2017年05月28日

「シェーの写真」

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兄月貴日


実家(三重県)に帰った時、一足先に帰る兄を最寄り駅まで送って行った。


兄は大阪で単身赴任。

仕事であちこち海外に行っていて、先月はインドに行っていたという。


「野良牛、歩いとったで」


インドはやっぱり暑かったらしい。


駅は無人駅。


ローカル線で、ホームにはオレと兄しかいなかった。


駅のまわりは田園地帯。


緑色。


とても静か。


それに兄は無口。


「もうええで」


兄はひとり歩道橋を渡って向かい側のホームへ歩いていった。


兄弟水入らず。


ホームのあっちとこっちに兄と弟だけ。


大きい声を出せば会話も出来るが、もうお互い五十を超えているので線路を挟んでなんとなく時間を潰して黙っていた。


初夏の夕暮れ時、風が吹くと少し涼しい。


やがて一車両のオモチャのような電車が、ゆっくりと静かにホームに近づいてきた。


突然、兄はオレを見つめ、「シェー」のポーズを照れくさそうにやった。


兄の別れのポーズだ。

前もどっかで見たことがある。


どこだったっけか。


兄は電車の中へ。


兄を乗せた電車が小さくなるまでオレは見送った。


家に帰り、母と大相撲見たり、イギリスのドラマを見たりして夜。

「おやすみ」


真夜中。


なかなか寝つかれないので、古いアルバムを開いてみた。


写真の中に若き日の父や母、親戚、小さい頃近所だった人たちの懐かしい顔があった。


オレの赤ちゃん時代や、兄の子供時代の写真もあった。



「お」


写真の中の幼稚園くらいの兄が、「シェー」のポーズをしている。


少し照れくさそうに。


兄のシェー写真は三枚もあった。


真夜中、オレはひとりニヤニヤしていた。


ウクレレえいじ 03:29|この記事のURL⇒コメント(0)TB(0)clip

2017年05月27日

「叫ぶ丸坊主」

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絶月叫日


連夜の六本木ナイトショー。


小雨降るプレミアムフライデー。


プレミアムフライデーって根付いてるのかな。


六本木の街は相変わらず外国人だらけ。


街角にはヤングな黒人の客引きたちが沢山立っているが、ブルースマンやジャズマン風はいない。


マイルスデイビスやジェームスブラウン、マディウォータースらしき人物は見当たらない。


ボブサップ、エディマーフィーくらいか。


とにかく街には日本人が少ないので、外国人たちもオシャレじゃない丸坊主の日本人がひとり歩いてくる姿を見て、逆に違和感を感じているようだ。


ショーはえいじファンのプリティガールがいて大変盛り上がったメルシー。


叫ぶ丸坊主、食べるラー油。


アンコールえいじ。


素晴らしい夜に乾杯。

東京タワーを見ながら夜道を歩いて帰る。


ウクレレえいじ 06:08|この記事のURL⇒コメント(0)TB(0)clip

2017年05月26日

「明日」

発行日:
2017年5月27日(土)


