2007年03月13日

週刊少年ジャンプ 2007.15号  

 新連載始まったんで先週と今週のアンケートハガキ見てみたんだけど、「今後どんな展開を望みますか」的な設問が皆無だね。と言うことはしばらくはアンケに惑わされず当初決めた方向性で突き進むつもりかな。ここ最近の早期終了作品はアンケに振り回され過ぎてた…と反省でもしたとか? 何となく最近のジャンプの迷走ぶりが窺えるなあ…。

バレーボール使い郷田豪
 『ドーミエ』『LIKE A TAKKYU!!』『スーパーメテオ』『ESQUISSE』と多数の読切を経ての新連載…なんですが、非常にがっかりな出来でした。『スーパーメテオ』までは本っ当に受け付けない作風で、しかしそれが『ESQUISSE』でようやく一皮剥けたなあと喜んでたのに…ここに来て「台詞を噛む」の悪夢再来だよ。芸能界的な「お笑い」とギャグ漫画は全然別モノなのだから、融合させるには最近のうすた先生ばりの技術が必要なのになあ。そもそもマサルさんをベースにし過ぎです。ネオがまんまフーミンだわ「ガビーン」は多用するだわで…。相変わらずジャンプって過去作品の焼き直しが目立つけど、せめてジャガー連載中は控えとけよと思う。
 絵柄はやや安定して来たのだけど、女性キャラだけ妙な方向に行っちゃったな。可愛さを追求してるのはわかるけど、ピノだけ突然マスカラ滲んだような目と紅潮し過ぎ頬が違和感感じる。Cookieとか少女漫画で一時流行ったようなのを無理矢理取り込んじゃったような…。
 最初呆れて返っていたギャラリーが一転して聞き入る様子から、「努力は一種のギャンブル」論がキモでしょうか。が、これが読者的には全くピンと来ない。別にそんな奇を衒うようなことは言ってないもんなあ。「アツい」とか「ギャンブル」とかテキトーな単語並べて「何となく」締めてるのが辛い。まあ過去作品を思い返せばこう言う「セコさ」がウリの作家ではあるんだけど、第一回からこれでは…。とりあえず「バレーボール使い」と言う特性をどう生かすかが課題か。
(追記)ロイロさんからのコメントによると、見開き扉でネオが読んでるジャンプは2003年16号だそうで、何と高橋先生の初作品『ドーミエ〜エピソードI〜』が掲載された号とのことです。確か他の作品でもドーミエネタ使ってたけど、まさか新連載でまで仕込んで来てるとは! 本作でもその内ドーミエネタ使ってくるんだろうか。
(更に追記)て言うかネオが冒頭で読んでるジャンプ表紙に「その男の名はドー」とか書いてありますね。ドーミエネタは最初に一気に出し尽くしておいたって感じでしょうか。

BLEACH
 ようやく正体出た。頭部に二体分「顔」のようなものが見えるが、喋ってるっぽい一方が元からの「アーロニーロ」で、もう一方が両目を瞑った外観から想像して「意識を封じ込まれた海燕」とか、だろうか? 土壇場で海燕の意識がアーロニーロを支配して「俺ごと貫け」みたいなベタな展開になったりするのかな。

ONE PIECE
 ゲッコー・モリア…ああ「コウモリ」か。大ケガした年寄りの話は微妙に胡散臭いな。ゾンビ達って何気に楽しく暮らしてるっぽいし、そんな場所にゾンビと無関係のおっさんが平気でいるってのも変。そもそも、幾ら強そうとは言え見ず知らずの六人組に七武海クラスの相手を任せようとは普通思わないだろう。「倒して欲しい」とは別の目的がありそうな気がする。

NARUTO
 カブト、横槍や仲裁どころか普通に自分の仕事に没頭してたんかい! あれだけ派手なバトルをしてても物音一つ気付かないのはアジトが完全防音のおかげだからとも考えられるし、真面目に大蛇丸の心配してただけの彼に非はないんだけど(笑)。
 シンプルに「大蛇丸が打ち勝ったと見せかけて、土壇場まで大蛇丸を演じ続けるサスケ」ってところだろうか。ナルトとの因縁を考えるとその逆じゃダメだろうし。

