宇城Blog

熊本県の真ん中らへんに位置する宇城地域(宇土市・宇城市・美里町)のことを、ゆるゆるお伝えしています。 とってもいいところなので、ぜひぜひ遊びにいらしてください〜♪

2010年10月

このブログをお読みくださっている物好きで暇な皆さん、こんばんは〜

大変長らく(まる1週間!)ご無沙汰いたしました。
コメント入れてくださった皆さん、ご心配くださった皆さん、ありがとうございました。

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今月はね、まじで心身の危険を感じた1ヶ月でした。
わたしのようなへなちょこ平社員には想定できないレベルの仕事が、想定できない納期で、立て続けにやってきまして…… 
考えてみたら2月以来働きづめ(当社比)で、プライベートもぐちゃぐちゃで、そんな状態になったので、先週、パンクしましたですね。アハー。

2週間ぐらいずっと、車からヘンな音がするのを聞こえないふりをして過ごし、
先週日曜の出勤時に車をぶつけ、
月曜日、大事な予定を2本ダブルブッキングし、
火曜日、ブレーキとアクセルを踏み間違え、
もうこれはダメだろうと女カチョー(男前)に泣きつき、手伝ってもらって(平社員が、課長に。うふ)、何とか乗りきった(乗り切った?)先週でした。
何かいろんなもんを失った気がするけど、ともかく無事だからいいんですッ! もう二度と頼まれない気がするし。アハー。

ちなみに、車は3日ほど、入院することになりました。
もうちょっと走ってたら、やばかったんだそうです。皆さん、エンジンルームは掃除した方がいいですよ〜(してなかったのかよ…)

そんなわけで、先週後半の営業は、自分で運転する自信をすっかりなくしていたので、同じ部署のMさんに運転してもらい、わたしはカメラを抱えて助手席の人でした。
きょうは、その途中に撮った写真を載せます〜


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国道218号を美里方面に東に向かい、山都町(旧清和村)に入る手前、美里町最後の集落に行ってきました。

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「三本松」という集落です。
わたしのどストライクなバス停。熊本バス、えらい!

このバス停の後ろには、
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美里町役場の三本松出張所っていうのがあります。
……この写真をラブリーな同僚に見せたら、「あー、ukiinfoさんが好きそうな建物ですね」と、ちょっと「言わされてる感」を隠しきれない感じで言われたのですが(分かってきましたね、ラブリーな同僚♪)、そのとおりですとも!

この建物がいつ建ったのかはわかりませんが、もともとは、「東砥用村」の役場の庁舎だったようです。
1955(昭和30)年に、砥用町と東砥用村が合併して「砥用町」ができたんだそうで、この建物は少なくとも、昭和20年代以前の建物です。
(あ〜、また退いてる? わかってないなぁ♪)

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左側に「別館」があって、そのなかは、

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わたしが子どものころ、地域の公民館にあったような、レトロクラシックな調理実習室〜♪ (レトロクラシック… "ものは言いよう"なんだってば!)
建具は一部、アルミサッシに変わっていましたが、この開口部の大きさも、窓の形も、たまらなくツボです。

役場の出張所の反対側は、
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もう説明不要っすよ☆ よすぎる… 
今から新築とか、絶対できないフォルムです。

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頼むから絶対に保存してください、と、手紙を書こうかという勢いで帰ってきました。

出張所の建物の中に入る勇気はなかったけれど(多分職員さんもそんなに多くなさそうだし、絶対怪しまれるんだもの)、きっとすっごくいいんだろうなぁ♪ 
どうやったら怪しまれずに入れるかしらん?

場面変わってもひとつ、松橋から不知火海経由で三角に行った時の車窓写真を、連続で載せます〜

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宇城市不知火町松合

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潮は満ち満ちでした。

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途中に、一面ハウスになっているところがあります。
「フルーツの里 不知火」の象徴みたいなスポットだと個人的に思っている場所。今は、みかん類がメインのようでした。

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ちいさな海床路もあり。

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宇城地域でも一番気候が温暖な三角町。
稲刈りが終わったようです。もう冬だすね〜

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宇土半島の先のほうに近づくと、大きな送電塔が連なってきます。
これは多分、熊本県の電力の3分の2をまかなっている苓北火力発電所のもの。天草から電力を運ぶのに、宇土半島はなくてはならない経路です。

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我が家の定番しょうゆになった、みなとしょうゆ醸造元。

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戸馳大橋。
左側に見えるのが、戸馳島。
この間の海は、「モタレノ瀬戸」っていいます。大きく言うと、八代海なんですけど。

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三角町のまちなか。
肥後銀行、熊本ファミリー銀行、簡易裁判所&検察庁など、主要な都市施設が揃うエリアです。

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街路灯のかたちが、さかなです。

そして、
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愛するJR三角線の終点「三角駅」があるエリアです。

ということで。
今週は、先週よりもちゃんと、ブログ更新できると思います。なにごともなければ。
なので、またひまなときに覗きに来てください。いつもありがとうございます〜

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きょうは、宇城地域に詳しい方なら、「やっとかよ…」と言われそうなスポット、「不知火美術館」のお話です。

もう1週間ぐらい前のことになりますが、営業の途中で、とってもわたし好みな展覧会のチラシを見つけました。
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この立て看板と同じデザインなんですが、武内明子さんという熊本出身の若いアーティストさんの個展です。
本日24日(日)までということで、不知火美術館はまだ行ったことがないけれど(コラッ!)、昔の不知火町役場の隣だから、会社から10分もあれば行けるから、先週のどっかの昼休みで行こうと思っていました。

が、先週は(も?)へろへろで、昼休みは車の中でお弁当を食べて、そのまま眠る、という日々でして、とても美術館に行く元気はありませんでした。
新聞も読まず、本も読まず、文化的素養は極めて低いわたしですが、好きな絵やデザインから受け取るものだけは人一倍大きく、だからこそ、疲れてるときに美術館に行くのは禁物です。
(とか書いてるけど、美術館に行くのも年に2回ぐらいで、図書館よりは多いってぐらいです。文化レベル、低いの。うふ)

それで、不本意なことに本日も朝から松橋で仕事をしておりましたので、昼休み時間(と言っても13時30分ぐらいから)、ちょっと抜け出して見に行ってきました。
いや、きょうも、朝から熊本市の一斉清掃に参加してから出勤したし、昼ご飯の納豆巻きで窒息しそうになったりした(納豆をこぼさずに食べようと思うと、そうなりませんか?!)んで、へろへろだったんですけど、何せきょうが最終日ですから。

不知火美術館です。
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かっちょいいです。
明らかに、デザイナーの手が入っている建物。
正面からみると、
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こんな感じ。
ちなみに正面玄関に続く道は、ウッドデッキです。

