4月23日(火)

以前も異物(ネズミのおもちゃ)を腸に詰まらせてしまい
緊急手術を行った猫ちゃんがいましたが
今回も異物を食べて腸閉塞を起こしてしまった猫ちゃんです

猫ちゃんに限らず
1歳くらいまでの若い子というのは
好奇心旺盛で何でも口にしていしまうので注意が必要です

今思い返せば愛犬たちも
骨付きチキンを丸呑みにしたり
電化製品のコードを噛みちぎってしまったり
ヒヤッとすることが多々ありました・・・

今回の猫ちゃんは
急な嘔吐、食欲・元気の消失で来院されました
いつもは病院でも愛想を振りまいてくれる猫ちゃんなんですが
さすがに重度の脱水でグッタリとしてしまっていました 
飲んだ水までも吐いてしまうのですからかなり強い吐き気です 

そこですぐさま検査入院となり
治療を続けながら嘔吐の原因を調べていきました

消化管バリウム造影検査といって
レントゲンで白く写るバリウムを飲んでもらって検査を行いました 

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バリウムを飲んですぐの写真です
胃内に多くの白いバリウムが溜まっています
さらに時間を置いて撮影すると

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5分後の写真です
少しずつ胃から小腸の方へとバリウムが流れていってくれてますが
”数珠状陰影”という異物を疑わせる腸の異様な形が見えています

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6時間後の写真です
だいぶ腸の下の方へとバリウムも流れてくれましたが
それでも多くのバリウムが未だに胃内に存在します
普通であれば4時間もあれば
胃の中の食べ物は腸へと流れて空っぽになってくれるものです
それがまだ残っているということは・・・
腸の中に異物が詰まっていると考えられます

放っておけば腹膜炎に波及してしまう危険性もあるため
夜間に緊急手術を行いました
お腹を恐る恐るあけてみると・・・
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以上に腫れ上がった腸が確認できました
その中には・・・

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よく分かりづらいですがバリウムにまみれた
布や紐の固まりです
ご家族に確認してみると
洗濯物をかじった形跡があったとのこと

もともとカーテンやタオル、ヒモなどで遊ぶことが多く
よく口にしているみたいです
これからはそういった口にしてしまいそうなものはできる限り隠して
気をつけていってもらいたいと思います

本人からも・・・
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「お騒がせしてしまい、申し訳ありませんでした」
とのことです
 現在は元気いっぱい、食欲もりもりに過ごしてくれています

若い子たちは何でも口にしてしまいますので
皆さんも注意してくださいね
特に「水を飲んで、水までもすぐに吐いてしまう」
この症状はとても怖いです

では今日はこの辺で・・・・ 
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