March 15, 2010
方針転換
年明け以降、
第40回の春季全国大会県支部予選に照準を合わせ、
1月は投手力を含むディフェンス面の強化
2月は練習試合の中で実戦の勘を養う
ことを中心に粛々とチーム作りを行ってまいりましたが、
2回戦でTドラゴンズにあっけなく敗退してしまいました。
いえ…
「あっけなく」
という表現は不適切であるかも知れません。
スコアは0-1と僅差ではありますが、負けは負けです。
しかしながら、スコアから見ても試合内容はほぼ互角、
逆に戦力的には…
例えば下位打線などの力は、明らかにTドラゴンズを凌駕していたと思います。
そういう意味では、
「勝負は互角以上、でも試合に負けた」
こう位置付けることが出来るのではないかと思います。
試合を戦うに当たっては、選手は勿論、
指導者、スタッフ等関係者も当然勝つつもりで臨むわけですが、所謂
「勝敗は兵家の常」
勝つこともあれば負けることもあるのが勝負です。
試合の数だけ勝負のあやがあり、勝負に100%はありません。
そう考えれば練習試合を含め、
年間にたくさんの試合を、数えきれない勝負を経験する中で、
選手たちは練習試合だからといって手を抜くわけではなく、
また公式戦だからといって特別なプレーが出来る筈もなく、
常に全力でプレーしている…
とするならば今回はone of them。
偶々公式戦で、大事な全国大会の予選だったと整理…
というか割り切った方が良いのかも知れません。
確かに今回は、
序盤の好機に強攻策が裏目に出たこと
相手打者のサインミスで三塁走者が飛び出したにも関わらず狭殺出来なかったこと
など反省材料はいくつかありました。
そんな中にも、もしもサインミスではなく、
スクイズの空振りだったら…
こっちのダグアウトが一塁側であったなら…
(もっと早く三塁走者の飛び出しに気付いた筈!)
との勝負のあやもありました。
しかし、それもこれもすべてひっくるめて修正すべきは修正し、
対策すべきは対策することとして、
今回は偶々発生したプレーとして割り切ることが大事だと…
そのように考えておりました。
結果論では、誰でも、何とでも言えます。
何故序盤にバントを指示しなかったのか、
とか何故先制の好機に打たせたのか、
とか或いはどこからともなくそんな批判が飛んでいたかも知れません。
でも仮にその策がピタリピタリ当たっていたとすれば、
逆に評価が高まることとなっていたと思います。
同じ采配であるにも関わらず…です。
だから結果論で論議してはいけないのです。
野球の指導者たるもの千差万別、十人十色
それぞれに独自の野球観を持っていますし、
独自の戦い方のスタイルを持っています。
それらは良い悪いに関わらず…
というよりも良い悪いという判断基準はない、
正解のないものなのです。
従って、それぞれの指導者は、
自分自身の野球観、戦い方が正しいと信じてチームを引っ張っていく
それが指導者としての本壊ではないかと思います。
恐らく、監督も同じように考えている筈…
また、次の全国大会予選に向けて捲土重来を図らなければ…
と考えていた矢先、練習が再開されたのですが、
終了後のミーティングで披歴された監督の話は意外な内容のものでした。
今日のイチオシDreamNews
名作文学のあらすじを”読む”、”聴く”、”味わう”教養アップアプリ! 『NHK文学のしずく3』(iPhone/iPod touch)を新発売 ロゴヴィスタ株式会社 続きを読む
第40回の春季全国大会県支部予選に照準を合わせ、
1月は投手力を含むディフェンス面の強化
2月は練習試合の中で実戦の勘を養う
ことを中心に粛々とチーム作りを行ってまいりましたが、
2回戦でTドラゴンズにあっけなく敗退してしまいました。
いえ…
「あっけなく」
という表現は不適切であるかも知れません。
スコアは0-1と僅差ではありますが、負けは負けです。
しかしながら、スコアから見ても試合内容はほぼ互角、
逆に戦力的には…
例えば下位打線などの力は、明らかにTドラゴンズを凌駕していたと思います。
そういう意味では、
「勝負は互角以上、でも試合に負けた」
こう位置付けることが出来るのではないかと思います。
試合を戦うに当たっては、選手は勿論、
指導者、スタッフ等関係者も当然勝つつもりで臨むわけですが、所謂
「勝敗は兵家の常」
勝つこともあれば負けることもあるのが勝負です。
試合の数だけ勝負のあやがあり、勝負に100%はありません。
そう考えれば練習試合を含め、
年間にたくさんの試合を、数えきれない勝負を経験する中で、
選手たちは練習試合だからといって手を抜くわけではなく、
また公式戦だからといって特別なプレーが出来る筈もなく、
常に全力でプレーしている…
とするならば今回はone of them。
偶々公式戦で、大事な全国大会の予選だったと整理…
というか割り切った方が良いのかも知れません。
確かに今回は、
序盤の好機に強攻策が裏目に出たこと
相手打者のサインミスで三塁走者が飛び出したにも関わらず狭殺出来なかったこと
など反省材料はいくつかありました。
そんな中にも、もしもサインミスではなく、
スクイズの空振りだったら…
こっちのダグアウトが一塁側であったなら…
(もっと早く三塁走者の飛び出しに気付いた筈!)
