食べ歩き紀行
2015年05月19日
食べ歩き紀行 【豪徳寺】 あめこや
今回は豪徳寺・赤堤エリアをご紹介します。
物件は来春より販売予定の「デュフレベース世田谷赤堤」(売主:サジェスト)です。
エリア情報はこちらでどうぞ→世田谷ライフ
豪徳寺の駅を降りたら招き猫の石像。あ、そうだ、豪徳寺といえば、招き猫の神社でした。
豪徳寺という駅名にときめいていたのは、縁起の良さそうな、守ってくれそうな名前というだけではなく、
招き猫の神社のご近所さんだったからなのかもしれません。
駅からほんの少しだけ歩いて本日の目的地、あめこやに到着。
あれー?お蕎麦屋さんじゃなかったんだっけ??なんだかおしゃれなカフェ風の外見。
とりあえずのビールを頂きながらメニューを見てびっくり。
もちろんお蕎麦もあるのですが、つまみやお魚メイン、お肉メインとアラカルト料理の豊富なこと!
グラスビールがあるのは、ビールも欲しいけれど量は飲めない、と思っている私にとっては幸せなこと。
くいーーっと頂きました♪
お通しは蕎麦寿司。蕎麦の実味噌とブロッコリースプラウトが巻いてあると聞いたような。
一口サイズであっという間に食べてしまいました。慌ててお酒を注文。
お酒のチョイスも良いですね〜純米が主体で名前聞いただけで絶対美味しいでしょ!
といいたくなるような銘柄のお酒が並んでいます。この鳳凰美田も、いつものフルーティーな
感じではなくすっきりとした飲み口。辛口とありますが、私には程よく辛すぎません。あ〜幸せ〜。
韃靼そばの実入りのポテトサラダ。蕎麦の実の他にカリカリのじゃこも入っていて、食感が楽しい。
味も、クリームには頼らない、おいも自体の旨みを感じるような、
このままいいつまみになる味。もちろん日本酒にも合います。
つまみ三点セットでダメ押し(?)。生カラスミ、いくら、豆腐の味噌漬け。
一口一合はいけそうですが、がんばってチビチビと頂きます。
というか、お酒単体でも美味しいのに、これらのつまみをほんの少し食べて
お酒を飲むと口の中が幸せで爆発!余韻でじーーーんとなります。日本の酒飲みで良かった。
子持ち鮎のコンフィ。箸で楽々切れます。で、断面を見ると頭側も尻尾側も卵がぎっしり。
身体の80%以上が卵という感じ。内臓はどこに行った??こんなに卵ぎっしりで
生きていけるのか??親鮎が必死の思いで抱えたたくさんの卵ごとパクパクと
頂くのがちょっと罪悪感を感じるほど。でも、これまた絶品なのです。
骨まで軟らかくいただけます。ごめんね、心して美味しく頂きました。
鴨好きとしては外せない、青森真鴨の炙り。真鴨だけあって、鴨本来の旨みが凝縮しています。
苦手な人はもしかしたら苦手かも。でも鴨好きにはたまらない、鴨の香り、味わい。
これまた口中にジューシーな鴨の旨みと香ばしい香が広がります。
グラスの赤ワイン、ペルージャのドゥカデラコルシャ。優しいだけではない、ちゃんと渋みもある味わい。
でも嫌な渋みではなく、味に奥行を与えているというか、なんともバランスの良い味です。
メニューを開いた時から気になっていた、牡蠣の塩辛とマスカルポーネ!
赤ワインとどうぞ、とありました。マスカルポーネは黒豆やあずきと合わせて
その美味しさに驚いたことがあったけれど、それでも塩辛と合わせようとは
全く思ったことがなかった。牡蠣の塩辛とマスカルポーネはとっても合います。
赤ワインには、、、どうかな、、、赤ワインによっては合うのかもしれません。
合うという赤ワインを聞いて試してみれば良かったかな。でもやっぱり日本酒飲みたくて、
今度はお燗を2本頼みました。
群馬泉と誠鏡。誠鏡は青い涼やかな字体のラベルのを飲んだことがあると思います。
夏酒だったのかな。広島のお酒。もう一方の群馬泉は初めて。
お燗、まず口の中にふわーと味が広がり、その後お腹の中からあったまる感じ。
冷酒も好きだけど、これからの季節はお燗かな。純米酒をお燗にするって
最近のような気がします。そのままとは一味も二味も違う、味の深み。日本酒もやっぱりスゴイ。
お蕎麦の前にもう一品、ということで別のものを頼もうとしていたところ、
他のお客さんに運ばれていたこの一品が美味しそうでそちらに変更した、という、
仔牛の串揚げ。牛の旨み、ギュー♪ 脂少なく、噛みしめるごとに幸せが深まる、
そんな味わいです。
いよいよお蕎麦。2種盛り合わせのうちの一品は、北海道キタワセの十割蕎麦。
お蕎麦の色がグレーではなく緑っぽいのは新蕎麦だから?さすが十割だけあって、
蕎麦の香り、味わいがしっかり。
日本酒が蒸発してしまったので、最後の一杯。開春のひや。
もう一種類のお蕎麦は富山のとよむすめの十割蕎麦。
かえしをつけて食べると私には味の違いは判らない。もちろん、
かえし自体も好みの味わいで美味しいのですが。
なんとか食べ比べしようと、そのまま食べたり、日本酒にちょっと付けて食べたりしてみました。
お蕎麦だけでも味わい深い。日本酒につけていたら友達に驚かれてしまったけど、
どこかで聞いたことのある蕎麦の食べ方だと思う。確かに味わいが異なります。
北海道キタワセの方が少しだけより甘い感じ??うまく表現できないのが残念。
最後の蕎麦湯でノックアウトされました。濃厚!これだけで飲めそう。
軽い蕎麦がきのような感じ。かえしに入れても当然美味しいけれど、
そのままでもとっても味わい深かった。ご馳走さまでした。
ここはあくまでお蕎麦屋さんがメインで、他のお料理も出す、というスタンスなんですね。