このおしゃれ建物は、
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「KAP」、「くまもとアートポリス」の建物に認定されています。
くまもとアートポリスってのは、上のウィキペディアによると、「熊本らしい田園文化圏の創造」なんだそうですが、早く言うと、「熊本におしゃれ建造物(デザイナーズビル?)を増やそう」みたいな話。
だと思います。

宇城地域だと、他に、宇土マリーナ、海のピラミッド、熊本県漁業取締事務所、宇土小学校(見たことないです)、美里町文化交流センターひびき、石打ダム管理所、美里町林業総合センター(これもみたことない)、宇城市立豊野幼・小中一貫校がありまして、
アートポリスが始まったときに既にあった建造物では、
三角西港と霊台橋が認定されています。国の重要文化財と同じチョイスですね。

中央にある入口まで、
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こんなステキ通路が付いています。

入口付近に着くと、正面に
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本の返却ポストが。
この施設は「不知火文化センター」ということで、美術館と図書館が併設されているのです。

正面玄関。
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左側(ルーブル美術館ふうに言うと「左翼」♪)が美術館、右側が図書館です。
美術館に着いて車を停めるまでの間、たくさんの対向車とすれ違ったので、「美術館にしてはえらい車が多いな」と思ったんですけど、図書館があるから。

本当は美術品を撮影するのはマナー違反だけれど、美術館の雰囲気を伝えたいので、遠景だけ撮らせてもらいました。
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白くて大きな美術館。
どんな作品も映えます。

作品はアクリル画がメインで、大きく分類すれば「モダンアート」ってことになるんでしょうけど、わたしのような素人には全く理解できないというような難解さではなく、ちゃんと“受信”して帰ってきました。

ひとを唸らせるのは、「枠を取っ払うこと」だな。
すっごい難しいけれど。
そして、サラリーマンもどきのわたしには求められてない(むしろ枠にはまることを求められている)けれど。てへ。

大急ぎで美術館を出れば、
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雨は本降りになっていました。
でも、美術館とか図書館とか、雨模様が合うなぁと思いました。
建物の写真を撮るとき、どうしても「青空をバックに」と思ってしまうのですが、その用途のせいか、この美術館は雨空の方がしっくり来そうな感じもしたり。
青空が背景だときっと、白が強すぎると思うし。

急ぎ足で駐車場に行く通路ですれ違うのは、
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たくさんの本を抱えた子どもやおじいちゃん。
皆さんが持っている本の数から推察すると、この図書館で1回に借りられる本は、6冊までのようです。

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以上、雨のよく似合う不知火美術館(と図書館)でした。
この写真からすると、夜は建物がライトアップされるんだなぁ。
きょうは思考停止状態で帰ってきたので撮りに行けませんでしたが、またもうちょっと元気になったら、撮ってきます。

美術館を出た道路に、

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団地フェチのわたしのツボをつきまくる、可愛らしい団地。
不知火町って「おがわパン」「横綱ラーメン」「JR松橋駅」、そして「不知火」ぐらいしか紹介してきませんでしたが、1本横道にはいると、いろいろとツボをつくものがありそうです。

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秋も深まってきましたね。
取り急ぎ、このブログのサイドバーにあるBGMを、秋バージョンに変えてみました。どっちも、わたしの中では「秋の名曲」です。鬼平…

きょうは、以前もご紹介した「兼うらら」のランチの件です。
昼休みはお弁当買って、車の中で食べて、そのまま寝る、っていう暮らしのこの頃。いつ行ったんだかもう忘れましたが、外に食べに行く元気があった頃といえば、2週間ぐらい前っすかね〜

最近、2回目のご紹介になるごはん屋さんが増えてきてますけど…
いや、大明天とかやすきちとか、ブログに書かずとも何度も行っておりまして、2回目以後ご紹介するのは基本、前行ったときから変化が見られたお店だけなんです。

で、兼うららですが、
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グランドメニューの他に、なぜかイタリアンのメニューが増えてました。
イタリアン、松橋で流行ってるのか

クギヅケになったのは、「フォアグラコース 2,000円」。
さすがに、昼間っからカウンターでひとりでフォアグラ食ってる女はどうかと思うので、同期入社のMちゃんと「行こうね」って約束しました。
「かじかに一人で泊まれて、フォアグラ一人で食えないっていう基準がわからん」というツッコミは禁止です。
そして、それ以前に、昼間っからフォアグラ食べるような元気がないので、まだ行けてません。一体、どんな人がオーダーするんだろう??

……とか考えつつ、オーダーしたのは日替わりなんですけど。
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左上から(いつものごとく、料理名は適当なので、各自判断されるように。このブログの写真はすべて、クリックすると大きくなりますから)

生ハムのサラダ、煮しめ、南蛮漬け?、茶碗蒸し、漬物、二色オムレツ、ごはん、みそしる

です。
そうそう、この日は、オムレツがメインディッシュだったんでした。
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ソースが2種類。右側が中華風あんかけ、左側がトマトソースです。
あんかけがおいしかったです。

味噌汁にも癒されましたが、一番癒されたのは、
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煮しめ。
この写真だと見えませんが、いちばんうしろにごろっと見えてるのは、さといもです。
ほんと、さといもには癒し効果が…(以下、この1本前の記事に同じ)

以上にドリンクがついて800円のランチなのですが、せっかく行ったので(出た!)、150円追加してデザートも頼みました。
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ミルクプリンだそうです。
明らかに市販のものではないいちごソースがかかってました。

あ、以前の記事では、「とにかく車が多くて入れない」と書きましたが、あのときはmocosさんのクーポンキャンペーンがあっていたそうで、最近は少しゆとりがあるようです。
(宇城市役所前の「金之助」は、相変わらずいっぱいですけど…)

ということで、相変わらず満足度の高い、「兼うらら」のランチのお話でした。
他にも何本か、いつ行ったんだか思い出せないランチの記事が溜まっています。またちょっつずつ吐き出しますが、本当に何だったか全然思い出せないんです。
わたしに関しては、ブログねたを貯めておくのは向いてないようなので(記事に勢いが足らない気がする… あ、もう十分?)、また特ダネ(長部田海床路とか)があったら、できるだけその日にアップしようと思います。

来週あたりからまた、お仕事の合間を縫って営業に出ます。
(いや、営業も仕事ですけど〜?)
何かですね、Kさん(超人)が、宇土半島を縦断する(横断の際はぜひ、JR三角線で〜♪)って足腰を鍛えておられるので。



私事ですが、
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きのう、28+X回目の誕生日でした。
お祝いのメッセージくださった皆さま、ありがとうございました。
めっちゃ定型文なお礼メールを返して、すみません。後日ちゃんとお返ししますが(ほんとかよ…)、とりあえず、一番質問の多かった「今年の抱負」は、「無事」と「健康」です。だいじなんだから!

