7月3日(日)

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。

院長:    7月9日(土)、14日(木)
百石獣医師: 7月10日(日)


学会・勉強会参加のため、上記の通り獣医師不在の日がございます。
診療は通常通りおこなっておりますので、どうぞご了承ください。

もうそろそろ梅雨もあけてくれるでしょうか?
暑くてジメジメした嫌な日が続きまますね
暑さの影響もあるのか最近は下痢をしたり胃腸炎の症状で来院する子が多く感じます
もちろん熱中症は命に関わる緊急疾患なので室内を涼しくして、
お水をたくさん飲めるようにしといてあげてくださいね

そんな熱中症等の緊急疾患で大活躍するのが、集中治療室(ICU)です
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当院では移転と同時に最新型のICUが導入されました
温度・湿度・酸素濃度を自由に設定でき
呼吸器病をはじめとした重症患者には無くてはならない存在です


さて今回はICUのお陰で助かった
「肺水腫」「子宮蓄膿症」を併発していたワンちゃんの症例紹介です 
肺水腫は心臓病などによって肺に水がたまり呼吸が苦しくなる病気 
子宮蓄膿症は子宮に膿みが溜まる全身の感染症です

今回は他院からの転院症例でもあり来院時にはかなり状態が悪くなっていました 
各種検査から子宮蓄膿症が診断されたため緊急の手術が必要でした
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エコー検査でも子宮内に膿貯留が大量に認められ
腹水もたまってきているため非常に危険な状態です

しかし今回は厳しい事に呼吸状態もかなり悪く肺水腫も併発していました
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レントゲン検査で肺が真っ白になってしまい
完全に心臓の形も見えなくなってしまっています
すぐに手術に臨む事ができないため
まずはICUにて内科的な全身の支持療法と肺水腫に対する治療を行っていきます

酸素濃度を40〜50%近くにまで設定し酸素療法をおこないつつ
肺のお水を出してやる治療を2日程続けたところ・・・
レディ2
なんとか肺水腫も改善し呼吸状態が安定しました
またその間の支持療法により体力も少し回復したため
いよいよ手術に臨みました

とはいってももちろん全身状態は悪く危険な状況には変わりありません
手術室準備・毛刈り処置などできうることを迅速にすませて・・・
ソノサージも使用して・・・
最速で手術を進めていきます
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お腹の中からは膿貯留によって大きく膨れ上がった子宮が出てきました
破裂させないよう注意しながら結紮分離していきます
15分程で手術は無事に終了

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大きな子宮が摘出されました
これで一安心です
術後は次の日から食欲も出てきて元気一杯
術後2日後には尻尾を振りながら帰ってくれました

今回は肺水腫と子宮蓄膿症の併発という厄介な状況でした
どちらも命に関わる危険な状況でしたが乗り越えてくれてホッとしています
やはり定期的な聴診や避妊手術は重要ですね

今後も予防や早期診断に力を入れて啓蒙していくのはもちろんですが
重症患者でも助けられる病院として最新の医療を提供していきたいと思います

それでは今日はこの辺で・・・・ 
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