その、他のお料理、もレベル高いと思う。これが、料理やワインメインでお蕎麦もあります、
だったらお蕎麦は頼まないかもね、という話をしていました。
お蕎麦やさんとピッツアやさんは似ている気がする。職人さんですよね。
〆に美味しいお蕎麦が食べられ、その前にいろんなおつまみで飲むことができるなんて、
なんたる幸せ。
ミニ女子会なのか女性4人がテーブルで幸せな感じで会食していたり、
某有名俳優さんが一人カウンターにいたり、後から仕事帰りっぽい女性が一人で
晩御飯風に食事していたり。みんな幸せそう。こんな店が近くにあったら私も通う!
とまたまた思った次第です。次回は豪徳寺にお参りしてから来ようかな。
最後に。このお店のお手洗いがまた素敵なんです。ギャラリーのよう、というか、
ギャラリーそのもの?今回も作家さんの絵の展示をしていました。
音楽も素敵で、あまりの快適さに居座りそうになってしまった。
お料理もお酒も美味しく、居心地が良くて、とっても「気」の良いお店でした♪ また来ます!
2014年12月01日
食べ歩き紀行【金町】金町製麺
新築マンションの周辺地域サイトで連載中の「食べ歩き紀行」
今回は金町エリアをご紹介します。
物件は来春より販売予定の「アデニウム ザ・オアシスガーデン」(売主:ジョイント・コーポレーション)です。
エリア情報はこちらでどうぞ→金町・亀有・高砂スタイル
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ようやく訪問できました!友達の間でとても評判が良くリピーター続出のお店。金町製麺。とにかくリーズナブルなお値段で超美味しいと話題。一度行ってみたかったんです。
ひゃーおつまみみんな390円!目移りしちゃってなかなか選べない。
まずは生ビールとライモンの酎ハイ。ライモンとは、ライムとレモンなんですって。可愛い。ロック歌手にライモンっていなかったっけ??
鰯のお刺身と秋刀魚のなめろうを頼みました。一緒に行ったお友達は何度か訪れているとのこと。そのおかげか小肌の酢締めも少しサービスしてくださいました。
鰯のお刺身、脂がのっていて口の中でとろけるぅ〜。
秋刀魚のなめろう。うーん、味噌の具合がいいですね。日本酒を呼ぶ味♪
お酒のメニューを見ると、日本酒のラインアップも素晴らしい!!
七田純米ひやおろし、裏上喜元純米大吟醸荒にごり、庭のうぐいす特別純米、天青秋純米おりがらみ、などなど。裏上喜元は610円、それ以外は510円という信じられないお値段♪
まずは大好きな天青から。
表面張力ぎりぎりまで注いでいただけます。乾杯はできないけれど、口からお迎えに行く幸せ(笑)。
フルーツトマトの春菊ソースがけ。春菊のほんのりやわ苦い感じ、甘味も酸味もしっかりとしたフルーツトマトによく合います。
あ・ん・き・も〜。ふわっと溶ける感じ。全く臭みなし。これも日本酒に合いすぎます。
やりいかのお造り。福岡生まれで烏賊にはうるさいですが、ねっとりとした食感とすっきりとした自然の甘み、うまか〜です。
みぶ菜とおかひじきのお浸し。おかひじきのしゃきしゃき感が楽しい♪ほっとする箸休め。
これらみーんな一皿390円ってすごくないですか??
当然お酒も進みます。私はお店の方おススメの裏上喜元を。
そしてお友達は雨後の月を。
また表面張力いっぱいに注いでいただき、美味しいおつまみと共に頂く幸せ感ったら。。。
裏上喜元荒にごり。ほんの少し白濁していて旨みたっぷりだけれどもすっきりとした余韻。こういうお酒(も)好きです。
続いて私は出身地福岡の庭のうぐいす。
お友達は阿部勘。だんだんお酒が加速してきたような。だって美味しいんですもの。
ここではラーメンを食べなきゃ!なのですが、もうちょっとつまみが欲しくて、茹で鶏のネギ柚子和えを。
鶏がしっとりジューシー!ごま油かな、風味豊かな油の旨みと、鶏・葱のパーフェクトコンビネーション。柚子の香りもふわっと漂い、身も心も幸せに。
もうお腹いっぱいだからラーメンは一つでいいかな、と思ったのです。が、しかし、美味しそうな麺が多すぎる!
雉、昆布、香味野菜で出汁をとった醤油ラーメン、と書いてあった手もみ中華そば。これがスタンダードかな、と思ったのですが、牛香る鯛そばにも惹かれる。そして、豚骨にいりこという濃厚いりこそばも食べてみたい。
迷ったあげく、牛香る鯛そばと濃厚いりこそばを頂いて二人でわけることに。
牛香る鯛そば。すっきり綺麗なスープの味、なのに麺によーく絡む。チャーシューは豚と鶏なのかな、柔らかくて風味豊か。味をうまく表現できなくてもどかしいのですが、とにかくとにかく美味しいの一言。
スープも飲み干してしまいました。
濃厚いりこそば。豚骨というよりも魚介の味、でもまろやかな甘味はやはり豚骨から来ているのかな。玉ねぎがよくあっていました。こちらもウマすぎで、ついついスープまで飲んでしまった。でも罪悪感はなし。
友達が何度も訪れている理由が良く分かりました。こんなお店が近くにあったらどんなに幸せかしら。
時間が経つとまた食べたくなる、金町製麺のラーメン。早く次の訪問計画を立てなくては。
2014年11月20日
食べ歩き紀行【名古屋・御器所】ギャラリーカフェUn Peu
今回は、名古屋市・御器所エリアをご紹介します。
販売中の物件は、「ローレルコート御器所広路通」
「ローレルコート御器所駅前」(売主:近鉄不動産)の2物件です。
エリア情報はこちら→<タウンアドレス御器所>

