10月18日(火)

・゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
院長:10月30日(日)
百石:10月27日(木)
学会・勉強会参加のため、上記の通り獣医師不在の日がございます。
診療は通常通りおこなっておりますので、どうぞご了承ください。


最近夜の寒さに凍えながら過ごしていますが
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?(´・ω・`)
青森で生活した経験もあるのですが、
やはりどこにいても寒さには勝てません
皆さんも風邪は引かないようにお気を付けください( ・Д・)

さて、先日ですがお腹が膨れ上がった猫ちゃんが来ました(((( ;゚д゚)))
触ってみると、、、
お腹はたぷたぷ状態でした
この瞬間ふと何か嫌な予感がしました(;´Д`)

お腹の中で何が起こっているのか調べるためレントゲン検査を実施しました。
この猫ちゃんのお腹のレントゲン写真がこちらです。

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ちなみに、健康な猫ちゃんのお腹のレントゲン写真がこちら。

momo1momo2

2つを見比べると、その違いが明らかです。
本来であればお腹の中の臓器が写ってくるはずです
しかし、今回の猫ちゃんでは臓器が全く分からないほどに
お腹の中は真っ白に写ってきています。

では、なぜこのようなレントゲン写真となるのか、、、?
それはお腹の中に水が溜まってしまっているからです(´;ω;`)
その原因としては、
・低アルブミン血症
・心臓疾患
・肝疾患
・お腹の中の腫瘍
・猫伝染性腹膜炎(FIP)
・膵炎
などなど、、、
非常に多くの原因が考えられます

採取された水を検査したところ、今回の原因は猫伝染性腹膜炎(FIP)であることが
考えられました(;´Д`)

この猫伝染性腹膜炎(FIP)は非常に怖い病気です。
原因はウイルスです。
通常、ウイルスや細菌が体内に侵入して来たら体は抗体を作り、
その抗体がウイルス・細菌を排除してくれます。
すなわち、ウイルス・細菌にしてみれば抗体は天敵なのです!
しかし、猫伝染性腹膜炎(FIP)を引き起こすウイルスは抗体があることで
より活性化してしまいます
本来であれば体を守ってくれるはずの抗体が、
ウイルスの手助けをしてしまっているような状況に陥ります(´;ω;`)

このウイルスは感染猫の糞尿や唾液、または鼻水を介して分泌されます。
ですから、猫を多頭飼育されている方は特に注意が必要です('A`|||)
猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症してしまった猫は他の猫と離す必要があります。
また、食器などは細目にアルコールなどで洗浄することが大切になってきます。
猫伝染性腹膜炎(FIP)を1歳以下で発症してしまうと、
経過が非常に早く進行していきます
残念なことに、この病気に対する治療法は現在のところ確立されていません。
ですが、早めに対症療法を行うことで延命できる可能性は十分にありますので
仮に発症してしまったとしても、諦めずに頑張る価値はあります!!

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Hirohata@U-KYO-Animal Hospital

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