このブログをお読みくださっている物好きで暇な皆さん、こんにちは。
久々に昼休みの投稿です。すっごい眠いけど…

きょうのお昼ごはんは、「銀水楼」のレディース弁当500円。
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コンビニのおにぎり&サラダも、飽きたの。
人の手が入ってるのが見えるゴハンが食べたい…

ちなみに、きょうも夜半まで残業なので、晩ご飯も確保。
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あぁ、茶色っぽい食べ物って素晴らしい。
この食生活を見れば、何で味噌汁に癒されるか分かっていただけるでしょう。

ちなみに、銀水楼で買い物をして、お金を払おうと財布を開けたらお札が全然入っておらず、慌てて宇城市役所のキャッシュコーナーまで下ろしに行きました。
もともとぼんやりしてるのに、さらにぼんやりに拍車がかかってきました。次は何をしでかすのか、自分でも楽しみです。でへ。
(↑ちょっと病んでる)

さて、おとといの「元気の森かじか」宿泊の続きです。
翌朝のお話から。

静寂な山のなかにある「元気の森かじか」。
イメージでは、朝早めに起きて、小鳥のさえずりを聞きながら散策した後朝食、でした。

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こんな、大人もどきりとするような本も並ぶ、ミニ図書コーナーもありましたし。

が、目が覚めたのは、出発の1時間前のこと。
それも、施設のスタッフさん(イケメン)の
「朝食のご準備ができてますよ」
という、扉の外からの掛け声で。
いや、そんな朝はある意味、憧れだけど。
「嫁をもらったら、こんな感じかな〜」とか思いつつ(絶対に違う気がする…)慌てて身支度したもので、散策も読書もくそもありませんでした。

前日何時に寝たんだかよくわかりませんでしたが、熟睡感は十分の、気持ちの良い朝でした。
やはり空気がいいと、睡眠の質も良くなるのかしらね。

で、お楽しみの朝ご飯です。
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左上から、
もやしとピーマンのごま和え、にら卵、味噌漬け、さといもとかぼちゃのお味噌汁、ごはん
です。

味噌漬けは自家製だということで、キッチンかじかのお母さんが、
「若い人のお口に合いますかね」
という、朝から気持ちの良い気遣い(「若い人」の部分)をいただきながら食したのですが、おいしかったですよ。
しょうがの味噌漬けって、あんなにおいしいんですね。

やっぱり癒されたのが味噌汁。
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「具だくさんですよ〜」と言いながら、寝坊したわたしのために温め治してくださった味噌汁は、まさに五臓六腑に染み渡るおいしさでした。
(↑ 病んでる)

食堂の横に、
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美里町自慢の野菜の解説が貼ってあるのですが、この「さといも」の記事のなかの「効果」に、勝手に「癒し」って書き足そうかと思うぐらいおいしかったです。

当然キレイに完食し、お母さんから「また泊まりに来てくださいね」と言われながら撤収。
ええ。また泊まりに来ますとも。
ってか、1泊2食で3,760円ですから。安いでしょ〜?

テレビはないし、ネットは繋がるし、空気うまいし、施設キレイだし、スタッフさんのサービスもいい加減の距離感だし、また仕事で煮詰まったときに使おうかなと思っています。まじで。

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廃校になった中央南小学校跡をつかった体験交流施設「元気の森かじか」のお話でした。
ほんとは全景を撮ろうと思っていたのだけど、急いでいたのでコレで精一杯。
どうせまた行きますので、またそのときに。

へなちょこ客ひとりのために、総勢5〜6人でもてなしてくださった「元気の森かじか」の皆様、どうもありがとうございました。
お陰で今週も、無事に過ごしてます。まじで。

このブログをお読みくださっている物好きで暇な皆さん、こんばんは。

大変いいお天気の週末でしたが、皆さまいかが過ごされましたか?
皆さんと違って勤勉なわたしは、きょうも昼前から松橋に出勤して働いておりましたとも。そして、ちっともはかどらず、宇土の名月茶会の時間になっても一向にめどが立たず、ルールに則り、「できないことは先延ばしにする」ことにして、途中で撤収しましたとも。(ルール?)
ああ、半月がきれいな夜でございましたねぇ。

で、きょうは自宅ではなく、美里町の泉寄りのところにある体験交流施設「元気の森かじか」というところに1泊しています。
誘惑の少ないところで考え事をしたかったのが2割、ずっと泊まってみたいのが8割、というのが、宿泊の動機です。

泊まると決めたのが2日前。
予約の番号に電話して、
「ひとりでも泊まれますか?」
と尋ねたところ、大変親切な受付のおねいさんから、
「泊まれます… 泊まれますけど… 本当におひとりですか?」
と尋ねられましたね。3度ぐらい。
我ながら、「別にそこまで"ひとり上手"にならずとも…」と思ったんだけどね〜♪

「元気の森かじか」は、廃校になった中央南小学校を改築して、宿泊とか、自然体験できる施設に転用されているところです。
なんとなく団体でないと泊まれないイメージでいたのですけど、家族でも、ひとりでも泊まれるんですね〜

あと、宿泊の大きな動機のひとつが、地元のお母さんたちがつくるおいしいごはん。
未だ嫁をもらえておらず、この半年でコンビニのおにぎりを食いつけてしまったわたしには、「家に帰ったらごはんができている」なんて夢のような暮らし。
「かじか」では、晩御飯を700円、朝ごはんを400円で提供してくださるのです。

ので、会社を出るや否や、はじめての「夜の美里町」に向かってもりもり運転。夜の道は本当に暗くて、昼間は楽しみに通り過ぎる山崎橋もいつの間にか通過していました。
「佐俣阿蘇神社から右折」が順路なので、「コムシロン☆カフェ」を過ぎたあたりから注意していたのですが、お約束通り、右折ポイントを見逃してUターンしましたよ。

2回ほど。てへ。

で、無事に右折して国道443号線に入り、DSC05054
こんな超山道を延々ハイビームでばく進。
結構な数の対向車とすれ違い、思っていたほど「暗くてこわぁい」みたいなのはなかったんですけど。

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岩野用水の取水口の橋まで来て、左に曲がってしばらく進むと、暗いなかにぽっかり、灯りのついた「元気の森かじか」が見えてきます。

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暗くて全然わからんでしょうけど、玄関です。
中央右側に写っている人影のようなものは、昔は(今も?)多くの小学校の校庭に立っている二宮金次郎像。
わたしが通っていた小学校にも立っていましたが、わたしの人格形成には何の影響も及ぼしませんでした。
が、これもここが小学校跡だった名残です。

中に入ると、本日の宿泊客はわたし一人だけだということで☆
施設の人に、「すみません」と謝り倒し…… わたしがいなければ施設は締めているはずだったそうで、申し訳ない限り。
なので今、この広い建物には、わたしと宿直のスタッフさんの2人しかいないということで。ぜいたくな話です♪