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御器所駅から歩いてすぐのビルの一階に小さな看板。ギャラリーカフェUn Peuはこのビルの3階にあります。
階段を上がって、開店10分後にお店に入ったらほぼ満席でびっくり!
なんとか空いていた最後の一席に滑り込みました。

白い壁に木のテーブルと椅子。優しい光がたくさん入って、飾られた春のお花と新緑が目にも嬉しい。
とても居心地の良い空間です。
この日はたまたま月一のイベントランチの日。しかも、お花見弁当ランチだそうで、気分が上がります♪

目の前にも飾られた涼しげな緑を見ながら花見弁当の登場待ち。

待っている間にギャラリーコーナーを見学。センス良い小物がたくさん飾られていて、見ているだけでも楽しい。

お弁当、ということだったので、お弁当箱にドンと出るのかと思いきや、まずは前菜プレートから。
きゅうり、セロリ、黄パプリカのオレンジジュースピクルスで身体が目覚める感じ。そしてその目覚めた身体に、牛蒡と人参のピクルスがぽっと温もりを与えてくれます♪

甘酸っぱいミニトマトに口の中が喜ぶ。さつまいものお団子はほっこりとした自然な甘み。
そして真ん中の牛蒡と豆腐のグラタンはクリームソースではなくふわふわの卵豆腐のよう。
豆腐もそのまま入っていて、ちゃんと豆の味が活きてます。そして木のスプーンが口に優しい。

続いてメインのプレート。卵焼きの上に旗が立ってる!しかも、白地にシャンパンゴールドの水玉。
気分がますます上がります。大人だって旗付きは嬉しい。
卵焼の円やかな旨みは塩麹と作る人の腕のなせる技でしょう。
お寿司が甘めの味付けなので程よい塩気の卵焼きが良く合います。
お寿司の間のそぼろが優しくどこか懐かしい甘味。
お団子型のナゲット、ひとつはギュッと締まったお肉の味。
そしてもう一つはふんわりおからにハムの塩気が程良いお味。
いろいろな味や食感が楽しめます。 ボリュームもたっぷり。

そしてデザートプレートまで。
お茶はほんのり桜の香り。ふるふるな食感のぷりんと黒蜜を楽しんでいたら、底に何かある。
ちょっとしゃきっとしたフルーツ、ヤーコンじゃないし、わからずお店の方に聞いたら白桃ですって!
上に乗った白玉も桜色、ほんのり桜の味がするのは桜花の塩漬けの味が移ったのでしょうか。
幸せな味のハーモニー。

最後に酵素レモンジュースを頂きました。炭酸割りで爽やか〜。
いやー大満足のランチでした。
作った人の想いが、優しさが、しっかりと伝わるお料理を、センス良い空間でいただける。
大人気ですぐに満席になるのも当たり前ですね。

