◆夏風邪ひきました。
昨日辺りからじわじわ熱出てきてます。なんとか今日は仕事やったけど
週末は死んでると思います。
◆さてさて、アイマスが今までの流れで、ユーザー意見をどれだけ「実現」してきたのか？と
ふと気になったので、自分なりに考察してみた。
(※個人的に集めてきた情報や噂、推測、妄想などが多分に含まれますので、丸ごと信じないように。)
(※非常に長文で、一部の方は不快に思う内容も含まれていると思います。少しでも不快に感じそうであれば
読まないことをおススメいたします。)
本記事では、ややこしいのでプレイヤーをプロデューサーとは表記せずユーザーとして「U」
開発側を「D」と表記します。
ネタばれも含みますので、見たくない人は「続きを読む」をクリックしないように。
それでは、あーゆーれでぃ？
昨日辺りからじわじわ熱出てきてます。なんとか今日は仕事やったけど
週末は死んでると思います。
◆さてさて、アイマスが今までの流れで、ユーザー意見をどれだけ「実現」してきたのか？と
ふと気になったので、自分なりに考察してみた。
(※個人的に集めてきた情報や噂、推測、妄想などが多分に含まれますので、丸ごと信じないように。)
(※非常に長文で、一部の方は不快に思う内容も含まれていると思います。少しでも不快に感じそうであれば
読まないことをおススメいたします。)
本記事では、ややこしいのでプレイヤーをプロデューサーとは表記せずユーザーとして「U」
開発側を「D」と表記します。
ネタばれも含みますので、見たくない人は「続きを読む」をクリックしないように。
それでは、あーゆーれでぃ？
◆では、ソフトのリリース順に流れを見ていきましょうか。
�．◆璽院璽蛭任能个人徊召箸修療�え
U「難易度が高い」→ D「verUPで対応、360版で難易度低下→リリース毎に難易度は下げている」
U「ゲームセンターでやるのが恥ずかしい」 →D「家庭用のリリース」
U「プレイ料金が高い」→ D「360版単体でも遊べる(初期投資のみでも一通り遊べる）」
U「もっと綺麗な絵で見たい」→ D「上位機種（360)でのリリース」
U「新しいコミュ、季節コミュがもっとみたい」→ D「360版で追加、「12ヶ月」制度の導入」
U「使用できる曲が増えて欲しい」→ D「360版DLCで追加曲」
U「オーディションのバリエーション増加」→ D「360版で追加」
U「アケマスのverUPはもうしないのか」→D「最終的に1.3で終了」
U「ステージ写真の記録数増加と録画機能がほしい」→D「360版で増加」→D「SPでさらに増加」
U「対人戦がいやだ」→ D「360版でのオフライン対応」
U「引退期限無しで遊びたい」→D「期限があってこそ意味がある(さらに家庭用では52週に減)」
U「再会イベント(クリア後再選択すると特殊イベント)がほしい」
→D「アイマスは始める度に“はじめまして”である」
もちろんアーケード版が基本です。
当時はとにかく「難しい」「恥ずかしい」「高い」の意見が多く、家庭用のリリースは
アーケード版開始直後から希望が多かったように思います。
リリース時に予定されていた(?)追加要素(コミュ、曲)の実現は、結果的に難しく、追加コミュは解除式、
新曲追加なども実現せず、そういった部分は実現可能な360版へとシフトしていくことに。
余談ですが、家庭用でこのような要望を答えていても、熱心なファンが支えたアケマスは5年という
アーケードゲームでも、異例の長期間オンライン稼動で残り続ける事になりました。
これは、携帯サイト連動である「メールプリーズ」が日常に絡むこと、そしてオンライン対戦の熱さと
厳しさ、やり直し出来ないシビアさが「逆境を楽しむことが出来る」ユーザーを中心に受けた事でしょう。
なので、未だにアケマスPは残っていて、色んな意味で濃い人ばかりになっています(笑)
一部傾き過ぎている人もいるようですが…
また、当時は「765プロアイドル同士(＋敵NPC)がオデを戦っている」という格闘ゲームのような構図は
とくに違和感もなく受け入れられていたと思います。
��360版(無印)で出た要望とその答え
D「家庭用ならではという意味合いで、新キャラの追加」
→D「星井美希参戦とストーリー性(覚醒化など)付与」
U「12ヶ月制がイマイチ意味を成してない」→D「SPでアーケード版に近い制度に戻す」
U「ニコニコなどのブームでノーミスのライブシーンだけ見たい」→D「L4Uリリース」
→D「S4Uにパワーアップ」
U「さらなる衣装などアイテムの追加」 → D「L4Uでの追加（ただし互換なし)」
U「さらに新しい曲の追加」→ D「360版に加えて、L4Uでの追加(ただしリミックス中心)」
U「アイドル同士のコミュニケーションが見たい」→D「アイドラ」→D「２での3人ユニット固定化」
U「アケマスにあった、携帯サイトの連動(特にメール)がほしい」→D「SPの約束システムへ」
U「まだステージ写真の保存枚数と録画数が少ない」→D「SPで大幅増加」
U「真美の出番は？」→D「L4Uで使用可、しかし亜美共演不可」
→D「２でメインキャラへ、ステージでは亜美共演可、が亜美はP不可キャラに」
U「オンラインロビー的なもので交流できないのだろうか」→D「SPの事務所モード、名刺交換システム」
