2012年01月
2012年01月31日
「あと3日」
奔月走日
毎日、映画『アロハ慕情』プロモーション大作戦で走り廻っている。
阿部監督と劇場見学、打ち合わせに行く。
とても素晴らしい劇場だったよ。
昔の新宿歌舞伎町の映画館たちを彷彿させた懐かしい。
FM K‐City「岡村洋一のシネマストリート」に星川桂さんと生出演。
「マニアックでごめんね!」と『アロハ慕情』の主題歌「入道雲」を生で歌う。
岡村さんメルシーありがとうございました。
無国籍カフェで一服。
星川さんとタクラマカンスーチョンチャイを飲む。
スパイシーでスモーキーでファンキーでメルシーじゃないミステリーな味だった。
お店に『アロハ慕情』のちらしを置いてもらう。
中野の劇場にて『東京ビタミン寄席』出演。
ふとっちょカウボーイさんがblogに宣伝してくれたよメルシー。
エンディングで冷蔵庫マンこと飯塚兄さんが不器用に映画『アロハ慕情』を宣伝してくれたよ、メルシー。
明日は猫ちゃんのラジオに小堀さんと乱入宣伝いたします。
走れ走れ!えいじ!
日程:
2012年2月3日(金)
タイトル:
「金曜必死映画劇場」
〜ウクレレえいじ主演映画『アロハ慕情』上映会〜
*監督、出演者による舞台挨拶あり
会場:
中野ZERO小ホール
(JRまたは東京メトロ東西線の中野駅南口から徒歩8分)
東京都中野区中野2−9−7
TEL:03−5340−5000
開場:19:00
開演:19:30
前売・当日:1000円
【全席自由】
※前売り購入の方、
先着100名様に限定オリジナルグッズプレゼント!!
■チケット予約&お問い合わせ:必死プロダクション
hisshipro@gmail.com
*お名前と枚数をよろしくお願いいたします。
料金は当日、会場の受付でお支払いくださいませ。
映画『アロハ慕情』
阿部正良監督作品
出演:
ウクレレえいじ
小堀敏夫
星川桂
優木まゆ
元氣安
みつまJAPAN’
結城エリ
ジジ・ぶぅ
ナカジー
ゾノネム
【story】
嘉彦(ウクレレえいじ)は失明して3年。
献身的な妻・織江(星川桂)に支えられ、
海辺の街で穏やかな日々を送っていた。
結婚記念日、嘉彦は口にすることができない思いを託した点字の手紙を織江に渡す。
しかし、その手紙が織江に読まれることはなかった…。
夫婦の愛と男同志の友情を優しい目線と美しい映像で綴ったのは『ウクレレ哀歌』の阿部正良監督。
ベテラン刑事の五郎役に『ウクレレ哀歌』の小堀敏夫、嘉彦の妹かすみ役には『ウクレレ哀歌』の優木まゆ。
元氣安、ジジ・ぶぅ、みつまJAPAN’のワハハ本舗の個性派俳優たち、映画初出演の結城エリほか、
異色のキャストで贈る、アクションあり、ロマンスあり、ドジョウすくいありの切ない現代の寓話。
製作:
必死プロダクション
毎日、映画『アロハ慕情』プロモーション大作戦で走り廻っている。
阿部監督と劇場見学、打ち合わせに行く。
とても素晴らしい劇場だったよ。
昔の新宿歌舞伎町の映画館たちを彷彿させた懐かしい。
FM K‐City「岡村洋一のシネマストリート」に星川桂さんと生出演。
「マニアックでごめんね!」と『アロハ慕情』の主題歌「入道雲」を生で歌う。
岡村さんメルシーありがとうございました。
無国籍カフェで一服。
星川さんとタクラマカンスーチョンチャイを飲む。
スパイシーでスモーキーでファンキーでメルシーじゃないミステリーな味だった。
お店に『アロハ慕情』のちらしを置いてもらう。
中野の劇場にて『東京ビタミン寄席』出演。
ふとっちょカウボーイさんがblogに宣伝してくれたよメルシー。
エンディングで冷蔵庫マンこと飯塚兄さんが不器用に映画『アロハ慕情』を宣伝してくれたよ、メルシー。
明日は猫ちゃんのラジオに小堀さんと乱入宣伝いたします。
走れ走れ!えいじ!
日程:
2012年2月3日(金)
タイトル:
「金曜必死映画劇場」
〜ウクレレえいじ主演映画『アロハ慕情』上映会〜
*監督、出演者による舞台挨拶あり
会場:
中野ZERO小ホール
(JRまたは東京メトロ東西線の中野駅南口から徒歩8分)
東京都中野区中野2−9−7
TEL:03−5340−5000
開場:19:00
開演:19:30
前売・当日:1000円
【全席自由】
※前売り購入の方、
先着100名様に限定オリジナルグッズプレゼント!!
