梅本聡のblog「職業介護福祉士」

西暦2026年。令和8年。 介護を生業として33年目となった介護福祉士 梅本 聡が、支援のこと、他にも色々と思うこと・考えることを書き綴ります。

株式会社Qship(キューシップ)では、介護福祉士 梅本聡が
■介護施設アドバイザリー[顧問]
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を提供します。

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梅本聡の著書「認知症ケアの突破口」
中央法規出版:https://www.chuohoki.co.jp/products/welfare/3880/

株式会社Qship(キューシップ)代表・介護福祉士の梅本聡です。



前回に引き続き、2004年に認知症対応型共同生活介護(グループホーム)で「タイムスケジュール(業務予定表)は無くそう」と取り組んだ話しです。

業務予定表の代わりに梅本が作成したのがこちら↓のユニット日誌。
ユニット日誌(H17バージョン)_page-0001
この日誌でキーマンになるのが
「早番勤務者」イコール「今日のリーダー」です。

今日のリーダーである早番勤務者は、
①前夜から早朝、そして起床してきた入居者さんの様子を把握します

②朝食の準備、朝食時の入居者さんの様子を把握します

③一番下段にある「申し送り事項」を確認します。
 ここには前日までにユニットリーダーや他のユニット職員が、例えば〇〇さんの通院があること
 訪問診療が何時にあること、〇〇さんのご家族が何時に面会に来られること、介護相談員さんが何時
 に来られること
 など、今日外せない予定などが書き込まれています。
 他には食材の状況や食材料費の状況が書かれていたりもします。
 基本、申し送りたいことを何でも書いていい場所です。

④上段にあるユニットリーダーからメッセージを確認します。
 ここには前日までにユニットリーダーからの注意喚起(例:手洗い・うがいをこまめにとか、〇〇さ
 んの運動量が落ちいるので留意してとか、ユニットリーダーが気になっていることを何でも書き込め
 る場所になっています)

⑤朝食時などの入居者さんの言動を気に掛けます(出かけたがっているなど)

⑥今日の天候を把握します(天気が良いからできること、例えばピクニックに出掛けるなどを今日の予
 定にしたりします)

⑦前1週間の「(実際の)今日の様子(真ん中にある項目)」を確認します。
 ここを確認して、外に出ることが少ないとか、掃除が滞っているとかなど、前1週間のユニット全体
 の活動を把握し、自らが考える今日の予定に活かします。

以上①~⑥を踏まえて、今日のリーダーである早番勤務者は、左側にある「今日のリーダーが考えた今日の様子・やるべき事項等」を考え、書き込みます。
書き込むといっても、大体おおざっぱに午前中の何となくの予定、午後の何となくの予定です。



ちなみに今日のリーダーは早番勤務者。
これは経験年数は関係ありません。入職1年目の職員でも早番勤務であれば今日のリーダーとなり、日勤や遅番で出勤してくる先輩職員は、後輩が入居者さんと立案した「今日一日」を実行していきます。
いくら段取りが悪いとか思ってもです。



そして今日のリーダー(早番勤務者)は、真ん中にある「(実際の)今日の様子」に、「今日一日」の実際を書き込みます。
朝予定したことがそのまま実行できる日もあれば、そうでない日もあるからです。



あとは「食事メニュー」の欄。
ここには本日実際に食したメニューを書き込みます。
ちなみに食事のメニュー決めをする際も、前1週間の食事メニューを確認して介護職員は、入居者さんたちとのメニュー決めに臨みます。食事メニューが偏らないようにするためです。



ユニット日誌のことはここまで。
ユニット日誌はあくまでユニット全体の今日一日を動かしていくための道具。
入居者さん個々人の活動(起床から食事・排せつ・入浴、趣味嗜好、就寝まで等)は、介護計画書に基づいて実行していきます。

そのあたりのことは次回以降に書き綴ります。

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