2007年04月

2007年04月30日

メーデー3人デモ

メーデーデモ2








メーデーデモ1















メーデーデモ3












フリーターユニオンのメーデーデモ!
ついでに「昭和の日」なんてなんじゃらほい?!とかいうことも、この近代天皇制に支配され尽くして、わけわからなくなったこの「改憲」状況下に、不況・格差・貧困・半端な消費状況の入り交じった福岡市のど真ん中を、音楽鳴らしながらマイクでいいたか放題しながら練り歩きました。

何かすごーーく楽しいですよ。

ふと気づいたらアディダスの店の前で街頭アピールしていたりして、店の前で店員さんがチラシまいているのだけど、なんかそっちのほうが遠慮がちにやってたりして(笑)

そこを出るとスタバの前だったりして、全世界でのスタバの労働者弾圧を叫んで糾弾したりしたら、スタバのコーヒーを飲んでたおねえちゃんが吹いていました(笑)


最後はいつものコア前で締めましたが、ゴールデンウイークまっただ中の天神も、せいぜいおもしろい物は私たちの3人デモくらいやなあとつくづく思いましたとさ。





uimaki1957 at 01:59|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 路上にて 

2007年04月29日

戦後民主主義とのあらがい?

「素敵に不適格!」を通じて以下のようなメールがありました。

「私は某県教職員組合の組合員ですが、1990年度の学校訪問をめぐる闘いにおいて、分会員6名が戒告処分、1名が4ヶ月の停職処分を受けました。
16年間人事委員会審理で闘ってきましたが、人事委員会は県教委の「お友達」で、完全に負けてしまいました。現在は、2名で某地裁で闘っています。5月18日が最終陳述です。
〈中略〉
某県教委は学校訪問を教員の研修だと言っており、そのために学習指導案が必要だとして職務命令による指導案提出の強要をしてきました」

この事件の証拠として私たちが係争中の審理での証人尋問調書などを参考にしたいというメールでした。

同じ九州内などでなかなか「たたかう教職員」との出会いは少なく、ういのような独立系の学校労働者の組合は九州内にはないのです。

日教組傘下の組合とはいえ、その中にこうやって闘っているひとがいるんだあという感慨はひとしおでした。
1990年が新指導要領の実施時期で大きな教育改革の転換点ではありましたが、そのとき既にほぼ死に体のような既成の組合は、これといった大きな抵抗もなくずるずるときているわけですからね。

それにしても、停職4ヶ月処分を食らい、16年もの長い間人事委員会で争い、かつ裁判所での闘いを継続している人たちが存在したのかと思うと、やっぱり何かうれしいじゃないですか。

けっこう、身近なところで!

私たちの「学校訪問」時の事件も、10年越しで人事委員会を係争中。
次回審理は市教委元主幹の証人調べ。

6月26日(火)午後1時半です!
関心のある方はぜひ傍聴などよろしくお願いします。


uimaki1957 at 12:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 組合活動 

2007年04月28日

メーデーもゴールデンウイークも…

毎日がゴールデンウイークなんで、こんなこと書いたら怒られますが、「今日から連休!」ですね。
爽やかな日よりにまかせて、朝からテニスコートへいざ!

今日は新しいテニスコートへ乗り込んでみました。
新緑の映える高級住宅街に作られたなんだか私に似つかわしくない風ですが、それでも4時間くらいを600円で遊べるという点では最高ではないでしょうか。

意外と穴場であんまり利用者もいないみたいでした。

いつものように老若男女のあつまりで、てきとーな組み合わせでゲームをたのしんでいます。
20代後半の若者と対戦したとき、わたしが「なんか元気そうやね」とふと顔を見て思ったことを口走ったら、その彼から即座に返ってきた言葉が「はい、仕事辞めましたもん」でした。

「そりゃ、よかったね」と私も咄嗟に答えましたが、なんかほっとした彼の笑顔にこちらもほっとしました。
テニスコートで小難しい話は禁物だし、彼も不安をどこかへほっぽり出してとりあえずテニスしてるんですな。
しかも、おじさんやおばさんらと!!いいじゃないですか。

