うごリハblog〔動きの学習とリハビリテーション研究会〕

新しい動きの学習を通じてリハビリテーションの質を高めるために発足した団体です。日々の気づきや、うごリハのコースの様子、おすすめ情報や学習した内容なども書いていきます。

私達研究会で行われている学習会は「答え」がありません。

 

 

 

今までのアプローチは、アプローチ「そのもの」に答えがありました。

正しさはアプローチや手技の中にありました。

 

私達の学習会には答えはありません。

しかし何でもよいものでもありません。

 

では、何を学ぶのでしょうか。

 

 

 

人はそれぞれ違います。

そして状況によって同じ人でさえ変わります。

今日と明日では同じではありません。

同じ関わり方が常に上手くいくとは限りません。

 

私達の学習は

 

 

 

「人それぞれの答え」を見つける能力や考え方を高める

 

 

 

ことです。

 

私達の教えているもの、「そのもの」だけを学ぶことは意味はありません。

それ自身だけを極めようとすればするほど、本質から遠ざかります。

いつまでも見つからない答えを探しているようなものです。

 

学習の中で、自分自身を見つめ、他の人との関わり方を見直すことではじめて価値のあるものになるのです。

 

極めようとするほど、「そのもの」に答えがないことを知らなければいけない。

禅問答のようですが、実際に「今」を生きている人間の方が価値があるというシンプルなものです。

 

私達の学習会で使っている考え方やメソッドが大切ではないと言っているわけではありません。

とても役に立つ「道具」です。私達は本気で取り組んでいます。そして皆さんによい道具を提供するために日々学習を続けていいます。

 

ただそこに正しさはないのです。答えもないのです。私達から答えを直接提供することはできません。

私達にできるのは、あなた自身が学び、気づくこと、そのプロセスを手伝うことだけなのです。

 

 

 

答えは絶えず

 

 

 

「援助する自分にあり、また患者、利用者」にあるのです。

 

 

 

主役の状況が変われば、答えもまた変わります。

一定した答えは存在しません。

 

 

案内人は案内人です。主役ではありません。

いくら知識や経験が豊富でも案内人が主役の道を奪わないようにしなければいけません。

 

優れた案内人とは

 

 

 

本人自身が発見と気づきの中で学び、よりよく生きることができる

 

 

 

ことを助けることです。

 

 

すべての行動を指示し制御するのは、よい案内人とはいえません。

 

優れた案内人は自分でさえも、色々な考えに振り回されず、

自分の人生に必要なものを選ぶ事ができるでしょう。

 

 

最初はこのような考え方に慣れてないので戸惑うかもしれません。

それは「新しい」という証拠でもあるのです。

 

 

私達の研究会は患者、利用者だけでなく、

援助する人の案内人になりたい。

 

また参加者自身が、患者、利用者のよりよい答えを見つけられる案内人になれるように。

 

 

そして平和でお互いが尊重できるこのような考えを

世の中に広げていきたい。

 

 

それがこの会の思いです。

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ケアやリハビリのハンドリングとは
上手く相手を「動かすこと」ではありません。

質の高いハンドリングとは
本人自身が「動くことを助ける」こと、
または「動きを学習することを手伝う」ことです。


ハンドリングというと「物体を上手く動かす」という認識になりがちですが、私達の対象は神経系をもっている人です。
単純な構造の物体と同じように動かすことはできません。
できたとしても神経系に悪影響を及ぼします。


ハンドリングが上手いということは
コロコロと相手を転がすことが上手くなることではなく、介助される人が自分で動きをコントロールし、動く事を助けるものです。接触や介助者の動きを通して相手の神経系の学習を助けます。ですから一緒に試行錯誤することはハンドリングの大切な部分です。


必ずしも一度でひょいと動かすことがハンドリングが上手いということではありません。
多少戸惑っても、試行錯誤することで、介助される本人が学ぶことができたならそれは素晴らしいハンドリングです。


上手く転がしても、何も学んでなかったら
ハンドリングとしてはあまり質のよいものとは言えません。
もちろん一度のハンドリングで学ぶこともあります。
学びの過程でコロコロ転がることももちろんあります。


大切なのは「上手く動かしたか」ではなく、「何を学んだか」です。


質のよいハンドリングを行うためには時間がかかる時もあります。ある意味、介助というのは限られた時間の中でのセッションのようなものです。そこに接触と動きによるコミュニケーションや、言葉によるコミュニケーションがあります。


上手く人を動かすことに慣れてきた時によく陥りがちですが、一方的にコロコロ転がして、一見上手くいったように見えることが質のよいハンドリングだと勘違いしがちです。それでは上手く「運搬」することができただけです。質の高いものではありません。


実際の現場では時間の制約がある以上、常に質のよいハンドリングをすることは難しいかもしれません。


大切なのは自分が「今何をしているか」ということを理解することです。

今自分は「運搬」をしているのか「動きの教育」をしているのか。


自分がしていることがわかると
限られた時間の中では「運搬」になるかもしれませんが、時間があるときは「動きの教育」をすることを援助者が選択できます。

ハンドリングのスキルを高めて
よりよい動きの支援をしていきましょう。

谷口奨

※写真はキネステティクス®ベーシックコースの様子です。

講演の翌々日にさあさんの案内で旭川にある
クラークホースガーデンに行ってきました!!
天気もよく、とても楽しい体験ができました。
(撮影者 さあさん)

とってもいい雰囲気、いい空気
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ここは日本なのか!?
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日本なんです!
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広い!!
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この中でコーヒー飲むのがおいしーのですよ
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馬!!でかい!!
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北海道の大地をトレッキング中 
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体を楽にすることがコツです 試行錯誤中ということで(笑)
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森から馬に乗って出てくるという非日常(笑)
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楽しい!!
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個性豊かだけど、とてもやさしいスタッフ
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北海道旭川 クラークホースガーデン
http://www11.ocn.ne.jp/~clark/index.html
※人気なので予約してから行く事をおすすめします

 

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