スタッフさんにお部屋を訪ねると、
「2階の部屋、どこでもいいんで使ってください」
という太っ腹なご案内☆
教室だったところを改修したお部屋は、5人用、10人用などいくつかのサイズがあったのですが、さすがにひとりなので、5人用のお部屋をチョイス。
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10畳間に洗面台がついた、一人で使うには広すぎるお部屋です。
「体験施設」なこともあり、掃除は基本的に利用者がすることになっているのですが、掃除が行きとどいていてキレイです。

手前側には、
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おふとんが入る収納が。
廊下にシーツと枕カバーが置いてあって、自分で布団を敷いて寝て、起きたら片付けることになっています。

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お部屋に洗面台があるけれど、大人数用のお部屋の前には、洗面台がずらっと並んでいます。
昔は小学校の水飲み場だったんだろうなぁ。

大人数でひとつの部屋に泊まる感じって多分、学生のときのサークルの合宿以来のことだなぁと思いつつ、この年になってこういうところに泊まるのもかなり楽しいもんです。

で、晩御飯をお願いしていたので、食堂に降りて行きました。
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40人収容の食堂です。
夏場や土曜日は、いっぱいになるんだそうです。
ちなみに、左端に写っている給茶器からは、美里町の「高島園」さんのおいしいお茶が出てきます。贅沢すぎです。

本来、夕食の時間は18時ごろのところ、到着は20時ごろだと伝えたら、「着かれたら、レンジで温めてお出しします」
と言われていたのですが、おいしいごはんをつくっているチーム「キッチンかじか」のお母さんたちが3人も厨房にいらして、びっくり☆
どうやら、現在大人気で製造が追いつかない栗の渋皮煮を作っていたようですが、手を止めて、3人がかりで晩御飯の準備をしてくださいました。

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左上から、
焼鮭、マカロニサラダ、こんにゃくカツ、だご汁、ごはん、柿2種+栗ようかん
です。(たぶん)
野菜や果物は全部、地元産です。

本当に楽しみだったから、おなかをぺこぺこにして行ったのですが、それもおなかがいっぱいになって、やっとこ全部食べました。
どれもおいしかったです〜♪
しょうがの風味がきいてる「こんにゃくカツ」、特におすすめです。

で、風呂です。
ひとりで申し訳ないので、シャワーでいいですと伝えたのですが、
「小さいお風呂をお使いください」と言われ、お言葉に甘えることに。
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十分すぎです。

で、ほかほかになって部屋に戻り、お仕事に着手。
この施設は「体験交流施設」なのですが、おそらく経営者の趣味で、全館無線LANがつながっているのです。
ですから、お仕事のしらべものも、ブログの更新も、さくさく行きます。

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なのに、全く仕事がはかどらないのは、何でだろう??
やっぱ、左上のほうが原因かな?
でも、酒は必要だろう!(進むおっさん化… ってか、楽しみ過ぎ…)

ではでは、もうちょっとお仕事します。たぶん無駄だけどさ。
明日の朝ごはんのことなど、また後日アップいたします。
今週も頑張りましょう!!

このブログをお読みくださっている物好きで暇な皆さん、こんばんは。

相変わらずお仕事が"リアルかちかち山"状態。
基本、道楽者で怠け者なわたしは、このように長期的にフルスロットルで働くというスペックにはなっていないため、きのうの夕方あたりからちょっとやばい感じでした。
そしたら、マブダチ(←きょうも昭和の香り)が飲みに連れ出してくれ、何とか持ち直し、こーしてよたブログを投稿しております。
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ありがとう、マブダチ。
顔みたとき、泣きそうでしたよ、嬉しくて。
ご心配くださった皆さまも、ありがとうございます。だいじょうぶですよ〜

きょうは、食べ物の話とか、です。
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……いきなり食べ物ではない写真ですが、これがどこの写真か分かる方は、物好きで暇なこのブログの読者様の中でも、特に暇な方だと思います。

そうです。愛しの三角線(うぜぇ…)の赤瀬駅です。
いや、仕事の途中で寄ることができた(もしくは、敢えて寄った)ものですから。
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相変わらずの味わい深い佇まいでした。
いつか、トンネルの中を歩いてみたいものなんだけれど。
石打ダム駅ができる前はふつうにトンネルの中を歩いていたそうで(今はNGです)、中に待避所もあったりするそうですから。
しかも、トンネルのなかもずーっと、赤レンガ貼りなんですよ。確認したいがなッ!

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「いっぱいいっぱい感」を隠しきれずに仕事をしていた木曜〜金曜の間、わたしの部署のキレイドコロが3回ぐらい、キレイに剥いて切られた太秋柿を配給にきてくださいました。戴きものなんだそうです。
今年の宇城地域の柿は裏作なんだそうですが、ところどころで、きれいに袋掛けがされた太秋の木は見かけていたので、全くないわけではなさそうです。

あとは、タイトルにも入れた、現在好評展開中の「うと創作お茶漬け」のこと。
3年目を迎えた、宇土のおいしいお店でオリジナルのお茶漬けを出すプロジェクト。11月30日までの期間、スタンプラリーも開催中です。

で、先日、Kさん(超人)と長浜で正午を迎えた際、「近いから」という理由で、宇土マリーナに行ったので(なぜ松橋から遠ざかる?!)、宇土マリーナのお茶漬け「うまから茶漬 780円」を食べましたとも。

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網田甲イカと鯛の天ぷらが、甘辛いタレに漬けたものがてんこ盛り。
宇土特産ののりもたくさん乗っていました。

お茶をかけて、
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よぉく混ぜて食しました。
甲イカも鯛もやわらかく、甘ダレの味も程よい感じで、おいしくいただきました。

ここの名物「網田甲イカのかき揚げ丼」は、2度チャレンジして2度とも半分ぐらいでお腹がいっぱいになってしまったのですが、これはぺろっと食べられたので、網田甲イカを楽しみたい女性の方には、お勧めのメニューです。
レギュラーメニューにすればいいのにな〜(希望)

「こんなまともなご飯を食べられるのは、ukiinfoさんとの仕事のときだけですぅ」とふるふる震える、わたしより荒んだ食生活を送っているKさん(超人)がオーダーしたのは、
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貝汁定食。
以前もそうでしたが、貝汁を飲んだ瞬間、天を仰いだKさん(超人)。
味噌汁は、癒しの食べ物だ。間違いないッ!!
あ、左下の皿の上に見えているのは、網田甲イカのフライです。
甲イカももうすぐ、オンシーズンとなりますね。

お茶漬けスタンプラリーは期間が長いので、できたらあと2軒は行きたいと思います。孫悟空とか。

明日ですが、先月延期になった轟御殿の名水茶会が開催されます。→ 
午後6時からです。わたしも、行く予定にしてます。明日も仕事だし(泣)
その後、とある事情により、宇城地域のとある場所にお泊り♪ です。
ネット環境もあるそうなので、元気があったらその模様もお届けしようと思います。