との勝負のあやもありました。
しかし、それもこれもすべてひっくるめて修正すべきは修正し、
対策すべきは対策することとして、
今回は偶々発生したプレーとして割り切ることが大事だと…
そのように考えておりました。
結果論では、誰でも、何とでも言えます。
何故序盤にバントを指示しなかったのか、
とか何故先制の好機に打たせたのか、
とか或いはどこからともなくそんな批判が飛んでいたかも知れません。
でも仮にその策がピタリピタリ当たっていたとすれば、
逆に評価が高まることとなっていたと思います。
同じ采配であるにも関わらず…です。
だから結果論で論議してはいけないのです。
野球の指導者たるもの千差万別、十人十色
それぞれに独自の野球観を持っていますし、
独自の戦い方のスタイルを持っています。
それらは良い悪いに関わらず…
というよりも良い悪いという判断基準はない、
正解のないものなのです。
従って、それぞれの指導者は、
自分自身の野球観、戦い方が正しいと信じてチームを引っ張っていく
それが指導者としての本壊ではないかと思います。
恐らく、監督も同じように考えている筈…
また、次の全国大会予選に向けて捲土重来を図らなければ…
と考えていた矢先、練習が再開されたのですが、
終了後のミーティングで披歴された監督の話は意外な内容のものでした。
今日のイチオシDreamNews
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March 10, 2010
超速ナビMAPLUS
今のチームの指導者となって丁度2年。
練習や試合でいろんな球場、グラウンドを訪れましたが、
未だ初めての場所、或いは1回か2回だけ、
それもかなり以前であるため、道程を忘れている球場、
更に過去に何度か行ったことはあるものの、
道程が複雑なため自分で運転して行ったことのないグラウンドが数多くあります。
先日の空港近くの球場…
そしてそこのコンディションが悪かったので、
急遽借りることとなった某ライバルチームのホームグラウンドがそうでした。
その昔は、カーナビなる文明の利器はなく、
地図とにらめっこしながら目的地を探したもので、
それは大変でしたが、地図の読み方というか使い方をすっかり覚えましたし、
お陰で距離感や方向感覚が磨かれたと思っています。
しかしながら、カーナビの普及とともに、そんな感性は必要なくなりましたし、
その優れた操作性、効率性から車中では、所謂
「道路地図」
を開くことがなくなりました。
そんな時代の流れの中にあって、
我家のカーナビ初導入は1996年ですから比較的早かったと思います。
SONY製で、モニターだけで10万円近かったと思います。
当然家計から出る筈もありません。
しかしながら、デジモノには目がなかったので無理して小遣いで買っちゃいました。
しかしそのカーナビ…
(道を間違えたときの)リルート機能はなく、
案内ルートも(大きく遠回りを表示するなど)デタラメでしたが、
「カーナビのはしり」
だったこともあって、「そんなもの」だと思っていました。
それから2002年に同じSONY製、
インダッシュタイプのDVDナビに買換えましたが、
機能やデザイン、操作性は格段に進化していました。
そしてその利便性にハマったのは、自分だけではなかったのです。
2008年にこのカーナビが壊れた際、
自分自身は(帰省する)月一程度しか車に乗らないので、
別にどうでも良かったのですが、
「カーナビは絶対に必要!」
と買換えを頑として譲らなかったのが、
最初はカーナビ購入に反対だった他ならぬお母さんだったのです。
女性は地図を読むのが得意ではないと言いますが、
それに加えて一人で運転することが多くなり不安だったのだと思います。
そして富士通テンのHDDカーナビ、ECLIPSEに買換えましたが、
地デジが観れたり、ipodが接続出来たり、いろんな情報を取得出来たり、
更に進化している機能に驚きました。
この先も一体どこまで進化するのか楽しみですが、
Googleがカーナビ業界に進出してきたことにより、
この分野はもっともっと進化を遂げるのではないかと思います。
もはや、少なくとも車の中では道路地図を眺めたり、
方角を感覚で判断するなどという、必要性がなくなるとともに、
一般的にそんな感性も段々と薄れて来たように思います。
勿論、
カーナビを車に搭載していれば!
の前提ですが…。
地図を読む能力が育まれない
という弊害を除けば、
これほど便利で、重宝するものはないと思います。
しかし逆に、ある日突然そんな環境から放り出されたら…
正直辛いものがありました。
今、自分自身が乗っている軽自動車には、
カーナビはおろか、ETC車載装置すら搭載されておりません。
基本的には通勤に利用するのみなので、殆ど必要ないのですが、
冒頭に述べた空港近くの球場に行った際は、
高速道路は普通料金
取って返そうにも
カーナビがない
そして
時間もない
ということで結構イライラしてしまいました。
滅多にないことなので、
その為にカーナビやETC車載器を購入するのは不経済だと頭では分かっているのですが、
ついつい
「カーナビ(ETC車載機)があったらなぁ…」
と思ってしまいます。
何か良い方法はないものか!?
と考えていたところ、
ちょっと面白いものを見つけました。
株式会社エディアが、NTTドコモの「iモードメニュー公式サイト」として、
総合ナビゲーションモバイルサイト
「超速ナビMAPLUS」
の提供を開始していました。
「超速ナビMAPLUS」は、
PSP(R)で人気No.1のナビソフト「MAPLUS」を携帯電話向けに改良、
パワーアップしたもので、便利で使いやすく、
また新たな遊び心をふんだんに盛り込んだ総合ナビゲーションサイトになっていました。
携帯電話のGPS機能でリアルタイムに自分の位置を確認しながら、
電車や自動車、徒歩などの複合的なナビゲーションを利用することが可能であるのは勿論、
その他にも地図や施設情報を検索する機能、
最新の鉄道の運行情報や道路渋滞情報も提供されています。
そして、極め付けな楽しさなのが
案内音声を人気声優の声に変更することのできる
「声優ナビ」
機能。
大塚明夫さんをはじめ、井上喜久子さん、小野大輔さん、
杉田智和さん、能登麻美子さんほか有名声優17名を起用し、
「左だ、左!それしかないだろう!」
「出口なんだから、さっさと黙って出ればいいのよ!」
など、
声優さんのキャラクターを活かしたセリフ回しでナビゲーションを楽しく演出してくれています。
月額利用料:315円(税込)は課金されますが、
カーナビの購入やリース料金に比べれば、大した費用ではありませんし、
或いはこれで高速道路を利用せずに済めば、ETC車載器も必要ないので、
合理的な出費であると思います。
但し!
