2009年07月23日
エコ補助
「プリウス」に注文が殺到して、既に23万台程の注文らしい。
そういえば、来年、ホンダのエコカーにしようか、と思っていたところに、新型プリウスの”価格戦略”の発表で、コロッと、やはりプリウスにするか、と思った程、素人の私には結構、刺激的なものだった。
そんなところに「エコカー、新車購入補助制度」なるものが出て、先行したホンダをあっという間に追い越した。
この補助制度は、小がねのある団塊世代以降の高齢者の心をもくすぐった?ようで、私の某身内の人は、早速電話をかけてきてこう言うのだった。
「”補助制度”で、安く買えるらしいので、買い替えようと思うが、どの車がいいか?」
「来年になったら、あげるから」
というのだ。
確か、ここんところ殆ど乗らなくなったはずなのに・・・。
こちらの寂しい懐を察してのことなのか、わからないが、丁度来年はまた車検だから、「ラッキー」と心の中でよろこんでいる(^_^.)
今までは、パワー・ハンドリング・スポーティで選んで来たが、そろそろエコというか、燃費というか、飽きたというのか、そんなんで見た目より、走ればいい、さらに維持・ランニングコストにしよう、とか思ってきているのだ。
で、その某身内、現金ではプレゼントにならないから、”モノ”ならプレゼントになる、と思ったらしい。ついでに乗らなくなっている現在の”車”も処分ということのようだ。流石に、古びた今の車を「あげる」なんて言われても、「お断り」になるからだろう(笑)。
しかし、本当のエコは、車社会になった現代社会から車を減らすことなのではないか、と思うのだが、昨今の若者は昔に比べると車に興味を持たないらしい。
買っても、駐車場が必要だし、税金やら修理やら、点検費用やら燃料費など、乗ろうが乗るまいが、費用は発生するわけで、そんな金があるなら他の方に回す、ことを考えているようだ。
数年前までは、
「xx歳になったら、俺も免許とって、車かって・・・」
と言っていた倅が、
「車は要らない、免許も別にいらない」
等と最近言っているとか。
それにしても、不景気で、少子化で、車時代のピークが既に終わってしまった現在、売れに売れている「プリウス」の”補助”目当てが、受注しすぎて納車が来年3月末に間に合わなくなっているらしい。
”景気刺激策”としてだけで捉えれば、3末をさらに1年延期なんてことにすればいいのだろうが、”トヨタだけ”をヒイキするわけにはいかないから、そう単純なものではない。
ただ他社も皆、”期限を延ばして欲しい”となれば、可能性はあるが、下手すると来年もプリウスのひとり勝ちになりかねない。
政権もひょっとすると変わるかもしれないという”破れかぶれ”解散状況の中、果たして状況は年末に向けてどう変化するのだろう?
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コメント一覧
今回の何時の間にか選挙って、手品を見ているような、手際よさと胡散臭さがなんとも嫌な感じがします。
こんばんは。
そうそう、最近はホンとしょっちゅう見かけます。
戦後の牽引役の一つだった自動車産業が、ですね。
一足先に、少子化(や格差拡大化)の中で、建設・不動産関連が従来の変動構造から変化しましたし、自動者もある意味そうですね。
住いや仕事場は必須ですが、
自動車は移動手段として必須とはいえ、これからの世代が行楽のあり方をどう考えるかで、影響を受けますね。
さて、今回の選挙、
郵政解散のときは、小泉さんの「勢い」や「リーダーシップ」が見事にプラスに働いたものでしたが、
今度の、
「破れかぶれ解散」は、「早くせぇ〜」と皆が言っているのに、なかなかせずに、その間にボロが次に次に出て、どうしようもない状態にしてからの全く逆のパターンとも言えますね。
だから、
小泉さんのときは、想定外の大勝でしたが、
さて、
麻生さんのでは、「想定外の何」になるのでしょう?
笑___。
さて、
>麻生さんのでは、「想定外の何」になるのでしょう?
上記の、「想定外」の部分には、「予定通り」or「予定調和と」いうの方がしっくりくるような雰囲気がします。
高く持ち挙げてから、ズトンと落とせば、
効率良く、破壊できますから、
想定外という状況は、自民と民主が
ほぼ同じ議席に釣り合って、
公明が議席を失い、キャスティング
ボードとして機能しなくなる事態。
それで、共産がキャスティング
ボードとして機能するようなことに
なれば、それは想定外かもしてません。
そんな状況は、まず、有得ない。
大変遅くなってしまいました。
めんご、ですm(__)m
いやぁ、どうなるんでしょうね。
私的には、
要は、一度は「大手術」が必要、
というのが根底にあって、
景気対策とか対策云々の問題などよりも、
1.自民では、変わることがない、
2.民主中心で、絶対良くなる、保証もない
という中、
民主でウマくいこうがいくまいが、
単なる変化でなくても、政権が、
「必至」になるような仕組みに変わることが、
何より大事と思うのですよね。
低価格のブロードバンド化の流れの仕掛けは、YBBだったり、
昔、PC関係の価格破壊などもどこかがやったり、携帯の利用料低下等も今、ソフトバンクが扇動したり、してようやく他社にも広がる?とか。
世の中、そうした変化を仕掛ける人(企業)がありますが、それも企業というより仕掛け人は人ですから、政治も人なんでしょうね。
小泉旋風も、まさに自民というより人でしたしね。
正しいかどうかというのは、やってみないとわからない、というのが政治にもあります。
やるなら思い切ってやるべきでしょう(^^)v