2011年04月
2011年04月26日
save MLAK緊急討議「東日本大震災 被災支援とMLAK」に行く
先週の23日(土)は、学習院大学で行われたsave MLAK緊急討議「東日本大震災 被災支援とMLAK−いまわたしたちにできることは」を聴きにいった。支援らしい支援が、まだチラシ印刷くらいしかできていないし、どういう状況になっているのかをwebやテレビだけじゃなくて、いろんな人の顔や声に接して感じたいとも思ったので。会場は、大きな階段教室だったけど、いっぱいだった。主催者のwebによると、推定400人の来場があったとか。
中身も濃かった。1時から2時30分までの1時間半という、しかも会場の都合で時間がきたら、すみかやに退室をというかけ声もある緊張感もあったのか、各報告者もきびきびと的確に話されていた。
文化庁の栗原さんも、文化財等レスキューについて紹介と報告をされた。会場のみなさんにチラシが配られていたのを見て、先週中に納品できてよかったと密かに喜んだ。
とにかく、参加者たちの、「わたしたちにできることをしたい!」という熱く厚い気持ちが伝わってきた。
阪神淡路大震災のときの教訓を活かされたこともいろいろ語られたが、やはりインターネットやtwitterなどの技術力の発達が、新たなつながりと行動を生んでいるとわかった。その様子は、ユーストリーム(Ustream)というものでも中継されているとのことだった。翌日曜、ほんとは原稿を作らなければならなかったんだけど、気になって、それにアクセスしたら、簡単に見られた。
復習?になって、よく状況がわかった。
便利なものですね。
ほかの仕事の報告書もなんとか終わりそう。そういうなか、「ミュゼ」は遅々として進んでいます。
中身も濃かった。1時から2時30分までの1時間半という、しかも会場の都合で時間がきたら、すみかやに退室をというかけ声もある緊張感もあったのか、各報告者もきびきびと的確に話されていた。
文化庁の栗原さんも、文化財等レスキューについて紹介と報告をされた。会場のみなさんにチラシが配られていたのを見て、先週中に納品できてよかったと密かに喜んだ。
とにかく、参加者たちの、「わたしたちにできることをしたい!」という熱く厚い気持ちが伝わってきた。
阪神淡路大震災のときの教訓を活かされたこともいろいろ語られたが、やはりインターネットやtwitterなどの技術力の発達が、新たなつながりと行動を生んでいるとわかった。その様子は、ユーストリーム(Ustream)というものでも中継されているとのことだった。翌日曜、ほんとは原稿を作らなければならなかったんだけど、気になって、それにアクセスしたら、簡単に見られた。
復習?になって、よく状況がわかった。
便利なものですね。
ほかの仕事の報告書もなんとか終わりそう。そういうなか、「ミュゼ」は遅々として進んでいます。
2011年04月19日
2011年04月11日
文化財レスキューに、内田洋行さんから段ボールが寄付される!
東日本大震災から、1ヶ月。余震がまだ続いていて、さっきもオフィスの机のしたに潜り込みました。
そんななか、文化財レスキューの活動もはじまろうとしています。先週末に、常磐大学の水嶋さんから連絡があって、「こういうときに、一番ほしいのは、段ボールなんだよね。2万枚くらいほしい」との話をいただいた。福島の印刷会社に聞いてみたけど、1週間はかかるという。しかも、数百の単位だ。それで、「あっ、そうだ」と思い出したのが、かつてアム・プロモーションを応援してくれた内田洋行さん。たまたま、地震のあった翌日に武常務から別件でお電話をもらって、そのときに「何か、応援できることがあったら、言ってくださいね」とさらりと申し出てくださっていたのだ。水嶋さんも、内田洋行さんとはかつて一緒にセミナーを企画運営していた仲間だ。なので、さっそく、武さんにお電話。
緊張したけど、武さんが「わかりました。物流センターに何千枚か段ボールがあるから、手配しましょう」と相成り、話がとんとんと進んで、水嶋さん、文化庁の栗原さんと、内田洋行さんの担当者がバシバシと話を決めていき、なんと仙台市博物館に、近々、段ボールが何千枚か、届くことになったのだ。内田洋行さん、ありがとうございます!