運転中の携帯電話の操作は法令で禁止されているので、
操作やモニタの確認は信号等での停車時に限定されると思いますが、
それでも十数年前のカーナビに比べれば、
遥かにスグレモノと言えるでしょう。
練習や試合でいろんな球場、グラウンドを訪れましたが、
未だ初めての場所、或いは1回か2回だけ、
それもかなり以前であるため、道程を忘れている球場、
更に過去に何度か行ったことはあるものの、
道程が複雑なため自分で運転して行ったことのないグラウンドが数多くあります。
先日の空港近くの球場…
そしてそこのコンディションが悪かったので、
急遽借りることとなった某ライバルチームのホームグラウンドがそうでした。
その昔は、カーナビなる文明の利器はなく、
地図とにらめっこしながら目的地を探したもので、
それは大変でしたが、地図の読み方というか使い方をすっかり覚えましたし、
お陰で距離感や方向感覚が磨かれたと思っています。
しかしながら、カーナビの普及とともに、そんな感性は必要なくなりましたし、
その優れた操作性、効率性から車中では、所謂
「道路地図」
を開くことがなくなりました。
そんな時代の流れの中にあって、
我家のカーナビ初導入は1996年ですから比較的早かったと思います。
SONY製で、モニターだけで10万円近かったと思います。
当然家計から出る筈もありません。
しかしながら、デジモノには目がなかったので無理して小遣いで買っちゃいました。
しかしそのカーナビ…
(道を間違えたときの)リルート機能はなく、
案内ルートも(大きく遠回りを表示するなど)デタラメでしたが、
「カーナビのはしり」
だったこともあって、「そんなもの」だと思っていました。
それから2002年に同じSONY製、
インダッシュタイプのDVDナビに買換えましたが、
機能やデザイン、操作性は格段に進化していました。
そしてその利便性にハマったのは、自分だけではなかったのです。
2008年にこのカーナビが壊れた際、
自分自身は(帰省する)月一程度しか車に乗らないので、
別にどうでも良かったのですが、
「カーナビは絶対に必要!」
と買換えを頑として譲らなかったのが、
最初はカーナビ購入に反対だった他ならぬお母さんだったのです。
女性は地図を読むのが得意ではないと言いますが、
それに加えて一人で運転することが多くなり不安だったのだと思います。
そして富士通テンのHDDカーナビ、ECLIPSEに買換えましたが、
地デジが観れたり、ipodが接続出来たり、いろんな情報を取得出来たり、
更に進化している機能に驚きました。
この先も一体どこまで進化するのか楽しみですが、
Googleがカーナビ業界に進出してきたことにより、
この分野はもっともっと進化を遂げるのではないかと思います。
もはや、少なくとも車の中では道路地図を眺めたり、
方角を感覚で判断するなどという、必要性がなくなるとともに、
一般的にそんな感性も段々と薄れて来たように思います。
勿論、
カーナビを車に搭載していれば!
の前提ですが…。
地図を読む能力が育まれない
という弊害を除けば、
これほど便利で、重宝するものはないと思います。
しかし逆に、ある日突然そんな環境から放り出されたら…
正直辛いものがありました。
今、自分自身が乗っている軽自動車には、
カーナビはおろか、ETC車載装置すら搭載されておりません。
基本的には通勤に利用するのみなので、殆ど必要ないのですが、
冒頭に述べた空港近くの球場に行った際は、
高速道路は普通料金
取って返そうにも
カーナビがない
そして
時間もない
ということで結構イライラしてしまいました。
滅多にないことなので、
その為にカーナビやETC車載器を購入するのは不経済だと頭では分かっているのですが、
ついつい
「カーナビ(ETC車載機)があったらなぁ…」
と思ってしまいます。
何か良い方法はないものか!?
と考えていたところ、
ちょっと面白いものを見つけました。
株式会社エディアが、NTTドコモの「iモードメニュー公式サイト」として、
総合ナビゲーションモバイルサイト
「超速ナビMAPLUS」
の提供を開始していました。
「超速ナビMAPLUS」は、
PSP(R)で人気No.1のナビソフト「MAPLUS」を携帯電話向けに改良、
パワーアップしたもので、便利で使いやすく、
また新たな遊び心をふんだんに盛り込んだ総合ナビゲーションサイトになっていました。
携帯電話のGPS機能でリアルタイムに自分の位置を確認しながら、
電車や自動車、徒歩などの複合的なナビゲーションを利用することが可能であるのは勿論、
その他にも地図や施設情報を検索する機能、
最新の鉄道の運行情報や道路渋滞情報も提供されています。
そして、極め付けな楽しさなのが
案内音声を人気声優の声に変更することのできる
「声優ナビ」
機能。
大塚明夫さんをはじめ、井上喜久子さん、小野大輔さん、
杉田智和さん、能登麻美子さんほか有名声優17名を起用し、
「左だ、左!それしかないだろう!」
「出口なんだから、さっさと黙って出ればいいのよ!」
など、
声優さんのキャラクターを活かしたセリフ回しでナビゲーションを楽しく演出してくれています。
月額利用料:315円(税込)は課金されますが、
カーナビの購入やリース料金に比べれば、大した費用ではありませんし、
或いはこれで高速道路を利用せずに済めば、ETC車載器も必要ないので、
合理的な出費であると思います。
但し!
運転中の携帯電話の操作は法令で禁止されているので、
操作やモニタの確認は信号等での停車時に限定されると思いますが、
それでも十数年前のカーナビに比べれば、
遥かにスグレモノと言えるでしょう。
March 01, 2010
日本野球の是非
週末の練習試合終了後、
その日球審をしてくださった
連盟の某審判員
の方とお話する機会があり、
興味深い…
というよりも大変気になるお話を伺いました。
その話の内容は2点。
いずれもプレー中における
捕手への指導なり戒めが今シーズンから強化される
というものでした。
その内容を具体的に述べる前に、
この某審判員さんの名誉のために付言しておきますが、
この2つの動きは全国的なものなのか、
或いはローカルなものか定かでありません。
いずれにしてもそれぞれの組織の長が提唱している話だということです。
従って、某審判員さんの個人的見解ではありません、念のため。
まず1点目は、捕手のキャッチングについて。
投球を受けた捕手がストライクと見せかけるため、
ストライクゾーンの内側にさっとミットを動かしたり、
「これがなぜボールなのか!?」
と審判に抗議するように、ミットを構えたまま動かなかったりすると、
例えストライクであっても全てボールと判定する
所謂米国方式を採用するというもの。
そして2点目は、キャッチャーボークについて。
捕手は、投手の手から球が離れる以前に
片足たりともキャッチャーボックスからはみ出した場合、
全て
「キャッチャーボーク」
と見なし、
走者にはテイクワンベース、打者にはワンボールを与える
というもの。
良い悪いは別にして、
日本式のキャッチングについては、
北京五輪で星野ジャパンが国際的非難を受けたことは記憶に新しいところですし、
これを受けて
「ミットを動かすな」
と、
国内の野球規則の総元締め、日本アマチュア野球規則委員会が、
昨年からキャンペーンを始め、高校、大学、社会人などのアマチュア各団体に
呼びかけていることは知っています。
球審の目をごまかそうという意図…。
この小さな「不正」を排除しようというのが狙いだと思いますが、
我々の世代では、
(今でも殆どの指導者がそうだと思いますが…)
これも良い悪いは別にして、
審判の目を騙すのも「捕手の技術の内」
と、
子供の頃から教え込まれて来ています。
「ギリギリ一杯のところを捕る瞬間にストライクゾーンにミットを入れることが、一流のキャッチング」
と今でもそう思っていますし、
そういう意味では「高等技術」だと位置付けています。
たしかにそれは、日本野球に特有の傾向なのだとは思いますが、
別にルールを逸脱しているわけではありません。
それを五輪や国際大会では、
捕手による不正な「ストライク工作」
審判の目をあざむくアンフェアで卑劣な行為
などと言われ、果ては
「ミットを動かすという行為は、ボールだからごまかすために動かすのだ」
と判断されるなど、
ちょっとあまりにも言い過ぎなんじゃないの!!