雑誌名:
「Rolling Coconuts#75」


*連載『ウクレレえいじのマニアックに営業中!』(第35回)が掲載されます。


お楽しみくださいね。


ウクレレえいじ 00:28|この記事のURL⇒コメント(0)TB(0)clip

2017年05月25日

「なんでだろう」

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相月撲日


実況アナウンサーの高安についての「大関昇進の目安」の意見がうっとおしい。


直近三場所で33勝(今場所10勝)で大関になれるはず。


プレッシャーの中、今日見事達成。


真っ向勝負、強いし、高安は大関にすべき。

堂々の大関だ。


稀勢の里の横綱昇進こそ曖昧だった。


「今日はいい相撲じゃない」


「印象が大事」


「10勝では物足りない」

アナウンサーは解説者や視聴者に自分の意見を押しつけてくる。


オレの意見は正しい、と。


日本人的な曖昧な基準。


自信満々に言い切るアナウンサーの意見、いらないね。


めちゃめちゃ厳しい稽古を乗り越え相撲をとってきた、親方たちの意見ならもちろん聞くけどね。


ウクレレえいじ 17:46|この記事のURL⇒コメント(0)TB(0)clip

2017年05月24日

「六本木ファイティングマン」

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都月会日


風が騒ぐ夜。


普通の火曜日。


六本木ナイトショー。

少数精鋭のお客さんでビンビンに盛り上がるメルシー。


えいじ汗だく。


エキサイティング。


六本木にいる歌い叫び走りまわる自分と、実家にいる物静かな自分が同一人物だなんて凄い。


別人。


多重人格。


カメレオンマン。


やっぱりコメディアンを演じているんだな。


ウクレレえいじ 00:18|この記事のURL⇒コメント(0)TB(0)clip

2017年05月23日

「喧嘩ボクシング」

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喧月嘩日


大学時代、ボクシング部だった。


うちの部は先輩が後輩に教える野武士スタイル。


ボクシング理論とか一切縁のない荒っぽいやり方だった。


「ぶっ倒せ!判定は負けだと思え!」


真に受けたえいじは毎試合1ラウンドからスタミナも考えず連打を繰り出していた。


そんなバカな選手はいないので、試合は面白いらしく、毎回えいじの試合は大盛況だった。


えいじが一回生の時の主将も筋金入りの喧嘩スタイルだった。


試合に負けた時、悔しくて、相手に蹴りをお見舞いして、レフリーに退場させられていた。


「チクショー!喧嘩なら負けねえぞ」


やるなあ、と思った。


ウクレレえいじ 00:47|この記事のURL⇒コメント(0)TB(0)clip

2017年05月22日

「大怪獣モノin実家」

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観月賞日


実家で兄と母と一緒に映画「大怪獣モノ」(河崎実監督)のDVDを見る。


二人とも爆笑していた。


似た者親子か。


特典映像のスペイン・サンセバスティアンホラー&ファンタジー映画祭の劇場舞台挨拶も見る。


えいじのマニアックネタも爆笑していた。


「スペイン人って左卜全で笑うんやな」


左卜全って凄い。





ウクレレえいじ 22:57|この記事のURL⇒コメント(0)TB(0)clip

2017年05月21日

「お墓参り」

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墓月参日


お墓参り。


兄と一緒に。


感謝。


ウクレレえいじ 00:47|この記事のURL⇒コメント(0)TB(0)clip

2017年05月20日

「帰郷」

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帰月郷日


帰郷。


いい天気。


相変わらずのローカル列車。


43分待ち。


悪くない。


時間と空間が全然違う。


からっぽ列車。


ずっとこのまま。


ああ。


なんか贅沢。


ウクレレえいじ 12:40|この記事のURL⇒コメント(0)TB(0)clip

2017年05月19日

「昭和の時間」

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野月球日


プロ野球中継はラジオで聴いている。


エモヤンの解説がおもしろい。


「積極的なバッティングとか言うて、なんでもかんでも初球打ちして凡打で倒れて、何が積極的なバッティングやと言いたい」