U「オーディション増えたのはいいけど、なんか余り気味」→D「SPで元に戻す」
U「MAD動画製作用に使いたい」→D「ブルーバック採用(※ただし裏技)」→「２では不採用？」
この時点で、開発スタッフは「アイマスは家庭用一本で行く」方向だったようで、アーケード版は
手薄になっていった印象がありました。ただ、基本的にはアケであった要望というのは大体
360版で採用していたのがわかります。「家庭用ならでは」の要素もまだ試行錯誤しているようでした。
また、DLCという「追加要素をユーザーが購入する」という商売が大成功したことで、以降の
「家庭用アイマスの商売方法」が確立し、以降の「アイマス製作法」に一定の流れが出来ました。
それから、何よりもニコニコ動画での動画人気の上昇で、L4Uというソフトが生まれたに他ないでしょう。
そして、「対人戦を避けるオフライン化機能の実装→せっかくの360なのにオンライン対戦の過疎化」
という事が、今後のキャラの立ち位置をも変えていくことになったと思われます。
つまり、「765プロアイドル同士が戦う事もある」という要素が薄まっていく事になっていきます。
しかし、改めてみると亜美真美は設定上もあるのでしょうけど、使用については迷走してますね…。
��L4Uで出た要望とその答え
D「アニメ化(ゼノグラシア)がアイマスのマルチメディア展開に合わなかった」
→D「初回特典DVDにオリジナルアニメ添付(ただし低予算だった)」→D「2011年正式にTVアニメ化」
D「小鳥さん人気が上がってきたので、レギュラーメンバーに昇格」→D「L4Uで表に出る案内役へ」
U「1曲だけでなく、プログラム演奏はできないのか」→D「DSで採用」
U「カメラアングル、ダンス、コールエディットはできないのか」→D「DSで採用」
U「アイドラはもっと長いお話をできないのか」→D「SPでのストーリーモードへ」
U「液晶モニタの遅延調整がほしい」→D「２で調整機能追加」
U「他のハードでは販売されないのか」
→D「PS3…は時期尚早、ならば携帯機へ(でもPSHomeで注目度を確認)」
L4Uはライブシーンだけ見れる、という特化したソフトではあるが、かゆいところには手が届かないという
所も多く、いろんな意味で「動画作成用」という位置にあるように思えます。
(個人的にはライブなんだから10曲くらいのプログラムステージとかやりたかった)
しかし、アイマスで見た目が一番華やかなライブシーンを、ネット上のさまざまな場面で見せ付け
られる事で、「アイマスの華やかなイメージ」が固定化されていきます。
それにあわせて、CD、ラジオ、コミック、そして二次創作から各アイドルの個性もきわ立ち始め、
「765プロのアイドル同士は大変仲良し＝団結」というキーワードが表に出てくるようになり、
765プロ対他のプロダクション(?)という構図を中心にする、というシチュエーションが生まれる事と
なったと思われます。
あわせて、ここから「キャラクター」と「ゲームシステム」の間で、製作の方向性が振り回される
ようになっていったとも言えます。
��SPで出た要望とその答え
D「360以外のハードで、一番ユーザー層拡大に向いている、そしてDLCの使えるハードはPSP」
D「ハードウェアの能力上、同時に２体以上の表示は厳しい」
→「今までも３人ユニットとはいえ、メインの１人を中心に育成しエンディングを迎える」
→「ソロプロデュースで問題なし」→「システムや容量等の都合上１ソフト３人まで収録」
→「３人×３ソフトで９人」
→「360で追加した美希は、メンバー中では動かしやすい。立ち位置を変えてみよう」
D「そろそろアイマスには一本のストーリーが必要になってきたかもしれない」
→「ならば他プロダクションとの対決をテーマにしてはどうか」→「９６１プロの誕生」
→「ライバルという立ち位置のキャラが必要だ」→「アーケード版で没になった響と貴音を復活」
→「さらにライバルという立ち位置に美希を置いてドラマ性をアップ」
→「プロジェクトフェアリーの結成」→「ならばCD売り上げ対決も」→「オバマスvsカラデイキャンペーン」
→「月刊ライバルとの連動」→「ある程度の制限はありますが、シナリオは講談社のご自由に」
D「コミュを組み合わせて自分でシナリオを作るのもアイマスだ」→「フリープロデュースモード」
D「PS3のPSHomeでライブイベントが開催可能」→「PS3でのファン層、人数の把握」
U「360で使えた美希が何故使えないのか」→D「２で使用キャラに復活（ただし覚醒版はノーマル版に統合)」
U「響も貴音も結局いいコだったし、最後765プロにきちゃうよね」→D「２で使用キャラに昇格」
U「約束システムはあんまり意味無かったな」→D「２では不採用」
なんかたくさん書いてしまいましたがｗ
SPに移植される際、開発側としては、次の計画を見越した検討を繰り返していたように思います。
ある意味SPは「アケマスの集大成」ともいえるべき部分を持ち、961プロというライバルプロダクションとの
戦いという「完全オフラインを前提とした」シナリオを追加し、アケで不満点であった部分を粗方修正。
