10月23日(日)

・゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
院長:10月30日(日)
百石:10月27日(木)
学会・勉強会参加のため、上記の通り獣医師不在の日がございます。
診療は通常通りおこなっておりますので、どうぞご了承ください。


暑いのか寒いのかよくわからない気候が続きますね
しっかりと体調管理しないと
ワンちゃんもネコちゃんもみなさまもご注意ください

さて、今回は大きな手術を無事乗り越えてくれた13歳のボーダーコリーのFくんのお話です。
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「あまり元気がなくふらふら歩いてる、年齢のせいかなぁ〜」ということで初めて右京動物病院へ来院されました。
身体検査では口の中や舌の色がなんとなく白っぽく、お腹が若干ぽってりしていて、少し微熱がありました。
これは何かおかしい

ということで検査スタートです。

まずは血液検査で貧血が確認されました。
どこかで出血が起こっている可能性があります 

続いてレントゲン検査と超音波検査を行いました。
梅田フィーゴX-ray 梅田フィーゴ エコー
なんと・・・お腹の中に巨大な腫瘤がみつかりました

この腫瘤がお腹の中で破裂し出血しているのです

緊急事態です
このまま置いておくと出血がとまらず、血圧が下がって亡くなってしまいます

すぐさま開腹して、破裂した腫瘤を摘出しなければなりません。
点滴を流して状態を整え、いざ手術です

開腹するとすぐさま巨大腫瘤がみえてきました。
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こういった巨大な腫瘤を取り出す時に血圧が急に下がり、術中死をしてしまうケースは少なくありません。
万全の準備をして、慎重に…慎重に…
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巨大腫瘤がお腹から出てきました
由来は脾臓の腫瘍でした。
今度は脾臓に繋がっている血管をソノサージ(超音波メス)で慎重に結紮していきます。
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糸で一つ一つ結紮していくのに比べて、ソノサージを使用することで格段に素早く切除することができます。
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無事脾臓の腫瘍を摘出できました
思っていた通り巨大な腫瘤でした
摘出後は素早く閉腹し、血圧が下がり過ぎることもなく無事麻酔からも覚めてくれました

あとはFくんの生命力に期待して、しっかり栄養をとって回復を待ちます
手術翌日、まだ元気復活とまではいきませんが、徐々に表情もよくなり、ご飯も食べてくれました

脾臓は腫瘍が出来やすい臓器の一つで、怖いものに血管肉腫という悪性腫瘍があります。
急速に巨大化し、他の臓器への転移や浸潤が激しいのが特徴です。
ただ、腫瘍が小さいうちはこれといった症状も示さないので、今回のようになんとなく元気がないなぁと思った時点ではかなり巨大化し、危険な状態になっていること多いのです。
悪性腫瘍でも早期発見であればあるほど予後は良くなります。
最悪の事態にならないためにも、定期的な健康チェックがやはり大事なんですね
そろそろお年かな〜と思われている方はぜひ、健康診断をしてあげましょう




それでは今日はこの辺で・・・ 
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A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital

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