■チケット予約&お問い合わせ:必死プロダクション
hisshipro@gmail.com
*お名前と枚数をよろしくお願いいたします。
料金は当日、会場の受付でお支払いくださいませ。
映画『アロハ慕情』
阿部正良監督作品
出演:
ウクレレえいじ
小堀敏夫
星川桂
優木まゆ
元氣安
みつまJAPAN’
結城エリ
ジジ・ぶぅ
ナカジー
ゾノネム
【story】
嘉彦(ウクレレえいじ)は失明して3年。
献身的な妻・織江(星川桂)に支えられ、
海辺の街で穏やかな日々を送っていた。
結婚記念日、嘉彦は口にすることができない思いを託した点字の手紙を織江に渡す。
しかし、その手紙が織江に読まれることはなかった…。
夫婦の愛と男同志の友情を優しい目線と美しい映像で綴ったのは『ウクレレ哀歌』の阿部正良監督。
ベテラン刑事の五郎役に『ウクレレ哀歌』の小堀敏夫、嘉彦の妹かすみ役には『ウクレレ哀歌』の優木まゆ。
元氣安、ジジ・ぶぅ、みつまJAPAN’のワハハ本舗の個性派俳優たち、映画初出演の結城エリほか、
異色のキャストで贈る、アクションあり、ロマンスあり、ドジョウすくいありの切ない現代の寓話。
製作:
必死プロダクション
「アロハ俳優カタログ(その3)」
友月情日
映画『アロハ慕情』の魅力溢れる俳優たち、女優たちを紹介したいと思います第三弾。
えいじの大好きな人ばかりなのです。
今回は友情出演してくれたみなさんをご紹介したいと思います。
□ナカジー
身長180センチ、体重50キロ。
自称やせドル。
「ワハハの若手の男だけで芝居をやった時、揉めていて稽古場は殺伐としていた。えいじはナカジーに目で合図。頷いたナカジーはフリチンになり、ちんちんに眼鏡をかけて、長台詞を熱演した。
ナカジーのちんちんは物凄くデカかった。
みんな笑い出し、盛り上がり、みんなが謝り出し、泣きながら握手し、仲良くなった。舞台は大成功だった」(ウクレレえいじ・談)
映画『アロハ慕情』にはエキストラで友情出演。
ニックネーム、口癖、「ナカジー」。
□ゾノネム
ウクレレえいじとは「古墳ころがし」で共演している友人。
「ゾノさんは192センチ、東大卒、職業はエロ本の出版社の副編集長。高身長、高学歴、低収入らしい」(ウクレレえいじ・談)
映画『アロハ慕情』にはエキストラで友情出演。
暑い夏のロケ撮影の日、沢山差し入れのジュースを買って来てくれた優しい人でなのである。
ニックネーム、ミスター前方後円墳。
□ジジ・ぶぅ
板尾創路監督作品の常連俳優。
元ホームレス。
「ホームレス時代、X'masにカラスの肉を食べたらしい。どんな味なんですか?と聞いたら『白鳥の味です』と彼は普通に答えた」(ウクレレえいじ・談)
『アロハ慕情』では、入れ歯を総て外して、撮影に挑んだ。
ノーCG、イエスジジイ(爺)の壮絶なる入れ歯アクションシーンは今回の見所の一つ。
ジジ・ぶぅ氏に意気込みを聞いてみた。
「@¥?#*…」
辞世の句「女は若いだけじゃ駄目」
映画『アロハ慕情』の魅力溢れる俳優たち、女優たちを紹介したいと思います第三弾。
えいじの大好きな人ばかりなのです。
今回は友情出演してくれたみなさんをご紹介したいと思います。
□ナカジー
身長180センチ、体重50キロ。
自称やせドル。
「ワハハの若手の男だけで芝居をやった時、揉めていて稽古場は殺伐としていた。えいじはナカジーに目で合図。頷いたナカジーはフリチンになり、ちんちんに眼鏡をかけて、長台詞を熱演した。
ナカジーのちんちんは物凄くデカかった。
みんな笑い出し、盛り上がり、みんなが謝り出し、泣きながら握手し、仲良くなった。舞台は大成功だった」(ウクレレえいじ・談)
映画『アロハ慕情』にはエキストラで友情出演。
ニックネーム、口癖、「ナカジー」。
□ゾノネム
ウクレレえいじとは「古墳ころがし」で共演している友人。
「ゾノさんは192センチ、東大卒、職業はエロ本の出版社の副編集長。高身長、高学歴、低収入らしい」(ウクレレえいじ・談)
映画『アロハ慕情』にはエキストラで友情出演。
暑い夏のロケ撮影の日、沢山差し入れのジュースを買って来てくれた優しい人でなのである。
ニックネーム、ミスター前方後円墳。
□ジジ・ぶぅ
板尾創路監督作品の常連俳優。
元ホームレス。
「ホームレス時代、X'masにカラスの肉を食べたらしい。どんな味なんですか?と聞いたら『白鳥の味です』と彼は普通に答えた」(ウクレレえいじ・談)
『アロハ慕情』では、入れ歯を総て外して、撮影に挑んだ。
ノーCG、イエスジジイ(爺)の壮絶なる入れ歯アクションシーンは今回の見所の一つ。
ジジ・ぶぅ氏に意気込みを聞いてみた。
「@¥?#*…」
辞世の句「女は若いだけじゃ駄目」
2012年01月30日
「アロハ俳優カタログ(その2)」
役月者日
映画『アロハ慕情』の魅力溢れる俳優たち、女優たちを紹介したいと思います第二弾。
えいじの大好きな人ばかりなのです。
□元気安
平成の平賀源内。
おいおい教教祖、奇人、発明家。
「元気さんは死んでから200年後に評価されると思います」(ウクレレえいじ・談)
『アロハ慕情』では人間役と謎の忍者役で出演。
ウクレレえいじとは舞台、映画、つらい営業で度々共演。
横浜の防災イベントではふんどしパフォーマンスで、クレームの嵐殺到、ドクターストップがかかった。
ニックネーム「クレーマー・クレーマー」
□星川桂(セクシー寄席)
いつも一生懸命全力女優。
ウクレレえいじとは映画『冬の幽霊たち〜ウィンター・ゴースト〜』で共演。
「楠田枝里子に声が似ている」(ウクレレえいじ・談)
待ち合わせ場所に必ず自転車で全力でやってくるサイクリングガール。(ちなみに阿部監督もサイクリング坊や)
『アロハ慕情』ではヒロイン役を好演。
得意料理:ビーフストロノガノフ(豚肉使用)
□結城エリ
ウクレレえいじとは伝説の番組『ビキニ伝説もんろーもんろー』で共演。