対戦はアドホックのみとし、育成に影響せず「1人のアイドルと共にトップを目指す」という部分では
ユーザーの意見を汲んだ意味では完成されています。
そして、ゲーム部分では360版での追加要素をバッサリ落としている。
もちろん制作上の都合もあれど、360で膨らんだ部分をシェイプアップした結果、ゲームとしては
アケマスに近づいてしまったとも言えます。もちろん、360でのいい所もミックスしてはありますが。
しかし、世界観を広げてきた意味では、美希というキャラクターを増やしたため、結果「移籍騒動」という
想定以上の騒ぎも起きてしまった。(結果としては765プロに帰ってくるけれども)
これを「チャンス」と思ったか、「失敗」と思ったかは、こちらから知る由はありませんけれど、
どちらかというと開発側は「チャンス」と見たのではないかな、と思います。
また、他作品とのコラボレーション(衣装やミクなど)も積極的におこない、多角的に注目度を上げるような
プロモーションも行うようになりました。
�ゥ▲ぅ泪�DSに見た、アイマスの2ndVision
さて。
DSはアイマスの「2ndVision」という、アイマスという作品の次の方向性を見せる作品でした。
「SPまでのアイマスを一区切りとする」という意思の表れか、ライブでは「お別れ」を意識したナレーション
シーンがあったりと、過去のシリーズとは全く違う「新しい“はじめまして”のアイマス」を見せたいと
製作側は考えていたのかな、と思います。
DSはあくまでストーリーモードが主で、シナリオ上成長していきますが、育成はほとんど意味を成しません。
「これからのアイマスはシナリオモードを重視していく」と言わんばかりです。
また、876プロという765プロではない別の事務所の物語としたこと、今までのアイマスキャラ以上に濃い
キャラ付けであるということ、そして、765プロのアイドルは「先輩やライバル」としてNPC化し、
乗り越えるべき存在としていること…
これは妄想ですが。
・本当はここで一度765プロの物語を終わらせようとしていた。(→5thライブで一度完結させたつもりだった)
・試験的に人気声優の起用や、シナリオモードを前提とした今後の作品の方向性をアピールした。
・SPまでのような「作り直し」作品ではなく、単発での「アイドルマスターシリーズ」化作品とする方向性の提示
･･･ということで、一つのターニングポイントとしての作品ではなかったのかと思うのです。
しかし、製作側にもユーザー側にも思惑がずれてしまう事が起きていたのではないか、と推測します。
「思いのほか、ユーザーは765プロから離れられそうにない」
ということです。もしかしたら誤算だったのかもしれません。Pはよくも悪くも「765プロのP」になっていた。
「アイマス２」を作る上での方向性が変わってしまったのではないか、と思います。
付け加えておきますが、アイマスDSはゲームとしては簡単ですが、シナリオ、キャラクター、
歌などなど大変魅力的です。
コミックスも含めてお勧めしておきます。元製作スタッフの方々に直接色々聞けた事もあるかもしれませんが、
「アイマス愛に溢れた作品」だと思いますよ。
�Δ修靴橡榲�の意味の「2ndVisionアイドルマスター」、アイドルマスター２に見る「不安定さ」
今までの流れを読んでいただくとわかると思いますが、ハードの性能関係なしにアイマスという一つの世界を
どう上手く表現していくのか、そしてユーザーの意見を取り入れる事で、どういう化学反応を起こすのかという
実験の繰り返しをみているような感覚にとらわれます。
その辺はディレ１氏の考え方次第なので知る由もありませんが、あくまで与えられたハードで作り上げる中で、
「その次のアイドルマスターはどう作っていけばいいのか」を360版以降ずっと試行錯誤していた様に思います。
昨今のゲーム製作環境の中で、それが続けられたことは正直「奇跡」だと思うのですが、実際アイマスは
色々と偶然と奇跡があったりしたりも。詳しくは書きませんが。
ともかく、「ナンバリングタイトル」としての「アイドルマスター２」は「765プロアイドル」を引き続き
起用する事が、現状ベストの選択であり、もう5年(…が色々な意味で限界だと思うので)引っ張っていく。
その為に、必要なことは何か？ということを製作陣は考え直したはずです。
インタビュー記事にもありましたが、アイドルの各声優さんには「さらに向こう5年付き合っていく
自信はあるのか」と問いかけたそうですね。
その結果、(想像ですが)長谷さんは離れる決意をし、また、釘宮さん、たかはしさんは
「さらに長期のお付き合いは難しいかもしれない」と答えたのかもしれません。
そして、企画段階では「完全に別の物語」の予定だった作品を
(言うなれば、ときメモとときメモ２のような総入れ替え？)
「パラレルワールド」という設定に変え、一度各アイドルの設定リセットを行い、再構築した
(SPの時に開発ブログでソレっぽいことを書いてありますね)のかもしれません。
開発側としてはDSで明示した「シナリオ性を前面に出したい」という部分を合わせ、SPやDSのテーマである、
「ライバルと切磋琢磨してトップを目指す」という部分を残し、そしてシナリオスタッフも新しくすることで