って気がしています。
日本人の審判員でそのような行為を「卑劣」と思う方がどれくらいいるのでしょう?
調べたわけではありませんが、殆どいない筈です。
判定の技術的にもミットを動かそうが動かそまいが投球の判定には影響は無いからです。
日本の審判員のレベルはプロ、アマを通じておそらく世界一。
もしも
ミットを少し動かす程度で惑わされる…
というような判定に自信のない方がいるとしたら、
即審判員を辞めた方が良いと思います。
そしてルールにも「捕手のキャッチング」等に関して記載はありません。
従ってルール違反ではない行為を、
「アンフェア」だとか「卑劣」呼ばわりするのは明らかに言い過ぎ。
プレー上の「隠し球」や「騙し(*)」の方が問題視されて然るべきだと思います。
(*)本塁を見ずに二盗した走者に対し、
「ファウルだ」と偽って離塁させタッグを狙う卑劣な行為
ルールに記載のない行為ですから、
仮にそれを採用するとしても、実戦では捕手のキャッチングに関して
「ミットを動かすな」
と指導するくらいが関の山でしょう。
その域を逸脱して、すべてボールにカウントするなどという暴挙は出来ないと思います。
審判は、ミットを動かそうが動かそまいが、
投球の判定に影響させてはいけないと思いますし、
大会の主催連盟によって判定が違うことがあってもいけないと思います。
だから、日本アマチュア野球規則委員会も改正の通達などとせず、
キャンペーン、言い換えれば行政指導としたのではないでしょうか。
ただ、野球の国際化だとか、国際基準だとかを考える中で、
日本国内だけで通用する論理ではなく、
世界基準にキチンと対応していくことが、日本球界が国際舞台で勝つ一つの要素になる
ということに異論を挟むつもりはありません。
でも、すべて日本が対応していかなければならない、合わせなければならないとも思いません。
日本球界が本気でそのような方向を目指さそうとするのであれば、まず
「どうしてボールの規格を統一しないのか?」
と思います。
それは置いておいて、
他国から非難されたり、外圧が掛かった(であろう)ことのみ
「サルマネ」する…
やっていることが頗る矛盾していますし、
支離滅裂も甚だしいと思います。
元々国際基準の指標となる米国の審判と日本のそれとでは、
野球における立場、扱われる地位、所謂ステータスがまるで違うのです。
ベースボールと野球の違いと言っても良いのかも知れません。
そこを良く考えなければいけないと思います。
米国の「アンパイア・マニュアル」セクション4にも、
「投球の軌道を土に描いての抗議や、2死の場合を除き、
打席に用具を置いてベンチに戻ることは球審への侮辱とみなし退場処分とする」
と明文化されています。
だから、イチローは投球の軌道を土に描いて、
城島も見逃し三振の際に、バットを打席に置いていったため退場となったのです。
日本プロ野球では考えられない退場です。
つまり、米国の審判は相当な威厳と気品、自尊心を備えていますし、
またそのような環境の中で育ってきていますから、米国ではそれが普通なのでしょう。
しかしながら、野球発祥の地である米国のスタイルだからといって、
それをグローバルスタンダードにするというのも如何なものかと思います。
そもそも野球とベースボールは考え方の根幹から違っているのです。
ルールに抵触しない所謂「行為」の中で多少の違いがあったとしても、
それはそれとしてお互いが認め合うべきではないのでしょうか。
ついでに述べますが、
審判のカウントのコールについても、
数年前からボールのコールを先に行うように変更されました。
何故米国に合わせる必要があるのか、何故そこまで米国に気を遣うのか…
米国に弱いのは政治だけで十分、
このカウントのコールを含めて今回のキャッチングの指導、戒めなど
「野球のベースボール化」はいい加減にして欲しいものです。
さはさりながら…
そうは言っても日本球界においては、
カウントのコールは既に米国式が根付いておりますし、
そういう意味では早晩、キャッチングについても、
指導、戒めが強化されていくのだろうと思います。
基本的には、ホームプレート近辺を通過するボールを見て、
ストライク・ボールが判定されるわけですから、
捕手がミットを動かそうが、流されようが、または落球しようが、
判定には全然影響がないものと思いますが、
審判によっては
「際どいコースの判定については、キャッチングが微妙に影響する」
と正当化して憚らない弱気な審判がいることもまた事実です。
そういう意味では、まったくもって不本意ではありますが、
捕手には
キャッチングの方法で損をしないように
投球のコースを審判にしっかりと見せるように
指導しなければならないと思っています。
初めの話が長くなってしまいましたが、2点目の「キャッチャーボーク」については、
明らかに連盟、若しくは某審判員さんの勘違いでしょう。
ルールブックには以下のように記されています。
4.03
試合開始のとき、または試合中ボールインプレイとなる時は、
捕手をのぞくすべての野手はフェアの地域にいなければならない。
(a)
捕手は、ホームプレートの直後に位置しなければならない。
故意の四球が企図された場合は、ボールが投手の手を離れるまで、
捕手はその両足をキャッチャースボックス内に置いていなければならないが、
その他の場合は、捕球またはプレイのためならいつでもその位置を離れても良い。
要は「故意四球」の場合のみ制限があるということで、
それ以外は構わないわけです。
捕手は内外角いっぱいの投球を要求するとき、
どうしても片足がボックスからはみ出すので、
もしこれらすべてがキャッチャーボークを取られることになれば、
そんなボールは要求出来ないこととなり、
極めて問題です。
なのでキャッチャーボークのことはある程度知ってはいましたが、
そこまで規制するのはおかしい…
と話を聞いた瞬間思いましたが、やっぱり…
って感じです。
昨年も同じ頃、「捕手のインターフェア」を話題にしたことがありました。
シーズン前に審判の方々もルールの改正や
新しく加わる指導等の確認や流布に余念がないのだと思います。
ルールの改正や新指導要領は、
日本アマチュア野球規則委員会等の偉い方々によって机上で決められるものなのでしょうが、
そのような方々におかれては、ルールであれ指導であれ、
何かが一つでも変わるということは、選手、スタッフにとっても、
それを掌る審判にとっても
現場の第一線は大変なのだ
ということにも想いを馳せて欲しいと思います。
今日のイチオシDreamNews
IMJモバイル、モバイル公式サイト『家庭の東洋医学』の情報配信を開始 株式会社アイ・エム・ジェイ
その日球審をしてくださった
連盟の某審判員
の方とお話する機会があり、