番組内の連続生放送ドラマ「ご存知!ケーシー家族」では、そのモデルのような長身とスタイルを生かし、スカイツリー役を担当。
「今回は人間の役だったので役作りが難しかったらしい」(ウクレレえいじ・談)
『アロハ慕情』ではシリアスな演技に挑み、新しい境地を生み出した。
好きな曲、「ロマンチックが止まらない」(CCB)。
座右の銘、「天上天下唯我独尊」。
好きな食べ物「チェルシー」
映画『アロハ慕情』の魅力溢れる俳優たち、女優たちを紹介したいと思います第二弾。
えいじの大好きな人ばかりなのです。
□元気安
平成の平賀源内。
おいおい教教祖、奇人、発明家。
「元気さんは死んでから200年後に評価されると思います」(ウクレレえいじ・談)
『アロハ慕情』では人間役と謎の忍者役で出演。
ウクレレえいじとは舞台、映画、つらい営業で度々共演。
横浜の防災イベントではふんどしパフォーマンスで、クレームの嵐殺到、ドクターストップがかかった。
ニックネーム「クレーマー・クレーマー」
□星川桂(セクシー寄席)
いつも一生懸命全力女優。
ウクレレえいじとは映画『冬の幽霊たち〜ウィンター・ゴースト〜』で共演。
「楠田枝里子に声が似ている」(ウクレレえいじ・談)
待ち合わせ場所に必ず自転車で全力でやってくるサイクリングガール。(ちなみに阿部監督もサイクリング坊や)
『アロハ慕情』ではヒロイン役を好演。
得意料理:ビーフストロノガノフ(豚肉使用)
□結城エリ
ウクレレえいじとは伝説の番組『ビキニ伝説もんろーもんろー』で共演。
番組内の連続生放送ドラマ「ご存知!ケーシー家族」では、そのモデルのような長身とスタイルを生かし、スカイツリー役を担当。
「今回は人間の役だったので役作りが難しかったらしい」(ウクレレえいじ・談)
『アロハ慕情』ではシリアスな演技に挑み、新しい境地を生み出した。
好きな曲、「ロマンチックが止まらない」(CCB)。
座右の銘、「天上天下唯我独尊」。
好きな食べ物「チェルシー」
2012年01月29日
「アロハ俳優カタログ(その1)」
俳月優日
映画『アロハ慕情』の魅力溢れる俳優たち、女優たちを紹介したいと思います。
えいじの大好きな人ばかりなのです。
□小堀敏夫(ガッポリ建設)
前作の映画『ウクレレ哀歌』では、主人公高倉栄二(ウクレレえいじ)の親友、無職の漁師カズちゃん役を好演。
「小堀さんは金がなくなると近所のお寺の柿や枇杷を食べて生活しているらしい」(ウクレレえいじ・談)
ウクレレえいじとはつらい営業で度々共演。
栃木のパンクバンドのイベントでは煙草を投げつけられながらネタをやり続けた戦友芸人でもある。
得意なモノマネ、武田信玄。
ウクレレえいじは相方の室田氏とも仲が良く、一緒にネタを作ったり、健康ランド仲間である。
□優木まゆ
前作『ウクレレ哀歌』では秘密を持つヒロイン役を好演。
「お米を食べずにおかずだけで二年間生活したことがあるらしい」(ウクレレえいじ・談)
ウクレレえいじとは伝説の番組「ビキニ伝説もんろーもんろー」で共演。(阿部監督はディレクター担当)
ウクレレえいじのPV『ワイキキの女』にもヒロイン役で出演、みずみずしい演技を披露している。
方向音痴。
□みつまJAPAN’
ビートたけし、松本人志を大爆笑させた伝説の芸人。
「日本一よく消える、砂消しゴムを売っている文房具店を知っているらしい」(ウクレレえいじ・談)
ウクレレえいじはみつまJAPAN’氏のスーザンボイル漫談のネタを共作している。
ウクレレえいじ単独ライブ「師走えいじ」「ワガママえいじ」でもコントで共演している。
好きな食べ物、坦々麺。
映画『アロハ慕情』の魅力溢れる俳優たち、女優たちを紹介したいと思います。
えいじの大好きな人ばかりなのです。
□小堀敏夫(ガッポリ建設)
前作の映画『ウクレレ哀歌』では、主人公高倉栄二(ウクレレえいじ)の親友、無職の漁師カズちゃん役を好演。
「小堀さんは金がなくなると近所のお寺の柿や枇杷を食べて生活しているらしい」(ウクレレえいじ・談)
ウクレレえいじとはつらい営業で度々共演。
栃木のパンクバンドのイベントでは煙草を投げつけられながらネタをやり続けた戦友芸人でもある。
得意なモノマネ、武田信玄。
ウクレレえいじは相方の室田氏とも仲が良く、一緒にネタを作ったり、健康ランド仲間である。
□優木まゆ
前作『ウクレレ哀歌』では秘密を持つヒロイン役を好演。
「お米を食べずにおかずだけで二年間生活したことがあるらしい」(ウクレレえいじ・談)
ウクレレえいじとは伝説の番組「ビキニ伝説もんろーもんろー」で共演。(阿部監督はディレクター担当)
ウクレレえいじのPV『ワイキキの女』にもヒロイン役で出演、みずみずしい演技を披露している。
方向音痴。
□みつまJAPAN’
ビートたけし、松本人志を大爆笑させた伝説の芸人。
「日本一よく消える、砂消しゴムを売っている文房具店を知っているらしい」(ウクレレえいじ・談)
ウクレレえいじはみつまJAPAN’氏のスーザンボイル漫談のネタを共作している。
ウクレレえいじ単独ライブ「師走えいじ」「ワガママえいじ」でもコントで共演している。
好きな食べ物、坦々麺。
2012年01月28日
2012年01月27日
「アロハえいじ」
唯月我日
映画『アロハ慕情』上映会まで後一週間。
ある意味『アバター』よりも『タイタニック』よりもおもしろい映画が出来たと思っている。
『徳川セックス禁止令』には負けてるかもしれないけど。
ウフッ。
超低予算、小数精鋭スタッフ映画。
必死プロは世界で一番小さな映画プロダクションだろう。
基本的には阿部監督とえいじ二人でやっている。
プロデューサー、監督、助監督、主演、音楽、脚本、キャスティング、撮影、ロケハン、スケジュール調整、車輌、衣装、メイク、小道具、編集、音響、照明、宣伝、美術、スタントマン、弁当…。
