2008年09月16日

Retrofest 2008/レトロフェス2008

Retrofest 2008

今年4月に書いたリマール [ Limahl ] の記事でお知らせした通り、この8月30日、31日にスコットランドのストラスクライド・カントリー・パーク [ Strathclyde Country Park ] で当ブログとしては感涙ものの80年代に大活躍したアーチストが一堂に会するイベント『レトロフェス2008 [ Retrofest 2008 ] 』が開催されました。

それから2週間ほど経って、YouTubeにもこのイベントの映像が続々とアップされておりますので、今日はいつものアルバム紹介をお休みして『レトロフェス2008』の映像をお届けしたいと思います。

ただ、ホーム・ビデオで撮られた映像がほとんどですので、画質、音質、共に良くはなく、顔すらまともに判別できない状態のものが少なくありません。

また、このテのYouTube映像は削除されてしまうケースが多く、時間が経ってからは閲覧することができない可能性もあります。

これでは近況を知るために当ブログを訪れて下さった方に申し訳ありませんので、このイベントとは関係のない映像ですが、各アーチストの最近の映像も合わせて紹介させていただくことにします。


まず、今回の『レトロフェス』の目玉はカジャグーグー [ Kajagoogoo ] でしょう(個人的な目玉ですが…笑)。

名義上はわかりやすく「Kajagoogoo & Limahl」となっていますが、20年以上も不仲が報じられていたニック・ベッグス [ Nick Beggs ] とリマールが仲直りをし、ついにオリジナル・メンバーでの再結成ライヴが実現したんですよ。

今回のライヴは、ボーカルパートをニックとリマールのデュエット・スタイルで聴くことが出来たので、リマール脱退後の曲も違和感なく楽しめました。

ちなみに、前回、再結成されたのは、2004年に行われたアメリカのケーブルTVのイベントでのこと。
しかし、この時点でニックとリマールは仲直りは出来ておらず、一夜限りという条件だったんですが、今回の再結成は『レトロフェス』の主催者であるブラッドレイ氏 [ Bradley Snelling ] がオリジナルメンバーでライヴに出演する様に何度も働きかけた結果なんだそうで、現在、彼はカジャグーグーのマネージャー役を務めているのだとか。

現在、オリジナルメンバーで新譜が制作されているそうなので、うまくいけば来日公演も実現するかも知れませんね。

しかし、ニックはこのスカートがよほど気に入っているんでしょうか。
昨年、リマール抜きで「レトロフェス2007」に出演した時も、例のトレヴァー・ホーン [ Torevor Horn ] のイベントでABCのベースを担当した時もこれと同じ衣装でした(笑)。

☆Kajagoogoo
「Big Apple & Neverending Story & Too Shy」
「The Lion's Mouth」
「White Feathers」
「バックステージでのインタビュー映像」

今年のSOPOT FESTIWALに出演した再結成カジャグーグーの映像
昨年のレトロフェスでのリマール抜きの「Too Shy」の映像


さて、体型も名義も気になってしまうのはボーイ・ジョージ [ Boy George ]

数々の逮捕劇でカルチャー・クラブ [ Culture Club ] の他のメンバーから愛想を尽かされ、再結成の際には別のゲイにボーカリストの座を奪われてしまいました。

そんなわけで、個人名義での出演となったわけですが、当然ながら、カルチャー・クラブ時代の楽曲も演っています。

ま、声を重視すればこっちの方がカルチャー・クラブなんですけど…(笑)。

☆Boy George
「Church Of The Poison Mind」
「Victims」
「Do You Really Want To Hurt Me?」
「Everything I Own」

細身の新ボーカリストを迎えた新生カルチャー・クラブの映像
メタボなボーイ・ジョージの今年のTVライヴの映像


そして、同じように個人名義で出演したのはミッジ・ユーロ [ Midge Ure ]

しかし、こちらは再結成されていないだけのことで、やはり、ウルトラヴォックス [ Ultravox ] 時代の曲を中心に演奏したようです。

出来ることならジョン・フォックス [ John Foxx ] 、ビリー・カーリー [ Billy Currie ] らと一緒に登場して、ウルトラヴォックス・ヒストリー・ライヴみたいなことをやってくれると嬉しいんですが、この短い出演時間の中では難しいでしょうか(それ以前にあり得ない企画ですが…。笑)