ラルΩグラド
 何故かパンツだけ履いてるビラ様。この場合、何の為に下着つけてるのだろうか? 外部からの肌への刺激を抑えるとか保温の為とかよりも、やはり股間を覆い隠すのが目的のような気がする。つまり、ビラの美的感覚では股間は濫りに晒すものではない、と言うことなんだろうか。しかしその理屈ならノーブラで肉体美を強調するのと相反するんだが、しかし顔や爪などへの化粧は怠らないんだよなあ…。何か一貫性がない。極上の身体とは、すっぴんの顔も素肌も陰毛も性器も全部含めて美しいってことだと思うのだが。
 また、「下腹部の液>唾液」と言う価値観からすると、カゲらも性的に刺激される部分は人間と一緒なんだろうか。でも唾液フェチならパンでも全然いけるよね。ぼくは寧ろパンツよりパン派。パンツって只の布っきれであって、その付着物に魅力はないと思うわ。
 何かパンツのことばっかだな。「パンツがあればいーのだ。」の一言で済ませる方もいらっしゃいそうだ。

家庭教師ヒットマンREBORN!
 リボーンは10年バズーカによる失踪だったか。「10年後には生存していないのでは?」と言う悲壮感を漂わせるが、わざと当たって姿くらましたようにも見えるんだよね。ツナを強制的に未来へ送り込む算段だったのじゃないかなあ。まあ結果的には「ランボとの揉み合いの末、偶然に」だったけど。どっちかと言うと、10年後の居場所が棺桶内だったツナの生存の方が危ぶまれる。これは現在世界の方に10年後のツナがやって来てるかどうかが鍵だけど、当分は明かさず、しばらく10年後世界を舞台にするのかな。普段出番がレアな10年後ランボやイーピンは勿論、続々と10年後キャラが出て来そうで楽しみだが、「少年期」キャラの活躍が魅力でもある作品なので、あまり青年キャラばかりが続いてもダレる危険がある。
 最後に出て来たシルエットが獄寺じゃなかったら笑える。カセギゴールかと思ったらモゲルだった、みたいな。

太臓もて王サーガ
 おお! 先週の急展開のおかげで、スキー旅行が(サマンサは勿論(涙))乾も夕利も排除しての合コンみたいな展開になっている。まあ木嶋の方は意外にもめげてなく…って全然変わり映えしてないな(笑)。と言うかそんな木嶋の相手より矢射子と宏海の世話焼きに徹し大胆と言うか少々お節介な感じになって来てる吉下が面白いなー。名前の通り「きっちりさせたい」オーラ全開で、ある意味木津千里並にタチが悪いよ! そもそも遭難コテージって既成事実作る為じゃなく「カップルが仲を深める」小屋なのに…(笑)。
 一方、普通に接近してしまってる宏海と矢射子! 宏海は終始紳士ではあるけれど、ちゃんと告白でもされようものならかなり真剣に応えてくれただろうになあ。まあまだ「ホテル」があるしね。浴場に布団部屋と、ドキドキイベントやるにはまだまだ環境は整っています。あいすはどうなんだろう…邪魔な存在にしかならないような…。木嶋の方もホテルで進展あるかなー。んで先週に引き続き主人公の見せ場が殆どなくなりつつある(笑)。

メゾン・ド・ペンギン
 作品の評価とは全く別の話なんですが、最近武富健治の『鈴木先生』を読んだばかりなので無駄にハラハラしてしまいます。
>「ハッ! セイカが男を乗り換えている問題の本質は、……ツキミか!?」
>「山内先生…! フラれたセイカちゃんの代用で、風俗店で姉を指名し続けていただって? みんなどしゃぶりだ…」
>「小学生の時の担任は山吹いとりさん、か…。会って話を聞く価値はあるかもな…!」

って感じで。マキシマム巨サンド…いかし過ぎだぜ!