ここは働く者がほっと一息つける場所でもあります。
ゴールデンウイークでもあり、メーデーでもある。
なんかそんな風にも思ったりします。

どちらも既に死語となりつつありますが、人が生きていくために働き、休み、またそれぞれの人生を闘っていることにはなんにも変わりはない。

そう、思うばかりです。

毎日がゴールデンウイークで、メーデーである私は(?)、今日もみんなから「酸素切れで倒れたら、ここのコートに穴掘って埋めてやるよ」などと、いつものちんたらぶりを突っ込まれっぱなしでしたとさ。

ま、いっか!

uimaki1957 at 22:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 生き方体育会系 

2007年04月27日

今、なぜ…?

おもろくないというのが一番の理由ですが、新聞とかテレビニュースをしばらくみていなかった気がします。
暇だからそれなりにニュースとかみてるつもりなんですけどね…。

三日ほど前のうい会議の日に実家でテレビをみていても、私はあんまり中身がすーっと入ってこなかったんですが。
隣で母が「拉致」報道をみて「30年前のことがわかるはずなかろうもんね」と独り言のように、テレビに突っ込んでおりました。

はい、その通りです。

そんな「拉致」問題があたかも重大ニュースであるのように報道するマスメディア。
その陰で、朝鮮総連への弾圧はなんの根拠もなくなされています。

今朝は最高裁が中国強制連行の賠償を棄却という不当判決、かたわらでこの国の首相安倍は、アメリカで従軍慰安婦問題で「おわび」ならしいです。

そして、今日はおまけに国会会期中の死刑執行までなされたようです。

追い詰められたこの国は、何をしでかすかさっぱり分からなくなっています。
そんな国家の暴走に歯止めをかけるために、
そんなお国のために殺されないために、
さてさて、私たちはこの国の戦後民主主義とどこまでも果てしなく闘っていくしかなさそうです。

うーーん。ちょっと暗いだけでしたかね。







uimaki1957 at 21:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 『市民』運動 

2007年04月24日

解雇撤回!

団体交渉の場で、「解雇撤回」という4文字を勝ち取り文書として明記するという画期的な労働組合としての勝利を自分たちの手で得ることができました。

フリーターユニオンという20代30代の「今どきの労働運動」でのことです。

「ムーブ2007」というドキュメンタリー番組で「今どきの労働運動」というタイトルで取り上げられたことが波紋をよんでの事件でもありました。
あまりに象徴的に、組合結成を記念する「解雇」であり「解雇撤回」です。

自分たちの親の年代のような人たちを前に団体交渉に挑むこと自体、本当に勇気の要ることでしょう。
かといってその親の年代の人たちから「労働運動とはなんぞや」ということを受け継いできたわけでも全くありません。
その親のような年代の人たちに、労働組合とは…不当労働行為とは…一人の労働者を解雇するということは…といったことを必死につたなければならないのですね。

なぜか、それは怒りという表現よりも、大人を説得する小さな大人のような奇妙な風景でもありました。

「今どきの労働運動」は、怒りをストレートにぶつけることをそんなに簡単には許してくれません。
怒りの声をや拳を上げること自体どこまでも阻まれている!
そんな空気が蔓延しているのですから。

そんな空気の中で、フリーターユニオンは必死の叫びを上げた…
結果、目の前の大人たちを、小さな一歩だけど、どーーんと超えた。
私にはそれがはっきりと見えました。

もっともっと伸びやかに闘っていこう!
そう心に決めました。

とても良い日でした。




uimaki1957 at 19:19|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 組合活動 

2007年04月19日

持ちつ持たれつ

筍の山










今年は筍づいているような気がします。
昨日は、先週からの約束で、わがういの執行委員長が、雨の中早朝から小倉の合馬で筍掘りをして、山のような立派な筍を事務所に運んでくれていました。
写真はほんの氷山の一角(笑)