☆Midge Ure
「Hymn」
「Vienna」

スキンヘッドになったミッジの今年のライヴ映像


ハワード・ジョーンズ [ Howerd Jones ] はデビュー当時のワンマン・スタイルではなく、バンド・スタイルでの出演でした。

ま、元々メロディーが良いだけにどんな風にアレンジしても悪くは聴こえないんですが、個人的には、20周年ライヴの時のように、ほぼワンマン・スタイルでパントマイムのおじさん(=ジェド)と一緒に出演して欲しかったところですね。

☆Howard Jones
「Pearl In The Shell」
「What Is Love?」

20周年記念ライヴで懐かしい機材を弾くハワード・ジョーンズの映像
ミッジ・ユーロ、フィル・コリンズ、ミック・カーン、ブライアン・メイなど、とんでもなくゴージャスなメンツの「What Is Love?」の映像


また、マリ・ウィルソン [ Mari Wilson ] がどんな髪型で登場するのかも気になっていたのですが、残念ながら往年の蜂の巣頭(ビーハイヴ・ヘアー)までは再現してくれなかったようです。

今でもそれなりに奇麗な人なんですが、おかげで、タイトルがなければ誰が歌っているのかわかりませんよね(笑)。

☆Mari Wilson
「Just What I Always Wanted」

BBCのトーク番組で過去を語るマリ・ウィルソンの映像
ちなみにこちらが蜂の巣頭の頃の映像


そして、同姓同名のアーチストの死去が報じられ、一時期は死亡説の流れたポール・ヤング [ Paul Young ] も気になるところです。

個人的には、彼のバンドでベースを担当していたピノ・パラディーノ [ Pino Palladino ] の出演を願っていたのですが、顔の判別ができないほどの画質の映像ながら、音を聴く限り、別のプレイヤーが演奏しているようです。

ちょっと物足りない感じはピノのベースが入っていないからなんでしょうか。

☆Paul Young
「Come Back & Stay」

口パクのようですが、2005年のTVライヴの映像
クイーンのトリビュート・ライヴで歌うポール・ヤングの映像


他にも、この2日間で、太って妙に貫禄の出たDr.ロバート率いるブロウ・モンキーズ [ The Blow Monkeys ] や、今でも地味で哀愁漂うチャイナ・クライシス [ China Crisis ] 、おばちゃん化してもポップなバングルス [ The Bangles ] 、相変わらずトロピカルなモダン・ロマンス [ Modern Romance ] 、ちょっと太ってワイルドさの抜けたキム・ワイルド [ Kim Wilde ] 、やっぱりスキンヘッドのクリスチャンズ [ The Christians ] 、なぜか今になってモヒカンにしたニック・カーショウ [ Nik KerShaw ] 、オヤジ化しても美しいハーモニーの10cc、やっぱり国籍不明な音のボニーM [ Boney M ] 、わたしはよく知らないバックス・フィズ [ The Bucks Fizz ] とピーター・アンドレ [ Peter Andre ] 、そしてアバ [ ABBA ] の完コピトリビュート・バンドのビヨーン・アゲイン [ Bjorn Again ] と、ビートルズ [ The Beatles ] の名物トリビュート・バンドのブートレッグ・ビートルズ [ The Bootleg Beatles ] が出演しました。

残念ながら、このイベントでのブートレッグ・ビートルズの映像は発見できなかったのですが、それ以外のグループは画質が悪いながら、YouTubeですべて探し出しましたので下記の映像で雰囲気だけでも感じ取っていただければ幸いです(順不同)。

