
稽古を見て居た先生は俺を一瞥し口を開いた…
「ダメだよチミィ!!」
オレは耳を疑った、『エッ?何?今の?マス大山リスペクト?!』
先生の茨城訛りの嫌悪感の混じった声は俺の最後の希望を断ち切った、
先生は続けた「君は局長に挨拶もしないで〇×△…」
「車から離れて居たので局長にはちゃんと会釈をしました」俺は答えた、
先生は言った「弟子なら車まで走り寄って挨拶する物だ!それにここはオレの道場だ!キミの勝手は許さない、選手から一般道場生に降格だ!二階で稽古しろっ!」
「アンタが技の研究する何て十年早いんだからっ!」空気の読めない百子が又も先生の本音をバラす、
「二階に降りて一から出直します」俺は言いながら自分の心がドンドン冷めて行くのを感じた…
「逆に二階の方が創始師範の監視の目が無い分ちゃんとした稽古が出来るかもな…」俺はそんな事を考えながら家路に着いた、
家に帰ると心配した道場生から励ましの電話が次々掛かって来た、
俺は毎日通い続けた道場を辞めて三年間のキャリアを棄てるか道場に残って屈辱に耐え続ける日々を選ぶか悩んだ、
やり取りを聞いて居た父親が俺に言った「こんな事は道場でも会社でも同じだ、どこでも有る話しだよ」その言葉で俺の心は決まった、
『元々強く成りたいと思って入門した筈だ、初心に還って一から出直しだ!』
次の日、道場に行くのを止めると仙田から電話が来た「何で道場に来ないんだ!」
「俺、道場を辞めます」とオレは答えた
「先生に一から出直しますって言ったじゃないか!」仙田が非難めいた口調で問い詰める、
俺は答えた「道場を辞めて一から出直しします」
「わかった残念だけど創始師範と局長に伝えて置く」そう言って仙田は電話を切った
数日後大原から電話が有った「あの騒動は矢野さんの勝ちですよ、倒されてマウント取られて…凶器も奪われて、関節壊されて、言い訳の仕様が無いです」
これからの事、道場の行く末、諸々の事を語りながら最後に大原は言った「道場側にどんな事を言われても先生の悪口だけは言わないで下さい、お願いします」
「それは無理だよ、骨法の数々の問題は先生が根本原因だからね」オレは答えた、
「また道が交わる事が有ると良いね」そう言って大原は電話を切った
卒業式を終えた学生達が楽しそうに記念写真を撮って居る、
「丁度三年間、オレも卒業する時期だったのかも知れない」そんな事を考えながら局長から送られて来たハガキを千切って風に乗せた(実際は怒りに任せてビリビリに破ってゴミ箱に捨てたw残して置けばネタになったのにと後悔してるw)
オレの卒業式は終わった、春はもうすぐだ
2019年12月20日
強姦魔山口敬之には刑事罰が相応しい
2019年06月04日
サヨナラまたいつか
26年前東中野で僕らは出会いそれから10年後運命に導かれる様に試合会場の手伝いに行った僕は出場選手だった彼と再会した
「矢野さん!骨法魂見せて貰ったよ!骨法魂見せて貰ったよ!」
レミーガのパワーボムで失神した僕は彼のそんな叫び声を聴きながら意識を取り戻した
物凄く過酷でそれでも充実した懐かしい日々を語り合える数少ない仲間だった
まだまだこれから何回も確認し合う様に骨法の思い出話しをしたかったのにな…
花井くん、哀しいよそして寂しいよ…