ガイナックスでPCゲームとして、購入した人の大半を恐怖のどん底に陥れた「鋼鉄のガールフレンド2nd」 古いゲームシステムが、悪い意味での同人的な絵が…

関連:探偵ファイル「鋼鉄のガールフレンド2をやってみた」 

そのコミカライズ版です。 
「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd」 第1巻
林ふみの 原作:GAINAX
Amazon:新世紀エヴァンゲリオン鋼鉄...あすかコミックス
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少女コミック雑誌 月刊ASUKAにて連載中。そういえば休載中ですけどCLAMPのXとかもやってます。
個人的にこんな絵も好きです。しかし少女漫画の繊細なタッチが苦手な人はダメかもしれないですね。

ストーリーはTVアニメ版 第弐拾六話「世界の中心でアイを叫んだけもの」終盤に出てきた、シンジくん妄想「学園エヴァ」の世界観。
TVアニメ第弐拾六話 学園エヴァSTORY
(ページの終わりの方)
「起きなさいよ!バカシンジ!」
明日香の声に目覚めたシンジは幼なじみの明日香が自分を起しに来てくれたことに気づいた。そこはシンジの部屋。セカンドインパクトもなく、使徒が襲ってくることもない第3新東京市の朝。
(略)
別の通りをトーストをくわえた少女が走る。彼女も学校に遅刻しそうらしい。「わぁー遅刻、遅刻、初日から遅刻じゃ、かなりヤバいって感じよね」

シンジと少女が曲り角で激突、「イテテ、、」とシンジが目を上げると少女のパンツが目に入った。
少女はあわててスカートを押え、「ゴメンね、マジで急いでたんだ。ホント、ゴメンね。。」と、お詫びもそこそこ走りだす

アニメ本編では無口・無表情な綾波。プライドが高く、終盤はヒステリー気味なアスカ。気弱で性格暗めなシンジ。

それが学園エヴァな性格となると。
・ 明るく気さくな綾波レイ。 

・ 幼馴染のシンジにつらく当たったり、いじっぱりな部分もあるけど、愛情を隠し切れなく、健気で、妙にしおらしいアスカ。 

・人とのコミュニケーションが普通に出来て、アスカのツッコミにも軽くかわし、たまに頼りがいのある事も言うシンジ。

ありえねぇー
いったいどんな話なのでしょうか。 

このキャラはいったい誰? 答えはCMのあとで!
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毎朝シンジを起こしにくる幼馴染のアスカ。
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遅刻しそうになって、あわててダッシュで登校していたシンジは、他校の制服を着た女子生徒にぶつかってしまいます。
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タイが曲がっていてよ。
下駄箱の前で、襟が曲がっているシンジの服装を直してあげるアスカ。
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「私がいなきゃほんとダメね。あんたって」
ありえねぇー かわいい性格になってます。

カヲルくんは最初からシンジたちのクラスメートとして登場。少女読者向けサービス要員。しかしこの作品で、彼しかイケメンがいないところが、今時の少女漫画として画期的か<−偏見
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加持さんは若干老けているような。2巻ぐらいになったら、もっと若々しくなってイケメンに復活しているかもしれません。
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ちなみにミサトはシンジ達の担当の教師です。

シンジと早朝にぶつかったのは、同じクラスに転校してきた綾波レイでした。
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シンジが覗き魔との誤解も解け、親しくなろうとする綾波。彼女の積極的なアプローチに戸惑うシンジ。そして街をよく知らないので研究所まで案内して欲しいと、強引に連れて行かれました。
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急接近するふたりに、アスカは嫉妬でメラメラと燃えてます。そんな中、寂しげな表情をする彼女。たまたま一緒にいたケンスケも惚れてしまうのは当然の成り行きか。
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学園生活を送っていたのに、唐突にネルフの研究所で能力チェックをうけるシンジの仲間たち。ここら辺が強引ちゅーか、展開に無理がありすぎるような。
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真剣モード。カヲルくん。ずば抜けた数値を叩き出す。
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普段は、学校内で「アダム?」「光の巨人!」と日常では電波的な台詞をつぶやいてみたり、「みんな誰かを好きになって、こうやって離れて行くんだね」みたいなポエマーなことを語っています。

次の回では、学園で調理実習を。
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シンジと綾波の良い雰囲気に嫉妬したアスカが、思わず熱い鍋をシンジにぶっ掛けてしまうシーンが……。

その後、軽い火傷で済んだシンジは「僕は男だから別にいいけど、女の子がやけどして、あとが残ったら、大変だものね」と爽やかな笑顔で答えます。
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あ、ありえねぇ〜 シンちゃん株、急上昇です。

そんなシンジの言葉に、アスカは素直に謝るのでした。
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ある時は、綾波がクラスの女子からイジメを! カバンを焼却炉に捨てられる事件が起こります。
綾波が気さくで明るく、クラスの男子とばかり話しているので、女子達から嫌われてしまったようです。 イジメ、カッコ悪い!

そんな状況に、シンジをめぐって綾波と仲が悪いアスカでしたが「こんな汚いことやらない!」と単独で助けてあげる事に。 
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さらに綾波のカバンを、焼却炉から煤だらけになって探してあげたのでした。ええ話やな〜 

友情が芽生えたふたり。綾波はアスカに自分の事情を語り、ある告白をするのでした。
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この絵といい少女漫画チックさが表れているのではないかと。

でも無表情でなくなった綾波は、まったく特徴が無いキャラになってしまったようで…。この舞台でも、普通の人ではなさそうな感じなので、次巻以降に活躍の場があるかも。このままではアスカの引き立て役に回りっぱなしですよw

・総括
学園エヴァに加えて、ネルフ、苦手な父親 碇ゲンドウ、人造人型決戦兵器、光の巨人アダムとやらも存在していて、ラブコメ一辺倒になっておりません。美味しいところミックスといいますか。 そのせいで世界観が破綻しているというか、統一感がまったくないといいますか。なんかゲームのイベントを順番通りにこなしている様なツギハギ感が。

キャラの性格もまったく違うし、エヴァ的な要素をすべて外してみれば、目新しさはないものの、すっきりして読める少女漫画だと思いました。(だめじゃん) ラブコメだけの要素にすると、ふつーのよくある同人アンソロ学園物ですか(´・ω・`) って鋼鉄2自体すでに…。

エヴァの話を知っていないと設定さえさっぱりわからないだろうに、知っていること前提で進んでいく漫画版。月刊あすかの読者層であるエヴァを知らない女性は、どんな感想を持つのか、非常に興味があります(笑)

漫画家さんはかなり頑張っていると思うのですが、元の原案が原案だけに……。 2巻でそれも多少は改善されるのか、期待なのです。(でも雑誌の宣伝だと、光の巨人が発動とかなんとかw)

最後に、アニメ本編では起こりえなかったトウジと、いいんちょのラブラブお弁当シーン(番外編)は見どころのひとつであります。