8月9日(金)

先日まだまだ幼いワンちゃんが診察に来られました
主訴は「毛が抜けて、広がってきている」とのこと
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脱毛を引き起こす病気はたくさんあります
・皮膚感染症(細菌・カビ・寄生虫)
・アレルギー疾患
・ホルモン病
など、これら以外にも多くの原因があります

今回のワンちゃんは頭、前足、腰に脱毛が見られました
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いづれも強い痒みはありませんが徐々に脱毛部位が広がってきているとのことです
そこで細菌、真菌(カビ)、寄生虫に対する検査を行ったところ・・・
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見えるでしょうか?
皮膚の中からこんな虫が見つかりました 
これは皮膚の寄生虫で「ニキビダニ(毛包虫)」と呼ばれるものです

実は常在寄生虫といって子犬の頃に母犬から移ってきます
普段は悪さをすることはなく皮膚の中でソッと生活しています
それが免疫力が落ちた際などに発症してきます

大きく分けて
若年型(幼い時期に発症)成犬型(大人になってから発症)
に区別されますが
後者の方ではホルモン以上などの免疫・代謝異常が関わっていることも多く
治療が難しくなることもしばしばあります

今回は若年型だったので内服薬と外用薬によって治癒してくれそうです

このように脱毛といっても原因は多岐に渡るため
しっかりと原因を突き止めて治療していく必要があります
この子に抗生剤だけで治療しても治癒することはないでしょう

また早めの段階で連れてきていただいたため
症状も軽いうちから治療することができました
お家での観察はすごく大事ですね
「飼い主は第二の獣医師」です
日頃から注意深く動物を見て早めに何事も対処できるようにしましょう
 


では今日はこの辺で・・・・ 
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