ほぼ農的ブログ

きわめて更新頻度にムラのあり、ほぼ道楽農の様子を書くだけの、ためにならないブログです。

😸🐈 猫二匹

😸『父さん、まずはブログの更新遅れの釈明と謝罪をしてくださいね。』


umetec1951 さん『えっ、お前がやってくれればいいじゃないか。』
😸『どうしてあたしが父さんの不祥事のしりぬぐいをしなければなんないのよ』


umetec1951 さん『 ん?これって不祥事か。』
😸『もちろんよ。ちゃんと自分の口で言ってね。』
umetec1951 さん『わかったよ。』
       ↓**↓*↓*↓*↓ブログ更新遅れの釈明と謝罪の弁*↓**↓***↓
umetec1951 さん『何カ月もブログを放置したままで、記事の更新をせずにいたこと、誠にすみませんでした。』


  umetec1951 さん『反省するだけでなんの成果も生み出せない奴(わたしのことです)には困ったもんです。と、こんなセリフ以前にも言ったような気がします。(言いました。)相変わらず精力的で勉強家で、それでいて、しっかり遊んでもいる佐平次さんからコメントをいただいていたのも承知していました。(2回)それにもかかわらず、結果的には、まったく反応もせず、まるで無視しているかのようでしたね。ゴメンナサイ。
だいぶ前にササガワ君に会った時「お前のブログのタイトルはいつ見ても【千客万来】だな」と皮肉を言われましたが、言葉の調子があまり強くなかったのをいいことに、今日の今日まで記事の更新をサボっていました。ゴメンナサイ。高校時代のクラスメートだった(元)女の子にも同じことを言われました。ゴメンナサイ。
かつてoteboxさんから「更新が遅れたら、【ハロー】の一言でもいいから【ウン】とか【ス-】とか言ったらどうよ」と言われていたのに、「ハロー」の発信もしていませんでした。ゴメンナサイ。
いつもコメントをくださるテイクさん、あなたのブログを拝見していて、世の中には、なんと歯切れのいい生き方をしている人がいるのだろう、と感心しています。それに対して、歯切れの悪い生き方しかできないわたしは恥じ入るばかりで、この頃世の中が、腐臭のミナモトをなかなか排除できずにいて、楽しくないのも、私のようなフヌケ者が増えたせいなのではないかと思い始めています。メンボクありませぬ。
そして、このブログを読んでいる物好きな人で、「開けたらまた【千客万来】だった」経験をしているすべての方々にも、ゴメンナサイです。
更新が遅れたのは、ひとえに「多忙」が原因です。そんなわけで、言い訳がましく多忙のいちいちをここに書いてみたのだけれど、文字にしてみたら、「大相撲秋場所スタート」だとか、『白菜防寒ヒモ」や「大豆干す」、「猫捕獲作戦開始」だとか、「月に三回の句会開催、しかも三連敗」などと、わけのわかんないものや、多忙の要素としては、いまいちインパクトのないもの、世間の認知度の低いものばかりだったので、せっかく書いたけれど、恥ずかしくなって消してしまいました。フヌケ振りを晒すようなものですからね。
😸『それは賢明な判断ね。あたしには全然そんな風(多忙)には見えなかったからね。。。』
umetec1951 さん『そうか、一人合点していたのかなあ。じゃあこの話はここで〆て』
😺『エッ、「釈明と謝罪」はもう終わり?簡単すぎないかい。』
umetec1951 さん『 御免、まだほかにも報告することがあるから、先へ進むね。』
umetec1951 さん
能面のごとき面(つら)して医師告げぬ「ステージⅢの肺がんで
す」と
 


