😸『父さん、まずはブログの更新遅れの釈明と謝罪をしてくださいね。』
『えっ、お前がやってくれればいいじゃないか。』
😸『どうしてあたしが父さんの不祥事のしりぬぐいをしなければなんないのよ』
『 ん?これって不祥事か。』
😸『もちろんよ。ちゃんと自分の口で言ってね。』
『わかったよ。』
↓**↓*↓*↓*↓ブログ更新遅れの釈明と謝罪の弁*↓**↓***↓
『何カ月もブログを放置したままで、記事の更新をせずにいたこと、誠にすみませんでした。』
『反省するだけでなんの成果も生み出せない奴(わたしのことです)には困ったもんです。と、こんなセリフ以前にも言ったような気がします。(言いました。)相変わらず精力的で勉強家で、それでいて、しっかり遊んでもいる佐平次さんからコメントをいただいていたのも承知していました。(2回)それにもかかわらず、結果的には、まったく反応もせず、まるで無視しているかのようでしたね。ゴメンナサイ。
だいぶ前にササガワ君に会った時「お前のブログのタイトルはいつ見ても【千客万来】だな」と皮肉を言われましたが、言葉の調子があまり強くなかったのをいいことに、今日の今日まで記事の更新をサボっていました。ゴメンナサイ。高校時代のクラスメートだった(元)女の子にも同じことを言われました。ゴメンナサイ。
かつてoteboxさんから「更新が遅れたら、【ハロー】の一言でもいいから【ウン】とか【ス-】とか言ったらどうよ」と言われていたのに、「ハロー」の発信もしていませんでした。ゴメンナサイ。
いつもコメントをくださるテイクさん、あなたのブログを拝見していて、世の中には、なんと歯切れのいい生き方をしている人がいるのだろう、と感心しています。それに対して、歯切れの悪い生き方しかできないわたしは恥じ入るばかりで、この頃世の中が、腐臭のミナモトをなかなか排除できずにいて、楽しくないのも、私のようなフヌケ者が増えたせいなのではないかと思い始めています。メンボクありませぬ。
そして、このブログを読んでいる物好きな人で、「開けたらまた【千客万来】だった」経験をしているすべての方々にも、ゴメンナサイです。
更新が遅れたのは、ひとえに「多忙」が原因です。そんなわけで、言い訳がましく多忙のいちいちをここに書いてみたのだけれど、文字にしてみたら、「大相撲秋場所スタート」だとか、『白菜防寒ヒモ」や「大豆干す」、「猫捕獲作戦開始」だとか、「月に三回の句会開催、しかも三連敗」などと、わけのわかんないものや、多忙の要素としては、いまいちインパクトのないもの、世間の認知度の低いものばかりだったので、せっかく書いたけれど、恥ずかしくなって消してしまいました。フヌケ振りを晒すようなものですからね。
😸『それは賢明な判断ね。あたしには全然そんな風(多忙)には見えなかったからね。。。』
『そうか、一人合点していたのかなあ。じゃあこの話はここで〆て』
😺『エッ、「釈明と謝罪」はもう終わり?簡単すぎないかい。』
『 御免、まだほかにも報告することがあるから、先へ進むね。』