事務所のドアを開けると、玄関にこんな筍が入った袋が5.6個いやもっとありました。
「来週は筍ご飯や!」と組合員の期待を一手に引き受けていたからには、やるっきゃないなと、まずは米を研いでそのとぎ汁をでっかーーいアルミ鍋に入れました。
土のついた筍の皮がゴミ袋3袋くらいになるまで、皮をむいて、5回くらいゆでましたかな。

そして、炊飯器二つ分の筍ご飯と鍋一杯の筍ととツワブキの煮物を作りましたとさ。

わが執行委員長Iさんは、すでに定年して3年目。
2年間は再雇用で働き、今年は講師枠を待つということで、まだまだ学校で働きながら組合員というか今年は執行委員長を続けています。(!)

小さな少数の組合だけど、一人の存在が大きいので、定年になってもずっと組合員でいることはとても重要です。

しかも!筍とか掘ってきてくれたらどれだけうれしいことか!!

食事でたっぷり食べて、会議が終わって、また、みんなでっかいゆでた筍をぶら下げて帰りました。
Tさんは、「アタシ、ビニール袋持ってきたよ、2枚ほら」と、鞄からだしました!!






uimaki1957 at 11:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 組合活動 

2007年04月14日

出会い系(笑)

昨日は「国民投票法案」=改憲投票法なるものの強行採決に異議というか、いつもの
「反対のための反対!」の雄叫びを上げに天神へでかけました。
これについては、また17日にやるので、内容は「平和をあきらめない人々のネットワーク」か「フリーターユニオン」のブログでも参照してください。

その後、フリーターユニオンのメンバーと「五月病祭り」というか雨宮かりんたんのチラシを置きに、いつもとは違った天神「下流オタク系」の生き方探検のために、メイドカフェ探索などもしました。なんかおもろかったあ。
ビルの一室とかマンションの一室とかが営業の場になってるので、そこへ足を踏み絵入れることだけでも楽しいっす。(あまりに単純か!)
街頭アピールもいいけど、直接行動の一つとしてはやはりこういった「お店」などに直接アタックして、なかなか出会えない人たちへメッセージを伝えていくことを忘れてはいかんなあとか真面目にも総括しましたが、とにかく新しい試みはココロを高揚させてくれるのです。

そんな一日を終え、今朝メールを開けると、私の「業界」がらみのメールが二本。
一つは、30年近くも前のうい組合員の教え子からホームページを通じて来たもの。
「先生のおかげで自暴自棄にならずに、人の道を踏み外さずに来れたと今でも思っている」といった内容のものでした。
きっと30年近くの間、再会することもなくたまたまネットで探り当てたその名前だったのではないでしょうか。
それでも、そのうい組合員との出会いがその彼をどこかで支えていたとすれば、私だったら、「救われたー」とか思うだろうな。

子どもの人格を否定したり人権をないがしろにしたり、成長を阻害するようなことばかりやってしまう学校で、そんな出会いがあったとしたらまんざらでもないですもんね。

もう一つのメールはそんな「ないがしろ」な話でした。
O県のIさんからで、我が子の小学校の入学式で、式の始まる前に保護者への説明があり、「子どもの進行により『君が代。みなさん、お立ちください』というナレーションがありますので、そのときには保護者のみなさまもお立ちの上、君が代を歌ってください」との教頭の説明があったというのです。

シンジラレナーイ!ことって、さんざん聞いてきたのでまあ、それほどびっくりはしないけど、びっくりというよりなんかこういうやり方のあくどさにうんざりしました。

子どもに進行させることが民主的とか自主的な「教育」とか思っているわけでしょう?
君が代を歌うか歌えないかの話なんてぶっ飛ばして!

進行役にさせられた子どもは、この経験を30年後、どういう気持ちで抱えているのでしょうか?

