SFやファンタジーは、興味がないって人がけっこういます。
推理小説を否定するわけではないですが、
架空の世界であることには変わりはないので、
SF嫌いの人でも確実に楽しめる3冊を紹介します。
1冊目
貴志 祐介 『新世界より』
あらすじ
1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、
神栖66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。
周囲を注連縄で囲まれたこの町には、
外から穢れが侵入することはない。「神の力」を得るに至った
人類が手にした平和。念動力の技を磨く子どもたちは
野心と希望に燃えていた…隠された先史文明の一端を知るまでは。
新世界より以前の貴志さんの作品は、
ホラーばかりだったのでファンタジーを書いたことに驚きまいた。
読む前は、面白くないかもと思いましたが、読んだら貴志さんの
作品の中で、「青の炎 [ 貴志祐介 ]」と甲乙つけがたいぐらい楽しめました。
SF作品では、説得力があるかがとても大事だと思うのですが、
1000年後の世界設定や、念動力の説明など、
説得力抜群の表現力に驚きました。
SFであり、謎解きあり、戦争あり、エロも多少あり。
1400ページ数もありますが、途中からは読むのが
やめれないほどのめりこむこと間違いありません。
読んだ後に深く考えさせられる作品です。
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2冊目
宮部みゆき 『蒲生邸事件』
あらすじ
予備校受験のために上京した受験生・孝史は、二月二十六日未明、
ホテル火災に見舞われた。間一髪で、時間旅行の能力を持つ男に
救助されたが、そこはなんと昭和十一年。
雪降りしきる帝都・東京では、いままさに二・二六事件が
起きようとしていた―。大胆な着想で挑んだ
著者会心の日本SF大賞受賞長篇。
表紙の絵が、もったいない。売り上げ下げる原因になる気がします(笑)
宮部さんは、超能力物の作品は多く出していますが、
『蒲生邸事件』がもっとも面白く感じました。
過去に実際あった歴史上の出来事についての書かれているので、
歴史小説であり、SF小説であり、最後にホロリさせるところもあるので、
とても完成度の高い作品になっています。
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3冊目
田中芳樹 『銀河英雄伝説』
あらすじ
銀河系に一大王朝を築きあげた帝国と、
民主主義を掲げる自由惑星同盟が繰り広げる飽くなき闘争のなか、
若き帝国の将“常勝の天才”ラインハルト・フォン・ローエングラムと、
同盟が誇る不世出の軍略家“不敗の魔術師”ヤン・ウェンリーは相まみえた。
この二人の智将の邂逅が、のちに銀河系の命運を
大きく揺るがすことになる。
日本SF史に名を刻む壮大な宇宙叙事詩、星雲賞受賞作。
本シリーズは、外伝5巻を含めシリーズ全体で15巻からなるシリーズです。
1983年に発売されているので、30年以上経っているのですが、
今読んでも全く色あせない、面白さがあります。
宇宙の戦争ものではありますが、スターウォーズのような薄っぺらい話ではなく、
戦争だけの話だけてなく、政治・経済に関してもリアルに書かれています。
腐敗した民主主義と、絶対的権力者による独裁政治。
どちらで生きる方が自分にとっていいのだろう。
そんなことを、考えてしまう小説です。
こんなに壮大な小説は、今後日本で生まれることがあるのだろうか。
タイトルの、銀河英雄伝説というのは、ちょっともったいない。
安っぽいタイトルで、この小説の良さを表してないような気がします。
漫画も最近始まっています。
ぜひ、読んでみてください。
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結構、古い作品ばかりですがたまには、SFもいいものです。
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