能面のごとき面(つら)して医師告げぬ「ステージⅢの肺がんで
す」と
『去る12月8日は「がん宣告記念日」でした。肺がん発症から丸二年経ったことになります。今もって身体のあちこちに違和感を感じながらも,病人らしい生活を送っているわけではなく、体力的には「推定二割減」を感じながらも、畑で遊んだり、妻と喧嘩したり、歌会に出かけたりして、ごく普通に暮らしています。
5年生存率」というのは、がん患者のとりあえずの目標として掲げる生存年数のことですが、「5」という数字に特に意味はありません。発症後5年が経過したからと言って安全圏に逃げ込んだということではないようです。しかも最近は「5」ではなく「10年生存率」という言葉を使うことの方が多くなってきました。わたしの場合、「5年生存」なら、4割、「10年生存」なら2割を経過したことになります。「あらまあ、もう二年経ったのか」です。まずは、次のハードル「5年生存」をしっかりと跳び越えたいと思っています。二年前に「能面のごとき面した医師」からがんの発症と、「遠隔転移があり、がんも大きくなっているので、手術はできない。治療は、抗がん剤と放射線しかない」と告げられた時、がんの知識と言えば、近藤誠の「がんもどき理論」しか知らなかったわたしは、そこに書かれていた「抗がん剤使用は副作用に苦しむだけ損」「放射線は気慰め」「無駄ながん治療などせず、放っておけ」の印象的な言葉を繋ぎ合わせ、「これで俺の人生も一巻の終わりだな」と思っていました。ところが、「がんもどき理論」に背きながら、今もって畑で白菜をヒモで括る作業(防寒のため)なんかをしています。
生きていても楽しいことばかりではありません。不快なことや、腹立たしいこと、悲しいことがたくさんあります。抗がん剤の副作用で七転八倒していた私を見舞ってくれて、自身のがん体験(胃の全摘)と「元気になったら、いっしょに熊野詣でもしようぜ」の提案で私を元気づけてくれ、自身の体験に基づいて「食欲のない時はこれを食え」と言って、タマゴボーロを持参してくれた太田君が突然逝ってしまいました。発症後5年経過して、まさに安全圏に逃げ込んだとばかり思っていたのにです。今更ですが、熊野詣が出来なかったことが悔やまれます。
病院まで来て私を励ましてくださって、わたしより先に浄土へ旅立たれた板垣フヨ子さん、太田康則さん、改めてご冥福をお祈りいたします。もっとも、浄土真宗の教えでは、亡くなれば即「成仏」するので、改めて「ご冥福」を祈る必要はないのだそうです。お二方はすでに浄土に居られるのです。合掌。』
さばさばと未練残さず逝く人と未練残して見送る我ら
😸『あたしも成仏できるかなあ』
『俺の言うことを聞いていればね』
〈ネコ捕獲作戦〉
秋雨にさまよう猫よ吾とともぬくきところで暮らしてみぬか
😸『あのうるさい子、なんとかならないかな。うるさいだけじゃなく、あたしの居場所陣取っちゃって、おかげで暖房のない部屋で、あたし震えながら過ごしているんだからさ』
『すまん、すまん。もうちょい待ってよ』
😸『ところで、あの子っていったいなんなのさ』
『そうか、お前にまだ紹介してなかったもんな。じゃあ紹介しよう。名前は【すず】 メスの三毛猫だよ。家の裏の庭木の陰でウロウロしていたのを捕まえたんだ。お前と同じ野良猫さ』
😸『エッ!あたし野良猫なんかじゃないよ。迷い猫よ。』
『都会のコンクリートジャングルをさまよい歩いている猫を「迷い猫」、ペンペン草の生えている田舎道でうろついている猫を「野良猫」といっているだけの話さ。
結局おんなじことなのよ。』
😸『そうか、そうなんだね。で、あの子をどうやって捕まえたのよ。どう考えても、すばしこい猫が父さんに捕まえられるとは思えないからな。』
『まあ確かにすばしこさでは猫属に負けるけど、俺ら人間には知恵があるからね。知恵の勝利さ』
😸『その知恵とやらを教えてよ。』
『自慢するほどのものじゃないけどね。小動物保護センターから借りてきた捕獲機を使ったのだよ。ネズミ捕りの大きな奴さ。でも、くれぐれも捕まえた猫をセンターへ持ってこないでくれと言われたよ。へたにセンターへ持ってきても、所定の期間を過ぎれば、殺処分になるから、いっそ、野生の猫として自分の力で生きていいけるようにした方が幸せなのかもしれないんだって。釈迦に説法かもしれないけど、田舎の猫はけっこう野山でも逞しく生きていくんだってね。だから無理に捕まえてセンターになんか持って来て欲しくないと言っていたよ。』
😸『 野山で生きるなんて、あたしは無理だなあ。それにしても、二匹目の猫を飼うのを、よく母さんが許したね。』
『いや、そもそも、猫に餌付けを始めたのは母さんで、ことの始まりは、物陰に潜んでいる、見慣れない猫を母さんが見つけたところからなんだよ。毎日姿を現すわけではないし、動きが素早いから、顔立ちまでは分からないし、身体の模様もこれと言った特徴もない、地味な猫だったので、特に興味もなく、最初はネコのことをあんまり意識していなかったみたいだよ。でも何回か姿を見ているうちに、腹は空いていないかとか、雨の日に姿が見えないと、身体を濡らしていないか、寒くはないかと心配になって、だんだん情が移って来て、お前の食べ残した餌を裏口に置いてみたというわけさ。最初は毎日ではなかったんだけれど、餌がなくなれば補給しているうちに、結局は「餌付け」になってしまったのさ。でもいつまでも外で餌をやり続けるわけにもいかないし、不用意に道路へ飛び出して、交通事故に遭う心配もあったから、早いところ「決断」が必要だったのよ。そのことについて母さんと話し合ったわけではないのだけれど、言ってみれば、「阿吽の呼吸」というやつ、めくばせだけで「一匹飼うのも二匹飼うのもおんなじだから、捕まえて家で飼おう」ということになったんだ。』
😸「意見の合うことがめったにない夫婦なのに、「阿吽の呼吸」だなんて奇跡みたいね。で、その子はどんな子よ』
『実はね、捕まえるまでは子猫だとばかり思っていたんだよ。まさかマリモより大きい猫だとは思いもしなかったよ。顔がデカくて、三頭身てとこかな。まだ病院の検疫が完全に終わっていないから二匹を一緒にできないのだよ。それに、お前の方が先住ネコのくせに、怖がって二階へ逃げ込んでしまうなんて考えてもいなかったよ。そのうち紹介するから仲良くやってよ。
😸『分かったけど、あの子にもっと静かにしてくれるように言ってよね。ともかくうるさいの。』
『 よく言っておくよ。さあすず、自己紹介だ。』
エッ!急に自己紹介と言っても何にもないですよ。私自分の事よく分からないんだから。「すずです。よろしくお願いいたします」で、いいかな。』
「まあそれでいいだろう。ということで、今度から二匹と一人でこのブログを書いていきます。まだすずは初心者だからあてにはできないけど、ボトボチとたのむよ。』
🐈『はい』
実力は未知数ですが、戦力が増えたので、ブログの更新ピッチもさぞかし上がることでしょう。乞うご期待!
縁ありて出自不明の猫二匹そっぽ向きつつ一つ家に棲む