umetec1951 さん『去る12月8日は「がん宣告記念日」でした。肺がん発症から丸二年経ったことになります。今もって身体のあちこちに違和感を感じながらも,病人らしい生活を送っているわけではなく、体力的には「推定二割減」を感じながらも、畑で遊んだり、妻と喧嘩したり、歌会に出かけたりして、ごく普通に暮らしています。
5年生存率」というのは、がん患者のとりあえずの目標として掲げる生存年数のことですが、「5」という数字に特に意味はありません。発症後5年が経過したからと言って安全圏に逃げ込んだということではないようです。しかも最近は「5」ではなく「10年生存率」という言葉を使うことの方が多くなってきました。わたしの場合、「5年生存」なら、4割、「10年生存」なら2割を経過したことになります。「あらまあ、もう二年経ったのか」です。まずは、次のハードル「5年生存」をしっかりと跳び越えたいと思っています。二年前に「能面のごとき面した医師」からがんの発症と、「遠隔転移があり、がんも大きくなっているので、手術はできない。治療は、抗がん剤と放射線しかない」と告げられた時、がんの知識と言えば、近藤誠の「がんもどき理論」しか知らなかったわたしは、そこに書かれていた「抗がん剤使用は副作用に苦しむだけ損」「放射線は気慰め」「無駄ながん治療などせず、放っておけ」の印象的な言葉を繋ぎ合わせ、「これで俺の人生も一巻の終わりだな」と思っていました。ところが、「がんもどき理論」に背きながら、今もって畑で白菜をヒモで括る作業(防寒のため)なんかをしています。
生きていても楽しいことばかりではありません。不快なことや、腹立たしいこと、悲しいことがたくさんあります。抗がん剤の副作用で七転八倒していた私を見舞ってくれて、自身のがん体験(胃の全摘)と「元気になったら、いっしょに熊野詣でもしようぜ」の提案で私を元気づけてくれ、自身の体験に基づいて「食欲のない時はこれを食え」と言って、タマゴボーロを持参してくれた太田君が突然逝ってしまいました。発症後5年経過して、まさに安全圏に逃げ込んだとばかり思っていたのにです。今更ですが、熊野詣が出来なかったことが悔やまれます。
病院まで来て私を励ましてくださって、わたしより先に浄土へ旅立たれた板垣フヨ子さん、太田康則さん、改めてご冥福をお祈りいたします。もっとも、浄土真宗の教えでは、亡くなれば即「成仏」するので、改めて「ご冥福」を祈る必要はないのだそうです。お二方はすでに浄土に居られるのです。合掌。』
さばさばと未練残さず逝く人と未練残して見送る我ら
😸『あたしも成仏できるかなあ』
umetec1951 さん『俺の言うことを聞いていればね』


〈ネコ捕獲作戦〉

秋雨にさまよう猫よ吾とともぬくきところで暮らしてみぬか
😸『あのうるさい子、なんとかならないかな。うるさいだけじゃなく、あたしの居場所陣取っちゃって、おかげで暖房のない部屋で、あたし震えながら過ごしているんだからさ』
umetec1951 さん『すまん、すまん。もうちょい待ってよ』
😸『ところで、あの子っていったいなんなのさ』
umetec1951 さん『そうか、お前にまだ紹介してなかったもんな。じゃあ紹介しよう。名前は【すず】 メスの三毛猫だよ。家の裏の庭木の陰でウロウロしていたのを捕まえたんだ。お前と同じ野良猫さ』
😸『エッ!あたし野良猫なんかじゃないよ。迷い猫よ。』
umetec1951 さん『都会のコンクリートジャングルをさまよい歩いている猫を「迷い猫」、ペンペン草の生えている田舎道でうろついている猫を「野良猫」といっているだけの話さ。
結局おんなじことなのよ。』