キャラクターは同じでも「新しいアイマス」をくみ上げようとした。
一部のアイドルは髪型を変えることで、前作までのイメージを変えた。
律子はアイドルを引退してプロデューサーとなり、ライバルとして「竜宮小町」が結成された。
・竜宮小町については、まず亜美については、「真美が表に出る」という事が決まっていて、別々扱いとしたら
「キャラが被る」。伊織、あずさは中の人の都合に合わせて自由にシフト出来るような立ち位置とした。
・律子は元々プロデューサー志望という設定持ちであるのに目をつけ、ならばあえて、先輩Pとしての誘導役、
そして「良きライバル」としての立ち位置に立たせることとした。
※原点に還るというフレーズを言っていた時がありましたが、アケマス時代の765キャラ同士の戦いを指して
いたのかもしれませんね。
これは間違いなく「以前の765プロが染み付いたPにとっては爆弾」となるだろうと、スタッフも想定したはず。
しかし、せざるをえなかった理由があった。そこは明言されておらず、竜宮云々で苦悩するファンがいる。
さらにジュピター。
・SPでの響や貴音はそもそも765プロに転進するという前提であった。あくまで純粋な意味での
「敵」を作るべきだ。
・女性で本当の意味での敵キャラユニットを作ってしまうと、陰湿なイメージがついてしまわないだろうか。
また、将来的に響や貴音のように765プロに加わると、さらなる大所帯になってしまうと
開発側としても厳しい。
・男性であれば、女性から見ても強大な敵、Pからも敵として判断しやすい。
・全アイマスファンの1割と言われる女性ユーザーのファン増加も期待できるのではないか。
という、2段構えのPに対する「ライバル」が組まれる事になったと推測されます。
竜宮はそもそも、今までの765プロでない、新しい●●●プロのライバルとして立つ予定だったかもしれない。
ジュピターは、もっと凶悪な存在だったかもしれない。その辺は想像の域を出ません。
男性アイドルと女性アイドルのファン層は現実じゃ被っていないだろう、というツッコミもよ見受けられますが、
開発側の認識としては、「老若男女万人に受けるアイドル＝トップアイドル」だと思われるので、おそらく
その辺もフィクションとしてみなければならないでしょうね。
ここまでを考えるに、アイマス２は「製作スタッフが新しい世界として魅せたかった作品」で、
しかし、「想定以上のお祭り」になってしまった。
プロモーションの面でも、AKBの流行にあやかってみたら、アイマスファンの意識とは合致していなかった…
なんて事もありました。このプロモーション面でも、今までの雰囲気とは何か違うモノも感じるので、
ひょっとしたらその辺も大きく中身を変えてきているのかも。
結果としては、ずっとどこかにモヤモヤをかかえたまま今に至る、という状況ですが…。
個人的には、竜宮メンバーもプロデュースできるようにしてほしいし、木星の面々ももう少し表に出てもいい
キャラクターだと思っています。人気的にも、商売的にもすごくもったいない事をしていると思うので。
しかし、DSまでとは違い、今までとは比較にならないくらい色んなフクザツな事情がからみ、今の形になっている
のでしょうね。竜宮メンバー普通にアニメに出てるじゃないか、と思うでしょうけども、
ゲーム製作とアニメ製作では拘束時間が違いすぎるので、「契約」となるとおいそれと
行かないでしょうしね。
PS3版については、あくまで「移植作品」であり、アニメからの新規層開拓の「入門編」という位置づけで、
今までのアイマスでは見られなかった立ち位置の商品です。
おそらく、PSHomeでのライブイベント参加人数から色々計算していると思われますが、
そのままだと360版を持っているユーザーが買わないので、グラビアフォーユーという
ビューワーゲームもプラスした感じ。
しかし、今後360版２との両立をどうしていくのか、というのがまだ公表されていないのでこちらもモヤっと。
マルチ展開ならマルチなりにしっかりと両立してほしいものですが。
ゲームとしては「２」と呼べるものだと思うのですが、キャラクターの扱いと、コミュシーンが少ないせいか
シナリオが上手くキャラとマッチしていない部分があり、「未完成」の印象がある「アイマス２」。
今後、本当の「ユーザーが望む最高のアイマス」を作り上げていくのをメインとしていくのか。
それとも「製作側の魅せたいアイマス」をアピールしていきたいのか。
その5年というロードマップを少しでもユーザーに対して明示してほしいなぁと思っております。
◆ものすごい長文トンデモ論になってしまいましたが、要は何が言いたいのか、というと。
DSまではファンを意識した「受けの作り」になっていたが、２からは開発側の意図を強く全面に押し出す
「攻めの作り」に戻っているのではないか、ということです。(一番最初のアーケード版が「攻め」です。)
しばらく受けだったのが攻めに転じてきた為に、反発も大きくなってしまったのではないのかな、と。
ただ、攻めの部分もちぐはぐな部分が垣間見えるので、きっちりまとまらないまま、どこかボヤけた感じを
受ける現状かな、と考えます。「なぜこういう形で、ユーザーに対してアプローチしたか？」が見えにくいから。