二人と言うより、ほとんど、阿部監督が一人でやっている。
しかし、今、沢山のみなさんが応援してくださっている。
ありがとうございます。
役者さんたち、村上さん、高橋くん、ローリングココナッツ、NACK5「Fresh Up 9」、FMヨコハマ「ザ・バーン」、ラブまさお氏、日高信乃さん、西口プロレス、ユンボ安藤くん、モエヤンさん、猫ひろしくん、リリーさん、ラジオ、ライブ、テレビ、雑誌、ネット番組、ワハハほか、いろんなメディアのみなさん、友人、知人に協力宣伝してもらっている。
関口和之さんにはフェイスブックで『アロハ慕情』を宣伝していただき、みうらじゅんさんの番組では『ウクレレ哀歌』の宣伝をしていただいた。
劇中の時代劇の衣装は、阿部監督のおじいちゃんの着物(大正時代の着物)をお借りした。
『アロハ慕情』、まだまだ粗削りな唯我独尊映画ですけど、好きな作品です。
まさにみなさんにアロハなのであります。
映画『アロハ慕情』上映会まで後一週間。
ある意味『アバター』よりも『タイタニック』よりもおもしろい映画が出来たと思っている。
『徳川セックス禁止令』には負けてるかもしれないけど。
ウフッ。
超低予算、小数精鋭スタッフ映画。
必死プロは世界で一番小さな映画プロダクションだろう。
基本的には阿部監督とえいじ二人でやっている。
プロデューサー、監督、助監督、主演、音楽、脚本、キャスティング、撮影、ロケハン、スケジュール調整、車輌、衣装、メイク、小道具、編集、音響、照明、宣伝、美術、スタントマン、弁当…。
二人と言うより、ほとんど、阿部監督が一人でやっている。
しかし、今、沢山のみなさんが応援してくださっている。
ありがとうございます。
役者さんたち、村上さん、高橋くん、ローリングココナッツ、NACK5「Fresh Up 9」、FMヨコハマ「ザ・バーン」、ラブまさお氏、日高信乃さん、西口プロレス、ユンボ安藤くん、モエヤンさん、猫ひろしくん、リリーさん、ラジオ、ライブ、テレビ、雑誌、ネット番組、ワハハほか、いろんなメディアのみなさん、友人、知人に協力宣伝してもらっている。
関口和之さんにはフェイスブックで『アロハ慕情』を宣伝していただき、みうらじゅんさんの番組では『ウクレレ哀歌』の宣伝をしていただいた。
劇中の時代劇の衣装は、阿部監督のおじいちゃんの着物(大正時代の着物)をお借りした。
『アロハ慕情』、まだまだ粗削りな唯我独尊映画ですけど、好きな作品です。
まさにみなさんにアロハなのであります。
「東奔西走えいじ」
奔月走日
雨降る群馬、ショーパブ2デイズ4ステージ。
「Hey!ケーシー」「おこめマイム」「マニアックでごめんネ!」などかます。
ブラジル人、フィリピン人、韓国人、国際色が濃いめで楽しいファンキーナイトだったよ。
北風がうなる夜、新宿のホールにて西口プロレスに映画「アロハ慕情」告知出演。
阿部監督渾身の予告編流してもらう。
あんちゃん(ユンボ安藤)感謝。
ハチミツ二郎くん、小力、小猪木、スギタヒロシ、孫吾空と久しぶりに再会。
西口のみんなは全員友達、メルシー。
相変わらずおもしろかった。
雪が降るペチカナイト、下北沢のライブハウスにて「お笑い東洋太平洋ライブ」。
ガッポリさんとコラボでスケッチコントやる。
「高倉健とファンと遺影を持った男(『アロハ慕情』告知編)」
ベタシュールノワール、まさにオレの世界だった。
やかんさんメルシー。
猫ひろしちゃんにカンボジアみやげのお洒落なマフラーをもらう。
優しい坊や。
雪降る中、来てくださったお客さんにマハロ。
酔ったおいおい教元気安くんに捕まり、ガッポリ室ちゃんと朝6時まで拘束9時間飲み話す。
凍えそうな朝、ホットカフェオレ飲んで帰る。
雨降る群馬、ショーパブ2デイズ4ステージ。
「Hey!ケーシー」「おこめマイム」「マニアックでごめんネ!」などかます。
ブラジル人、フィリピン人、韓国人、国際色が濃いめで楽しいファンキーナイトだったよ。
北風がうなる夜、新宿のホールにて西口プロレスに映画「アロハ慕情」告知出演。
阿部監督渾身の予告編流してもらう。
あんちゃん(ユンボ安藤)感謝。
ハチミツ二郎くん、小力、小猪木、スギタヒロシ、孫吾空と久しぶりに再会。
西口のみんなは全員友達、メルシー。
相変わらずおもしろかった。
雪が降るペチカナイト、下北沢のライブハウスにて「お笑い東洋太平洋ライブ」。
ガッポリさんとコラボでスケッチコントやる。
「高倉健とファンと遺影を持った男(『アロハ慕情』告知編)」
ベタシュールノワール、まさにオレの世界だった。
やかんさんメルシー。
猫ひろしちゃんにカンボジアみやげのお洒落なマフラーをもらう。
優しい坊や。
雪降る中、来てくださったお客さんにマハロ。
酔ったおいおい教元気安くんに捕まり、ガッポリ室ちゃんと朝6時まで拘束9時間飲み話す。
凍えそうな朝、ホットカフェオレ飲んで帰る。
2012年01月24日
「『アロハ慕情』まであと10日」
雪月降日
「アロハ慕情」上映会まであと10日。
ワクワク。
午前中、雪が降る中、阿部監督と中野ゼロにて劇場スタッフさんと打ち合わせ。
夕方、下北沢必死スタジオにて完成試写会を監督、俳優陣オンリーでほのぼのやる。
夜は雪中行軍、映画ヒット祈願に行く。
吐く息がホワイト。
極寒網走、八甲田。
めちゃくちゃ小さなプリティな神社だったよ。
たくさん来てくださいますように。
日程:
2012年2月3日(金)
タイトル:
「金曜必死映画劇場」
〜ウクレレえいじ主演映画『アロハ慕情』上映会〜
*監督、出演者による舞台挨拶あり
会場:
中野ZERO小ホール
(JRまたは東京メトロ東西線の中野駅南口から徒歩8分)
東京都中野区中野2−9−7
TEL:03−5340−5000
開場:19:00
開演:19:30
前売・当日:1000円
【全席自由】
※前売り購入の方、
先着100名様に限定オリジナルグッズプレゼント!!