😸『どうしてあたしが父さんの不祥事のしりぬぐいをしなければなんないのよ』

😸『もちろんよ。ちゃんと自分の口で言ってね。』

↓**↓*↓*↓*↓ブログ更新遅れの釈明と謝罪の弁*↓**↓***↓


だいぶ前にササガワ君に会った時「お前のブログのタイトルはいつ見ても【千客万来】だな」と皮肉を言われましたが、言葉の調子があまり強くなかったのをいいことに、今日の今日まで記事の更新をサボっていました。ゴメンナサイ。高校時代のクラスメートだった(元)女の子にも同じことを言われました。ゴメンナサイ。
かつてoteboxさんから「更新が遅れたら、【ハロー】の一言でもいいから【ウン】とか【ス-】とか言ったらどうよ」と言われていたのに、「ハロー」の発信もしていませんでした。ゴメンナサイ。
いつもコメントをくださるテイクさん、あなたのブログを拝見していて、世の中には、なんと歯切れのいい生き方をしている人がいるのだろう、と感心しています。それに対して、歯切れの悪い生き方しかできないわたしは恥じ入るばかりで、この頃世の中が、腐臭のミナモトをなかなか排除できずにいて、楽しくないのも、私のようなフヌケ者が増えたせいなのではないかと思い始めています。メンボクありませぬ。
そして、このブログを読んでいる物好きな人で、「開けたらまた【千客万来】だった」経験をしているすべての方々にも、ゴメンナサイです。
更新が遅れたのは、ひとえに「多忙」が原因です。そんなわけで、言い訳がましく多忙のいちいちをここに書いてみたのだけれど、文字にしてみたら、「大相撲秋場所スタート」だとか、『白菜防寒ヒモ」や「大豆干す」、「猫捕獲作戦開始」だとか、「月に三回の句会開催、しかも三連敗」などと、わけのわかんないものや、多忙の要素としては、いまいちインパクトのないもの、世間の認知度の低いものばかりだったので、せっかく書いたけれど、恥ずかしくなって消してしまいました。フヌケ振りを晒すようなものですからね。
😸『それは賢明な判断ね。あたしには全然そんな風(多忙)には見えなかったからね。。。』

