中国から見た中国と日本の違い

トップページ中国と日本、言語文化差異中国と日本の漢字の落とし穴、漢字の意味の違い(中国編)

中国と日本、言語文化差異

 中国を話せない日本人が上海旅行をしているとき、街で中国人の若い女の子が美味しそうなたまごを売っていたので、自分も二つ買って食べたいと、ポケットから紙を出し漢字を書き、その女の子に渡した。漢字の共通性を信じ切っていたのである。しかし、その女の子が彼から出された紙を読むと顔が真赤になり、後ろにうつむいてしまった。彼はうろたえてその紙を指差して、ほら良く見ろといわんばかりにした。彼女は腹を立てて彼を追い返そうとした。かわいそうな彼はわけが解らないので、私のところにやってきた。私はその紙を詠み、思わずぷっと吹き出してしまった。紙には「卵子二個」と書いていたからだ。

 この「卵子」は日本語では鶏の卵という意味だが、中国語で「卵子」は「おちんちん」の意味である。若い女の子に「おちんちん二個」請求することは、ただ追い返されるだけならずいぶんましな方だと思う。もし警察に連行されて「わいせつ行為」と言われたらどうにもならないことであろう。

 上海で大きなパーティが行われた時、通訳が足りないので中日双方がそれぞれの漢字知識を生かして筆談をし始めた。最後にそのうちの一人の日本人と中国人の女の子がどうしても各自の言いたい事を通じさせる事が出来なかった。日本人が「貴女⇒私、手紙」と書いた。中国人の女の子は「貴女」と「私」の意味を理解したから、紙に「没帯(持っていない)、厠所有(トイレにある)。」と書いた。その意味は日本人に通じたようで、中国人の女の子は宴会ホールの外を指差した。

 ちょうどその時そこを通りかかった私は彼女に引き留められ、そのわけを聞いた。そして私は涙が出るほど笑った。日本人の言いたいのは、「私に手紙を下さい」だが、中国人の女の子は、「彼がトイレに行きたいので、トイレットペーパーが欲しい」と言っていると勘違いし、「持っていない、トイレにある」と答えたのである。中国と日本の漢字の意味の違いは相当あるようだ。

 やはり同じ宴会場で一人の中国人青年が、「ここにいる日本人は本当にずるくて悪い。やさしそうに見えるが声を掛けると、私の本当の身分を疑う。工作員だと思われているようだ。」この工場から来た中国人青年は、日本人に工作員だと疑われるのでぷんぷんしていた。、訳を聞くと、大きな誤解だとわかった。

 この宴会に出席している日本人の何人もが、先日青年が働いている工場に見学に行き、その時の青年の親切な接待ぶりに大変いいイメージあったようだ。この席で再開ができて、日本人が紙に「真面目」と褒めるつもりで書いた。

 しかし「真面目」という言葉は中国語では「本当の身分」という意味に用いられるのである。だから青年はあなたの本当の身分は何かと聞かれ、追求されたと思い違いしてしまい、不愉快だったのである。日本人も青年の無愛想な態度でおもしろくないと思い双方の会話が惜しくも中断されてしまったのだった。


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