興味深い…
というよりも大変気になるお話を伺いました。
その話の内容は2点。
いずれもプレー中における
捕手への指導なり戒めが今シーズンから強化される
というものでした。
その内容を具体的に述べる前に、
この某審判員さんの名誉のために付言しておきますが、
この2つの動きは全国的なものなのか、
或いはローカルなものか定かでありません。
いずれにしてもそれぞれの組織の長が提唱している話だということです。
従って、某審判員さんの個人的見解ではありません、念のため。
まず1点目は、捕手のキャッチングについて。
投球を受けた捕手がストライクと見せかけるため、
ストライクゾーンの内側にさっとミットを動かしたり、
「これがなぜボールなのか!?」
と審判に抗議するように、ミットを構えたまま動かなかったりすると、
例えストライクであっても全てボールと判定する
所謂米国方式を採用するというもの。
そして2点目は、キャッチャーボークについて。
捕手は、投手の手から球が離れる以前に
片足たりともキャッチャーボックスからはみ出した場合、
全て
「キャッチャーボーク」
と見なし、
走者にはテイクワンベース、打者にはワンボールを与える
というもの。
良い悪いは別にして、
日本式のキャッチングについては、
北京五輪で星野ジャパンが国際的非難を受けたことは記憶に新しいところですし、
これを受けて
「ミットを動かすな」
と、
国内の野球規則の総元締め、日本アマチュア野球規則委員会が、
昨年からキャンペーンを始め、高校、大学、社会人などのアマチュア各団体に
呼びかけていることは知っています。
球審の目をごまかそうという意図…。
この小さな「不正」を排除しようというのが狙いだと思いますが、
我々の世代では、
(今でも殆どの指導者がそうだと思いますが…)
これも良い悪いは別にして、
審判の目を騙すのも「捕手の技術の内」
と、
子供の頃から教え込まれて来ています。
「ギリギリ一杯のところを捕る瞬間にストライクゾーンにミットを入れることが、一流のキャッチング」
と今でもそう思っていますし、
そういう意味では「高等技術」だと位置付けています。
たしかにそれは、日本野球に特有の傾向なのだとは思いますが、
別にルールを逸脱しているわけではありません。
それを五輪や国際大会では、
捕手による不正な「ストライク工作」
審判の目をあざむくアンフェアで卑劣な行為
などと言われ、果ては
「ミットを動かすという行為は、ボールだからごまかすために動かすのだ」
と判断されるなど、
ちょっとあまりにも言い過ぎなんじゃないの!!
って気がしています。
日本人の審判員でそのような行為を「卑劣」と思う方がどれくらいいるのでしょう?
調べたわけではありませんが、殆どいない筈です。
判定の技術的にもミットを動かそうが動かそまいが投球の判定には影響は無いからです。
日本の審判員のレベルはプロ、アマを通じておそらく世界一。
もしも
ミットを少し動かす程度で惑わされる…
というような判定に自信のない方がいるとしたら、
即審判員を辞めた方が良いと思います。
そしてルールにも「捕手のキャッチング」等に関して記載はありません。
従ってルール違反ではない行為を、
「アンフェア」だとか「卑劣」呼ばわりするのは明らかに言い過ぎ。
プレー上の「隠し球」や「騙し(*)」の方が問題視されて然るべきだと思います。
(*)本塁を見ずに二盗した走者に対し、
「ファウルだ」と偽って離塁させタッグを狙う卑劣な行為
ルールに記載のない行為ですから、
仮にそれを採用するとしても、実戦では捕手のキャッチングに関して
「ミットを動かすな」
と指導するくらいが関の山でしょう。
その域を逸脱して、すべてボールにカウントするなどという暴挙は出来ないと思います。
審判は、ミットを動かそうが動かそまいが、
投球の判定に影響させてはいけないと思いますし、
大会の主催連盟によって判定が違うことがあってもいけないと思います。
だから、日本アマチュア野球規則委員会も改正の通達などとせず、
キャンペーン、言い換えれば行政指導としたのではないでしょうか。
ただ、野球の国際化だとか、国際基準だとかを考える中で、
日本国内だけで通用する論理ではなく、
世界基準にキチンと対応していくことが、日本球界が国際舞台で勝つ一つの要素になる
ということに異論を挟むつもりはありません。
でも、すべて日本が対応していかなければならない、合わせなければならないとも思いません。
日本球界が本気でそのような方向を目指さそうとするのであれば、まず
「どうしてボールの規格を統一しないのか?」
と思います。
それは置いておいて、
他国から非難されたり、外圧が掛かった(であろう)ことのみ
「サルマネ」する…
やっていることが頗る矛盾していますし、
支離滅裂も甚だしいと思います。
元々国際基準の指標となる米国の審判と日本のそれとでは、
野球における立場、扱われる地位、所謂ステータスがまるで違うのです。
ベースボールと野球の違いと言っても良いのかも知れません。
そこを良く考えなければいけないと思います。
米国の「アンパイア・マニュアル」セクション4にも、
「投球の軌道を土に描いての抗議や、2死の場合を除き、
打席に用具を置いてベンチに戻ることは球審への侮辱とみなし退場処分とする」
と明文化されています。
だから、イチローは投球の軌道を土に描いて、
城島も見逃し三振の際に、バットを打席に置いていったため退場となったのです。
日本プロ野球では考えられない退場です。
つまり、米国の審判は相当な威厳と気品、自尊心を備えていますし、
またそのような環境の中で育ってきていますから、米国ではそれが普通なのでしょう。
しかしながら、野球発祥の地である米国のスタイルだからといって、
それをグローバルスタンダードにするというのも如何なものかと思います。
そもそも野球とベースボールは考え方の根幹から違っているのです。
ルールに抵触しない所謂「行為」の中で多少の違いがあったとしても、
それはそれとしてお互いが認め合うべきではないのでしょうか。
ついでに述べますが、
審判のカウントのコールについても、
数年前からボールのコールを先に行うように変更されました。
何故米国に合わせる必要があるのか、何故そこまで米国に気を遣うのか…
米国に弱いのは政治だけで十分、
このカウントのコールを含めて今回のキャッチングの指導、戒めなど
「野球のベースボール化」はいい加減にして欲しいものです。
さはさりながら…
そうは言っても日本球界においては、
カウントのコールは既に米国式が根付いておりますし、
そういう意味では早晩、キャッチングについても、
指導、戒めが強化されていくのだろうと思います。
基本的には、ホームプレート近辺を通過するボールを見て、