■チケット予約&お問い合わせ:必死プロダクション
hisshipro@gmail.com
*お名前と枚数をよろしくお願いいたします。
料金は当日、会場の受付でお支払いくださいませ。
映画『アロハ慕情』
阿部正良監督作品
出演:
ウクレレえいじ
小堀敏夫
星川桂
優木まゆ
元氣安
みつまJAPAN’
結城エリ
ジジ・ぶぅ
ナカジー
ゾノネム
【story】
嘉彦(ウクレレえいじ)は失明して3年。
献身的な妻・織江(星川桂)に支えられ、
海辺の街で穏やかな日々を送っていた。
結婚記念日、嘉彦は口にすることができない思いを託した点字の手紙を織江に渡す。
しかし、その手紙が織江に読まれることはなかった…。
夫婦の愛と男同志の友情を優しい目線と美しい映像で綴ったのは『ウクレレ哀歌』の阿部正良監督。
ベテラン刑事の五郎役に『ウクレレ哀歌』の小堀敏夫、嘉彦の妹かすみ役には『ウクレレ哀歌』の優木まゆ。
元氣安、ジジ・ぶぅ、みつまJAPAN’のワハハ本舗の個性派俳優たち、映画初出演の結城エリほか、
異色のキャストで贈る、アクションあり、ロマンスあり、ドジョウすくいありの切ない現代の寓話。
製作:
必死プロダクション
「アロハ慕情」上映会まであと10日。
ワクワク。
午前中、雪が降る中、阿部監督と中野ゼロにて劇場スタッフさんと打ち合わせ。
夕方、下北沢必死スタジオにて完成試写会を監督、俳優陣オンリーでほのぼのやる。
夜は雪中行軍、映画ヒット祈願に行く。
吐く息がホワイト。
極寒網走、八甲田。
めちゃくちゃ小さなプリティな神社だったよ。
たくさん来てくださいますように。
日程:
2012年2月3日(金)
タイトル:
「金曜必死映画劇場」
〜ウクレレえいじ主演映画『アロハ慕情』上映会〜
*監督、出演者による舞台挨拶あり
会場:
中野ZERO小ホール
(JRまたは東京メトロ東西線の中野駅南口から徒歩8分)
東京都中野区中野2−9−7
TEL:03−5340−5000
開場:19:00
開演:19:30
前売・当日:1000円
【全席自由】
※前売り購入の方、
先着100名様に限定オリジナルグッズプレゼント!!
■チケット予約&お問い合わせ:必死プロダクション
hisshipro@gmail.com
*お名前と枚数をよろしくお願いいたします。
料金は当日、会場の受付でお支払いくださいませ。
映画『アロハ慕情』
阿部正良監督作品
出演:
ウクレレえいじ
小堀敏夫
星川桂
優木まゆ
元氣安
みつまJAPAN’
結城エリ
ジジ・ぶぅ
ナカジー
ゾノネム
【story】
嘉彦(ウクレレえいじ)は失明して3年。
献身的な妻・織江(星川桂)に支えられ、
海辺の街で穏やかな日々を送っていた。
結婚記念日、嘉彦は口にすることができない思いを託した点字の手紙を織江に渡す。
しかし、その手紙が織江に読まれることはなかった…。
夫婦の愛と男同志の友情を優しい目線と美しい映像で綴ったのは『ウクレレ哀歌』の阿部正良監督。
ベテラン刑事の五郎役に『ウクレレ哀歌』の小堀敏夫、嘉彦の妹かすみ役には『ウクレレ哀歌』の優木まゆ。
元氣安、ジジ・ぶぅ、みつまJAPAN’のワハハ本舗の個性派俳優たち、映画初出演の結城エリほか、
異色のキャストで贈る、アクションあり、ロマンスあり、ドジョウすくいありの切ない現代の寓話。
製作:
必死プロダクション
2012年01月21日
2012年01月20日
「サイレンナイト」
宣月伝日
雨の冷える夜。
東京は今年初めての雨じゃないかな。
日高信乃さんの番組「エンタの素」に優木まゆさんと出演。
映画『アロハ慕情』の宣伝をたっぷりとさせていただく感謝。
映画『残酷女刑務所』より、懲役99年の判決を受けた時の女囚コーリアの一言など、マニアック漫談もぶちかます。
番組恒例の誘導尋問的心理ゲームをやる。
完全に勝ったと思っていたが、今回もえいじが負けていた。
「ええーっ?オレの負け?!」
罰ゲームで、番組特製濃厚センブリ茶を一気飲みさせられ、気持ち悪くなり無口になる。
「うげっ」
えいじ涙を流す。
信乃まゆ爆笑。
女は残酷。
まさに残酷女刑務所。
映画の主題歌「入道雲」をウクレレ弾き語りで歌う。
濃密センブリ茶を飲まされた直後だったので、泣きながらえいじ絶唱。
途中から見た人は、感極まって歌ってると思ったに違いない。
昨年の「ウクレレ哀歌」の時も宣伝させていただき、満員御礼札止めと大盛況であった。
ぎゅうぎゅう詰めの劇場は活気があり、凄かったけど、見る人のことを考えるとゆったり見たいに違いない。
今回は中野ゼロの小ホール。
550人入る劇場なのだ。
もう大丈夫。
もうゆったり見れますぞなもし。
当日は監督、出演者による必死舞台挨拶と映画上映(1時間10分)となります。