生き方とはそんなものは関係ないとでもいうのでしょうか?
それとも子どもは国家の赤子?




uimaki1957 at 11:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 雑感 

2007年04月10日

変える!?変えたい?

「憲法を変えたい」というのが今の安部政権の望みのようです。
もちろんそれはこの国を変えたいということなんでしょう。

多くの社会運動というか市民運動というかそういうものに関わっている人たちというのは、「この社会を変えたい」と思って何かをやっているのだと思います。
もちろん、というかたぶんというか、私もそうなんだろうと思います。

でも、どっちかというと「変わる」ことなんてほとんど望めなくて、変わらないことにばかりぶつかってしまうわけですね。
今や、国家の方がどんどんと変わっていってしまって、何が何だか分からないことになっているのではないでしょうか。
でも、そのことに多くの人は気づかずに、本当のところずっと変わらないまま変わらないことを求めてきたような気がします。

身近なところで「人権」とかを振りかざしている人たちだって、それは差別をなくしたいとか思ってやっていても、ひとたび足下からの批判や真正面からの反旗などを翻されたら、あっという間に権威丸出しの権力者となってしまうのですからね。

「変えたい」のか「変えたくない」のか「変わりようがないのか」
まずは、自分自身が変わることに楽しみを見いだすことなく、「変えよう」なんてことは安易に言わない方がいいですよね。

変わることは、はじけること!
現状に居座らないこと!
いつも3メートル先程度じゃなくて、ずっとずっと遠くを見つめながら走り続けること!

そんな軽やかな変わり方を少しは目指したいものです。




uimaki1957 at 16:26|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 『市民』運動 

2007年04月09日

旬の筍

筍















この前、友だちが京都の田舎の筍料理を食べさせに連れて行ってくれて、「うん、やぱり筍は美味い」とあらためて思い直して、さきほど自分で山のように筍を買ってきました。
いつものように適当な味付けで煮てみました。美味い!
アクがあんまり抜けていないのが、これまたあくどくて美味い!
筍は旬に限りますな。

uimaki1957 at 15:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 生き方食べ物系 

2007年04月08日

ホームレス「支援」

「6日発表のホームレス全国調査で厚生労働省は、ホームレスが4年前より6732人減った(現時点で18564人だそうです)ことを、自立支援特別法による就労支援や景気回復で改善したと評価した」
と、7日付毎日新聞朝刊は報じておりました。

全国調査?
4年前より減った?
自立支援特別法による就労支援?
景気回復?

改善?!
評価??!!

たった数行の文面だけで、なんとも居心地の悪さが拭えないのは、私だけではないとは思いますが。とはいえ、こんな記事だれも関心ないでしょうね。

今や、ホームレス問題とかいう括りで何か緊急で重大な社会問題なんて、ありえないでしょう。
大阪市は思い切り公園をはじめとした公共的空間から追い出しを強行しておきながら、府で3000人近くの減少を評価しているという、全く本末転倒した自立支援策ですな。

福岡市というところは、3割増だそうです。
その原因は、景気回復で「職」があるから!?

どんな調査か知りませんが、全体で700人程度のホームレスの人たちの概数において、3割増えたとか減ったとかいうことで何かを評価したり分析したりする意味ってなんなんでしょうか?

景気の良い福岡市ならば、たった700人の人たちに生活保護、仕事、住居をほいっと与えてしまえば、こんな問題は解決するに決まっています。
半端な金を補助したり、わずかな「市民」による慈善事業のようなことに頼って、やるようなことじゃないでしょう?

ニート問題とかフリーター問題とか括って、レッテル貼りをして、支援事業することが、何かを解決するかのような幻想は、もう通用しないでしょうに。

何度も言いますが、数だけ上げるなら、年間3万人以上が自殺しているんだってば、この国は。
しかも、こんな数字の陰にはまだまだ潜在的自殺者、過労死、所在不明者などなど上げれば切りのない「数」が隠れていることなんて、わかっちゃないんでしょうね。









uimaki1957 at 17:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 『市民』運動