7月27日(金)

当院では子供を産ませる予定がないのであれば
避妊手術を推奨しています

確かに避妊手術は全身麻酔が必要で
健康な身体にメスを入れなければなりません
その後も
太りやすくなってしまったり
尿漏れがしやすくなるという可能性もありますが
それでも何故多くの獣医師が薦めるのか

それは雌犬特有の怖い病気を予防することにあります
・乳ガン(腫瘍発生率第1位)
・子宮蓄膿症(生死に関わる緊急疾患)
・卵巣ガン
これらの病気は避妊手術を早期に行うことで予防することができます
年をとっていても
子宮や卵巣の病気は100%予防できます

今回も陰部が腫れて・・・・いうことで
16歳の雌犬の乳腺腫瘍と子宮・卵巣の摘出をおこないました

 少しショッキングな写真にはなりますが 
卵巣が異常な形をしているのが分かります
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普通は卵巣はものすごく小さい豆のようなものなのですが
この卵巣は大きくなり、ぼこぼこに膨れ上がっています
病理検査結果はまだ帰ってきていませんが
卵巣腫瘍やその他の卵巣の病気であることは間違いありません

こういった状態での麻酔はより危険ですし
入院も必要で治療費用も高額となってしまいます 

ですので子供を産ませる予定がないという方は
避妊手術を一度検討していただければと思います