今放映しているアニメは、「１と２の要素をミックスして」作られているそうですから、裏を返せばちょっと
ややこしい事になりかねんです。
今のところ安心して見れているのですけど、どこかニコマスちっくな空気を感じざるをえませんｗ
…でも次回から竜宮結成が早くも動き始めますねぇ。そろそろメインストーリーが動くか。
２の基本ストーリーを軸にしつつ、不足だった部分を独自解釈で埋めていくようなシナリオなのかな。
だとしたら、竜宮にしろ木星にしろ、きっちりとキャラが安定するような話作りに期待したいですね。
そして、アニメが終了する年末、さらなるネクストアイマスは見られるのか。
それとも、G4Uの続刊だけで終わるのか？
我々はその間盛り上げていかない限り、ランクアップリミットは刻々と迫っていく。
まぁ、ある意味アイマスらしいかな…ｗ
�．◆璽院璽蛭任能个人徊召箸修療�え
U「難易度が高い」→ D「verUPで対応、360版で難易度低下→リリース毎に難易度は下げている」
U「ゲームセンターでやるのが恥ずかしい」 →D「家庭用のリリース」
U「プレイ料金が高い」→ D「360版単体でも遊べる(初期投資のみでも一通り遊べる）」
U「もっと綺麗な絵で見たい」→ D「上位機種（360)でのリリース」
U「新しいコミュ、季節コミュがもっとみたい」→ D「360版で追加、「12ヶ月」制度の導入」
U「使用できる曲が増えて欲しい」→ D「360版DLCで追加曲」
U「オーディションのバリエーション増加」→ D「360版で追加」
U「アケマスのverUPはもうしないのか」→D「最終的に1.3で終了」
U「ステージ写真の記録数増加と録画機能がほしい」→D「360版で増加」→D「SPでさらに増加」
U「対人戦がいやだ」→ D「360版でのオフライン対応」
U「引退期限無しで遊びたい」→D「期限があってこそ意味がある(さらに家庭用では52週に減)」
U「再会イベント(クリア後再選択すると特殊イベント)がほしい」
→D「アイマスは始める度に“はじめまして”である」
もちろんアーケード版が基本です。
当時はとにかく「難しい」「恥ずかしい」「高い」の意見が多く、家庭用のリリースは
アーケード版開始直後から希望が多かったように思います。
リリース時に予定されていた(?)追加要素(コミュ、曲)の実現は、結果的に難しく、追加コミュは解除式、
新曲追加なども実現せず、そういった部分は実現可能な360版へとシフトしていくことに。
余談ですが、家庭用でこのような要望を答えていても、熱心なファンが支えたアケマスは5年という
アーケードゲームでも、異例の長期間オンライン稼動で残り続ける事になりました。
これは、携帯サイト連動である「メールプリーズ」が日常に絡むこと、そしてオンライン対戦の熱さと
厳しさ、やり直し出来ないシビアさが「逆境を楽しむことが出来る」ユーザーを中心に受けた事でしょう。
なので、未だにアケマスPは残っていて、色んな意味で濃い人ばかりになっています(笑)
一部傾き過ぎている人もいるようですが…
また、当時は「765プロアイドル同士(＋敵NPC)がオデを戦っている」という格闘ゲームのような構図は
とくに違和感もなく受け入れられていたと思います。
��360版(無印)で出た要望とその答え
D「家庭用ならではという意味合いで、新キャラの追加」
→D「星井美希参戦とストーリー性(覚醒化など)付与」
U「12ヶ月制がイマイチ意味を成してない」→D「SPでアーケード版に近い制度に戻す」
U「ニコニコなどのブームでノーミスのライブシーンだけ見たい」→D「L4Uリリース」
→D「S4Uにパワーアップ」
U「さらなる衣装などアイテムの追加」 → D「L4Uでの追加（ただし互換なし)」
U「さらに新しい曲の追加」→ D「360版に加えて、L4Uでの追加(ただしリミックス中心)」
U「アイドル同士のコミュニケーションが見たい」→D「アイドラ」→D「２での3人ユニット固定化」
U「アケマスにあった、携帯サイトの連動(特にメール)がほしい」→D「SPの約束システムへ」
U「まだステージ写真の保存枚数と録画数が少ない」→D「SPで大幅増加」
U「真美の出番は？」→D「L4Uで使用可、しかし亜美共演不可」
→D「２でメインキャラへ、ステージでは亜美共演可、が亜美はP不可キャラに」
U「オンラインロビー的なもので交流できないのだろうか」→D「SPの事務所モード、名刺交換システム」
U「オーディション増えたのはいいけど、なんか余り気味」→D「SPで元に戻す」
U「MAD動画製作用に使いたい」→D「ブルーバック採用(※ただし裏技)」→「２では不採用？」
この時点で、開発スタッフは「アイマスは家庭用一本で行く」方向だったようで、アーケード版は
手薄になっていった印象がありました。ただ、基本的にはアケであった要望というのは大体
360版で採用していたのがわかります。「家庭用ならでは」の要素もまだ試行錯誤しているようでした。
また、DLCという「追加要素をユーザーが購入する」という商売が大成功したことで、以降の
「家庭用アイマスの商売方法」が確立し、以降の「アイマス製作法」に一定の流れが出来ました。
それから、何よりもニコニコ動画での動画人気の上昇で、L4Uというソフトが生まれたに他ないでしょう。