このお店のいろいろなところにさり気なく飾ってあるお花もとっても私好み。思わずにっこりしてしまう。

このお花は下を向いていて、立って眺めた時にはなんとも思わなかったのですが、
座って見上げると目が合うんです。お花と対話する感じ。
Un Peu、今のところは土・日のみ営業されているようですが、イベントもいろいろやっていらっしゃるみたい。
私が訪問した翌週にはタロットカード&アロマからの贈り物、というイベントがあるようでした。
いいなあ〜楽しそう。ゆったりした休日のランチに、友達とのお茶に。近くにあったら通いたくなる、そんなお店でした。
2014年11月07日
食べ歩き紀行【赤羽】グッドミート・バル
今回は、北区「北赤羽」エリア。
物件は 「ザ:パークハウス北赤羽」(売主:三菱地所レジデンス)です。
エリア情報はこちら→北赤羽タウンガイド
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JR赤羽駅のecuteの充実ぶりにびっくり。駅の中を歩きながら、あれ、私まだ改札出ていないよね?と不思議な気分に。赤羽ecuteもゆっくり探検してみたかったけれど、お友達との待ち合わせの時間ぎりぎりで慌てて東口へと向かいました。
この日の目的地はグッドミート・バル。「肉屋直営の欧風肉バル!肉屋が自信を持って推奨する特選部位を豪快且つリーズナブルに。」というキャッチフレーズに惹かれました。しかし、当日お昼過ぎに予約しようと電話するも、予約可能な席はもう満席なんです、とのこと。普通の火曜日なのに。やっぱり人気の店なのね、と思うとますます行きたくなって、あるかもしれないというフリー席に期待しつつ店へ。入った時はやっぱり満席(涙)だったのが奇跡的にちょうど二人のお客様がお勘定で席をたったので、スムーズに入店できました♪ラッキー。私の執念が天に通じた??
ワインリストが可愛い。説明もわかりやすくて選びやすいし、何よりとってもリーズナブル。
お肉にも合いそうなロゼ泡をボトルで頼んでみました。もちろんグラスワインもあります。
グランドメニューがまた可愛い。食べてみたいものたくさん。この他におススメメニューがまた別にあるんです。迷う。。。
ロゼ泡で乾杯。しっかりした味わい、チェリーのような風味もあって好きな味。
お通しのパンは3種盛り合わせ。フォカッチャと小麦のパン(と聞こえたけど全粒粉入りかな)とバゲット。
パンが美味しいとこれから出て来るお料理も美味しいに違いない、とワクワクした気分に。
無花果とブルーチーズのサラダ。無花果の優しい甘味、酸味、そしてブルーチーズのコクがぴったり。ワインのおつまみになる味です。ブルーチーズと無花果も合うのね。
お腹が空いていたのでわしわしと頂きます。
これこれ!メニューを見てどうしても頼みたかったラム肉の赤ワイン煮パイ包み。
美しく焼きあがっています。
スプーンで天井を崩して中をすくってみると、とろっとろの羊煮込み。外側のパイ生地と一緒に食べるとたまらない〜とまらない。赤ワインも合いそうだけれど、ロゼ泡でもいけます。ずっと食べ続けたい。
これもどうしても頼みたかった群馬県産黒毛和牛ランプ肉のグリル。赤身のお肉のビステッカが大好きなんです。脂っぽくないのに柔らかい。しっかりとしたお肉の味と香ばしさ。そのままでも美味しいけれど、セロリ塩なるものをちょいとつけるとより風味が増します。お肉のためのふかふか敷布団のようなマッシュポテトをお肉と一緒に食べたり、ホースラディッシュをつけたり、レモンを絞ったり、いろいろな味が楽しめて、もう夢中。
付け合せのひよこ豆と四角にカットした固め茹でのジャガイモがカレー味というのも素敵。生のセロリも口をリフレッシュしてくれるし、とても良いバランスの一皿。さすがお肉屋さんのバル!
もうちょっとお肉食べようか、ということになって、これまた迷ったのだけれど、豚肉とピスタチオのサルシッチャにしてみました。最初の一口はピスタチオをあまり感じなかったけれど、次の一口から感じるようになりました。特に食べた後にピスタチオの味というか香というかがふわっと立ち上る感じ。
パスタ登場!これまた迷いに迷いましたが、おススメメニューにあったやげん軟骨と雪嶺茸のペペロンチーノを。やげん軟骨の肉と軟骨のバランスが素晴らしい。軟骨がコリコリしすぎて食べにくいかな、とちょっと思っていたのですが、まったく邪魔にならなくて、パスタと一緒に美味しくいただけます。雪嶺茸はとっても肉厚で食べごたえがある〜味もしっかり絡んでいます。パスタの味付けはもしかしたらちょこっと醤油が入っている?それとも茸の味なのかな。ちょっと和風な感じもしました。冷めても美味しいのにはびっくり。おつまみになるパスタです。
ふと顔をあげるとピノキオの人形とレモンの先にある黒板にJerezの文字が。このお店、シェリーもいろいろグラスで飲めるのです。シェリーが好きでJerezに行ったほどのシェリー好きとしては頼まずにはいられない。
普段はさっぱりとしたFinoが好きですが、アモンティリャードの説明にナッツのような香りとあったので、ピスタチオの入ったサルシッチャに合うのではないかな、と思って頼んでみました。
友達はすっきりとした甘味のペールクリームシェリーを。
友達の頼んだココアプリン、一口いただきましたが甘め控えめでつるんと美味。
前菜からデザートまで、そしてワインもシェリーも美味しくて大満足。いいお店です。
近くに欲しいな〜。
グッドミート・バルは大人気でワイワイものすごい熱気と活気。もう少ししっとりと食べたい時は二階の姉妹店のフレンチバル、ボンビアンドゥも良いかもしれません。
お腹いっぱい幸せ気分で駅に向かう途中にも、海鮮を自分で焼いて食べるお店や、鯉と鰻のお店(!)、美味しそうなラーメン屋さん、アジアンカフェ、ビストロ、などなど楽しそうなお店がたくさん。いろいろはしごしてみるのも楽しかったかな、と思ったり。でもまたグッドミート・バルで今回食べきれなかった他のお料理も食べたいし、ボンビアンドゥにも行ってみたいし、と悩ましい限り。美味しそうなお店がたくさんあって迷うなんて、幸せな悩みですね。
2014年07月02日
食べ歩き紀行【世田谷上馬】夕(セキ)
新築マンションの周辺地域サイトで連載中の「食べ歩き紀行」。
今回は、世田谷上馬エリアをご紹介します。
物件は今夏より販売予定の「ローレルコート世田谷上馬」(売主:近鉄不動産)です。
エリア情報はこちら→<タウンアドレス世田谷上馬>
2014年06月27日
食べ歩き紀行【名古屋市・名東文教台】ether(エーテル)
今回は、名古屋市・名東文教台エリアをご紹介します。
物件は今夏より販売予定の「ローレルフォーチュン名東文教台」(売主:近鉄不動産)です。
エリア情報はこちら→<タウンアドレス上社>
本郷駅から徒歩3分位のところにあるカフェEther(エーテル)。
落ち着いた佇まいです。
一歩お店に入ると明るくて広々。
ショーケースの中にはいろいろな種類のキッシュとケーキ。
他に雑貨や、焼き菓子もいろいろ販売していました。
お昼の時間はとっくに過ぎていたけれどほぼ満席。
テイクアウトして帰るお客さんも多いみたいです。
店内明るくていい雰囲気。女性二人組、カップル、一人のお客さんも。
みんなそれぞれのカフェタイムを楽しんでいる感じ。
キッシュとケーキ、ドリンクがセットになったメニューもあって心惹かれましたが、
ランチ後だったのでケーキとコーヒーにしました。