😸『そうか、そうなんだね。で、あの子をどうやって捕まえたのよ。どう考えても、すばしこい猫が父さんに捕まえられるとは思えないからな。』
umetec1951 さん『まあ確かにすばしこさでは猫属に負けるけど、俺ら人間には知恵があるからね。知恵の勝利さ』
😸『その知恵とやらを教えてよ。』

umetec1951 さん『自慢するほどのものじゃないけどね。小動物保護センターから借りてきた捕獲機を使ったのだよ。ネズミ捕りの大きな奴さ。でも、くれぐれも捕まえた猫をセンターへ持ってこないでくれと言われたよ。へたにセンターへ持ってきても、所定の期間を過ぎれば、殺処分になるから、いっそ、野生の猫として自分の力で生きていいけるようにした方が幸せなのかもしれないんだって。釈迦に説法かもしれないけど、田舎の猫はけっこう野山でも逞しく生きていくんだってね。だから無理に捕まえてセンターになんか持って来て欲しくないと言っていたよ。』
😸『 野山で生きるなんて、あたしは無理だなあ。それにしても、二匹目の猫を飼うのを、よく母さんが許したね。』すず
umetec1951 さん『いや、そもそも、猫に餌付けを始めたのは母さんで、ことの始まりは、物陰に潜んでいる、見慣れない猫を母さんが見つけたところからなんだよ。毎日姿を現すわけではないし、動きが素早いから、顔立ちまでは分からないし、身体の模様もこれと言った特徴もない、地味な猫だったので、特に興味もなく、最初はネコのことをあんまり意識していなかったみたいだよ。でも何回か姿を見ているうちに、腹は空いていないかとか、雨の日に姿が見えないと、身体を濡らしていないか、寒くはないかと心配になって、だんだん情が移って来て、お前の食べ残した餌を裏口に置いてみたというわけさ。最初は毎日ではなかったんだけれど、餌がなくなれば補給しているうちに、結局は「餌付け」になってしまったのさ。でもいつまでも外で餌をやり続けるわけにもいかないし、不用意に道路へ飛び出して、交通事故に遭う心配もあったから、早いところ「決断」が必要だったのよ。そのことについて母さんと話し合ったわけではないのだけれど、言ってみれば、「阿吽の呼吸」というやつ、めくばせだけで「一匹飼うのも二匹飼うのもおんなじだから、捕まえて家で飼おう」ということになったんだ。』
😸「意見の合うことがめったにない夫婦なのに、「阿吽の呼吸」だなんて奇跡みたいね。で、その子はどんな子よ』
umetec1951 さん『実はね、捕まえるまでは子猫だとばかり思っていたんだよ。まさかマリモより大きい猫だとは思いもしなかったよ。顔がデカくて、三頭身てとこかな。まだ病院の検疫が完全に終わっていないから二匹を一緒にできないのだよ。それに、お前の方が先住ネコのくせに、怖がって二階へ逃げ込んでしまうなんて考えてもいなかったよ。そのうち紹介するから仲良くやってよ。
😸『分かったけど、あの子にもっと静かにしてくれるように言ってよね。ともかくうるさいの。』
umetec1951 さん『 よく言っておくよ。さあすず、自己紹介だ。』P1010430

エッ!急に自己紹介と言っても何にもないですよ。私自分の事よく分からないんだから。「すずです。よろしくお願いいたします」で、いいかな。』
umetec1951 さん「まあそれでいいだろう。ということで、今度から二匹と一人でこのブログを書いていきます。まだすずは初心者だからあてにはできないけど、ボトボチとたのむよ。』

🐈『はい』
実力は未知数ですが、戦力が増えたので、ブログの更新ピッチもさぞかし上がることでしょう。乞うご期待!


         縁ありて出自不明の猫二匹そっぽ向きつつ一つ家に棲むネコ1

千客万来

😸ここだけでなく、日本中暑いのだから文句は言えないが、それにしても暑いのだ。昼間はよほどのことがない限り、エアコンのスイッチを入れないのが、ume家の流儀(経済的流儀?)である。エアコンの風は嫌いだから、この流儀はあたしも気に入っている。
であるから、暑いのが苦手なあたしは、家の中で時間帯によって変化する涼しい場所を求めて、ウロウロしながら、相も変わらずの、ほぼ寝ているだけの暮らしであるが、父さんは、この季節のためにだけ生きていると公言しているように、毎日、畑へ日参のほぼ農的暮らしの日々である。ここのところ、夏野菜の収穫もあがってきて、獲れ過ぎの野菜の処分に頭を悩ませている。今は、ナス、キュウリ、ピーマン、ズッキーニ、カボチャ、トマトあたりが最盛期で、とてもume家だけでは始末が出来ず、縁をたどって野菜を配り歩いている。あたしは口がきれいで、キャットフードとカツブシ以外は食べないから、残念ながら、父さんのつくった野菜は食べない。
夏野菜縁あるひとに配りゆく多少の縁や多生の縁も