みなさんお待ちしてます。
「あ、雪」
優木さんが言った。
ちらちらと降る雪に濡れながら、ふたり歩いて帰る。
夜の雪。
とっても静か。
ふたりの声だけが聞こえる、吐く息が白い。
「うげっ」
静寂を破ったのはえいじだった。
「大丈夫ですか?」
喋るとセンブリがぶり返してくるのだ。
「ごめん、会話なしでも大丈夫?」
ふたり、サイレントで帰る。
季節外れのサイレンナイト。
雪の夜 無言のふたり センブリ茶
海頭火
雨の冷える夜。
東京は今年初めての雨じゃないかな。
日高信乃さんの番組「エンタの素」に優木まゆさんと出演。
映画『アロハ慕情』の宣伝をたっぷりとさせていただく感謝。
映画『残酷女刑務所』より、懲役99年の判決を受けた時の女囚コーリアの一言など、マニアック漫談もぶちかます。
番組恒例の誘導尋問的心理ゲームをやる。
完全に勝ったと思っていたが、今回もえいじが負けていた。
「ええーっ?オレの負け?!」
罰ゲームで、番組特製濃厚センブリ茶を一気飲みさせられ、気持ち悪くなり無口になる。
「うげっ」
えいじ涙を流す。
信乃まゆ爆笑。
女は残酷。
まさに残酷女刑務所。
映画の主題歌「入道雲」をウクレレ弾き語りで歌う。
濃密センブリ茶を飲まされた直後だったので、泣きながらえいじ絶唱。
途中から見た人は、感極まって歌ってると思ったに違いない。
昨年の「ウクレレ哀歌」の時も宣伝させていただき、満員御礼札止めと大盛況であった。
ぎゅうぎゅう詰めの劇場は活気があり、凄かったけど、見る人のことを考えるとゆったり見たいに違いない。
今回は中野ゼロの小ホール。
550人入る劇場なのだ。
もう大丈夫。
もうゆったり見れますぞなもし。
当日は監督、出演者による必死舞台挨拶と映画上映(1時間10分)となります。
みなさんお待ちしてます。
「あ、雪」
優木さんが言った。
ちらちらと降る雪に濡れながら、ふたり歩いて帰る。
夜の雪。
とっても静か。
ふたりの声だけが聞こえる、吐く息が白い。
「うげっ」
静寂を破ったのはえいじだった。
「大丈夫ですか?」
喋るとセンブリがぶり返してくるのだ。
「ごめん、会話なしでも大丈夫?」
ふたり、サイレントで帰る。
季節外れのサイレンナイト。
雪の夜 無言のふたり センブリ茶
海頭火
2012年01月19日
「誕生日浅草」
いつも素敵なコメント&blog読んでくださりありがとうございますマハロ。
昨日、1月18日はえいじの誕生日でした。
おとうたま、おかあたまに感謝。
そして、たくさんのメールと電話で祝福していただきました。
親愛なるアミーゴたちよ、メルシー。
UKE45。
誕生日、浅草。
浅草寺、雷門は観光客でごった返していた。
浅草の30分10円の安過ぎて、逆にお会計が心配になるカラオケボックスで、作家の宮内氏(江頭2:50さん、ウクレレえいじの番組等で活躍の異才児)とイベントの打ち合わせ&ネタ猛特訓を吐くまでやる。
5時間。
マジで倒れる3分前だったよ。
涙のハイテンションマニアックモノマネカラオケ1000本ノック。
こんなにおんなじ歌を繰り返し歌って、演じたことはないのです。
まだまだ青春。
浅草の美味しいたい焼きを二人食べる。
宮内くん、サンキュー。
親愛なるmとも久しぶりに話す。
浅草は芸人修行をした街。
いろんな想い出があるのです。
とってもいい日でした。
ただただ感謝。
昨日、1月18日はえいじの誕生日でした。
おとうたま、おかあたまに感謝。
そして、たくさんのメールと電話で祝福していただきました。
親愛なるアミーゴたちよ、メルシー。
UKE45。
誕生日、浅草。
浅草寺、雷門は観光客でごった返していた。
浅草の30分10円の安過ぎて、逆にお会計が心配になるカラオケボックスで、作家の宮内氏(江頭2:50さん、ウクレレえいじの番組等で活躍の異才児)とイベントの打ち合わせ&ネタ猛特訓を吐くまでやる。
5時間。
マジで倒れる3分前だったよ。
涙のハイテンションマニアックモノマネカラオケ1000本ノック。
こんなにおんなじ歌を繰り返し歌って、演じたことはないのです。
まだまだ青春。
浅草の美味しいたい焼きを二人食べる。
宮内くん、サンキュー。
親愛なるmとも久しぶりに話す。
浅草は芸人修行をした街。
いろんな想い出があるのです。
とってもいい日でした。
ただただ感謝。
2012年01月18日
2012年01月17日
「ギアの話」
映月画日
昔、大人だったけど児童劇団にいたことがある。
青年部というコースがあったのだ。
入って半年、仕事が入ったとマネージャーに呼ばれた。
「きみ、映画好きだったよね?」
初仕事はなんと、黒澤明監督の映画「八月の狂詩曲」だった。
く、黒澤映画!?