ってなことで、短いですが、きょうはこの辺で。
いつもコメントくださる皆様、本当にありがとうございます。
レス、相変わらず遅いですが、懲りずに遺してください〜 てへ。

このブログをお読みくださっている物好きで暇な皆さん、こんばんは〜

コメント欄までお読みくださっている特に暇な皆さん、記事アップに「何で?」と思われているかもですが…
“リアルかちかち山”は予断を許さない状態となり、火消しのため、本日松橋まで出勤しました。明日も仕事するので、「連休中のブログアップは無理かも〜」と、コメント欄で宣言したところだったんですが、アップしましたよ。

なぜなら、思ったより早く帰宅したから。9時過ぎには会社を出ました。
いや、「帰宅できたから」ではなく、「帰宅したから」です。
もうイヤんなったんで、ポリシーに基づき、イヤなことは先延ばしにすることにして、早々に帰って来ちゃった。うふ。
(笑ってる場合じゃねぇよ、まじで…)

土日は働かない主義のわたし(やな感じ…)、出勤するからには、ただ会社に来るだけでは終わりません。
きのうと本日午前中で、溜まったヤボ用に何とか目処をつけ、早々に宇土方面へ出発。
宇土マリーナが行っているクルージングの「ミステリーコース」(1時間ぐらい。2,500円ぐらい)に乗って、船から三角西港を見て癒されてから出勤しようということにしたのです。

が、本日は風が強いということで、午後からの便はすべて欠航でした。残念… いい天気だから、だいじょうぶだと思ったのにな。
皆さんがもし行かれる際は、事前に電話で確認された方がよさそうです、ハイ。

宇土マリーナまで行ったのに、たーだ帰るわけにはいきません。
とりあえず、
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わたしが熊本県で一番おいしいと思うソフトクリーム(←本当)、「網田ネーブルソフト」を食べました。
この3連休中(9月もだったなぁ)、通常300円のところ、200円で提供されています。焼き海苔ソフトもろともです。

せっかく宇土マリーナまで来たので、大好きな駅に寄り道。
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肥後長浜駅。
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ここも、緑川駅と並び、駅名看板と待合所の配置バランスが絶妙。
青空が何て似合うのだろう。

ホームをよじ登って海側におりようかと思ったら、「カンカンカン…」と踏切音がして(ホームのスピーカーから)、下り列車(三角方面ゆき)がやってきました。
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「三角線の車両はちいさい」が定説ですが、下から間近で見上げると、とっても大きいです。
この「キハ40系」というのは、アルミ製の青いラインの「キハ31」と違って鋼鉄製なので、重量感もあるからなぁ。
(あ、退いてる?またまたぁ〜)

ついでに、潮がちょっと退いていたので、御輿来海岸&三角線の絶景スポットにも登ってきました。(道がせまくて怖かった…)
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まだ日差しが強すぎて、白くなってしまいました。
でも、海苔の養殖が始まって、一面に竹の棒が立ち並んで、御輿来海岸は正に今、ベストシーズンでございます。

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完璧に干潮の長部田海床路。
軽トラが連なり、干潟ではじいちゃん達がかがんで作業をしておられます。向こうに見えるうす茶色のは、海苔養殖の支柱(竹)です。
あぁ、きれいだなぁ…

この後会社に行って5時間ほど仕事をし、イヤんなって帰るわけですが、ダダで帰るわたしではありません。
(帰れよ…)

先日、小川町海東のしょうが農家さんとお話をする機会がありました。
そう、熊本でしょうがと言えば八代市東陽村を思い浮かべられると思いますが、このブログの常識は「小川町」です。
いや、まじで、熊本県のしょうがの生産量第一位は、東陽村じゃなくって小川町なんだってば! デコポンが芦北にやられてるように、塩トマトが八代にやられてるように、しょうがは東陽村にやられてるけど〜

そういうのがめっちゃ悔しいわたしは、農家さんに、「どっか東陽村に勝ってるとこ、ないんすか?」と尋ねたところ、
「うーん。ないねぇ。やっぱ宇城は、近くに別の産業があるから、そんな一生懸命PRもせんとでしょうね…」
とかいうお答えがひとしきりあった後、
「あ! 防蛾灯! あれは多分、東陽ではあんまりやってないと思うよ」
というお話をいただきました。

いや、防蛾灯の存在は知っていたのですよ。 → 
蛾が黄色を嫌がるので、夜に蛾が来ないよう、黄色いあかりをともすのです。そのことで、農薬が少ないしょうがができるのです。

この季節、頭を垂れた稲穂に目を奪われがち。れんこんやさといもの葉っぱも枯れ、田畑は全般的に黄色っぽく見えます。
が、海東に関しては、結構な面積、青々とした葉っぱが茂っているのです。しょうがが今から旬なんですよ〜

で、これだけの面積のしょうが畑に黄色いランプがついたら、ちょっとすごい景色なんじゃ〜?と思った瞬間から、「見に行きたい」熱が沸騰していました。
防蛾灯はあと2週間ぐらいしか点けないという話ですが、"リアルかちかち山"なわたしにこの先2週間、残業後に小川まで南下する元気が残っている日があるとは思えません。
ので、ちょっと仕事が早く終わった今晩、行ってきました。

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国道32号線を左折し、小川町商店街へ。
外灯はあるものの、暗いなぁと思っていたのですが、海東に近付くと徐々に真っ暗になって行き、アップビームで走るほかなくなります。

で、海東に入ると、
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こんな、強いオレンジ色のあかりがぽわん、ぽわんと、どこそこに灯っているのです。これが防蛾灯。

あと、
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こんなバージョンもあります。
黄色い細長い蛍光灯がついてる感じ。
多分、オレンジバージョンとの効果の差は、あんまりないんだと思いますが。

いや、人っ子ひとりいない夜の海東。
何だか降りるのが不安で、全部車窓から撮ったのですが、道の両側にオレンジや黄色の灯りがぽわん、ぽわんと灯っている感じは、海東ならではの秋の風物詩ではないだろうかと思いました。

あー。疲れました(自業自得)。
明日も早いので、もう寝ます〜 ほんとに疲れた☆

あ、最後に。
「県産しょうがをお買い上げの際は、農薬の少ない小川町産をどうぞ〜」

このブログをお読みくださっている物好きで暇な皆さん、こんばんは。

お仕事の方は全く楽観視できない状況が続いておりますが、取引先B社さんのご都合などありまして、きょうは早めに撤収してきました。
来週頭から再来週頭までが山です。(いつも山だと主張してる気がする…)