umetec1951 さん近頃,俺(我が家)の周辺にいろいろなものがやってくるので、限界集落暮らしでも退屈しない。まず、ヘビがやってきた。畑にいて、大きくなり始めたかぼちゃの頭をなでていたところに、相方から「玄関にヘビ来たり。すぐ戻れ」の報せがあり、畑仕事がまだ残っていたので「自分で何とかしろ」と突き放したが、「何とかできない」というもんだから、仕方なく急きょ自宅へ戻った。ヘビはすぐに見つかった。玄関(正確に言えば風除室)の引き戸に張り付いていた。ヘビが怖くて畑仕事はできないが、さすがに、戸に張り付いているヘビを見るのは気持ちのいいものではない。とっさに誰か通りにいないか見渡してみた。そもそもがゴミ出し以外で、八軒しかない通りに人が通りかかる確率は極めて低く、通るとしても八十超のばあさんたちくらいか。
ところが人が来たのである。配りものをしていた近所のお父さんが。「もし苦手でなければ」と言って渡した棒で、このやさしいお父さんは風除室から難なくヘビを追い出してくれた。ありがたや、ありがたや。それにしても、やつはいったいいつの間に風除室にはいり込んだのか、謎である。これからも油断できないぞ。
玄関に暑さしのぎの蛇来たり
お次の訪問者は熊である。さすがに風除室まではやってこなかったが、ume農園のすぐそば100Mくらいのところにやってきたのである。その日俺は、相方と野菜の収穫を終え、昼近くに帰宅した。帰宅直後にイエ電に畑友のIさんから電話があり「今、娘と車で畑へ行ったら、目の前に熊が現れたので、あわてて帰って来た」という内容で「午後から畑へ行くのなら気をつけろ」というものであった。Iさんの畑とウチの畑は隣り合っている。もう30分遅く帰宅していれば、カメラに熊の写真を収めることが出来たかもしれないと思うと、ちょっと悔しい。熊出没どうもこの熊子さんはこのあたりをウロウロしているようで、数日後に友人の住む隣町に現れて写真に納まった
訪問者はこれだけではない畑に直ぐそばにあるワナにウリ坊が捕まった。畑の最大の敵ではあるが、哀れである。ワナから逃げようと逃げようと必死で鼻で檻を攻撃して、鼻の周りは血で真っ赤である。写真は後ろ姿にとどめた。今朝畑へ行ったら、銃声が聞こえた。ウリ坊


ここのところあまり体調が良くない。と言って大騒ぎするほどのものではなく、右の胸から肩にかけて「イヤな感じ」の痛みがあって、手持ちの痛み止めを時々のんでいる。今までも同じようなことはたびたびあったが、何でもないと医師にいわれきたから、今回も杞憂に終わるはずである。月末に定期検診があり、結果が一週間後にでる。
荒れ地に栗の苗木を植えた。収穫まで三年待たなければいけない。また、荒畑にアスパラガスを植えた。これも収穫まで三年待たなけばならない。先々の楽しみがたくさん増えつつある今日この頃である。
同病の訃報ばかりが目につけど栗三年の苗木を植えぬ

