2006年07月02日
THE COMPLETE STONE ROSES/THE STONE ROSES
まずスト−ン・ローゼズがNewWaveに該当するのかという問題があります。
1stアルバムは89年リリースなのですが今作一曲目のデヴューシングルが85年リリースな訳でして、入れてやって下さいと。
今作はシルヴァーストーン・レコードに残したローゼズの集大成です。
1stアルバムリリース時、ロキノン渋谷氏は「この秀逸な60'sコピー・バンド」云々という表現をしたのですが、それには頷かざる得ないです。
それは60's好きな私としては全くもって大歓迎であるのです。
スィートなメロディーに無骨なイアンのヴォーカル、レニのクラブ乗りのグルーヴのマッチングの妙が初期ローゼズの魅力であります。
そしてGEFFEN移籍後の2nd『Second Coming』が5年後だったのですが、理由は、契約金でDRUG三昧だったからという噂ですが恐らく本当でしょう。
私、アンコール無し、50分で終了という触れ込み(マジでそうでした)の初来日コンサートに当時行きました。
「憧れられたい」から始まるのですが、ジョンのサイケなインプロ風ギターで盛り上がってる所でやってくれましたマニ。
おもっきりチューニングずれでズッコケですw。
ローディーもラリってたんでしょーか。
ロックにテクニック云々は二の次だとは勿論熟知しておりますが、下手なんてものじゃ無いくらいのイアンのヴォーカルは限度を越えてました。
しかし前評判通りレニのドラムは素晴らしいグルーヴでした。
コーラスもやるのですがイアンがちゃんとピッチとれて無いんで、ちゃんとハモれないなのです(笑)。
レコードでは一応ちゃんとピッチとれてますが、想像するにイアンの歌入れには膨大なテイク数とエンジニアの修正作業が要されたと思います。
辛口な?レヴューになってしまいましたが、ネタとして御許し下さい。
下手でも上手くてもロックには何の上下もありません、二の次です。
80'sNWなんて特にです。
聴いて面白いかどうか、それですよね音楽って。
初期の活き活きした彼らを堪能するには今作がベストだと思います。
/星
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1. She Bangs The Drums - The Stone Roses (1989) [ Madchester Rave On ] 2008年07月25日 01:38
The Stone Roses。
僕の一番好きなバンドで、このDrumsは僕の一番好きな曲。
ロックンロールとしても素晴らしい出来だし、
ダンスミュージック...