😺『エッ、「釈明と謝罪」はもう終わり?簡単すぎないかい。』


能面のごとき面(つら)して医師告げぬ「ステージⅢの肺がんで
す」と

5年生存率」というのは、がん患者のとりあえずの目標として掲げる生存年数のことですが、「5」という数字に特に意味はありません。発症後5年が経過したからと言って安全圏に逃げ込んだということではないようです。しかも最近は「5」ではなく「10年生存率」という言葉を使うことの方が多くなってきました。わたしの場合、「5年生存」なら、4割、「10年生存」なら2割を経過したことになります。「あらまあ、もう二年経ったのか」です。まずは、次のハードル「5年生存」をしっかりと跳び越えたいと思っています。二年前に「能面のごとき面した医師」からがんの発症と、「遠隔転移があり、がんも大きくなっているので、手術はできない。治療は、抗がん剤と放射線しかない」と告げられた時、がんの知識と言えば、近藤誠の「がんもどき理論」しか知らなかったわたしは、そこに書かれていた「抗がん剤使用は副作用に苦しむだけ損」「放射線は気慰め」「無駄ながん治療などせず、放っておけ」の印象的な言葉を繋ぎ合わせ、「これで俺の人生も一巻の終わりだな」と思っていました。ところが、「がんもどき理論」に背きながら、今もって畑で白菜をヒモで括る作業(防寒のため)なんかをしています。
生きていても楽しいことばかりではありません。不快なことや、腹立たしいこと、悲しいことがたくさんあります。抗がん剤の副作用で七転八倒していた私を見舞ってくれて、自身のがん体験(胃の全摘)と「元気になったら、いっしょに熊野詣でもしようぜ」の提案で私を元気づけてくれ、自身の体験に基づいて「食欲のない時はこれを食え」と言って、タマゴボーロを持参してくれた太田君が突然逝ってしまいました。発症後5年経過して、まさに安全圏に逃げ込んだとばかり思っていたのにです。今更ですが、熊野詣が出来なかったことが悔やまれます。
病院まで来て私を励ましてくださって、わたしより先に浄土へ旅立たれた板垣フヨ子さん、太田康則さん、改めてご冥福をお祈りいたします。もっとも、浄土真宗の教えでは、亡くなれば即「成仏」するので、改めて「ご冥福」を祈る必要はないのだそうです。お二方はすでに浄土に居られるのです。合掌。』
さばさばと未練残さず逝く人と未練残して見送る我ら
😸『あたしも成仏できるかなあ』

〈ネコ捕獲作戦〉
秋雨にさまよう猫よ吾とともぬくきところで暮らしてみぬか
😸『あのうるさい子、なんとかならないかな。うるさいだけじゃなく、あたしの居場所陣取っちゃって、おかげで暖房のない部屋で、あたし震えながら過ごしているんだからさ』

😸『ところで、あの子っていったいなんなのさ』

😸『エッ!あたし野良猫なんかじゃないよ。迷い猫よ。』

結局おんなじことなのよ。』
😸『そうか、そうなんだね。で、あの子をどうやって捕まえたのよ。どう考えても、すばしこい猫が父さんに捕まえられるとは思えないからな。』

😸『その知恵とやらを教えてよ。』

😸『 野山で生きるなんて、あたしは無理だなあ。それにしても、二匹目の猫を飼うのを、よく母さんが許したね。』


😸「意見の合うことがめったにない夫婦なのに、「阿吽の呼吸」だなんて奇跡みたいね。で、その子はどんな子よ』

😸『分かったけど、あの子にもっと静かにしてくれるように言ってよね。ともかくうるさいの。』



🐈『はい』
実力は未知数ですが、戦力が増えたので、ブログの更新ピッチもさぞかし上がることでしょう。乞うご期待!
縁ありて出自不明の猫二匹そっぽ向きつつ一つ家に棲む