ショーケースで自分の食べたいケーキを選びます。
焼きバナナのタルトや、オーガニック無花果のガトーショコラ、桜のチーズケーキなどもあって迷いましたが、
今回選んだのは西尾抹茶とホワイトチョコのガトーショコラ。
ちなみにキッシュはキッシュロレーヌの他にさつまいもとほうれん草のキッシュ、ハーブソーセージとじゃがいもとキャベツのキッシュもありました。あーキッシュも食べたかったな。そうだ、キッシュはテイクアウトにすればよかったのかも!いまさらながらちょっと後悔。他のお客さんの食べているキッシュがとっても美味しそうだったんです。
でもこの西尾抹茶とホワイトチョコのガトーショコラも美味しかった〜。
何せ抹茶が濃い。そしてしっかりと、みっちりとした食感の生地。ホワイトチョコが入ってしっとりしています。
甘すぎない、抹茶の苦みも活きた、大人のケーキ。
一緒に頂いたのはサクラブレンドのコーヒー。香り高く、甘味・酸味のバランスがとても好み。
ぽってりと分厚いコーヒーカップの唇にあたる感触も好き。
美味しいスイーツをコーヒーと一緒にゆったりと頂く。休日の悦びですね。
名古屋のカフェ文化は素晴らしい。こんなカフェ、うちの近くにも欲しいなぁ。
2014年06月05日
食べ歩き紀行【武蔵新城】トラットリアギヘイ
新築マンションの周辺地域サイトで連載中の「食べ歩き紀行」。
今回は、武蔵新城エリアをご紹介します。
物件は今秋より販売予定の「イニシア武蔵新城ハウス」(売主:コスモスイニシア)です。
エリア情報はこちら→<武蔵新城スタイル>
この日訪れたのは武蔵新城の駅から徒歩3分程度のトラットリアギヘイ。
美味しいものが食べれそう、と外観からも確信できそうな素敵な佇まいのお店です。
テーブルでもカウンターでもどうぞ、と言っていただきましたが、オープンキッチンの様子がばっちり見えるカウンターに陣取らせていただきました。
ワインのメニューを見てびっくり。ビオワイン中心に30種類もグラスで頂けるとは!
グランドメニューも黒板のメニューも食べたいものばかり。
まずはカボラーニ・プロセッコを頂きながら考えることに。
金曜日の夜。食べたいものばかりで迷うメニューを見ながら、キリリと冷えた泡で乾杯。
もう旅(食事)は始まっていて、素敵な旅になることが確信できる。幸せです。
タベログで予習していて食べてみたかった一品、パルミジャーノクロッカンテ。
香ばしい風味がたまりません。
ちなみに泡グラスの奥に見えているサービスのクロッシーニ。
正直あまり好きではなくて手を付けていなかったのですが、
先に食べた友達が、これ美味しい!というので手を出してみました。
チーズ感が素晴らしい!これはバクバク食べてしまいそうで、お料理にお腹を残しておくために自分をセーブしておくのが大変だったくらい。もちろん、最終的には全部頂きましたが♪
迷って決めた一品、神奈川県産鯖の炙りガスパッチョ仕立て。
ガスパッチョソースにはクリームは入っていないということでしたが、とっても滑らかでスムーズ。
イタリアの激辛一味が入っているそうで、確かにぴりりと辛いけれど後味はすっきり。
イタパせと鯖とソースを一緒に頂くとより深い味に。これは鯖ラーにはたまりません♪
ガスパッチョ仕立てのソースを全部頂きたくて全粒粉の自家製パンを頂きました。
フォカッチャの方がソースを頂くには適していたかもしれないですが、全粒粉の気分だったので。
外は固いけれど噛み締めるほどに小麦の旨みがたっぷり。そしてガスパッチョソースを付けていただくと、ソースのみずみずしいトマト感を再認識。美味しい〜。
モッツアレラチーズとアンチョビを詰めた花ズッキーニのフリット。
アツアツ、サクサク、中トロトロ〜〜〜。アンチョビの具合が程よい。
茎のところの見た目と味がいっちょまえにズッキーニで、可愛かった。
下に敷いてある新聞はイタリアのもの。2011年という日付でした。
シェフがイタリアで修行されていた時のものなのかな(これは想像ですが)。
白ワイン、Tenuta dell' ARTE Chardonnay 2011を頂きました。
ワインはシェフにお任せ♪こういうのが好き、この料理に合わせたいと伝えると真剣に一つ選んでいただけます。このワインはいい意味でオイリー、でもキレがいいのは程よい酸味のせいかな。ナッツ系な風味も感じました。
ホタルイカのアーリーオオーリオと迷いに迷って結局雲丹のパスタを選択。
イカ墨を練り込んだキッタリーネ。北海道産の雲丹を使ったソースとのこと。
いや〜この雲丹のバターな感じとリッチなシャルドネがとっても合う。
イカ墨のパスタ自体も美味しくて、ペロッと食べてしまいました。うーん、これはまたリピートしたい。
ちなみにこのポーションは1人前。一皿を綺麗に二つに分けて持ってきていただけて感謝です。量も程よい感じ。
大分県産の岩がき。大と小でお値段が3倍位違う。どうせなら、と大を頼んでみたらその大きさにびっくり。
見えますか?手前にあるのが小、というか普通の岩がきのサイズ。
大きさも三倍以上、20年もの位ではないかとのこと。
焼きと生と迷いましたが、新鮮だから、というシェフの言葉に生で頂きました。
これは、なんと表現していいのか。。。綺麗な海の味がする。お腹?のところはとってもミルキー。
自然の恵みと、この食材を美味しく提供してくださったシェフに、感謝です。
ワインもグラスでどんどん頂きました。メモと写真が一致していないかもしれないのですが(汗)、
クラウディ―なベリーの味。某お茶の宣伝で濁りは旨み、というのがありましたが、
まさにそんな、余韻を感じさせる味。ほんのりスミレの香りもしました。
メインは黒毛和牛A5モモのロースト。しんたまの低温ローストにも興味があったのですが、シェフにお聞きしたところ、こちらが特にお勧めということでした。
脂っぽいのかな、と内心思っていましたが、ご覧のとおり美しいロゼ色のお肉で、柔らかくジューシーだけれども脂っぽさは感じません。お肉の甘さ、お塩で頂くとより引き立つ。味わい豊潤でうっとり。
ちなみにお塩は海藻を練り込んだお塩だそうで、このお塩だけでも飲めそう(笑)。
サラダを頼もうと思ったら、お野菜をお肉に付けますよ、と言っていただきました。
たっぷりのルッコラ、いやセルバチコかな。さわやかな苦みがたまりません。
Bonavitaという赤ワインも頂きました。ひなたの土を思い出させるようなほっこりとした味。
Secco Bertani 2010 Veronaは適度な渋みとふくよかな味。
友達と一杯ずつ頂きながら、交換してそれぞれの味を見て。いろいろ味わえて幸せ過ぎる。
ちょっと飲みすぎましたかね。。。
お友達の頼んだタルト、ちょっと味見させてもらいました。
オレンジピールの風味、生地はサックサク。甘すぎなくて美味しい〜。
私のデザートはグラッパ。ハーブの香りがします。お腹もすっきり落ち着く感じ。
ここはシェフ一人でお料理を作っていらっしゃるのですが、待つことなく良いタイミングでお料理が出てくるのはもちろん、気さくに話かけてくださっていろいろ教えていただいたり、ワインを選んでいただいたり、とても居心地いい空間でした。
一緒に来た友達と、家の近所に欲しいお店だよね〜と話していたら、前をいつも通るので気になって初めて入ってみました、というお客様が来店。とってもうらやましくて帰り際にご近所でいいですねーと話しかけてしまいました。
