これは昨年8月初めのことを書いています。


術前カンファレンスの結果の報告の後、先生からは卵巣を全摘した場合のメリットとデメリットのお話がありました。

デメリットとして一番にあげられるのは、更年期障害の症状が強く出る可能性が高いということです。

私の場合、この時点でしっかりと生理があり、卵巣は問題なく働いていると思われました。

この状態でいきなり卵巣を取ってしまうと更年期の症状がすぐに強く出てくるだろうと先生からは言われました。

通常は術後に更年期症状が強く出た場合はホルモン治療をすることが多いそうなのですが、私の場合、血栓の疑いが強いせいでホルモン治療はできないとのことでした。

その代わりに漢方薬で対処するそうです。

漢方薬も効く人にはしっかり効くから…と言われましたが、私に効果があるかどうかはわからず、とても不安を掻き立てられました。

血栓さえなければ…と思わずにはいられませんでした。

そして卵巣を取ることのメリットですが、肉腫だった場合の再手術が不要になると言う点と、今後一生卵巣の病気の可能性が無くなるということでした。

先生からは

「卵巣癌の可能性はゼロになります。これは結構大きなことですよ。」

と言われましたが、卵巣そのものが無くなってしまうのですからそんなことは当たり前だとしか思えず…

それより肉腫だった場合はそちらの治療が最優先で、将来的な卵巣がんの可能性どころの話ではないと思いました。

先生は多くの卵巣がんの患者さんを診ていらっしゃるのでしょうから、卵巣がんのリスクが全くなくなると言うことは医師としては大きなことなのかもしれません。

一通り先生からのお話を聞き、やはり最優先は肉腫であったときのことで、何より再手術は避けるべきであると強く感じました。

肉腫であった場合は抗がん剤などの追加治療も必要になるだろうし、速やかに次の治療に取り掛かれることも重視すべきと思いました。

先生のお話が終わるとすぐに、私は夫の意見を全く聞くことなく

「わかりました。卵巣も摘出してください。」

と答えました。

この時を境に私は、自分が肉腫であることを前提に全て考えるようになってしまいました。


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