ストライク・ボールが判定されるわけですから、
捕手がミットを動かそうが、流されようが、または落球しようが、
判定には全然影響がないものと思いますが、
審判によっては
「際どいコースの判定については、キャッチングが微妙に影響する」
と正当化して憚らない弱気な審判がいることもまた事実です。
そういう意味では、まったくもって不本意ではありますが、
捕手には
キャッチングの方法で損をしないように
投球のコースを審判にしっかりと見せるように
指導しなければならないと思っています。
初めの話が長くなってしまいましたが、2点目の「キャッチャーボーク」については、
明らかに連盟、若しくは某審判員さんの勘違いでしょう。
ルールブックには以下のように記されています。
4.03
試合開始のとき、または試合中ボールインプレイとなる時は、
捕手をのぞくすべての野手はフェアの地域にいなければならない。
(a)
捕手は、ホームプレートの直後に位置しなければならない。
故意の四球が企図された場合は、ボールが投手の手を離れるまで、
捕手はその両足をキャッチャースボックス内に置いていなければならないが、
その他の場合は、捕球またはプレイのためならいつでもその位置を離れても良い。
要は「故意四球」の場合のみ制限があるということで、
それ以外は構わないわけです。
捕手は内外角いっぱいの投球を要求するとき、
どうしても片足がボックスからはみ出すので、
もしこれらすべてがキャッチャーボークを取られることになれば、
そんなボールは要求出来ないこととなり、
極めて問題です。
なのでキャッチャーボークのことはある程度知ってはいましたが、
そこまで規制するのはおかしい…
と話を聞いた瞬間思いましたが、やっぱり…
って感じです。
昨年も同じ頃、「捕手のインターフェア」を話題にしたことがありました。
シーズン前に審判の方々もルールの改正や
新しく加わる指導等の確認や流布に余念がないのだと思います。
ルールの改正や新指導要領は、
日本アマチュア野球規則委員会等の偉い方々によって机上で決められるものなのでしょうが、
そのような方々におかれては、ルールであれ指導であれ、
何かが一つでも変わるということは、選手、スタッフにとっても、
それを掌る審判にとっても
現場の第一線は大変なのだ
ということにも想いを馳せて欲しいと思います。
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February 24, 2010
ノート術
くどいようですが…
「日経ビジネスアソシエ」
ネタです。
3月2日号の特集は
我が意を得たり!
の「決定版ノート術」。
今やパソコンや携帯電話等デジモノを駆使することが当たり前の時代になっていますが、
究極のアナログツールである
メモやノートの重要性
は少しも変わっていないと思います。
これらをどう使いこなすかによって、
課題の成果だとか日常の生活にも大きな差がついてくると言っても過言ではないでしょう。
アイデアを出す
情報を記録する
タスクを管理する
思考を整理する
ノートやメモを使う目的は多岐にわたります。
斯くいう自分は、かつては全くの筆不精。
スケジュール用の手帳やメモ帳を持たないばかりでなく、
会議や打合せにすらノート、筆記用具を持参せず、よく怒られたものでした。
そうそうたくさんのことを覚えられる筈もなく、
メモを取らなければ会議の内容など殆ど忘れてしまいます。
考えてみれば、学生時代からノートを取るのは先生が板書した部分だけ。
当世はそれすらしない子供たちが多いようですが、
それだけは…
というかそれのみが大事なのだと考えていました。
三つ子の魂百まで
とはよく言ったもので結局、
本当のノートの取り方、使い方を知ったのはそれからずっと後のことでした。
その当時から上手なノートの取り方、使い方が出来ていれば、
或いはまた違った人生が開けていたかも知れない…
そのくらい大切なことだったと、今では身に染みて思ってます。
その自分が今や、
「メモ魔」
と化しており、
メモを取ることについては、自分でいうのもなんですが、
相当几帳面でまめな方
だと思っておりました。
しかしながら、何事も上には上がいるものです。
いやいや「ノート術」というものは本当に奥が深いものです。
今号のアソシエ誌では、各界の最前線で活躍するビジネスパーソンたちの
ノート・メモ活用法を公開しておりましたが、学ぶべきものがたくさんありました。
「何故メモを取るのか?」
と聞かれれば、自分は、
覚えきれないから
忘れるから
と答えます。
スケジュールはPCとPDAでシンクロさせて管理出来ているので、
メモやノートは殆ど
「備忘録」
的使い方をしております。
しかし、それはそれで大切なことなので、これまで良しとして来ました。
でも、よく考えてみれば、
備忘録だけのメモというのも何となくネガティブなイメージがあります。
特集を読めば読むほど、「忘れない」だけではなく、
「発想を豊かにする」という観点からから考えれば、
「アイデア筋」を日常的に鍛えなければならない
アイデア用にもメモを活用しなければならない
と思うようになってきました。
日常で気が付いたことを片っ端から書き留める…
本や映画から得た名言
魅力的な広告のコピー
いろんな場所で耳にする若者の会話
これまでも「おっ」と思ったものは備忘録メモに書き留めたりはしていましたが、
埋もれてしまって活用の場がありませんでした。
この手のメモのコツは日付とネタ番号を記入することだそうです。
番号を振ることによってネタが溜まっていく喜びが得られ、
継続力も高まるのだとか…
新たな発想や企画を生み出す仕掛けとして、
是非このスタイルに挑戦してみたいと思います。
こういうのは手帳サイズのノートを常に携帯して
「すぐ書くことが大切」
です。
ぱっと開いたページにそのまま書く、
ということからすればリングタイプのものが良いでしょう。
何か新しいことを始めようとすると、
「まず道具から入る」
のは悪い癖なのですが、まぁそんなに高価なものではないし、
機能も大切だから…
と理由を付けて今号で紹介されていたアピカ製のパレットノートを購入しました。
このノートには、クローバー型の穴が開いており、
名前の通りパレットのように、
ここに親指を入れると安定して持つことが出来るスグレモノです。
屋外などで立ったまま書くときに重宝しそうです。
表紙も丈夫な厚紙で出来ているので、
筆圧もしっかり書くことが出来そうです。
このスタイルの提唱者は、
6年間で1,200のネタを集めたそうですから1年間にすると200。
まずはこれを目指してネタを集めることとしましょう。
「日経ビジネスアソシエ」
ネタです。
3月2日号の特集は
我が意を得たり!
