3月15日(金)

※3月臨時休診のお知らせ
  19日(火)午後 
  30日(土)      は臨時休診となります。
 ご迷惑をお掛けしますが、何卒宜しくお願いします。


暖かくなってくると皮膚病で来院される患者さんが増えます
寒い時期でも空気が乾燥していて
ヒーターの前を陣取っているような子では皮膚病が悪化することがあります

また皮膚病というのは目で見てすぐに分かるので
飼い主さんも気づきやすく
動物病院でも一番よく見る病気かも知れません

しかし一言で「皮膚病」といっても原因は様々です
人間でもアトピーであったり、水虫であったり、様々ですよね

原因も分からずに痒みがあるからという理由で
ステロイドをずっと飲ましていたり
強い抗生剤を長期間飲ませていたりすると
却って悪化してしまうこともあります 

一番適切な薬を、適切な用量で、適切な期間処方するのが大事だと思います
また肌に合った薬用シャンプーを選択することで
皮膚症状は驚くほど改善します
当院では単なる「皮膚病」という 診断名で終わらせず
しっかりと原因を突き止めて「診断名」を出して治療するようにしています

ちなみにワンちゃんの皮膚病の原因は・・・?
細かく言えばもっとありますが、大まかには以下の8つに分類できるかと思います

①ノミアレルギー
②疥癬
③犬毛包虫
④膿皮症
⑤マラセチア
⑥食物性アレルギー
⑦アトピー性皮膚炎
⑧その他(免疫介在性疾患、腫瘍、ホルモン病など)


単純にこれらの病気のどれかに絞り込めれば簡単なんですが
臨床の現場ではなかなか上手くいきません
例えば「食物性アレルギーが根本にあって、それに感染が生じ膿皮症も併発」している等です
なのでその子その子の皮膚の状況を見極め治療していくこととなります

ちなみに食物アレルギーやアトピーの確定診断はとても難しいです
病変の部位などによって推測はできますが
除去食試験といって「アレルギーの起きないご飯」を一ヶ月近く食べてもらうこともあります
それで痒みが止まれば食物性アレルギー
痒みが変わらなければ食物アレルギーではないと判断できます

このように単なる皮膚病でも非常に多くのことを考えながら診察しなければいけません
何度も来院していただいたり、検査も多くなってしまいますが
適切な治療をするためにもご理解いただきたいと思っています

明日は皮膚病で数年間苦しんでいたワンちゃんを紹介したいと思います
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では今日はこの辺で・・・・ 
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