そして、「対人戦を避けるオフライン化機能の実装→せっかくの360なのにオンライン対戦の過疎化」
という事が、今後のキャラの立ち位置をも変えていくことになったと思われます。
つまり、「765プロアイドル同士が戦う事もある」という要素が薄まっていく事になっていきます。
しかし、改めてみると亜美真美は設定上もあるのでしょうけど、使用については迷走してますね…。
��L4Uで出た要望とその答え
D「アニメ化(ゼノグラシア)がアイマスのマルチメディア展開に合わなかった」
→D「初回特典DVDにオリジナルアニメ添付(ただし低予算だった)」→D「2011年正式にTVアニメ化」
D「小鳥さん人気が上がってきたので、レギュラーメンバーに昇格」→D「L4Uで表に出る案内役へ」
U「1曲だけでなく、プログラム演奏はできないのか」→D「DSで採用」
U「カメラアングル、ダンス、コールエディットはできないのか」→D「DSで採用」
U「アイドラはもっと長いお話をできないのか」→D「SPでのストーリーモードへ」
U「液晶モニタの遅延調整がほしい」→D「２で調整機能追加」
U「他のハードでは販売されないのか」
→D「PS3…は時期尚早、ならば携帯機へ(でもPSHomeで注目度を確認)」
L4Uはライブシーンだけ見れる、という特化したソフトではあるが、かゆいところには手が届かないという
所も多く、いろんな意味で「動画作成用」という位置にあるように思えます。
(個人的にはライブなんだから10曲くらいのプログラムステージとかやりたかった)
しかし、アイマスで見た目が一番華やかなライブシーンを、ネット上のさまざまな場面で見せ付け
られる事で、「アイマスの華やかなイメージ」が固定化されていきます。
それにあわせて、CD、ラジオ、コミック、そして二次創作から各アイドルの個性もきわ立ち始め、
「765プロのアイドル同士は大変仲良し＝団結」というキーワードが表に出てくるようになり、
765プロ対他のプロダクション(?)という構図を中心にする、というシチュエーションが生まれる事と
なったと思われます。
あわせて、ここから「キャラクター」と「ゲームシステム」の間で、製作の方向性が振り回される
ようになっていったとも言えます。
��SPで出た要望とその答え
D「360以外のハードで、一番ユーザー層拡大に向いている、そしてDLCの使えるハードはPSP」
D「ハードウェアの能力上、同時に２体以上の表示は厳しい」
→「今までも３人ユニットとはいえ、メインの１人を中心に育成しエンディングを迎える」
→「ソロプロデュースで問題なし」→「システムや容量等の都合上１ソフト３人まで収録」
→「３人×３ソフトで９人」
→「360で追加した美希は、メンバー中では動かしやすい。立ち位置を変えてみよう」
D「そろそろアイマスには一本のストーリーが必要になってきたかもしれない」
→「ならば他プロダクションとの対決をテーマにしてはどうか」→「９６１プロの誕生」
→「ライバルという立ち位置のキャラが必要だ」→「アーケード版で没になった響と貴音を復活」
→「さらにライバルという立ち位置に美希を置いてドラマ性をアップ」
→「プロジェクトフェアリーの結成」→「ならばCD売り上げ対決も」→「オバマスvsカラデイキャンペーン」
→「月刊ライバルとの連動」→「ある程度の制限はありますが、シナリオは講談社のご自由に」
D「コミュを組み合わせて自分でシナリオを作るのもアイマスだ」→「フリープロデュースモード」
D「PS3のPSHomeでライブイベントが開催可能」→「PS3でのファン層、人数の把握」
U「360で使えた美希が何故使えないのか」→D「２で使用キャラに復活（ただし覚醒版はノーマル版に統合)」
U「響も貴音も結局いいコだったし、最後765プロにきちゃうよね」→D「２で使用キャラに昇格」
U「約束システムはあんまり意味無かったな」→D「２では不採用」
なんかたくさん書いてしまいましたがｗ
SPに移植される際、開発側としては、次の計画を見越した検討を繰り返していたように思います。
ある意味SPは「アケマスの集大成」ともいえるべき部分を持ち、961プロというライバルプロダクションとの
戦いという「完全オフラインを前提とした」シナリオを追加し、アケで不満点であった部分を粗方修正。
対戦はアドホックのみとし、育成に影響せず「1人のアイドルと共にトップを目指す」という部分では
ユーザーの意見を汲んだ意味では完成されています。
そして、ゲーム部分では360版での追加要素をバッサリ落としている。
もちろん制作上の都合もあれど、360で膨らんだ部分をシェイプアップした結果、ゲームとしては
アケマスに近づいてしまったとも言えます。もちろん、360でのいい所もミックスしてはありますが。
しかし、世界観を広げてきた意味では、美希というキャラクターを増やしたため、結果「移籍騒動」という
想定以上の騒ぎも起きてしまった。(結果としては765プロに帰ってくるけれども)
これを「チャンス」と思ったか、「失敗」と思ったかは、こちらから知る由はありませんけれど、
どちらかというと開発側は「チャンス」と見たのではないかな、と思います。