そんななか、本日急遽、小川町海東地区の写真を撮りにいくことになりました。
本当は明日、このブログではおなじみになったKさん(超人)に撮ってもらう予定だったのですが、明日はお天気が崩れるためきょう撮らねば!ということになったのです。
ので、朝からKさん(超人)に「きょうも来れる?」と電話をしてみたのですが(彼女かよ…)、わたしの5倍ぐらい多忙な彼女から丁重に断られ、最終兵器(破滅系?)としてわたしが出動することになったのです。

Kさん(超人)から、「撮影は午前10時から正午ぐらいまでが望ましい」みたいな話をされたことがあるので、モロモロの用事を済ませた後、11時過ぎに会社を飛び出して行きました〜

もう繰り返しですけど、写真、載せますから。
全然上手に撮れなかったので、上司の皆さんがガッカリするとおもうんだけど…
あと、リンクももう貼りませんけど(眠いんだもの…)、ブログ内検索で以前の記事は見つけてください。アハー。


きょうは国道3号線を南下し、小川町商店街から県道105号線を登っていきました。
最初に行ったのは、一番遠いところ。
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「峠の岩清水」です。
車は、熊本ナンバーが3台。
6人の人間と1匹の犬(豆柴)がおり、人間のうち1人は犬の散歩をしていました。

それにしても、このペットボトルの量! 皆さん、こんな大量に、何に使うんだろう?水って2〜3日で使い切らないといけないんじゃ?

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相変わらずものすごい水量の岩清水。

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水を汲まず、取水口まで近寄って写真だけ撮って去っていくわたし。
かなり怪訝な目で見られましたとも。慣れっこだけど。

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もう散りかけてきた彼岸花ロードを愛でながら、

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お気に入りの棚田のところに停車。
稲刈りも半分ぐらい、終わったようです。
きょうのカメラ小僧(おじさん?)は2人でした。わたしも、そんな老後を迎えたい…

で、順路的には次は「舞鴫文殊堂」です。
このブログで以前、
「雨の中ハイヒールで坂を登って、ヘロヘロになった」
と書いたところ、「きらら野村園」のオーナー・美晴さん(小川町在住)が、
「上にも駐車場があるから、そっちから行くとラクよ」
と教えてくださいました。

…確かに、下から登るより俄然ラクだったのですが、本日海東に行く予定などなかったわたしは、いつもどおり
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こんな靴だったので、下り坂は結構堪えましたとも。
ヒールのある靴は、厳禁です。

道の途中に、立て札あり。
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「西の太宰府」の呼び声高い?舞鴫文殊堂。
渋滞する太宰府よりラクに来られるので、合格祈願のメッカでもあります。
1月1日〜3日の3日間は、文殊堂に祀られている文殊菩薩が開帳されるんだそうです。
とりあえず、1月1日10時が面白そうなので、先日購入した来年のスケジュール帳に書き込んでみました。起きられたら、行けるかな〜

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文殊堂です。

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参拝記念の看板の日付は、ちゃんと今日の日付になっていました。

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無人お守り販売も充実。

あと、先日、100円入れて文殊堂横の扉を入ったら解説が聞けるんだと理解したこの看板。
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(この看板のすぐ右に、扉があるのです)
よぉく見たら、「拝聴料100円」の文字の上の矢印は、扉ではなく、
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硬貨投入口を差していました〜!

2枚上の写真をよく見たら、左側にスピーカーらしきものもあり。
要するに、100円をここに入れたら、このスピーカーから解説が流れてくるんですね!

入れて聞こうかと思ったのですが、ひとりで聞くのはもったいないし(ぜいたくという意味で)、もしかしたら明日、天気が晴れでKさん(超人)の手が空いたら、Kさん(超人)が撮りに来てくれるかもしれないと思い、きょうは我慢しました。
もし明日、Kさん(超人)とお出掛けできたら、ちゃんと聞いてきます〜

県道105号線の途中にあった看板。
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上の「ひがん花街道」は、別にふつうの話。
下の「舞鴫棒踊り」…… 気になるやろッ!!
くわしいことはよく、わかりませんでした… → 
引き続き、リサーチに努めます。

あともう1箇所、県道32号線に戻って行ってきたのが、
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平原公園というところにある、竹崎季長さんのお墓です。

竹崎さんというのは、鎌倉時代の武将で宇城市松橋町出身。
元寇のとき真っ先に福岡に行って一番槍を果たしたのだけど、負傷しただけで大きな戦功を上げられなかったからか、活躍ぶりの報告ミスなんだかわからんけど全然褒美がなかったので、馬やら鞍やら売り払って鎌倉に行く旅費をつくり、鎌倉幕府に乗り込んで直談判して、褒美に海東地区をもらった(地頭に任命された)、という人です。

いや… キャラ、濃いですね〜
歴史オンチのわたしでも、ツッコミどころ満載です。
宇土の小西行長さんも個性的な人だけど、竹崎さんは松橋出身の生粋の「宇城人」なわけで、この濃いキャラが松橋&宇城気質だったら相当イケてるじゃないか!と拍手したい気持ちです。

そういえば、うちの支社のダチョウのえらい人も、松橋出身です。
彼は竹崎さんほどキャラ濃くないですけど、多分、世間の人を4つぐらいのグループに分けたら、竹崎さんと同じグループに入りそうな人でして…

ピュアでまっすぐで行動的。
松橋気質って、こんな感じなんでしょうかね〜?

で、肝心の墓です。
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本体は真ん中らへんに写っている、丸の上に三角錐が乗ったようなやつです。
これは「五輪塔(ごりんのとう)」というらしく、源頼朝さんと同じ形だと解説されていました。そこらへん、よくわかりません。

左側の長い柱は、大正天皇が即位したときに「従三位」とかいう位を贈られたらしく、その時に建てられた石碑だそうです。
このお墓、墓地のなかに普通に建っていましたが、明治に入るまでの間、どこにあるんだかもよくわからなかったんだそうです。

…というところで、撮影は終了。
ともかく、写真の腕が悪いのを少しでも誤魔化すため、光の感じがいいうちに撮り終えようと海東の町を休む間もなく駆けめぐり、撮り終えたのは12時半過ぎ。
本来ならおいしいランチをゆっくりとって帰りたいところですが、何せ“リアルかちかち山”なので一刻も早く帰らねば、と自分を叱咤して帰途につきました。

が、諦めきれず、
「おなかすいた…おいしいもん、食べたいよぅ。せめて、遠回りして“森の散歩道”でパンを買って、食べながら帰ろう」
とかぐずぐずぐずぐず呟きながら運転していました。

……神は、一日で一番楽しみにしている昼ご飯を犠牲にしてまで働くけなげなわたしを、お見捨てにはなりませんでした。(誰のまねだよ…)

小川町商店街の「風の館 塩屋」の前を通りかかると、
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「ランチ始めました」の看板!