武蔵小杉に住む別の友人も私が訪れた翌々日位に偶然トラットリアギヘイで食事したらしく、美味しいよねーと話が盛り上がりました。武蔵小杉も近いし、便利なロケーション。私は職場が近いので、ワイン好き美味しいもの好きの友人達と一緒にまたお邪魔したいと思います。
ご馳走さまでした♪
2014年04月16日
【食べ歩き紀行】時空を旅するような感動フレンチ♪@フランス料理シェ・小杉
お友達に猛烈におすすめされ、名古屋のフランス料理シェ・小杉を訪れました。
急に決まったこともあり、友達とうまくタイミングが合わず、独りでの訪問。
ちょっと緊張つつドアを開けると、とても優しい笑顔のマダムが出迎えてくださって、気持ちが一気にほぐれます。
シェフが持ってきてくださった本日のメニューには、〜幸福の扉〜という文字。
お飲物のメニューを見て、目が釘付けにな
《はじまりは海》のオマール海老のコンソメジュレ。焼き目を付けた雲丹が乗ってい
白いのはカリフラワーのクリーム。
壱岐や対馬で身体で感じた海の香りがして、ずっと忘れていたその風景が頭の中によみがえりました。
右のイカ墨のサブレはしっとりとしていそうな外見に反してサクサク、まさにサブレ。
そして左のブリニはふわふわで、
驚いたのはベニエルージュ。その名の通り赤い。
なんでもビーツの色だそうですが苺みたい。
外はかりかり、
海から《清流》へ。最初、どうしてパンケーキが浮いているのか理解できず何度もじーっと見てしまいました。
パンケーキの中には鮎と山菜、そしてミモレット。鮎のほろにがさと山菜のほろにがさがなんともいえず合っています!ほろにがさを優しくとりもつミモレットとパンケーキ。
美しいプレゼンテーションに、本当に清流のせせらぎが聞こえるような、昔足を入れてみた時のひんやりした感覚がよみがえるような、不思議な気分でした。
次は《大地》。野生茸のロワイヤル、だそうですが、もろもろっとした優しい固まり具合にふわふわの泡。
茸がたくさん生えている、山奥の肥沃な土を思わせるような、奥深い味。
中にはモリーユ茸がゴロゴロと入っています。
《芳香》。左は卵の上にたっぷりとホワイトアスパラのクリーム、そしてサバイヨンソース。シェフがサマートリュフを削りに来てくださいました。
ホワイトアスパラの柔らかな春の味とちょっと酸味のあるサバイヨンソースが、卵を優しく包みます。
そしてサマートリュフの香りで口の中も胸の中も一杯!
右はなんと、レーズンバターサンドならぬトリュフバターサンド。チーズ風味のクッキーの中にトリュフバターがサンドされていて、バターが溶けないように冷たい石の上に置かれています。サクサク噛むと口の中でトリュフバターの香りが炸裂。たまらない。。。
マダムが美味しそうなパンをたくさん持ってきてくださいましたが、お腹いっぱいになりそうだったのでスタンダードなバゲットのみ1枚頂きました。
手前はバター。もう、一つ一つが素晴らしい。この真ん丸でつるっとしたバターに萌えます。削って崩すのがもったいないような。
続いて《息吹》。大地から、春の香りが漂ってきて、そしていよいよ春の芽吹き。
このサラダ、下に牛すね肉のスープで炊いた、セップ茸の炊き込みご飯が入っているんです。
上の香り野菜と、グリエールチーズのチュイルをよーく混ぜて食べてください、ということでまぜまぜ。
ご飯にはしっかり牛すね肉の旨みとセップ茸の香り。そこにちょっとぴりっとするような春の葉っぱ野菜が混ざって、素晴らしいとしかいいようのない味。とっても好み。
《海ふたたび》お魚は真鯛のポワレ。深緑のソースはエストラゴン。ラビオリの中には空豆と桜えびが入っています。柔らかい空豆ペーストと桜えびで春を再び感じ、しっとりとした真鯛のポワレとエストラゴンソースにまたうっとり。カリカリとした皮も素敵なアクセント。
そしてこの、ポワロー葱のソースが優しい甘味とコクをさらにプラス。
いろいろな味わいが楽しめて、ワクワクが続きます。
《真髄》と題されたコンソメ。語弊があるかもしれないけれど、和の出汁のような、ピュアな旨みそのものの味で身体に染みわたる。口直しに、とメニューには書いてあるけれど、まさに真髄、味の、旨みの真髄なのかも。素晴らしい味でした。また頂きたいなあ。。。
《ピレネー山脈より》そしてメインの、ピエールオテイザ氏のキントア豚、焦がした玉ねぎのソース。
このお皿の盛り付けにまたまたびっくり。正直最初、真ん中に豚肉が出てくるんじゃないか、
と思っていました。
お皿の淵三分の一に美しく盛り付けられた豚肉。パールオニオンの中にはクレソンのソース。オレンジは人参クリーム、白いのは根セロリ。かりっと揚がった葉っぱに、チーズのチュイル。ビーツもあったかな。オニオンを高温で長時間焼いたというソースと、一番手前はバスクの塩。
ピエールオティザ氏をネットで検索してみると、「30年前、絶滅の危機にあったフランスの地豚“バスク豚”を保護し、今では7000頭にまで復活させた第一人者」とありました。バスクの豚だからバスクの塩、なんですね。
ちなみにバスク塩はフルールドセル(大粒の天日塩)、パセリ、ピンクペッパーなどのミックス、らしい。これだけなめても美味しかった。
ちょっとアップにしてみました。左下に見えているのが一口サイズにカットされたキントア豚。
香ばしいかおり、柔らかくて、噛むとじゅわっと旨みが口中に広がります。
そのまま食べてお肉の美味しさを噛みしめたり、周りの野菜やチュイルと一緒に食べて味の組み合わせを楽しんだり、一口一口がとても楽しい。
この感じだと、デセールもきっと素晴らしいプレゼンテーションで、味も良いんだろうなあ、と思ったのですが、さすがにお腹いっぱい。帰りの新幹線の時間も気になってきたので、デセールは泣く泣く断りました。
するとシェフがフルーツの氷菓子に変更し、さらにはミニャルディーズを包んでくださるとのこと!
こちらがフルーツの氷菓子。これまた可愛らしい盛り付けで、味もさっぱり。シャンパーニュにもとってもあって、素敵なお食事の〆になりました。心遣いが本当に嬉しい。
お食事をしながらまるで小旅行、いや、時空を超えた旅に出ているような気分。こんなにいろいろな感性を刺激されるお料理は初めてだったかもしれません。一人ということを忘れる位に楽しいひとときでした。お料理の素晴らしさに加えてマダムやシェフのおもてなしにも感動。
記念日に訪れれば素敵なお祝いの日になること間違いなし。そして、特別な日でなくても、ここでお食事をしたこと自体が記念日になるような、そんなレストラン。今度は大事な人と一緒に訪れたい、と心から思いました。
素敵な時間を、思い出を、ありがとうございました!
2014年04月07日
食べ歩き紀行【両国】麦酒倶楽部POPEYE
新築マンションの周辺地域サイトで連載中の「食べ歩き紀行」。
今回は、墨田区両国エリアをご紹介します。
物件は今春より販売予定の「ザ・パークハウス 両国レジデンス」(売主:三菱地所レジデンス)です。
エリア情報はこちら→<タウンガイド両国>
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今回の食べ歩きは両国。両国といえば相撲、大江戸博物館、隅田川、花火そしてビールかも!
今回のお店にはビール好きには有名なお店、麦酒倶楽部POPEYE。ドアを開けて一歩お店の中に入ると、みんなとても楽しそうにニコニコビールを飲んでいて、とても活気があっていい感じ。
生ビールだけでも72もある??しかも他ではほとんど見かけない日本のクラフトビアもたくさん。