サムライうさぎ
 え、道場の譲渡ってマジだったのか。こう言う無駄にコミカルと言うか理屈抜きの展開は危険だなあ…と先週思ったばかりなのに、あんまり気にせず読み進めることが出来た。不自然さをどこまで上手く誤魔化せるかも作者の力量次第なんだなと感じる。そして、いざ尋常に工事(笑)、か。
 「硬派な大工」「新婚夫婦」の二つを「意思疎通」と言う課題で繋げるのは上手い。和解のきっかけも、少年誌ならではの絶妙な「妻帯者」オチ。まだ手を繋ぐことすらドキドキな伍助の現状を知れば、何の指針にもなりそうにもないけどな(笑)。
 他サイトで「モノローグの多さ」を指摘する第一話感想も拝見したのだけど、ぼくは全く気にならないどころか寧ろ読み易いと思った。何と言うか、主人公が語り手となる、一人称形式の小説のようなものではないだろうか。ただ、物語において「発言する」か「思考する」かでは大きな差を生む。今回「意思疎通」と言う課題を僅かながらクリアしているので、今後はより「モノローグに留まる」か「発言する」かのバランスが整えられて行くんじゃないかなあ。
 志乃には異性に対する戸惑いや躊躇いと言ったものが全くないんだな。この調子だと、新婚初夜に見せたと言うあの涙も「見知らぬ男と暮らす羽目になった」ことを嘆いているのではなく、単純に「嫁に出された」経緯に理由があるんだろう。こう言う明らかな伏線は「真相を知りたい」とはやる気持ちもあるが、それも忘れさせるぐらい一話一話をじっくりと描いてくれそうでもある。まだまだ期待出来る。

銀魂
 女性陣総登場のダイエット話。しかし何故揃いも揃って太ったのか? さっちゃんが納豆食ってるから『あるある大辞典』などの捏造ネタでも絡めてくるのかと思ったが、そう言うことでもなさそう。まあ、時事ネタにしても旬過ぎてるんだが。
 伏せ字が多いのは萎える。四文字全て伏せ字だとどうとでも取れちゃって、何を意図してるのかもわからないし安定した面白さを感じられない。過激なことでも平気で言ってこその銀魂なのになあ、これは完全に逆効果ですよ。

ToLOVEる
 走る時だけは犬スタイルなのに、スカートめくったり胸を掴んだりと(漫画的に)都合良いとこだけ自由度高い(笑)。けど最後のマーキングに至ってはどうなんだろうか? ズボン履いたままだよね、あれ。まさかチャックを空けるなんて器用なことは出来ないと思うけど、放物線を描いてるからにはちゃんと外出し(って言わないけど普通)してるのかな? いずれにせよ、あの時点で校長と同じレベルに堕ちてしまったね…。せめて「立派だった」とでも噂されれば良いけれど…。
 来週は春菜嬢ご奉仕のソープ体験ですか。「うかれやがって 真っ二つに血ィブチまけてカッサバイてやるッ!」的な横槍は入らないどころか、下手したら姉の秋穂まで乱入しそうです。さんざん良い思いをするも、ヤミちゃんや天条院一味にボコボコにされた本体へ戻って大ダメージ…的なオチと見た。
 次週、センターカラー自体に特別な期待はないんだけど、予告ページで「ジャンプの限界に挑め!!」と煽られてるのが凄い。どこまでやる気なんだろう。個人的には胸とか下腹部よりアナルを強調でもされるとかなり驚くんだが、そう言うニーズは特にないのかな。

テニスの王子様
 一球勝負が持続するのは予想通り、そして他人の技も軽々マスターする天才ならではの嫌味な対決に突入。橘桔平の「あの構え」もばっちりトレースしてて笑った。見開きの金太郎は素直に四人分身と捉えて良いんだよね? 四身の拳のように能力が1/4になるデメリットもなさそうなので、とりあえず乾も天津飯も越えた。

魔人探偵脳噛ネウロ
 毎度毎度タブーネタを扱ってくれる本作ですが、遂に「宮崎駿」をロリコンモチーフにしちゃったよ!!
・「宮崎駿(みやざきはやお)」→「宮迫達夫(みやさこたつお)」
・「ハウルの動く城」→「這って動く……白ッ!!」
だよね。後者の強引なパロディに爆笑しました。「睦月」ってのも『となりのトトロ』のサツキが元ネタかな? 来週も更なるジブリネタの嵐を期待出来そうで、楽しみ。つーかコレアニメ界の巨匠をネタにしつつ「アニメ化出来るもんならやってみろ」と言う挑戦状のようにも見えるなあ…。今回の最終的なテーマもアニメ絡みかな? また、「玩具会社社長」てのも気になるところ。このおじいちゃんの場合「子供の玩具」と見せかけた「大人の玩具」も扱ってそうで怖いです。