そのまま車をバックさせ(ちゃんと後ろから車が来てないことは確認)、駐車場に車を停め、
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塩屋に駆け込み、靴を脱ぎながら「ランチひとつくださぁい」と叫びましたとも。

先に来ていた近所の女性と話をしながら(主に秋祭りのことなど)待っていると、ランチがやってきました。
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サラダ、なます、特製カレーのセット。
カメラを構えると、持ってきてくださった方が
「イヤー。撮らないでください〜」とおっしゃいました。
何でも、本当はカレーの上にゆで卵を並べ、素揚げしたなすを盛るメニューなのですが、この日は間に合わなくてできなかったんだそうで。
なので、本来はそういう料理ですので、脳内でそう処理してご覧ください。

特製カレーというだけあり、素朴でおいしい。
「塩屋御膳」を出す塩屋のイメージから洋食は想像しなかったけど、いいんじゃな〜い?と思いながら食らいついていたら、
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話がはずんだわたしに特別サービス、ということで、小川町の銘菓「しょうがカステラ」をふるまってくださいました。

そんな感じで、まるで家にいるかのようにくつろぎかけていたのですが、突如、“リアルかちかち山”状態を思いだし、「帰ります〜」と席を立ちました。30分ぐらいは、いたかなぁ(涙)

で、「おいくらですか」と尋ねたところ…




「400円です」
とのお返事。 

400円!? ってか、700円ぐらいの感じでいたので、心底びっくり★
思わず、28+X歳のわたしより40歳−X歳ぐらい年上の人生の大先輩なシェフにむかって
「学食かよッ!」
って突っ込んでしまいました。安すぎだろう。
っていうか、わたしが通っていた学校の学食のカレーは、肉が羊の肉で280円でした。サラダが100円だったから、なますがつくことを考えると、学食より安いじゃんッ!!

と思いつつ、ものすごい得した気持ちになって、何度も何度も「ごちそうさま。また来ます」を伝えながら撤収しました。
塩屋の激安ランチは、9月初旬よりスタートしたばかり。火曜・水曜以外は毎日営業で、メニューも毎日変わるんだそうです。
お近くにお越しの際はぜひ、行ってみてください。

ということで、眠いのでここら辺で。
長々お読みくださり、ありがとうございました〜

このブログをお読みくださっている物好きで暇な皆さん、こんばんは〜

お仕事、"リアルかちかち山"状態は相変わらず。
今週も残業ベースかな〜って思っていたのですが、本日取引先B社さんからメールが。B社さんが仕上げてわたしがチェックかける予定だったお仕事があったのですが、「仕上がり、明日の朝になりますぅ」というご連絡。
B社さんはお詫びベースだったのですが、わたしは「ひゃっほぅ♪」と小躍り(こころのなかで)。

外を見れば、眩しいほどの夕陽。
これは、この土日に行こうと思っていたものの、お天気に恵まれなかったため断念した、かの場所に行くほかありませんッ! 平日に全く用事がないアフター5なんて滅多にないので、それだけで俄然テンション上がりました。
……とか言うと、わたしの心身の健康を心配してくださっている食い意地の張った友人の皆さんは、
「いーからそんな日は、とっとと帰って寝ろ」
とか言うんでしょうが、行くんだもぉん♪

17時半には脱兎のごとく会社を飛び出しましたが、
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宇土市松原交差点の夕陽はこんなかんじ(三角方面を臨む)。
ほとんど沈みかけ。
なので、先を急ぎたいところなのですが、国道57号線って結構混んでてですね…

住吉駅を過ぎ、住吉海浜公園に着いたのは、17時50分ごろのこと。
駐車場に車を入れたものの、ひとけは全くなし。あたりは結構夕闇。
昼間であればデジタル一眼レフカメラひとつだけ持って車から飛び出していくところなのですが、やおら助手席にバッグの中身をぶちまけ、
 ・財布         ・携帯電話
 ・油性ペン      ・メモ帳
 ・空のペットボトル  ・ヨガ用に持っていたバスタオル
を、スーパーのレジ袋に詰めました。

あと、
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先週残業した後、会社の駐車場に行く途中に地面が見えなくてコケたため、急きょ100円ショップで購入した懐中電灯(スグレモノ)も。
結果的にコイツは、非常に役に立ちました。

空のペットボトルは、水没した時とか誘拐されたとき(されねーよ)とかにメモ帳に油性ペンで手紙を書いて、空のペットボトルに詰めて流そうと思ったんですね〜 
「そんな目には遭わねーし、万が一遭ったとしても、そんなときにそんな暇ねーよ」
って今なら突っ込めるのですが、そのときは本当にそう思っていました。

あと、スーパーのレジ袋に詰め替えたのは、バッグだけは高いものを使っているため、わたしが死んだら友人に使ってもらいたいので、水没してダメにならないよう、車に残していこうと思って。

意味不明ですね〜 病んでますね〜

レジ袋をガサガサさせながら車から降り、敷地内にあった自販機で、
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缶コーヒーを購入。
「夜の海=熱い缶コーヒーでしょ」ってなことで。
水没や誘拐(されねーよ)なんて心配してる割に、ここだけロマンチックっつーかノスタルジックっつーか… だって女の子だもん。うふん。(うぜぇ…)

海床路ですが、日没には何とか間にあいました。
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折しも満潮で、路がすっかり水没しているところを見ることができました。
この1本前の記事の写真と比べてみてください〜

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ここは路の始まりの地点。
満潮の潮位を測ったように、ギリギリのところから路ができているようです。
この路も結構前にできたのだと思われますが、環境や自然条件が変わっても、潮位はあんまり変わらないのかしら?

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日が沈んでいく様子を見ながら電柱にあかりがともるのを待っていたのですが、ふと一抹の不安が。

「路は完全に水没してるってことは、路を通って船に向かう車も通らないだろうから、もしかしてあかりは点かないのではないだろか?」

だんだん暗くなってくる周辺。もちろん、人っ子ひとりいません。
ので、空の赤が見えなくなったら、あかりがともらなくても帰ろうと決めました。

そしたら、
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水銀灯にあかりがともりはじめました。18時10分のことでした。

「思ったより暗い?」と思いましたが、時間が経つにつれて明るさを増していき、あたりも暗くなってくるので、やがて
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こんな感じになり、
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陽がすっかり落ちた頃には、この景観。
波が打ちよせる音を聞きながら、缶コーヒーを飲むのも忘れ、うっとり眺めるのみでした。
キレイだったなあ。他にことばが思いつかなくてもどかしいんですけど。

ここではたと、
「ここって住吉神社過ぎてスグのところだよね!? てことは…」
と、宇土方面を振り返れば、
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住吉灯台のあかりが点滅していました。
岬の左の突端のほうの白いあかりなんですが、わかりますか?
望遠とわたしのカメラの腕がこれで限界なんでこの程度の写真ですが、実物はもっと明るくて、ぴかぴかして美しかったです。

この2枚の写真、30枚ぐらい撮ったうちの2枚です。
夜の写真って難しい☆ ほとんどが手ぶれして使い物になりませんでした。
去年、カカリチョー(お利口)が、住吉灯台のあかりがついてる、夜の三角線列車の撮影に成功したのですが、あれはほんと、ミラクルな写真だったんだなと思いました。
動く列車と点滅するあかりをぶれずにカメラに収めるのは、かなりの難易度です。すごーい!!

