◎後の偉大な株式トレーダーが労働で株の種銭を稼ぐ編

●その10・・・後の衆議院議員の「七海さん」


バイトでかせいだ40万円を株式で2億円にした後で、seiとIT企業を起こし、経済評論家、市議会議員、県議会議員、県知事、最後には衆議院議員まで上り詰める立身出世の人である。

2003年ころ、

「高校を卒業して、芸能事務所に所属したけど、芸能の仕事が無い。マクドナルドの夜勤でやっと40万円をためた。この40万円を元手に日本の頂点に上り詰めるぞ」と「七海さん」は誓った。

七海さんがいつも見る夢は、

「私は、寝てるとよく見る夢がある。 
大きな岩山には、頂上まで続く石の階段が続いている。そして岩山の頂上には大きなお城があって、お城の頂上には大きな王室があり、その中に金色に輝く王の椅子がある。
しかし、石の階段と城の扉には、私の行く手をさえぎる多くの兵士がいる。
私は、彼らを倒して、彼らの屍を乗り越えて進んでいくのだ。
そして最後には、あの金色に輝く王の椅子に座るのだ。」

という内容である。

だが、実際は、毎日、ひたすらネットのゲームをする毎日で、

ところがふとネットの掲示板「99ヘルツ」見つけて、そこで繰り広げられる「堂々りん」と「sei」のやり取りを見ているうちに

「私が、まず、進むべき道はここだ」とはっと気づいたのである。

(続く)


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