2月4日(火)

以前は口が閉まらないといワンちゃんをご紹介させていただきましたが
今回は逆の症状
「口が開けられない(開口障害)」のワンちゃんのお話です

普段から病院に来ていただいていたのですが
あるときから徐々に口が開かなくなってきました
最初は飼い主さんも明らかには気づかなかったのですが徐々に進行し・・・
本当に全く開かなくなってしまいました

様々な原因を考え試験的治療を行いましたが反応はなし
ご飯はお口の横から少しずつ入れると食べれますが
それでも食べられないので徐々に体重も減ってきていました

本人は食べたい気持ちもありますし
嫌なことをされれば怒って咬もうとするのですが
それでも口は開けられません

各種検査を実施するも明らかな原因は分からず
CT検査を大阪の高度医療センターで実施してもらいました

その結果・・・
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このワンちゃんの頭の3D写真になりますが(CT検査ではここまで分かります)
頬骨のところ(下顎骨と頭蓋骨の間)で石灰化が生じていました
そのためその部分の骨を切り取る手術を行ってもらいました

BlogPaint
おかげで現在では口も開くようになってくれましたが
今回、顎の関節に石灰化を起こした原因は「歯周病」でした
歯周病による炎症が顎の方まで波及してしまった結果です
診断名は「歯周病感染に伴う下顎枝頭蓋骨間硬性開口障害」

初めて歯周病で顎が固まってしまった子を見ましたが
以前から何度も言っている通り
口の病気・・・だけで済まなくなってしまうこと多くあります

お口の臭い子、歯石の多くついている子は歯石除去を一度考えて下さいね
そして普段から歯磨きをできる限りしてやってください


では今日はこの辺で・・・・ 
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