それにつけてもこの暑さ、
畑打てば一升の汗塩がふき
この暑さでも体は普通に動いているが、畑仕事は少し控えている。畑は今、猫の手も借りたいくらい忙しい。マリモが手伝うわけもなく、収穫は相方任せにして、二十分ルール(二十分ごとに休憩して水分を摂ること)をしっかりまもっている。余生の時間に多少余裕がありそうなので、月何度かの歌会に加えて、今月から句会にも参加することにした。手習いが始まったばかりだから、まだへたくそである。
暑き日の冷や汗ものの初句会
いきなり「涼し」で句を詠んで、短冊に書き記せといわれた。句はともかく、超悪筆の俺は冷や汗をかいてしまった。はたしてみなさんは俺の字を解読できたのだろうか。
夏と言えば、ヘップバーンだ?
どうだきみヘップバーンの帽子でも
もう少しブログの更新頻度をあげましょうね。







ハロー

『😸相変わらず父さんはダメだな。全然ブログを更新しない。このあいだは、佐平次さんから「近頃どうよ」と声掛けをしてもらって、さすがにキーボードを叩きだしたのはいいのだけれど、投稿ボタンを押すところにまでは至らず「まあいいか、どのみち14日には更新しなければならないんだからな」とひとりごちしてパソコンを閉じちゃった。「俺は猫の手も借りたいくらい忙しいのに、お前は知らんぷりをして、全然手伝ってくれない。せめてブログくらいはお前が書けよ」とあたしを攻め立てる 。あたしは一日中ほんど寝ていて、父さんが本当に忙しいのかどうかは、よくわからないけど、本人が言うには、新たな開墾によって畑の耕作面積が増えたうえに、作付けの種類も増やし、しかも「ホームセンターで苗を買っていては、本当の百姓と言えぬ。百姓なら種まきから始めなくちゃ」といっちょ前のことをいって、ポットやトレーに種を播きまくっていて、芽が出てきたのはいいが、名板をつけなかったために何の苗だか分からなくなってしまい、往生しているようだが、「実が生りゃなんだかわかるさ」と、相変わらずのマヌケぶりである。どのみちあたしに畑のことはよくわからない。畑のことはいずれ父さんが詳しく報告してくれるだろう。それに今日は14日だから、たぶん今日あたり父さんもウンとかスンとか言うはずだ。』byマリモ

『ご無沙汰もご無沙汰、チョウご無沙汰でした。マリモの言う通り、息をする間も惜しいくらい忙しかったのは事実だが、またサボリ病が出てしまった。直近の記事には雪景色の画像が貼ってあるが、今、野山は里の桜を引き継いだ山桜もとうに散り、タニウツギが咲きだして、ヤマボウシ、エゴノキもつぼみを持ち始め,孟宗はタケノコから竹へと脱皮し始めた。畑もトウ立ち菜っ葉の黄色い花が夏野菜の植え付けに追い立てられ、トラクターに踏みつぶされてしまった。ホームセンターでは夏野菜の苗が所せましと並べられているが、俺は素通りするのだ。種から育てたカワイイ苗が畑で俺を待っているからだ。そんなこんなで、一挙に突っ込んできた春に俺は翻弄され、仕事が間に合わず、くどいてはいるが、まあでもこれがなんともたのしいのである。
それはさておき、三カ月ぶりの検診結果が出た。「CT画像も腫瘍マーカーも問題なし」であった。実を言えば、この一カ月ほど、退院以来続いていた胸と背中の痛みが和らいできていて、体調がすこぶる良いのだ。一日三回まで」といわれていた鎮痛剤をのむこともなく、心の底に沈んでいる「もし再発したら」の不安も薄れてきている。安全圏に逃げ込んだとまでは思わないが、気持ちが率直に反応して何事においても、さらに長期のスパンで計画を立てるようになってきている。まずは来年の収穫に向かって、シイタケ、ナメコの駒打ちも終えた。こまごまとした出来事はたくさんあるが、今日はここまでとして、蛇足のひとこと。
朝鮮半島の一強とわが同盟国の一強がドラマチックな掛け合いをしている。ジョンウンには世界を騒がせた罪滅ぼしに、まっとうな理屈にしたがって「俺も速やかに核を廃棄するから,あんたの国にため込んである核も速やかに廃棄せよ」とトランプに掛け合って欲しいのだが。蚊帳の外でウロウロしているニッポンの一強は今やボロボロの死に体になっている と思っていたら、なんと支持率が微増した。いやはやである。野党は一本調子 だから、なかなか攻め切れていない。大声でがなりたてているだけで戦術はあっても戦略がないのだ。相撲界の一強の真似をして「膿を出す」といったわが一強。膿はどこにあるのか、そこをぜひ聞いてほしい。
「膿を出す」「膿はどこぞに」それを問え
「おはよう」が先か頭を下げるのが先かなどというどうでもいいことを「道徳」で教えるよりも、子供のころ、親から最初に受けた道徳教育「嘘をつくな」を最高権力者に教えなければならない絶望を我が国は抱えている』by  ume 