「キャッチャーは打たんでいいという風潮があるけど打たなアカンよ」



自由に本音をズバズバ喋るっていいね。


爽快。


ボロカス言うけど凄く説得力があるし、野球愛がある。


ノムサンと谷繁W解説もおもしろい。


「谷繁はまだまだヒヨッコだよ」


話が脱線し、ノムサンが谷繁にボヤき出す。


「はい、はい」


谷繁がおじいちゃんをあやすように苦笑いし、言いなりになってるのが微笑ましい。


「谷繁論だけで一冊本書けるよ」


ノムサンが自由に喋るので、アナウンサーも野球の実況が出来ず困っているのだが、適当にかわす百戦錬磨ぶりとチームワークがあったかい。



実績のある凄い先達へのリスペクトがある。

ラジオのナイター中継と大相撲中継は昭和の時間。


ユーモアと愛がある。


ウクレレえいじ 02:35|この記事のURL⇒コメント(0)TB(0)clip

2017年05月18日

「両国マスヒステリア」

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相月撲日


超満員の両国国技館。

土俵入りの観客の声援。


ちょっと違和感。


そんなにみんな相撲好きだったっけ。


ちょっとしたマスヒステリア状態。


数年前まで平日はガラガラで、外国人旅行客、隠居した爺さん、酔っぱらいのオヤジ、舞妓さん、オロナミンC、小中学生の団体、ウクレレ漫談家等しかいなかった。


いつの間にか、「力士は日本人だけ」とか時代に逆行していく気がする。


ウクレレえいじ 01:32|この記事のURL⇒コメント(0)TB(0)clip

2017年05月17日

「将棋えいじ」

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将月棋日


将棋の藤井四段凄いね。


努力する才能も含めて天才っている。


そういえばえいじも小さい頃、明治生まれの母方のお祖父さんに将棋を教えてもらった。

近所の一つ歳上のお兄さんと毎日やっていた。


お兄さんは本を見て研究していたので強かった。


小学生五年か六年生だったと思うが、一年間将棋部だった。


全く勘でやってたが、なぜか18勝2敗で2位だった。


毎日、お兄さんと将棋をやってたことがなんとなく力になってたのかな。


それとも相当レベルの低い将棋部だったのかな。


1位は19勝1敗、勉強もクラス1位の優等生の物静かな男の子だった。


上品で聡明な感じだった。


やっぱり陰で努力してたんじゃないかな。


ウクレレえいじ 03:58|この記事のURL⇒コメント(0)TB(0)clip

2017年05月16日

「長い友との始まりに」

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相月方日


人の出逢いは不思議である。


六本木mimicの歌真似芸人の小田嶋政志くんとは、ほぼ毎晩のように一緒にステージに立っている。


彼と出会ったのは一昨年の6月、最北端の街・北海道の稚内。


元ラブ兄弟のスギタヒロシくんに誘ってもらった野外ステージの仕事だった。


6月下旬というのに稚内の野外は風が強く、メチャクチャ寒かった。


冷たい強風に煽られ、お客さんは10分くらいしか耐えられないらしく、芸人を一組見るだけで席を立った。


寒風吹き荒ぶ中、小田嶋くんはホームレスのネタだった。


ホームレスの格好が演劇のようにリアルなので、お客さんたちは顔をしかめていた。


俺は久しぶりにヤバい芸人を見た。


しかしショーが始まると彼の歌真似は凄く、お客さんたちは驚愕し、最終的には全員拍手喝采を送っていた。


女子高生にめちゃくちゃ受けていた。


えいじも必死にかました。


即興で歌い叫び、マニアックも熱狂的な大学生たちで盛り上がった。


「細かすぎての大ファンです!いつも見ています」


とんねるずさんに感謝だと思った。


「今年の秋からお店を始める予定なので、一緒にやってください!」


ホームレスのメイクの小田嶋くんは、アロハシャツの俺に笑顔で言った。


そんな彼と一年八ヶ月も一緒にやっている。

人生は不思議。


感謝です。


ウクレレえいじ 04:08|この記事のURL⇒コメント(0)TB(0)clip

2017年05月14日

「ウクレレえいじショーパブ出演情報」

2017年
5月16日(火)17日(水)19日(金)23日(火)24日(水)26日(金)27日(土)30日(火)31日(水)


「ものまね道場」


会場:
六本木mimic


出演:
小田嶋政志
ウクレレえいじ
ほか

http://mimic.co.jp/

*出演者は日替り(4〜5組)になります。


ウクレレえいじ 01:41|この記事のURL⇒コメント(0)TB(0)clip
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