また、他作品とのコラボレーション(衣装やミクなど)も積極的におこない、多角的に注目度を上げるような
プロモーションも行うようになりました。
�ゥ▲ぅ泪�DSに見た、アイマスの2ndVision
さて。
DSはアイマスの「2ndVision」という、アイマスという作品の次の方向性を見せる作品でした。
「SPまでのアイマスを一区切りとする」という意思の表れか、ライブでは「お別れ」を意識したナレーション
シーンがあったりと、過去のシリーズとは全く違う「新しい“はじめまして”のアイマス」を見せたいと
製作側は考えていたのかな、と思います。
DSはあくまでストーリーモードが主で、シナリオ上成長していきますが、育成はほとんど意味を成しません。
「これからのアイマスはシナリオモードを重視していく」と言わんばかりです。
また、876プロという765プロではない別の事務所の物語としたこと、今までのアイマスキャラ以上に濃い
キャラ付けであるということ、そして、765プロのアイドルは「先輩やライバル」としてNPC化し、
乗り越えるべき存在としていること…
これは妄想ですが。
・本当はここで一度765プロの物語を終わらせようとしていた。(→5thライブで一度完結させたつもりだった)
・試験的に人気声優の起用や、シナリオモードを前提とした今後の作品の方向性をアピールした。
・SPまでのような「作り直し」作品ではなく、単発での「アイドルマスターシリーズ」化作品とする方向性の提示
･･･ということで、一つのターニングポイントとしての作品ではなかったのかと思うのです。
しかし、製作側にもユーザー側にも思惑がずれてしまう事が起きていたのではないか、と推測します。
「思いのほか、ユーザーは765プロから離れられそうにない」
ということです。もしかしたら誤算だったのかもしれません。Pはよくも悪くも「765プロのP」になっていた。
「アイマス２」を作る上での方向性が変わってしまったのではないか、と思います。
付け加えておきますが、アイマスDSはゲームとしては簡単ですが、シナリオ、キャラクター、
歌などなど大変魅力的です。
コミックスも含めてお勧めしておきます。元製作スタッフの方々に直接色々聞けた事もあるかもしれませんが、
「アイマス愛に溢れた作品」だと思いますよ。
�Δ修靴橡榲�の意味の「2ndVisionアイドルマスター」、アイドルマスター２に見る「不安定さ」
今までの流れを読んでいただくとわかると思いますが、ハードの性能関係なしにアイマスという一つの世界を
どう上手く表現していくのか、そしてユーザーの意見を取り入れる事で、どういう化学反応を起こすのかという
実験の繰り返しをみているような感覚にとらわれます。
その辺はディレ１氏の考え方次第なので知る由もありませんが、あくまで与えられたハードで作り上げる中で、
「その次のアイドルマスターはどう作っていけばいいのか」を360版以降ずっと試行錯誤していた様に思います。
昨今のゲーム製作環境の中で、それが続けられたことは正直「奇跡」だと思うのですが、実際アイマスは
色々と偶然と奇跡があったりしたりも。詳しくは書きませんが。
ともかく、「ナンバリングタイトル」としての「アイドルマスター２」は「765プロアイドル」を引き続き
起用する事が、現状ベストの選択であり、もう5年(…が色々な意味で限界だと思うので)引っ張っていく。
その為に、必要なことは何か？ということを製作陣は考え直したはずです。
インタビュー記事にもありましたが、アイドルの各声優さんには「さらに向こう5年付き合っていく
自信はあるのか」と問いかけたそうですね。
その結果、(想像ですが)長谷さんは離れる決意をし、また、釘宮さん、たかはしさんは
「さらに長期のお付き合いは難しいかもしれない」と答えたのかもしれません。
そして、企画段階では「完全に別の物語」の予定だった作品を
(言うなれば、ときメモとときメモ２のような総入れ替え？)
「パラレルワールド」という設定に変え、一度各アイドルの設定リセットを行い、再構築した
(SPの時に開発ブログでソレっぽいことを書いてありますね)のかもしれません。
開発側としてはDSで明示した「シナリオ性を前面に出したい」という部分を合わせ、SPやDSのテーマである、
「ライバルと切磋琢磨してトップを目指す」という部分を残し、そしてシナリオスタッフも新しくすることで
キャラクターは同じでも「新しいアイマス」をくみ上げようとした。
一部のアイドルは髪型を変えることで、前作までのイメージを変えた。
律子はアイドルを引退してプロデューサーとなり、ライバルとして「竜宮小町」が結成された。
・竜宮小町については、まず亜美については、「真美が表に出る」という事が決まっていて、別々扱いとしたら
「キャラが被る」。伊織、あずさは中の人の都合に合わせて自由にシフト出来るような立ち位置とした。
・律子は元々プロデューサー志望という設定持ちであるのに目をつけ、ならばあえて、先輩Pとしての誘導役、
そして「良きライバル」としての立ち位置に立たせることとした。
※原点に還るというフレーズを言っていた時がありましたが、アケマス時代の765キャラ同士の戦いを指して
いたのかもしれませんね。