もうじき春だあ♪

この冬、たっぷりと降り積もった雪は、チョロチョロと小さな水音をたてながら溶け始めているのだが、フキノトウはまだ雪の下である。例年なら、沿岸部に積もる雪の量は、豪雪地・上えちごにあっても、けっして多くはないが、今年に限って言えば、山地と変わりないほどの大雪で、連日の除雪作業でシンドい目にあって、除雪作業の大変さを、豪雪地の芯から少し外れているわれらは、今更ながらに知ったのである。しかし、極度に落ちた俺の「活性」は除雪で汗を流したおかげで元へ戻った。
秋に収穫して、冬用にと貯蔵してあった野菜が底を尽いたうえに、野菜高騰の折もあり、「雪を掘って、大根を、できればキャベツ、ハクサイも収穫すべし」の命が妻からくだり、畑へ出かけてみたが、「まだ雪が多すぎて、掘り出すのは無理だ」と報告したところ、「じゃあ、わたしも行く」と言い始めたので、午後からは二人で手いでがずに「雪下野菜掘り」に出かけたのであるが、ハクサイ、キャベツは、雪に覆われた畑のどこに植えてあったか分からなくなり、ダイコンだけ雪を掘り上げて収穫してきた。多分もうじきだろうが(あと一週間?十日?)、畑の雪がみんな消えたら、本当の春がやってくる。雪下ダイコンP1010279そしたら、遊び人から農夫へとモード変換をしなければならないが、どうも俺の畑仕事はひとよりワンテンポ、いや、ツーテンポ、いや、スリーテンポ遅い。結果、キャベツやハクサイが巻かないまま冬を迎えたり、マメにP1010269-001花は咲いても実が付かなかったりと、間抜けなことになってしまうのだ。そこで俺は考えた。野菜作り・今年のワンテーマは「ひとの二歩先を歩こう」にした。さてこれから、春作の準備を始める。ワクワクするぞ。
😸父さんと母さんは、けっこう熱心にオリンピックを観ていたようだけれど、あたしは猫だから、旗を振り回すオリンピックに興味はない。でも、退屈だから、父さん母さんに付き合って、あたしもチラ観していたら、カッコいいお兄さんを見つけた。「髪の毛をもっと整えれば、好感度上がるのに」と思いながら見ていたスノーボードの平野選手だ。テレビの「平野さんは銀メダルを獲ったのに、どうして笑わないのですか」の質問に、いかにも「つまんねえ質問してんなあ」という表情を浮かべながら、「笑うのは苦手だから」とニコリともせずに答えたり、「オリンピックで銀メダル獲ったからと言ってどうってことないっす。ほかにも大会はいっぱいあるから」と言ったりと、質問者に媚びずに答えた答え方がわれらネコ属と通ずるものがあって、カッコよかったなあ。このカッコよさはネコ属にしかわかんないいだろうな。
「お手」もせず「お座り」もせず「待て」もせずネコ科ネコ属イエネコたちは