迷って決められないので3種飲み比べセットを頂くことにしました。日本のセットと輸入のセット、それぞれ630円というお値段はうれしい。
日本のセット(手前)は、水曜日のネコ、金鬼ペールエール、そしてスワンレイクのポーター。
水曜日のネコは飲んだことあるかも。ネコのイラストが缶に描いてあるビールかな。さっぱりとしたホワイトビール。
真ん中の鬼伝説の地ビール、金鬼ペールエールは飲んだ瞬間懐かしい香りと味。なんだろう、、、フルーツ系、いちじく?桃?
そして右はスモーキーで、チョコっぽくて、少し蜂蜜の味もするような。ビールの飲み比べって初めてかも。私にとっては量もちょうど良くて、味の違いを楽しみながら頂きました。
ちなみに友人の頼んだ輸入セットはヒューガルデンホワイト、ベルビュークリーク、えぞ麦酒シェイクスピアスタウトだったようです。

お通しはローストビーフ♪ちょっとジュレっぽいソースが表面に塗ってあって、お肉も柔らかくて一口サイズ。イイネ!!そのままでも、もちろんビールとでも合う、気の利いたお通しにお店の心意気を感じました。

まず頼んでみた、アイスバインのスモールサイズ。一見すました感じのお肉に見えますが、ナイフを入れると、、、

ほら、中は情熱的(笑)。濃いロゼ色でしっとりしつつもほろっほろのお肉。ザワークラウとと一緒に、マスタードソースをかけて頂くととっても良いバランス。

友人が頼んだのはポパイのオリジナルビア、しかもポパイ25周年記念ビールのエクストラピルス。福島県福島市のビールのようです。
メニューに王冠マークがあるビールにはお料理が一品付いているのだとか。このビールに付いていたお料理は後ろに見えているソーセージの盛り合わせ。ビール&ソーセージはテッパンですね。

メニューを見て気になっていた国産エミューのお肉も注文。エミューってダチョウの一種なんだそうです。
美しいルビー色、赤身なのにしっとりとしていて柔らかい。クセもなく、上にかかったドレッシングがキャンティのドレッシングを思わせるような、ちょっとだけ和の味もしてエミュー肉にも合って美味しすぎ。
このお肉、焼いたらどんな感じなのかな。赤身肉好きとしては興味津々。

お燗ビール(NURUBI)を頼んでみました!えぞ麦酒シェイクスピアスタウトのぬる燗。上にホイルを巻いてアルコールが飛ばないようにして湯煎するのかな。
ホイルを取るとふわっと香りが立ちます。柔らかな、優しい味、ほっとする温かさ。ビールのお燗なんてもちろん初めて飲みましたが、これはありかも。

なんだかだんだん調子づいてきました。
友人は富士桜高原シュヴァルツヴァイツエン。山梨県のビールのようです。少し味見させてもらいましたが、これまたどこか懐かしい味と香り。小麦の旨み、なのかな。
私は気になっていた常陸野ネストビール ダイダイIPAというのを頂きました。
IPAはインディア・ペールエールの略みたい。お店のメニューには「イギリスで発祥した、ペールエールを当時植民地であったインドに運ぶために開発されたビール。ペールエールはアルコールが弱く、腐敗しやすかった為、防腐効果のあるホップを大量に使用し、アルコールを高めたビールです」とあります。ふむふむなるほど。
量がなかったのでサービスで少しですがどうぞ、とお店の方。ありがたく頂きました♪
一口飲むとバスクリンみたいな香りでびっくり!!でもしばらくするとだんだん落ち着いてきて、大好きなオレンジピールの香りに変わってきました。ビールにも本当にいろいろな味があるんですね。

こちらも気になっていた、野菜のピルスナービール漬け。ちょっとピリ辛なのは辛子の味かな、確かにふわっと優しいビールの味もして、とっても美味しい。箸休めというよりサラダ感覚でバリバリ食べちゃいます。

ビールで煮た豚角煮の伊勢角屋麦酒豆味噌仕立て。伊勢角屋麦酒豆味噌を調べてみると伊勢角屋ビールという伊勢のビール醸造所の作った長期熟成豆味噌なんですね。
ビールも味噌も発酵もの同士、合わないわけがない。
お料理が運ばれてきた時隣に座っていらした方が、ああ〜いい匂い!と思わずつぶやいてました。本当に香りだけでも飲めそう。でも食べるともっと飲めます(笑)。見た目ほど味は濃くない、というか豚とお味噌もやっぱり合いますね〜。付け合せのかぼちゃとポテトもお味噌のソースに程よく浸かってほっくりウマウマ。豚角煮はお肉がしっかりとしていて食べごたえあり。そのお肉をお味噌のソースの中で切ってソースにまぶしてお野菜も一緒に食べるとこれまた美味しくて幸せな味でした。
これはお店のお客さんがみんなニコニコしているのも当たり前かな。食べ物もビールも美味しい。
ビールに合うの間違えなしの定番メニューの他にも、筍と牛ほほ肉のポトフ、とか、アスパラガス、とか、菜の花のピラフ、とか、ちゃんと季節のメニューもありました。