☆The Blow Monkeys
「Digging Your Scene」

ちなみにこちらがスレンダーな頃の映像

☆China Crisis
「Black Man Ray」

今年のチャイナ・クライシスのライヴ映像

☆The Bangles
「Eternal Flame」

今年のバングルスのライヴ映像

☆Modern Romance
「Ay Ay Ay Ay Moosey」

ちなみにこちらが同曲のプロモ映像

☆Kim Wilde
「You keep me Hanging On」
「Chequered Love」

今年のSopot Festiwalでのキム・ワイルドのライヴ映像

☆The Christians
「Hooverville」

ちなみにこちらが昔のTVライヴ映像

☆Nik Kershaw
「The Riddle」

今年のTV番組でのニック・カーショーのライヴ映像

☆10cc
「I'm not in Love」

10ccのグラハム、クラウデッド・ハウスのニール、アズテック・カメラのロディの3人によるアコースティックな「I'm Not In Love」

☆Boney M
「Rivers Of Babylon」

昨年のライヴでのボニーMの「Rasputin(邦題:怪僧ラスプーチン)」の映像

☆The Bucks Fizz
「Making Your Mind Up」

☆Peter Andre (and special guest backing band)
「Can You Feel It」

☆Bjorn Again(アバのトリビュート・バンド)
「Dancing Queen」

ドイツのTV番組でのライヴ映像

☆The Bootleg Beatles(ビートルズのトリビュートバンド)
「Medley」(今年5月のメドレー映像)


再結成組もさることながら、トリビュート組もなかなか面白いですよね。

ここまで完全にコピーしていると、モノマネ・バンドの域を超えています。

ひょっとしたら、イギリスではトリビュート・バンドだけのロック・フェスなんてのが行われていたりして…。

個人的には、最近気になっているロキシー・ミュージック [ Roxy Music ] のトリビュート・バンドのロキシー・マジック [ Roxy Magic ] も観てみたかったところですが、本家の出演も不可能ではなさそうですから意味がありませんね(笑)。


いや〜、それにしても、このライヴを会場でご覧になった方がうらやましいです。

ホーム・ビデオ・カメラの映像ばかりなので、会場のノリがうまく伝わってこないところもあるんでしょうが、恐らく、会場で生で観ることが出来たとしたら鳥肌が立ったことでしょう。

とはいえ、YouTubeが普及したおかげで、居ながらにしてこのような映像を観ることが出来るのですからありがたいことです。

できれば近いうちに日本でもこのようなイベントを企画していただきたいと切に願います。

ちなみに、「レトロフェス」は来年も行われるようですので、興味を持たれた方はレトロフェスの公式サイトをチェックしてみて下さいね。
例年通りなら年明けには次回の出演者が発表されるはずですよ。
/BLマスター


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uknw80 at 00:01│Comments(4)TrackBack(0) ★その他(書籍など) 

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この記事へのコメント

1. Posted by william   2008年09月22日 22:56
5 こんばんは。
いや〜、懐かしい面々ですね〜(^^)。
ほんとに日本でもこういうイベントが開催されるといいですね!
2. Posted by culture club   2008年09月26日 15:58
突然失礼します。
ボーイ・ジョージ、別に他のメンバーから愛想をつかされたわけではなく、再結成アルバム(『don't mind if i do』'99年)とツアーの後、しばらくしてからドラムのジョンとベースのマイキーは再びculture clubとしてツアーをしようとしたのですが、ジョージとギターのロイが拒否したために、新しいボーカルでライブを行うことになったのです。
しかし、結局ジョージ以外のボーカルで上手くいくはずもなく、現在その新しいボーカルのculture clubのほうも活動休止状態のようですよ。参考までに。
3. Posted by さばとら   2008年09月26日 21:18
こんばんは。
とても楽しめました♪
懐かしいし、現在の活躍するアーティストの姿も見られて、おもしろかったです。

『Vienna』は私にとって名曲中の名曲!
あの会場に行って聴きたい!と思いましたよ。ミッジ最高です。スキンヘッドにしたら貫禄が増しましたね。しなくてもいいのにと思いましたが。

豪華な『What is love』もステキでした。今聴いてもいい曲です。

『Too shy』も当時流行りましたね。
ファミレスでバイトしていたころを
思い出しました。

当時の曲は今聴いても新鮮なのには驚かされますね。
それだけ、良曲なのでしょう。

いいもの見せていただきました。
ありがとうございます。

ランキング、ぽちっしました♪
4. Posted by さばとら   2008年09月27日 20:49
自分のところで「レトロフェス2008」のことを記事にさせていただきました。
こちらのサイトを本文中でリンクを貼って紹介してもいいでしょうか?

よろしく許可の程、お願いいたします。

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