もちろんエキストラなのだが、初仕事のオレは意味がよくわかっていなかった。
「マネージャー、僕、何の役ですか?」
マネージャーは少し迷った様子だったがこう言った。
「ええっと、きみはね〜、ええっと、海外旅行から帰ってきた青年の一人だ。頑張ってください」
どでかい旅行カバンを自前で持ち、オレは当日、東邦撮影所に朝9時集合なのに始発に乗り朝6時過ぎに現場に到着していた。
衣装は兄貴の海外旅行の土産に貰った、目茶苦茶派手なオレンジ色の極彩色健康ランド風アロハの上下を着ていた。
でかい旅行カバンの中には一週間分の着替え、タオル、洗面道具、パジャマ等、ぎっしり入れていた。
海外旅行に行ったようにするためだ。
「どこか海外旅行に行っておけばよかったな」
当時「タクシー・ドライバー」のロバート・デ・ニーロに憧れていた。
役作りでニューヨークでタクシー・ドライバーを実際やったというエピソードを気に入っていた。
しかし、エキストラに役作りはいらない。
3時間待つ。
集合時間になると200人くらい集まった。
「エキストラの方こちらに集まってくださ〜い」
助監督が叫ぶ。
オレには役がある、オレは関係ない顔をしてちょっと離れた。
「えっと、あなたは?」
「竹内と申します」
「はあ、エキストラの方?」
「ええ、まあ」
「じゃあこっち来て」
オレは完全に素人の子供連れの若いお母さんと組まされた。
「三人一組ね」
オレは抵抗した。
「あの、僕は海外旅行から帰ってきた若者役なのですが」
はあ?助監督は変な顔をしていたが、三人一組でお願いしますと言って、慌ただしくエキストラに指示を出して行ってしまった。
結局、オレは200人の中の一人、バリバリのエキストラだった。
リハーサル。
撮影は長崎空港の場面。
長崎空港に飛行機から降りたお客さんたちが到着しましたよ的な、引きの完全なるエキストラ場面だ。
写ったとしても米粒の半分くらいだろう。
チーフ助監督がオレに指示を出した。
「きみの衣装、派手でいいねえ。きみを中心に行こう。階段降りたらきみは右へ曲がってください。後ろのみんなもきみについていくから」
お母さん役のエキストラの女性に「凄いですね!大役じゃないすか!」と冷やかされた。
勝手にオレのアップの映像が浮かんだ。
黒澤映画にアップ。
世界の三船、世界の竹内。
重要な役目だと思った。
本番。
オレはガチガチに緊張していた。
エキストラとはいえ、世界の黒澤がオレに演技をつけたのだ。
「本番!10秒前!10、9、8、7…よーい、スタート!」
オレは手と足が一緒に出てロボットみたいに歩いた。
そして…。
「カット!」
助監督が走ってきた。
「なんで左に曲がるのよ!右って言ったでしょ!」
オレはおもいっきり左に曲がっていた。
全員、左に曲がってしまった。
オレは助監督に目茶苦茶怒られていた。
「ドンウォリー」
見ると優しい笑顔で、アメリカ人がオレに笑いかけている。
なんと、リチャード・ギアだった!
このシーンは、アメリカからリチャード・ギアが長崎空港にやってくる場面だったのだ。
黒澤明監督はリチャード・ギアを、写るかどうかわからないエキストラシーンにも参加させたのだった。
ギアはオレを抱きしめた。
「ワンモアトライ」
誰も信じてくれないが本当のことなんだ。
今度は無事に右に曲がり、撮影は終了。
後日、映画館で「八月の狂詩曲」を見たが、見事にカットされていた。
だけどオレの心のスクリーンには、ギアの笑顔が残っている。
メルシー、ギア。
世界の黒澤のエキストラから20年。
別府の阿部、世界一弱小の必死プロ映画で主役をやる、感無量。
夢は大きく。
昔、大人だったけど児童劇団にいたことがある。
青年部というコースがあったのだ。
入って半年、仕事が入ったとマネージャーに呼ばれた。
「きみ、映画好きだったよね?」
初仕事はなんと、黒澤明監督の映画「八月の狂詩曲」だった。
く、黒澤映画!?
もちろんエキストラなのだが、初仕事のオレは意味がよくわかっていなかった。
「マネージャー、僕、何の役ですか?」
マネージャーは少し迷った様子だったがこう言った。
「ええっと、きみはね〜、ええっと、海外旅行から帰ってきた青年の一人だ。頑張ってください」
どでかい旅行カバンを自前で持ち、オレは当日、東邦撮影所に朝9時集合なのに始発に乗り朝6時過ぎに現場に到着していた。
衣装は兄貴の海外旅行の土産に貰った、目茶苦茶派手なオレンジ色の極彩色健康ランド風アロハの上下を着ていた。
でかい旅行カバンの中には一週間分の着替え、タオル、洗面道具、パジャマ等、ぎっしり入れていた。
海外旅行に行ったようにするためだ。
「どこか海外旅行に行っておけばよかったな」
当時「タクシー・ドライバー」のロバート・デ・ニーロに憧れていた。
役作りでニューヨークでタクシー・ドライバーを実際やったというエピソードを気に入っていた。
しかし、エキストラに役作りはいらない。
3時間待つ。
集合時間になると200人くらい集まった。
「エキストラの方こちらに集まってくださ〜い」
助監督が叫ぶ。
オレには役がある、オレは関係ない顔をしてちょっと離れた。
「えっと、あなたは?」
「竹内と申します」
「はあ、エキストラの方?」
「ええ、まあ」
「じゃあこっち来て」
オレは完全に素人の子供連れの若いお母さんと組まされた。
「三人一組ね」
オレは抵抗した。
「あの、僕は海外旅行から帰ってきた若者役なのですが」
はあ?助監督は変な顔をしていたが、三人一組でお願いしますと言って、慌ただしくエキストラに指示を出して行ってしまった。
結局、オレは200人の中の一人、バリバリのエキストラだった。
リハーサル。
撮影は長崎空港の場面。
長崎空港に飛行機から降りたお客さんたちが到着しましたよ的な、引きの完全なるエキストラ場面だ。
写ったとしても米粒の半分くらいだろう。
チーフ助監督がオレに指示を出した。
「きみの衣装、派手でいいねえ。きみを中心に行こう。階段降りたらきみは右へ曲がってください。後ろのみんなもきみについていくから」
お母さん役のエキストラの女性に「凄いですね!大役じゃないすか!」と冷やかされた。
勝手にオレのアップの映像が浮かんだ。
黒澤映画にアップ。
世界の三船、世界の竹内。
重要な役目だと思った。
本番。
オレはガチガチに緊張していた。
エキストラとはいえ、世界の黒澤がオレに演技をつけたのだ。
「本番!10秒前!10、9、8、7…よーい、スタート!」
オレは手と足が一緒に出てロボットみたいに歩いた。
そして…。
「カット!」
助監督が走ってきた。
「なんで左に曲がるのよ!右って言ったでしょ!」
オレはおもいっきり左に曲がっていた。
全員、左に曲がってしまった。
オレは助監督に目茶苦茶怒られていた。
「ドンウォリー」
見ると優しい笑顔で、アメリカ人がオレに笑いかけている。
なんと、リチャード・ギアだった!