水嶋さんいわく、「博物館関係の会議では、3時間話しても、な〜んにも決まらなかったのに。武さんの即断即決で、5分で決まったね。もちべきは友だね」と感謝、感謝の念だった。
私も、ぼちぼち動いていきたい。
そんななか、文化財レスキューの活動もはじまろうとしています。先週末に、常磐大学の水嶋さんから連絡があって、「こういうときに、一番ほしいのは、段ボールなんだよね。2万枚くらいほしい」との話をいただいた。福島の印刷会社に聞いてみたけど、1週間はかかるという。しかも、数百の単位だ。それで、「あっ、そうだ」と思い出したのが、かつてアム・プロモーションを応援してくれた内田洋行さん。たまたま、地震のあった翌日に武常務から別件でお電話をもらって、そのときに「何か、応援できることがあったら、言ってくださいね」とさらりと申し出てくださっていたのだ。水嶋さんも、内田洋行さんとはかつて一緒にセミナーを企画運営していた仲間だ。なので、さっそく、武さんにお電話。
緊張したけど、武さんが「わかりました。物流センターに何千枚か段ボールがあるから、手配しましょう」と相成り、話がとんとんと進んで、水嶋さん、文化庁の栗原さんと、内田洋行さんの担当者がバシバシと話を決めていき、なんと仙台市博物館に、近々、段ボールが何千枚か、届くことになったのだ。内田洋行さん、ありがとうございます!
水嶋さんいわく、「博物館関係の会議では、3時間話しても、な〜んにも決まらなかったのに。武さんの即断即決で、5分で決まったね。もちべきは友だね」と感謝、感謝の念だった。
私も、ぼちぼち動いていきたい。
2011年04月05日
「橋を渡ってアート鑑賞」を取材!
かねてから取材を予定していた、せとうち美術館ネットワークによる「橋を渡ってアート鑑賞」のバスツアーに参加してきました。これは、瀬戸大橋や瀬戸内しまなみ海道、神戸淡路鳴門自動車道といった本州と四国を連絡する高速道路の維持管理などをしているJB本四高速という会社(本州四国連絡高速道路株式会社)が、企業の社会貢献として瀬戸内地域の美術館をネットワークする活動をしている、その一環です。スタンプラリーや子どもたちの美術館体験の作文募集など、美術館単体ではなかなかできない事業を展開しています。
バスツアーといえば、弊社もこれまで港区内の「親子ミュージアムめぐりバスツアー」のお手伝いをしてきたことから、ほかではどのようにするのかといった興味もあり、同乗することに。
4歳から中学生までのお子さんがいて、中にはファミリー5人での参加というかたもいらして、バラエティに飛んだ参加者たちでした。
岡山を出ると、車内では鳴門教育大学大学院生で小学校教員の若井ゆかりさんが猪熊玄一郎画伯の作品をカードにしたものを示して家族ごとにアートゲームをし、さらに瀬戸大橋を渡って、与島PAにつくとアンカレイジという橋を支える巨大なコンクリートの建物のなかを見学し、昼食ではさんで、四国の丸亀市へ。
午後1時すぎに、丸亀市立猪熊玄一郎現代美術館に着き、鳴門教育大の山木朝彦先生がにこやかに迎え、やがて館内の作品や展覧会、建物、それに収蔵庫についでなど2人の学芸員さんが、お話ししながら回ってくださいました。子どもたちも真剣に聴いていて、親子がアートを通しておしゃべりする姿はなかなかよいものでした。
それで、私も何回か丸亀市立猪熊玄一郎現代美術館を訪ねていたけれど、今回、初めてあの入口の大きな白い面に黒の線画で描かれている壁画が、白い大理石と黒御影石でできていることを知ったのでした。学芸員の太巻(うずまき)さんから、教えてもらうまで、まったく気づきませんでした。墨のハネや、しずくの点までもが表現されていて、石の職人さんの腕を技術に驚いた次第です。
バスツアーでは、本四高速の梶尾さん、武智さんにお世話になりました。ゆるキャラ選手権でも優勝したことがあるという「わたる」くんとも親しみをもちつつ、帰途につきました。
美術館だけでなく、大きな橋や道路を作ってきた会社に向けた信頼や誇りも感じたアートツアーでした。