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 ティーチャーズはスコットランドを代表する老舗のブレンデッドウイスキーである。
 
 一般的なブレンデッドウイスキーのモルト原酒の比率は通常30%程度だが、ティーチャーズは45%以上もの高いモルト比率を誇る。それでいて価格は日本円で1,000円前後という極めてコストパフォーマンスの良いボトルである。創業者はウィリアム・ティーチャー。




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 ティーチャーズのキーモルトとなるのはアードモア蒸溜所とグレンドロナック蒸溜所で作られたモルト原酒。その中でも特に味の決め手となる原酒はアードモア。




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 ピート(泥炭)を燃やしてその煙りで大麦麦芽を乾燥させる為、麦芽にスモーキーな香りが宿りそれが原酒にも反映する。またグレンドロナックの原酒も甘みやカラメル、後から来る穀物感を演出するのに一役買っている。

 これらのキーモルトにグレーン原酒をブレンドし奇跡のコストパフォーマンス、ティーチャーズの風味、味わいが完成するのである。まさにティーチャーズの代表作とも言って良いレギュラーボトルである。



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 3年以上熟成させていないと、法律でスコッチウイスキーとは名乗れない。なので、スコッチの場合は年数表記がなくても、最低でも3年以上は熟成されていることになる。

 ティーチャーズはリリースから150年以上の歴史があり、現在もスコットランドを始め世界中で愛されるブレンデッドウイスキーである。アルコール度数は40%、普段飲みにピッタリの逸品だと思う。




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 最初の飲み方はストレート。ティーチャーズ ハイランドクリームの液色は若干濃い目の琥珀色。香りからはしっかりとしたスモーキーさが感じられる。

 口に含むとスモーキーな風味と甘みを感じることができる。シングルモルトとは違い、さすがにアルコールのピリピリとした刺激もある程度は感じられるものの、ピートの香りや甘みなども含有しているので嫌な感じはしない。

 二番目の飲み方は水と酒が1:1のトワイスアップ。加水をするとスモーキーさがより前に出てくる。勿論フレッシュでフルーティーな香りやバニラの様な甘い香りも確認はできるが、全体的にはピート臭が優勢といった印象である。味はアルコールの刺激が薄れる分、より甘さが際立つ様になり旨く感じられる。

 ハイボールにすると、ピートの風味やモルト由来のフレッシュでフルーティーな香りを楽しむことができる。後味にはバニラの様な風味も上がる。この銘柄の持つピートの癖についてもハイボールにする事でかなり和らぎ飲みやすくなる。
 ハイランドクリームのハイボールは、少し薄めに作ることで食中酒にも対応が可能な飲み方だと思う。ただ安いだけのまずい銘柄であれば他にも山ほど存在してはいるが、これだけ値段に見合わずに味もうまい銘柄はそうはないだろう。

◎ハイボールの作り方は以下のとおり。

1.グラスに氷を一杯に入れグラスを冷やす
2.ティーチャーズを適量注ぐ(氷が解けたら氷を追加)
3.冷えたソーダを氷に触れないようゆっくりと注ぐ
4.マドラーでタテに一回まぜる

ポイントとしては、ウイスキーが1に対して、ソーダは3で混ぜるのがおすすめ。




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ティスティングノート
【色】 :美しい茶褐色
【香り】:スモーキー、幽かに熟したリンゴや洋梨
【味】 :力強いコクとシルクのような優しい風味
【余韻】:豊かな風味がゆっくりと消えていくバランスのいい後味

 スーパーやコンビニでも1,000円前後で買えるが、今回はドンキから税込み823円で買ってきた。


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