それはそうと、「最近、食欲がなく、身体がダルい」と母さんに訴えたら、西脇動物病院に連れて行ってくれた。酒も飲まないのにあたしはどうも肝臓を病んでいるらしい。でも処方してもらった薬があまりにも苦いものだから、呑まないで逃げ回っていた。死んでもいいからぜったい薬は呑まないときめていたんだけど、結局、父さんの力技に屈して、いまはイヤイヤ薬を呑んでいる。で、体調も戻りつつある。うみねこ
マ

マリモ代筆

PC
😸このまま父さん任せにしていると、ブログの更新がいつになるか分からないので、父さんがその気になるまで、あたしがブログを書くことにした。あたしはマリモ、年齢不詳、ただいま風邪気味のメス猫である。日ごろから口うるさい母さんは、ブログなんかろくに読んでもいないのに、「短くてもいいから何か書いたら」と父さんにハッパをかけているのだけれど、なんだかんだと言い訳ばっかの父さんは、いっこうにパソコンに向かおうとしない。いや、パソコンに向かうのはちゃんと向かうのだけれど、最後まで記事を書き上げる根気、集中力がなく、途中で投げ出して「井上ひさしだって遅筆だったんだぜ」とエラそーに言い、さらに、「俺は今活性がさがっているから、生きているだけで精いっぱいなんだ」と訳の判らぬことを言う。年明けのころから右胸や背中の痛みが強くなってきて「痛い、痛い」を連発して、病院からもらった痛み止めを常用するようになり、「再発だ!再発だ!」と騒いでも、母さんはちっとも取り合わないし、寝込むほどにQOLが下がったわけでもなく、あたしには、単なる無気力病にしか見えず、そもそもが無趣味な父さんは、畑仕事のできないこの時季はなんにもやることがなく、「食う寝る」だけの生活で、世の中のためになることや、生産的なことは何もせず、無駄に基礎代謝をするだけで、これを称して父さんは「活性が下がった」といっているのだ。川
とはいっても、終日トローンと死んだ目つきで過ごしているのも事実で、あたしの目からも、「活性下がり」は重症のようにも見える。本当にじきに死ぬのかもしれないな、と思ったところに、一月半ばにドカ雪。さすがの父さんも必死の除雪。雪に埋もれている買って早々にドアをへこましてしまった軽トラの救出に汗を流す。家の前だって大変だ。ばあちゃんのデイホームのお迎えの車のスペースを確保せねばならぬ。うつろな目つきも一挙に吊り上がり、「俺、肺病やみだからすぐに息切れがするんだよな」と言っても、誰も聞いてくれないから、仕方なしに川までエッチラオッチラと排雪作業。鮭の上る川も雪で埋もれた。あたしは出窓で高みの見物。
ホットミルクで一息入れた父さんは、「俺、活性上がったかも」と「活性上がり宣言」だ。そして何を想ったか父さんは「俺、週末に東京へ行って、青春の軌跡をなぞってくる。二泊三日だ」と突然言い出し、箱根から一人で帰ってきたことに自信を持ったようで「東京なんてスイスイさ」と、頻尿の薬を携えて、カッコよく出掛けて行った。(この項つづく)・・とここまではひと月前の話。話が長くなりそうなので、ここで時系列をひっくり返す。
😸2月19日、三カ月ぶりの診断日、前日から父さんは「6:4でクロだね。もしシロと言われても、俺は医者を信用しない。」と盛んに言って予防線を張っている。雪がひと段落したとたんに「ちょっと活性が落ち気味」だと言っていた父さんも、女子500Mの小平選手の優勝に大騒ぎ、高揚の気分を引きずって父さんと母さんが上越病院へこの間の検査の結果を聞きに出かけて行った。
雪の軽トラ
😸病院から帰ってきた父さんは診断の結果を友達に知らせたり、この間東京へ行ったとき姪のお誕生会に飛び入り参加して世話になった妹に「俺は医者を信用してないんだけど、シロだってよ。そんなはずないのだけどな。マーカーも画像も問題ないってよ」と報告していた。久し振りなんだから、隠れていないで父さんもひとこと位言ったらどうよ。
ご無沙汰すまぬ。
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