このシーンは、アメリカからリチャード・ギアが長崎空港にやってくる場面だったのだ。
黒澤明監督はリチャード・ギアを、写るかどうかわからないエキストラシーンにも参加させたのだった。
ギアはオレを抱きしめた。
「ワンモアトライ」
誰も信じてくれないが本当のことなんだ。
今度は無事に右に曲がり、撮影は終了。
後日、映画館で「八月の狂詩曲」を見たが、見事にカットされていた。
だけどオレの心のスクリーンには、ギアの笑顔が残っている。
メルシー、ギア。
世界の黒澤のエキストラから20年。
別府の阿部、世界一弱小の必死プロ映画で主役をやる、感無量。
夢は大きく。
2012年01月16日
「アイライク江戸時代」
江月戸日
藤沢周平の未刊行初期短編小説集「無用の隠密」突入。
六義園に行ったり、染井稲荷神社にお参りに行ったり、ブラえいじ。
落語、相撲、時代小説、神社仏閣巡り、秋刀魚焼いたり…。
どうやらオレは、江戸時代の世界に憧れてるらしい。
だけど実際に江戸時代に生きるのはキツイだろうね。
イチゴのショートケーキとかモンブランとかないし。
でも幸福を感じる瞬間は昔のが多かったかもしれないな。
小説の中だと忍者とか武芸者とか博打打ちとか俳諧師とか憧れちゃうけど、実際には無理。
大奥の殿様だって、自由がないし、飽きると思うな。
だけど『徳川セックス禁止令』の山城新伍や大泉晃にはなりたい。
チョメチョメ。
もしオレが江戸時代に生きたなら、黒澤明監督の映画『隠し砦の三悪人』の藤原釜足や千秋実のようになるような気がする。
三船敏郎にはなれないよ絶対。
えいじの母方の家系は、江戸時代からずっと医者で、お袋の代でストップしたらしい。
マミーがもし医者になってたら、えいじも医者になってたかもしれない。
ケーシー高峰先生みたいに。
カーッ!
そういえば子供の頃、親戚に「医者になりなさい」と言われたことがあったが、無理だとわかって途中から誰も言わなくなったな。
「ディア・ドクター」くらいにはなれたかもだけど。
江戸時代には無免許医者が沢山いたらしい。
江戸時代ならえいじも医者になれた訳だ。
今村昌平監督「カンゾー先生」、黒澤明監督「赤ひげ」。
必死プロでも医者物映画を撮るかな。
昔、ラブ兄弟で作ったコントを映画化するか。
パニック・ドクトル・コメディ「医者も患者」。
医者がエキセントリックで、自分で頭に注射を何本も打ちながら患者を診る。
看護婦たちも逆立ち歩行しながら患者に謎の注射をバンバン打つ、パニックコントだった。
SM荒療治病院ミュージカルコメディ「Dr.デトロイトの病は気から」
ピストル医者バイオレンス・コメディ「可愛いお医者さんドクター佗助の安楽死」
無茶苦茶なわちきでありんした。
藤沢周平の未刊行初期短編小説集「無用の隠密」突入。
六義園に行ったり、染井稲荷神社にお参りに行ったり、ブラえいじ。
落語、相撲、時代小説、神社仏閣巡り、秋刀魚焼いたり…。
どうやらオレは、江戸時代の世界に憧れてるらしい。
だけど実際に江戸時代に生きるのはキツイだろうね。
イチゴのショートケーキとかモンブランとかないし。
でも幸福を感じる瞬間は昔のが多かったかもしれないな。
小説の中だと忍者とか武芸者とか博打打ちとか俳諧師とか憧れちゃうけど、実際には無理。
大奥の殿様だって、自由がないし、飽きると思うな。
だけど『徳川セックス禁止令』の山城新伍や大泉晃にはなりたい。
チョメチョメ。
もしオレが江戸時代に生きたなら、黒澤明監督の映画『隠し砦の三悪人』の藤原釜足や千秋実のようになるような気がする。
三船敏郎にはなれないよ絶対。
えいじの母方の家系は、江戸時代からずっと医者で、お袋の代でストップしたらしい。
マミーがもし医者になってたら、えいじも医者になってたかもしれない。
ケーシー高峰先生みたいに。
カーッ!
そういえば子供の頃、親戚に「医者になりなさい」と言われたことがあったが、無理だとわかって途中から誰も言わなくなったな。
「ディア・ドクター」くらいにはなれたかもだけど。
江戸時代には無免許医者が沢山いたらしい。
江戸時代ならえいじも医者になれた訳だ。
今村昌平監督「カンゾー先生」、黒澤明監督「赤ひげ」。
必死プロでも医者物映画を撮るかな。
昔、ラブ兄弟で作ったコントを映画化するか。
パニック・ドクトル・コメディ「医者も患者」。
医者がエキセントリックで、自分で頭に注射を何本も打ちながら患者を診る。
看護婦たちも逆立ち歩行しながら患者に謎の注射をバンバン打つ、パニックコントだった。
SM荒療治病院ミュージカルコメディ「Dr.デトロイトの病は気から」
ピストル医者バイオレンス・コメディ「可愛いお医者さんドクター佗助の安楽死」
無茶苦茶なわちきでありんした。