『 伊勢参り7〜宇治山田駅 』のつづきです。


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 内宮参拝をしようと思い、伊勢市駅前から内宮行きの路線バスに乗った。



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 内宮に到着する直前に猿田彦神社の看板が見えたので急遽、途中下車をし参拝をすることにした。




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 猿田彦大神といえば天狗のモデルとなった神だということは以前から知っていた。




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 鳥居の柱が円柱ではなく、八角形になっている。




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 のちに猿田彦と結ばれる天宇受売命(あめの うずめの みこと)を祀った佐瑠女(さるめ)神社があった。




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 佐瑠女神社  御祭神 天宇受売命(あめのうずめのみこと)
 天照大御神が天岩窟(あめのいわや)にこもられたときに神楽をされ、大御神が再び現れて平和な世を迎えられたと伝えられている。 天孫降臨の際は猿田彦大神と最初にご対面、 大神が御啓行(みちひらき)の後は詔(みことのり)により、ともに五十鈴の川上の地に来られ、功により"媛女君(さるめのきみ)"の称号を受けられた。  俳優(わざおぎ)、神楽、技芸、鎮魂の祖神と仰がれている。




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 猿田彦大神と結婚して「天宇受売命(あめのうずめのみこと)猿田彦大神」と名前を変えたことから縁結びの神様としても有名である。




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 この猿田彦神社は全国に2千もあるといわれている猿田彦大神を祀る神社の総本山。 しかしこれには諸説あり、三重県鈴鹿市の椿台神社が総本山とも言われている。




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 天孫降臨の時、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の道案内をしたのが猿田彦大神である。 このことから猿田彦神社は「みちひらき」の神様として、方位除け・物事を良い方向へ導いてくれるといわれている。 天照大御神の孫、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)のことを天孫という。

「天孫降臨」とは
 邇邇藝命(ににぎのみこと)は天照大神から授かった三種の神器をたずさえ、天児屋命(あまのこやねのみこと)などの神々を連れて、高天原から地上へと向かう。途中、猿田毘古神(さるたひこのかみ)が案内をし、邇邇藝命は筑紫の日向(ひむか)の高千穂に降り立ったという、『記紀(古事記と日本書紀)』に記された日本神話である。




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 猿田彦大神は天孫をおみちびきの後、伊勢の地を本拠として国土の開拓を指導され、垂仁天皇の御代に皇女倭姫命(やまとひめのみこと)が神宮鎮座の地を求めて諸国を巡歴されたときに、大神の御裔(みすえ)の大田命(おおたのみこと)が祖神である猿田彦大神と同じく御先導され、五十鈴川 の川上一帯の霊地を御献上、伊勢の神宮の御創建に尽くされたという。




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 方位除、地祭、土地開発、開業、災除、家 業繁栄、交通安全、病気平癒、開運などの御祈祷が連日行われている。




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 猿田彦大神の裔である大田命が倭姫命の御巡幸に際して、猿田彦大神が聖地として開拓された五十鈴の川上にある宇遅(宇治)の地をお勧めし、そこに現在の皇大神宮(伊勢神宮 内宮)が造営されたのである。




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※次回は『 伊勢参り9〜おかげ横丁 』へとつづきます。


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 高天原(たかまがはら)から追い払われたスサノオは、地上の世界である“葦原の中つ国(あしはらのなかつくに)”に降り立ちました。 それからかなりの時がすぎ、スサノオの子孫であるオオクニヌシは、いくたびの試練を乗り越え、葦原の中つ国を長いこと治めていましたが、ある日、高天原のアマテラスから国を差し出すよう命じられ、結局それに従(したが)ったのでした。 

 ある日のこと、アマテラスは子であるアメノオシホミミを呼んで言いました。
「ようやく葦原の中つ国を治める時がきました。前に話したとおり、あなたがそこに降りて、国を治めなさい」
 するとアメノオシホミミは
「私が葦原の中つ国に降りるしたくをしている間に子どもが生まれました。名をニニギノミコトといいます。私のかわりにこの子を降ろすのがよろしいかと思います」
と答えました。

 そこでアマテラスは孫のニニギノミコトを呼びよせるとあらためて
「もくもくとたなびくこの雲の下には、稲穂が豊かに実る美しい国があります。その国は、葦原の中つ国といい、“天つ神(あまつかみ)”のあなたが治める国です。これからそこへ降りて、しっかりと国を治めてきなさい」
と告げました。

 ニニギノミコトは、さっそく準備を始めました。
 その時のことです。一人の神さまが大あわてでやってきてこう報告しました。
「ニニギノミコトがこれから降りられる道の途中で怪(あや)しい姿の神が待ちうけています。体からはふしぎな光を出していて、その輝(かがや)きは下から高天原を照らし、これから向かう葦原の中つ国までも照らしています」
 また、ほかの神さまは
「背の高さは見上げるほど高く、口のはしは明るく光っています。目はとてつもなく大きく、ホオズキのようにギラギラと赤く光っているのです。・・・おぉ、恐(おそ)ろしや恐ろしや」
と、ブルブル震(ふる)えています。

 それを聞いたアマテラスは、いろいろな神さまを使わしてその神の正体を確かめようとするのですが・・・どの神さまもただ逃げてくるばかりです。

 そこで、アマテラスはアメノウズメを呼んで、
「おまえは女神ではあるが、どんな神にも恐れず向かってゆくことのできる勇気のある神だ。そこであの怪しい神の正体を確かめてきなさい」と命じました。

 アメノウズメは言われたとおりにその神のところへ行き、こうたずねました。
「この道はこれからニニギノミコトがお通りになられます。その前に立ちはだかるとは、そなたはいったい何者か?」

 すると、その神は
「私は“国つ神(くにつかみ)”のサルタヒコと申します。ニニギノミコトが天から降りられると聞いたので、ぜひともご案内しようと思い、ここでお待ちしておりました」
と答えました。

 これを聞いたアマテラスはひと安心。
 あらためてニニギノミコトは、アメノウズメ、アメノコヤネ、フトダマ、イシコリドメ、タマノオヤの五人の神さまをお供(とも)につけ、サルタヒコの案内で、葦原の中つ国へと旅立ったのでした。

 ニニギノミコトはぶ厚い雲をかき分けかき分け、ズッシズッシと、おごそかに、そして堂々と降りて行きました。そして、その途中、天の浮橋(あめのうきはし)に立ち寄ると、地上の世界を見下ろし、これから降り立つ場所をしっかりと確かめました。そして、キリリとそびえ立つ山をめざしてひと息に降り立ちました。

 そして、
「ここは朝日が海からまっすぐにさしこみ、夕日もひときわ輝いている。ほかとくらべようがないほど、とてもすばらしいところだ」
 ニニギノミコトはこう言うと、高天原にも届くかと思われるほどの高さのりっぱな宮殿(きゅうでん)を建てて、そこに住むことになりました。

 こうして天つ神の皇子(おうじ)は地上の大地(高千穂)に降り立ち、葦原の中つ国を支配する時代がいよいよ始まりました。