最後に城戸店長さんにお任せで選んでもらったビール2種。
右はえぞ麦酒バーレーワイン。しっかりと苦みがあって口もお腹もすっきり、また飲めちゃいそうな危険な美味しさ。
そして左はストゥルブ醸造所イヒテヘムズグランクリュ。ベルギーのビールです。このビール、甘味と酸味のバランスが素晴らしい。ワインみたい、だけどやっぱりビール。今回飲んだ中で一番好みでした。というか、飲む順番が良かったのかも。最後の〆にとてもよかった。
実はそんなにビール好きではないというか、ビールだけだとすぐお腹いっぱいになるし、飽きてしまう、と思っていました。。。でもいまさらですが色々なビールがあるんですね。それぞれ味も香りも風味も異なって面白いし美味しい。イヤー大変。ビールにも目覚めてしまいそう。

お料理もまだまだ美味しそうなものがたくさんあったし、一人でふらっと寄ったり、みんなでワイワイ楽しんだり、いろいろな楽しみ方ができそうなお店でした。
帰り際に、メンバーになりませんか?と言われて二つ返事で申込書に記入し、ビール色に輝くメンバーズカードを頂きました。近くに住んでいたら通いつめてお店のすべてのビールを制覇してみたい。いや、近くに住んでいなくても、隅田川テラスを走った後にPOPEYEでビール!なんてコースも良いかも。
ビールに対する想いが変わった夜でした。POPEYE、ありがとう!
2013年12月01日
食べ歩き紀行【川崎】イル・ピノーロ
新築マンションの周辺地域サイトで連載中の「食べ歩き紀行」
今回は川崎エリアをご紹介します。
物件は来春より販売予定の「アデニウム川崎」(売主:ジョイント・コーポレーション)です。
エリア情報はこちらでどうぞ→川崎スタイル
最近勤務先のオフィスが川崎に移転しました。それまであまり降りたことのない駅だったのですが、通うようになってその便利さにびっくり。品川も、東京も、横浜も近い。そして駅前の充実ぶりもすごい。
ラゾーナだけでも、素敵な品揃えの食品コーナー(これ重要!)、お酒販売のお店、
大きな本屋さん、薬屋さん、DIYの店、100円ショップと生活に必要なものは全てそろう感じ。
まだまだこれからであまり探索できていませんが、お店開拓も楽しみ。
そんな川崎で訪れたのは、ラ・チッタデッラ。イタリアのヒルタウンをモチーフに作られていて、
シネコンや大型ライブホールもある場所です。その中にある、イル・ピノーロでディナーを。
シックな色合いの店内。テーブルとテーブルの間もゆったりしていて落ち着きます。
今回は秋のピノーロコースを頂きました。泡好きなお友達と一緒のディナー。ドリンクはもちろん、
泡です。
お食事前の一品は、人参の温製ポタージュ。ハイヒールの器のかかと部分を持っていただきます。
人参の自然の甘味がちゃんと生きている、お腹がほっとする感じ。
次の一品は自家製ハムとぶどうのピクルス。米沢ポークで作ったハムも味わい深いのですが、
ぶどうのピクルスと一緒に食べると葡萄の甘酸っぱさがポークの味わいをひきたててまた別の味わいに。
そして楽しみにしていた、4種茸のスフォルマートとノルウェーサーモンの低温コンフィ。
サーモンは48度のオリーブオイルでじっくり火を通したのだそうですが、ねっとりとした初めての食感。
スフォルマートは茸のプリンみたいな感じ、ポルチーニの香りにうっとり。
そして白いソースは生クリームではなくて、蕪のソース!
これまたそれぞれ単体でも美味しいサーモンとスフォルマートですが、
茸とサーモンを一緒に蕪のソースで頂くと口の中で幸せなハーモニーを感じます♪
パスタも食べたいものばかりで迷いましたが、牛蒡と羊のラグーと、ほろほろ鳥、白レバー、
フォアグラのピッツオケッリを選択。牛蒡と羊のラグーは想像していたのとちょっと違ってオイルベース。
牛蒡も羊もちゃんと食感のある大きさに切ってあって、最初の香りは牛蒡、食べるとしっかりと羊の味。
牛蒡と羊って合うんですねー大地を感じるような滋味深い味でした。
そしてほろほろ鳥の方のパスタはピッツオケッリと言って、蕎麦粉が使ってあるのだそうです。
これまた初めての味わい。パスタ自体の味わいが個性的で、ほろほろ鳥、レバー、フォアグラが
主張しすぎずパスタの味わいを引き立てています。一緒に入っているトレビスでぴりっと全体の
味が引き締まる感じ。
メインはお肉かお魚かのチョイスでしたが、せっかくなので一品ずつ頂いてシェアすることに。
お魚はのどくろの大あさりソース。のどくろは大好物ですが、お刺身か塩焼き以外で食べるのは初めて。
皮はぱりっと、そして身はふわふわに仕上がっていて、あさりの出汁のたっぷり入った旨みの強いソース
と合わせてとても美味しい。イタリアンやフレンチのお魚料理ってお魚に火が通りすぎかな、と思うことも
多いけれど、こののどくろの焼き加減はとても好みでした。
お肉の方のメインは宮崎牛のタリアアータ。燻製塩で頂きます。美しいロゼピンクの焼き色にうっとり。
先に一口食べた友人が、初めての食感!と驚いていました。
私も慌てて食べてみると、本当に口の中でとろけるようなジューシーな味わい。
しばし無口になって味に集中しました。
デザートは紅玉のタルトとホワイトチョコフレーバーのムース、レモンジェリー添えを選択。
ちょっとずつ味見させてもらいましたが、ホワイトチョコフレーバーのムースは後味にしっかりホワイトチョコが
感じられて、レモンジェリーの味もさっぱりと美味しかった。
ですが、私のデザートはこの日解禁となっていたボジョレーヌーボー。
ランブルスコみたいにちょっと泡っぽく、ベリー感たっぷり。最近は自分で買ったり、
飲むイベントに参加したりしなくなりましたが、このフレッシュな味わいは好きです。
このお店、接客もとても丁寧で、いろんな質問にもちゃんと答えてもらえました。
みんなでワイワイ楽しむイタリアンもいいですが、たまには落ち着いて美味しく味わえるイタリアンもいい。
チッタデッラにはいろんなイタリアンがありますが、イル・ピノーロはちょっと特別な気分になりたい時にまた訪れたいと思います♪