とか思っていると、突然背後で「カンカンカン…」という可愛い踏切音がし、慌てて振り返ると、三角方面から列車が走ってきているところ!
慌ててカメラを構えましたが、
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こんな写真しか撮れませんでした。油断したわぁ。
この直後、三角方面に向かう列車も来たのですが(住吉駅で待ち合わせて、上下線が行き違ったんですね)、そっちも撮れませんでした。残念☆

ってなことで、
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まことに美しい、満潮&夜の海床路でした。
また早く帰れる日が来たら、行こうっと。だって、とっても癒されたんだもの。
わたしがちっちゃな建物の中にこもって仕事をしてる間も、毎日ずーっと繰り返されている、海苔とあさりの漁師町の日常なんですけどね。

帰りに、緑川駅の駅名表示行燈を撮ろうと思ったのですが、撮れた写真はこれだけ。
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「みどりかわ」の駅名表示行燈は、この写真でいくと左端ぐらいの位置にあるんですけど、電球が切れているのか、ともっていませんでした。残念☆
JR九州の方〜、電球、切れてますよ〜?
住吉駅の駅名表示行燈は愛らしくともっていましたが、撮影はしておりません。

ということで、きょう夜遊びした分、明日から必死で火消しをせねばなりません。
写真はたくさんたまっているので、昼休みでも見計らってちょっとずつ、投稿したいと思います。またひまなときに覗きに来てください。
次の記事は、お待ちかね、食べ物の話です〜

このブログをお読みくださっている物好きで暇な皆さん、こんばんは。

きょうは先日、取引先のKさん(超人)と、宇土市長浜方面に出張に行った時のお話です。

宇土市長浜といえば、あさり、海苔、そして、JR三角線の肥後長浜駅(大好き〜)があるところ。
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もう、どの景色を切り取っても、切なくてきれいで、たまらないです。秋だからかしらねぇ。胸がキュンキュン言いっぱなしです。

熊本の海岸といえば、天草パールラインをはじめ天草に持っていかれているけど、宇土半島の有明海側も、全然負けてないと思うんだけどなぁ。サザンオールスターズの曲がぴったりハマるとおもうの。

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ほんと、たまらないです。
何てすてきなんだろう(うっとり…) 
何度通っても新鮮な景色です。

この日にくいついたのは、この景色。
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どっかで見たことないですか?
海岸から沖に向かって、電柱が並んだ道が伸びています。

大分の麦焼酎「二階堂」のCM。 →  (YouTube)
このラストシーンに出てくる「長部田海床路」は、宇土市長浜にあります。
JR三角線の住吉駅を過ぎ、住吉自然公園を過ぎ、ちょっと行って住吉海浜公園に車を停めると見えます。
宇城地域が誇る絶景「御輿来海岸」とあわせて、有明海が魅せる、情緒ありすぎな景観です〜
 *もひとつ、YouTube → 

ちなみにこの二階堂のCMにはもうひとつ、宇城地域が誇る観光地「霊台橋(美里町)」も出てきます。
短いCMに宇城地域が2か所。何てお目が高いのだろう♪

この海床路が何のためにあるかというと…
有明海は干満の差がとても激しく、大潮のときは、4m以上にも及ぶんです。
で、干潮のときはかなり沖の方まで潮が引いてしまうので(だから御輿来海岸が見えるのですが)、干潮のときでも船に乗って漁に出られるよう、沖まで車で行ける道が築かれているのです。

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印象的でしょ?
車で沖まで行くことができるのですが、
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住吉漁協の持ち物なので、組合員さん以外の乗り入れは禁止です。
歩いて行くのは全然OK。

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近くに、こんな「遊漁料徴収所」あり。
今使われているのかわかりませんが、お金を払ったら入れるのかしら?
確か、潮干狩りの場所にも似たようなのがあった記憶が。

連なる電柱も印象的ですが、この電線は、
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電柱に取りつけられた電灯にあかりをともすためだけに、つまりは、夜でも沖に行って漁に出られるように設けられているもの。
こうなると、夜の景色も見てみたくなるんだな〜 この上のYouTubeのラストに出てきますが。

くどいですが、有明海の干満差は4mにも及びまして、満潮時にはこの路はすっかり海中に沈み、海から電柱が出る景観に変わります。
これはこれでまた、独特の情緒がある景色なのです。

わたしたちが行ったときは、徐々に潮が満ちてきているとき。
干潮のときは、この路に漁師さんの軽トラが連なるのですが、満ちてきているので撤収された後。
ともかく面白いと聞いたものは、自分の目で見に行かねば気が済まないわたしは、まっすぐ伸びる路をダッシュで沖の方に走り、
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路が海の中に沈みかけている境界をパシャリと撮影し、まるでピンポンダッシュのように全速力で引き返してきました。
だって、潮って結構あっという間に満ちてくるのです。営業の途中に波にさらわれたら、今度こそ本当に、会社からわたしの机がなくなってしまいますので〜

でもでも、この写真もかなり、独特でしょう。
ダッシュで往復している間、あんまりわくわくして、幸せで仕方なかったです。

同行のKさん(超人)は、頼んでもいないのにゴム長を持参し、頼んでもいないのに履きかえ、頼んでないのに
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浜に降り…… 頼んでないよ?

で、わたしがきゃぁきゃぁ言いながら海床路をピンポンダッシュしている間に、砂地に足がはまって動けなくなり、きゃぁきゃぁ言いながら悪戦苦闘して足を引っこ抜いておられました。
どっちもどっち。ってか、いつもながらうるさくて迷惑なわたしたち☆

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営業の途中だったので、潮が全部満ちてしまうまでは居られなかったのですが、また隙を見つけて撮りに行きたいと思います。
早ければ、明日だな〜♪ きょう頑張って野暮用いっぱい片付けたし〜

「御輿来海岸が美しいのは冬」という定説がありますが、この長部田海床路だけは、秋のしみじみした空気感、空の色が似合うように思います。
この写真の奥に見えるのは島原なわけですけど、くっきり見えず影だけ見えるのもまた、情緒があっていいと思うのです。

ほんと、知らなければ素通りしてしまう景色なんですけど、二階堂のCMを通して、ワビサビのある素敵な景色に見えるようになった気も。
通り過ぎられる際はぜひ、見てみてください〜

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