これは間違いなく「以前の765プロが染み付いたPにとっては爆弾」となるだろうと、スタッフも想定したはず。
しかし、せざるをえなかった理由があった。そこは明言されておらず、竜宮云々で苦悩するファンがいる。
さらにジュピター。
・SPでの響や貴音はそもそも765プロに転進するという前提であった。あくまで純粋な意味での
「敵」を作るべきだ。
・女性で本当の意味での敵キャラユニットを作ってしまうと、陰湿なイメージがついてしまわないだろうか。
また、将来的に響や貴音のように765プロに加わると、さらなる大所帯になってしまうと
開発側としても厳しい。
・男性であれば、女性から見ても強大な敵、Pからも敵として判断しやすい。
・全アイマスファンの1割と言われる女性ユーザーのファン増加も期待できるのではないか。
という、2段構えのPに対する「ライバル」が組まれる事になったと推測されます。
竜宮はそもそも、今までの765プロでない、新しい●●●プロのライバルとして立つ予定だったかもしれない。
ジュピターは、もっと凶悪な存在だったかもしれない。その辺は想像の域を出ません。
男性アイドルと女性アイドルのファン層は現実じゃ被っていないだろう、というツッコミもよ見受けられますが、
開発側の認識としては、「老若男女万人に受けるアイドル＝トップアイドル」だと思われるので、おそらく
その辺もフィクションとしてみなければならないでしょうね。
ここまでを考えるに、アイマス２は「製作スタッフが新しい世界として魅せたかった作品」で、
しかし、「想定以上のお祭り」になってしまった。
プロモーションの面でも、AKBの流行にあやかってみたら、アイマスファンの意識とは合致していなかった…
なんて事もありました。このプロモーション面でも、今までの雰囲気とは何か違うモノも感じるので、
ひょっとしたらその辺も大きく中身を変えてきているのかも。
結果としては、ずっとどこかにモヤモヤをかかえたまま今に至る、という状況ですが…。
個人的には、竜宮メンバーもプロデュースできるようにしてほしいし、木星の面々ももう少し表に出てもいい
キャラクターだと思っています。人気的にも、商売的にもすごくもったいない事をしていると思うので。
しかし、DSまでとは違い、今までとは比較にならないくらい色んなフクザツな事情がからみ、今の形になっている
のでしょうね。竜宮メンバー普通にアニメに出てるじゃないか、と思うでしょうけども、
ゲーム製作とアニメ製作では拘束時間が違いすぎるので、「契約」となるとおいそれと
行かないでしょうしね。
PS3版については、あくまで「移植作品」であり、アニメからの新規層開拓の「入門編」という位置づけで、
今までのアイマスでは見られなかった立ち位置の商品です。
おそらく、PSHomeでのライブイベント参加人数から色々計算していると思われますが、
そのままだと360版を持っているユーザーが買わないので、グラビアフォーユーという
ビューワーゲームもプラスした感じ。
しかし、今後360版２との両立をどうしていくのか、というのがまだ公表されていないのでこちらもモヤっと。
マルチ展開ならマルチなりにしっかりと両立してほしいものですが。
ゲームとしては「２」と呼べるものだと思うのですが、キャラクターの扱いと、コミュシーンが少ないせいか
シナリオが上手くキャラとマッチしていない部分があり、「未完成」の印象がある「アイマス２」。
今後、本当の「ユーザーが望む最高のアイマス」を作り上げていくのをメインとしていくのか。
それとも「製作側の魅せたいアイマス」をアピールしていきたいのか。
その5年というロードマップを少しでもユーザーに対して明示してほしいなぁと思っております。
◆ものすごい長文トンデモ論になってしまいましたが、要は何が言いたいのか、というと。
DSまではファンを意識した「受けの作り」になっていたが、２からは開発側の意図を強く全面に押し出す
「攻めの作り」に戻っているのではないか、ということです。(一番最初のアーケード版が「攻め」です。)
しばらく受けだったのが攻めに転じてきた為に、反発も大きくなってしまったのではないのかな、と。
ただ、攻めの部分もちぐはぐな部分が垣間見えるので、きっちりまとまらないまま、どこかボヤけた感じを
受ける現状かな、と考えます。「なぜこういう形で、ユーザーに対してアプローチしたか？」が見えにくいから。
今放映しているアニメは、「１と２の要素をミックスして」作られているそうですから、裏を返せばちょっと
ややこしい事になりかねんです。
今のところ安心して見れているのですけど、どこかニコマスちっくな空気を感じざるをえませんｗ
…でも次回から竜宮結成が早くも動き始めますねぇ。そろそろメインストーリーが動くか。
２の基本ストーリーを軸にしつつ、不足だった部分を独自解釈で埋めていくようなシナリオなのかな。
だとしたら、竜宮にしろ木星にしろ、きっちりとキャラが安定するような話作りに期待したいですね。
そして、アニメが終了する年末、さらなるネクストアイマスは見られるのか。
それとも、G4Uの続刊だけで終わるのか？
我々はその間盛り上げていかない限り、ランクアップリミットは刻々と迫っていく。
まぁ、ある意味アイマスらしいかな…ｗ
