1月24日(金)

寒さの厳しい日が続きますが
皆さんお変わりないでしょうか?
毎年必ずどこかで風邪をひいてしまうので
今年こそはと思って手洗い・うがいに励んでいます 

さて今回はお口の病気・・・歯周病についてです
歯周病が犬ではとても多い病気であることは以前にも説明したことがありますし
高齢犬を飼われている方で口が臭いなどの悩みをお持ちの方も多いと思います

放っておくと様々なトラブルが発生し
意外と口の問題だけでは済まないこともあります

今回のワンちゃんは数日前より口を閉じられなくなったとのこと
常に臭いよだれが出ていて
食欲も少し落ちてきているとのことで来院されました 

一般身体検査から始まり各種検査を行っていきますが
結局原因は・・・歯周病の進行により口が痛くて閉じられない
歯もグラグラしており中々ひどい状況です

そこで麻酔をかけることにはなってしまいますが
歯周病治療のためスケーリング、抜歯、抗菌剤の投与を行うことにしました

P1060502P1060506
これが処置中の写真になりますが
この子はいったい何歳だと思われますか?
 
お口の中だけを見ると随分年をとってるのかなとも思ってしまいますが
実は・・・6歳です
中年の域にはなっていますがまだまだの年齢です
P1060507
顔はまだまだあどけなさが残ってしまっていますね

何故この年齢でここまでひどい状況になってしまったのか?
それはもちろん歯磨きが日頃から出来てなかったせいもありますが
乳歯が残っており、それがさらに歯周病の進行を早くしていました
歯並びが悪くなり歯と歯のスペースがなくなり余計に歯垢が溜まってしまいます 

しかも今回は歯周病が進行することで下顎骨(下あごの骨)も溶けてしまって
顎がグラグラな状態になっていました
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こうなってしまうと根元が置かされた歯は残すことが出来ないので抜歯となってしまいます

 P1060512P1060516
処置前(左)処置後(右)の写真になります
見た目は少し痛々しいですが
この後本人は口の痛みや匂いもなく食欲ももとに戻って元気にしてくれています

歯周病なんてと軽く見てしまいがちですが
意外と怖い病気につながることがあります

皆さんも愛犬の歯周病が気になりだしたら
健康なうちに一度スケーリングをして歯磨きを頑張ることをオススメします

では今日はこの辺で・・・・ 
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