の「決定版ノート術」。
今やパソコンや携帯電話等デジモノを駆使することが当たり前の時代になっていますが、
究極のアナログツールである
メモやノートの重要性
は少しも変わっていないと思います。
これらをどう使いこなすかによって、
課題の成果だとか日常の生活にも大きな差がついてくると言っても過言ではないでしょう。
アイデアを出す
情報を記録する
タスクを管理する
思考を整理する
ノートやメモを使う目的は多岐にわたります。
斯くいう自分は、かつては全くの筆不精。
スケジュール用の手帳やメモ帳を持たないばかりでなく、
会議や打合せにすらノート、筆記用具を持参せず、よく怒られたものでした。
そうそうたくさんのことを覚えられる筈もなく、
メモを取らなければ会議の内容など殆ど忘れてしまいます。
考えてみれば、学生時代からノートを取るのは先生が板書した部分だけ。
当世はそれすらしない子供たちが多いようですが、
それだけは…
というかそれのみが大事なのだと考えていました。
三つ子の魂百まで
とはよく言ったもので結局、
本当のノートの取り方、使い方を知ったのはそれからずっと後のことでした。
その当時から上手なノートの取り方、使い方が出来ていれば、
或いはまた違った人生が開けていたかも知れない…
そのくらい大切なことだったと、今では身に染みて思ってます。
その自分が今や、
「メモ魔」
と化しており、
メモを取ることについては、自分でいうのもなんですが、
相当几帳面でまめな方
だと思っておりました。
しかしながら、何事も上には上がいるものです。
いやいや「ノート術」というものは本当に奥が深いものです。
今号のアソシエ誌では、各界の最前線で活躍するビジネスパーソンたちの
ノート・メモ活用法を公開しておりましたが、学ぶべきものがたくさんありました。
「何故メモを取るのか?」
と聞かれれば、自分は、
覚えきれないから
忘れるから
と答えます。
スケジュールはPCとPDAでシンクロさせて管理出来ているので、
メモやノートは殆ど
「備忘録」
的使い方をしております。
しかし、それはそれで大切なことなので、これまで良しとして来ました。
でも、よく考えてみれば、
備忘録だけのメモというのも何となくネガティブなイメージがあります。
特集を読めば読むほど、「忘れない」だけではなく、
「発想を豊かにする」という観点からから考えれば、
「アイデア筋」を日常的に鍛えなければならない
アイデア用にもメモを活用しなければならない
と思うようになってきました。
日常で気が付いたことを片っ端から書き留める…
本や映画から得た名言
魅力的な広告のコピー
いろんな場所で耳にする若者の会話
これまでも「おっ」と思ったものは備忘録メモに書き留めたりはしていましたが、
埋もれてしまって活用の場がありませんでした。
この手のメモのコツは日付とネタ番号を記入することだそうです。
番号を振ることによってネタが溜まっていく喜びが得られ、
継続力も高まるのだとか…
新たな発想や企画を生み出す仕掛けとして、
是非このスタイルに挑戦してみたいと思います。
こういうのは手帳サイズのノートを常に携帯して
「すぐ書くことが大切」
です。
ぱっと開いたページにそのまま書く、
ということからすればリングタイプのものが良いでしょう。
何か新しいことを始めようとすると、
「まず道具から入る」
のは悪い癖なのですが、まぁそんなに高価なものではないし、
機能も大切だから…
と理由を付けて今号で紹介されていたアピカ製のパレットノートを購入しました。
このノートには、クローバー型の穴が開いており、
名前の通りパレットのように、
ここに親指を入れると安定して持つことが出来るスグレモノです。
屋外などで立ったまま書くときに重宝しそうです。
表紙も丈夫な厚紙で出来ているので、
筆圧もしっかり書くことが出来そうです。
このスタイルの提唱者は、
6年間で1,200のネタを集めたそうですから1年間にすると200。
まずはこれを目指してネタを集めることとしましょう。
February 22, 2010
ウォークマン
減量と筋力維持、体力増進のため、
年初から始めた毎日5kmの
速足ウォーキング
ですが、
先々週ウイルス性の胃腸炎で体調を崩した3日間を除き、
今のところ「皆勤賞」のペースで継続出来ています。
体重は年初と比べて約2kg落ちてはいるのですが、
これがウォーキングによるものなのか、
或いは飲まず食わずだった胃腸炎によるものなのかは定かではありません。
ただこの2ヶ月間続けていることで、
ウエストは締まってきましたし、
体のキレが頗る良くなったことは事実です。
しかしながら、これを今後も継続させなければここまで頑張った意味がありません。
自分自身の性格として、どちらかと言えば保守的な部分が強く、
なかなか新しいことに取組むということが不得手な面がある一方、
一旦始めてしまえば、何があろうとも習慣化させるべく徹底して取組む
という几帳面さを持ち合わせております。
従って、まず「三日坊主」などということはないのですが、
逆に完全に生活スタイルの一部になってしまった頃に、
「特別な理由」
を作って一日、また一日と休んでしまい、
結果として
「挫折」
という経験をこれまで何度となく味わってまいりました。
「特別な理由」…
それは例えば
「今日は仕事で遅くなったから…」
「明日は朝が早いから…」
など、自分で「休む言い訳」というか、
「休む特別な理由」を作ることです。
ひとつ特別な理由を作ってしまうと、
「特別」をどんどん拡大解釈するようになり、
休む日が多くなると、
そんな中で取組むことが無意味に思えてきて遂には全く止めてしまう…
これが自分の
「挫折の構造」
です。
挫折しないためには、体調不良を除いてはいかなる理由があっても
「休まない」こと。
継続にはこれしかないと思っています。
しかしながら、
体重を落とす
体力を維持する
