2015年05月19日

食べ歩き紀行 【豪徳寺】 あめこや

新築マンションの周辺地域サイトで連載中の「食べ歩き紀行」
今回は豪徳寺・赤堤エリアをご紹介します。

物件は来春より販売予定の「デュフレベース世田谷赤堤」(売主:サジェスト)です。

エリア情報はこちらでどうぞ→世田谷ライフ


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豪徳寺の駅を降りたら招き猫の石像。あ、そうだ、豪徳寺といえば、招き猫の神社でした。
豪徳寺という駅名にときめいていたのは、縁起の良さそうな、守ってくれそうな名前というだけではなく、
招き猫の神社のご近所さんだったからなのかもしれません。

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駅からほんの少しだけ歩いて本日の目的地、あめこやに到着。
あれー?お蕎麦屋さんじゃなかったんだっけ??なんだかおしゃれなカフェ風の外見。


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とりあえずのビールを頂きながらメニューを見てびっくり。
もちろんお蕎麦もあるのですが、つまみやお魚メイン、お肉メインとアラカルト料理の豊富なこと!

グラスビールがあるのは、ビールも欲しいけれど量は飲めない、と思っている私にとっては幸せなこと。
くいーーっと頂きました♪

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お通しは蕎麦寿司。蕎麦の実味噌とブロッコリースプラウトが巻いてあると聞いたような。
一口サイズであっという間に食べてしまいました。慌ててお酒を注文。

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お酒のチョイスも良いですね〜純米が主体で名前聞いただけで絶対美味しいでしょ!
といいたくなるような銘柄のお酒が並んでいます。この鳳凰美田も、いつものフルーティーな
感じではなくすっきりとした飲み口。辛口とありますが、私には程よく辛すぎません。あ〜幸せ〜。

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韃靼そばの実入りのポテトサラダ。蕎麦の実の他にカリカリのじゃこも入っていて、食感が楽しい。
味も、クリームには頼らない、おいも自体の旨みを感じるような、
このままいいつまみになる味。もちろん日本酒にも合います。

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つまみ三点セットでダメ押し(?)。生カラスミ、いくら、豆腐の味噌漬け。
一口一合はいけそうですが、がんばってチビチビと頂きます。
というか、お酒単体でも美味しいのに、これらのつまみをほんの少し食べて
お酒を飲むと口の中が幸せで爆発!余韻でじーーーんとなります。日本の酒飲みで良かった。

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子持ち鮎のコンフィ。箸で楽々切れます。で、断面を見ると頭側も尻尾側も卵がぎっしり。
身体の80%以上が卵という感じ。内臓はどこに行った??こんなに卵ぎっしりで
生きていけるのか??親鮎が必死の思いで抱えたたくさんの卵ごとパクパクと
頂くのがちょっと罪悪感を感じるほど。でも、これまた絶品なのです。
骨まで軟らかくいただけます。ごめんね、心して美味しく頂きました。

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鴨好きとしては外せない、青森真鴨の炙り。真鴨だけあって、鴨本来の旨みが凝縮しています。
苦手な人はもしかしたら苦手かも。でも鴨好きにはたまらない、鴨の香り、味わい。
これまた口中にジューシーな鴨の旨みと香ばしい香が広がります。

グラスの赤ワイン、ペルージャのドゥカデラコルシャ。優しいだけではない、ちゃんと渋みもある味わい。
でも嫌な渋みではなく、味に奥行を与えているというか、なんともバランスの良い味です。

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メニューを開いた時から気になっていた、牡蠣の塩辛とマスカルポーネ!
赤ワインとどうぞ、とありました。マスカルポーネは黒豆やあずきと合わせて
その美味しさに驚いたことがあったけれど、それでも塩辛と合わせようとは
全く思ったことがなかった。牡蠣の塩辛とマスカルポーネはとっても合います。

赤ワインには、、、どうかな、、、赤ワインによっては合うのかもしれません。
合うという赤ワインを聞いて試してみれば良かったかな。でもやっぱり日本酒飲みたくて、
今度はお燗を2本頼みました。

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群馬泉と誠鏡。誠鏡は青い涼やかな字体のラベルのを飲んだことがあると思います。
夏酒だったのかな。広島のお酒。もう一方の群馬泉は初めて。

お燗、まず口の中にふわーと味が広がり、その後お腹の中からあったまる感じ。
冷酒も好きだけど、これからの季節はお燗かな。純米酒をお燗にするって
最近のような気がします。そのままとは一味も二味も違う、味の深み。日本酒もやっぱりスゴイ。

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お蕎麦の前にもう一品、ということで別のものを頼もうとしていたところ、
他のお客さんに運ばれていたこの一品が美味しそうでそちらに変更した、という、
仔牛の串揚げ。牛の旨み、ギュー♪ 脂少なく、噛みしめるごとに幸せが深まる、
そんな味わいです。

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いよいよお蕎麦。2種盛り合わせのうちの一品は、北海道キタワセの十割蕎麦。
お蕎麦の色がグレーではなく緑っぽいのは新蕎麦だから?さすが十割だけあって、
蕎麦の香り、味わいがしっかり。

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日本酒が蒸発してしまったので、最後の一杯。開春のひや。

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もう一種類のお蕎麦は富山のとよむすめの十割蕎麦。

かえしをつけて食べると私には味の違いは判らない。もちろん、
かえし自体も好みの味わいで美味しいのですが。

なんとか食べ比べしようと、そのまま食べたり、日本酒にちょっと付けて食べたりしてみました。
お蕎麦だけでも味わい深い。日本酒につけていたら友達に驚かれてしまったけど、
どこかで聞いたことのある蕎麦の食べ方だと思う。確かに味わいが異なります。
北海道キタワセの方が少しだけより甘い感じ??うまく表現できないのが残念。

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最後の蕎麦湯でノックアウトされました。濃厚!これだけで飲めそう。
軽い蕎麦がきのような感じ。かえしに入れても当然美味しいけれど、
そのままでもとっても味わい深かった。ご馳走さまでした。

ここはあくまでお蕎麦屋さんがメインで、他のお料理も出す、というスタンスなんですね。
その、他のお料理、もレベル高いと思う。これが、料理やワインメインでお蕎麦もあります、
だったらお蕎麦は頼まないかもね、という話をしていました。
お蕎麦やさんとピッツアやさんは似ている気がする。職人さんですよね。
〆に美味しいお蕎麦が食べられ、その前にいろんなおつまみで飲むことができるなんて、
なんたる幸せ。

ミニ女子会なのか女性4人がテーブルで幸せな感じで会食していたり、
某有名俳優さんが一人カウンターにいたり、後から仕事帰りっぽい女性が一人で
晩御飯風に食事していたり。みんな幸せそう。こんな店が近くにあったら私も通う!
とまたまた思った次第です。次回は豪徳寺にお参りしてから来ようかな。

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最後に。このお店のお手洗いがまた素敵なんです。ギャラリーのよう、というか、
ギャラリーそのもの?今回も作家さんの絵の展示をしていました。
音楽も素敵で、あまりの快適さに居座りそうになってしまった。

お料理もお酒も美味しく、居心地が良くて、とっても「気」の良いお店でした♪ また来ます!





umappie at 23:30│Comments(0)TrackBack(0) 食べ歩き紀行 | 和食

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