短期貸しに出しているマンションのシャワーフックが壊れてしまったとのことで、先日直しに行ってきました。

本来なら専門の業者さんに任せればよいと思うのですが、簡単に直せそうなので工事費等を考慮して自分たちで直すことに決めたのでした。

仲介業者さんを通して借りてくださっている方とは連絡を取ってもらいました。

やはり家主だけで直しに行くのは変だと言うことで、仲介をしてくださっている担当のSさんも同行してもらうことになりました。

約束の時間にマンション前に行ってみるとすでにSさんが立って待っていました。

手には銀色に輝く棒のようなものが…

事前にSさんが部屋にお邪魔してシャワーフックをかけるバー(ウォールバー)を取り外してくれていたのです。

インターネットの動画などで予習はしていたものの、実物を目の前にしているわけではないし、問題なくバーを取り外せるか少々不安でした。

こういう時に夫は全くと言っていいほどあてにならないのです。

ウォールバーさえきちんと外せればフックを取り換えることは簡単そうです。

Sさんは

「今は便利な時代ですね。取り外し方も取り付け方もすぐに調べられました。」

「取り付けも事前にしっかり予習してきたので大丈夫です!」

と自信満々でした。

もし作業がうまくいかなかったら大恥だな~と思っていたので、本当にSさんが神様のように思えました。

実際の取り付けもSさんが素早くやってくださり、あっという間に作業は終了しました。

私は遠目に見ているだけでわざわざ足を運んだ意味がありませんでした。

しかし、フックは無事に取り付けられたのですが、もう一つ不具合が出てしまっていました。

洗面台の壁に取り付けてあるタオルをかけるバーが外れてしまったのです。

壁紙を貼りかえる際に取り外して、その後きちんと取り付けられていなかったようです。

六角レンチさえあれば直せそうでしたが、その日は持って行っていませんでした。

もう一度出直しです…

やはり中古の物件を貸しに出すのはいろいろ問題が出てくるなぁ…とガッカリしていると、Sさんが

「会社に帰れば工具類は一通りそろっていますので、近いうちに私がまた直しに来ます。」

とおっしゃるではないですか!!

賃貸の仲介業者さんがここまでやってくれるなんて思いもしませんでした。

Sさんがおっしゃるには、本来家主と賃借人が直接顔を合わせるようなことは無いのが普通なので、ここは仲介の自分がやった方がいいだろうとのことでした。

こういう場合第三者(専門業者さん)にお願いするのが普通だと思うのです。

それを家主の負担をなるべく減らそうとして自分が動いてくれるなんて…

この業者さんに仲介をお願いして本当に良かったと思いました。

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