という大きな目標があるとはいえ、
「休まないこと」が楽しくなくなってしまえば、
苦痛であるならば、
それは本末転倒ということに他なりません。
当初は楽しみを携帯ラジオに求めて歩いていました。
同世代にはFM派が多い中、一貫してAM派を貫いていますので、
地元のR○Kを聴いているのですが、
その時間帯はTBSや文化放送など全国ネットの番組が構成されており、
結構楽しめました。
ところが、日曜日と月曜日はR○Kの番組で、
それぞれ
「ラジオ寄席」
「演歌春秋」
が放送されており、まったく関心がないばかりでなく、
歩くスピードや雰囲気にも合わないのでこれが頂けません。
「このままでは、日・月曜日に歩くのが嫌になる」
と一計を案じ、
携帯用のMP3プレーヤーを購入することにしました。
携帯用の音楽プレーヤーと言えば、今やアップル社のipod…
おねえちゃんやnatsuも持っているし、自分も…
とも思ったのですが、折からipodと連携しているPC上のアプリ、
「i-tuneで不正請求」
という話題が世間を騒がせていたので、
「ウォーキングするんだからウォークマンだろう!」
と訳のわからない理由をこじつけてSONYのウォークマンを購入しました。
容量も16GBだし、画像や動画も観れるし、
(聴かないけど)FM放送も聴けるし、機能では(値段でも)
決してipodに負けていないと思います。
早速PCに貯め込んでいたMP3ファイルを片っ端からウォークマンへ転送、
取敢えず数百曲にしておきましたが、
サイズにして3GB程度だったのでまだまだ余裕があります。
いろんなジャンルをランダム再生で聴いているので、
歩いていてちょっとずっこけそうなものもありますが、
そこはご愛嬌。
「次はどんな曲だろう」と思いながら歩けばフットワークも軽快ですし、
「明日はどんな曲が聴けるのだろう」と思えば、
毎日のウォーキングが楽しみで仕方ありません。
これで当面挫折の心配はないと思います…
つかそれなりにコストも掛けたので、それなりの結果を出さなければなりません。
年初から始めた毎日5kmの
速足ウォーキング
ですが、
先々週ウイルス性の胃腸炎で体調を崩した3日間を除き、
今のところ「皆勤賞」のペースで継続出来ています。
体重は年初と比べて約2kg落ちてはいるのですが、
これがウォーキングによるものなのか、
或いは飲まず食わずだった胃腸炎によるものなのかは定かではありません。
ただこの2ヶ月間続けていることで、
ウエストは締まってきましたし、
体のキレが頗る良くなったことは事実です。
しかしながら、これを今後も継続させなければここまで頑張った意味がありません。
自分自身の性格として、どちらかと言えば保守的な部分が強く、
なかなか新しいことに取組むということが不得手な面がある一方、
一旦始めてしまえば、何があろうとも習慣化させるべく徹底して取組む
という几帳面さを持ち合わせております。
従って、まず「三日坊主」などということはないのですが、
逆に完全に生活スタイルの一部になってしまった頃に、
「特別な理由」
を作って一日、また一日と休んでしまい、
結果として
「挫折」
という経験をこれまで何度となく味わってまいりました。
「特別な理由」…
それは例えば
「今日は仕事で遅くなったから…」
「明日は朝が早いから…」
など、自分で「休む言い訳」というか、
「休む特別な理由」を作ることです。
ひとつ特別な理由を作ってしまうと、
「特別」をどんどん拡大解釈するようになり、
休む日が多くなると、
そんな中で取組むことが無意味に思えてきて遂には全く止めてしまう…
これが自分の
「挫折の構造」
です。
挫折しないためには、体調不良を除いてはいかなる理由があっても
「休まない」こと。
継続にはこれしかないと思っています。
しかしながら、
体重を落とす
体力を維持する
という大きな目標があるとはいえ、
「休まないこと」が楽しくなくなってしまえば、
苦痛であるならば、
それは本末転倒ということに他なりません。
当初は楽しみを携帯ラジオに求めて歩いていました。
同世代にはFM派が多い中、一貫してAM派を貫いていますので、
地元のR○Kを聴いているのですが、
その時間帯はTBSや文化放送など全国ネットの番組が構成されており、
結構楽しめました。
ところが、日曜日と月曜日はR○Kの番組で、
それぞれ
「ラジオ寄席」
「演歌春秋」
が放送されており、まったく関心がないばかりでなく、
歩くスピードや雰囲気にも合わないのでこれが頂けません。
「このままでは、日・月曜日に歩くのが嫌になる」
と一計を案じ、
携帯用のMP3プレーヤーを購入することにしました。
携帯用の音楽プレーヤーと言えば、今やアップル社のipod…
おねえちゃんやnatsuも持っているし、自分も…
とも思ったのですが、折からipodと連携しているPC上のアプリ、
「i-tuneで不正請求」
という話題が世間を騒がせていたので、
「ウォーキングするんだからウォークマンだろう!」
と訳のわからない理由をこじつけてSONYのウォークマンを購入しました。
容量も16GBだし、画像や動画も観れるし、
(聴かないけど)FM放送も聴けるし、機能では(値段でも)
決してipodに負けていないと思います。
早速PCに貯め込んでいたMP3ファイルを片っ端からウォークマンへ転送、
取敢えず数百曲にしておきましたが、
サイズにして3GB程度だったのでまだまだ余裕があります。
いろんなジャンルをランダム再生で聴いているので、
歩いていてちょっとずっこけそうなものもありますが、
そこはご愛嬌。
「次はどんな曲だろう」と思いながら歩けばフットワークも軽快ですし、
「明日はどんな曲が聴けるのだろう」と思えば、
毎日のウォーキングが楽しみで仕方ありません。
これで当面挫折の心配はないと思います…
つかそれなりにコストも掛けたので、それなりの結果を出さなければなりません。