P2!
 おーようやくか。第1話から仄めかしていたヒロムの潜在能力が一気に解き放たれた。「カチリ」と歯車の噛み合う表現、ナイトの駒が冷たい音を立てて両断される表現など、静止画でありながら心にゾクリと響く描写が良いです。この才能(ギフト)が他のスポーツには向かなくとも卓球では生かせるとでもなれば、アイシールド21的ではあるがとっかかりとしては十分かな。必然的に、今後相馬は進ポジションになるんだろうか。
 そうそう、連載時に不満に思ってたルール解説不足が補われていたり、『格闘職人アウディ』の長谷川光弐先生がアシスタントしてるのが判明したり(笑)、そして何より卓越したCGカラー表紙が嬉しかったりの単行本1巻を買いました。ここ最近は最初好きじゃなかった作品でもふとしたきっかけでハマったり読み返して楽しめたりすることも多く、ジャンプを読む習慣がより楽しくなって来てます。作品や雑誌に拘らず色んなパロディイラストやってるからってのもあるかも。

ピューと吹く!ジャガー
 何の波瀾もなく一番無難な形に収まっちゃった。いや、よくよく考えればレスラー仮面は相当ヤバい格好なんだけど、ポギーの歴史を辿った者にとって今更何でもないっつーか…。テライとか無駄に変装してるジャガーさんとか、どうでも良くなっちゃったな。唯一「ラビリンスという名の居酒屋へ…!!」で笑った。やたら「●●と言う名のラビリンスへ…」ネタを連発してると思ったら前フリだったのか。

コメント
今週のMVPはネウロですね。商業紙であれはやりすぎ。今時同人誌でもやらねーよ。クレームがこないことを祈るばかりです。
ゲッコーって英語でヤモリのことを指す言葉ではないですか?
努力は一種のギャンブル!
カイジやアカギが乗り移ったのかと思いましたよw。
>海燕の意識がアーロニーロを支配して「俺ごと貫け」みたいな
あの頭の水槽の中で、目瞑ってる方が
「俺ごと貫け!」って叫んでる絵が。

当人達だけ必死。
今週のゲキレンジャー(今年の戦隊)に臨獣ゲッコー拳モリヤというのが出てました。ここのゲッコーはヤモリの意。
しかし、ワンピースのは影がからむから「月光」とも思えるし、「モリア」は指輪物語の「モリアの地下道」(ガンダルフがバルログと戦ったところ)からきてるのかな〜とも思えます。
げきれっど at 2007年03月13日 23:50
ネウロがアニメ絡みで行くとすると、巷で有名な某フラッシュに触れたりするのかなァ…。
したらそれはそれでスゴいけど…。
ゲッコーモリアは
僕は最初モリアオガエルのモリアだと思いましたが
他の説と比べますといかにも苦しいですね。
ぺんぼー at 2007年03月14日 00:35
ワンピのあの老人こそがホグバックでは??
屋敷にいたエッグマン体系のホグバックは偽物臭がする
リボーンの最後のシルエットは、シャマルだと思う。
ホグバックは出合った時に『「俺の」屋敷』とか『「俺が」天才外科医』とか自分を妙に強調してて、最初はそういう性格なのだろうと思いましたが、曲影さんの意見を聞くと偽者な気がしてきますね。
ホグバックは出会ったときに、『「俺の」屋敷に〜〜』とか『「俺が」天才外科医〜〜』とか、妙に「俺」を強調してる感があって、最初はそういう奴なんだろうな、と思いましたが、曲影さんの意見でいくと納得出来ますね。
 ネウロのジブリ関連には気が付かなかったです。脱帽。…しかし、そうなってくると、いよいよやばいですね。松井先生に怖いものはないのかな。
七武海は「クロコダイル」「ジンベエ」「ドフラミンゴ」「くま」と
比較的ヒネリのない分かりやすい動物名だったので、
ゲッコーモリアにはちょっと違和感でした。
コウモリか〜。ホラーにはつきものですしね。
ホグバック偽者説に便乗。
老人=ホグバックの知力のみを分離した姿
エッグマン体型=ホグバックの若い肉体をゾンビがのっとり、不老化した。
つまり、二人が合体することでホグバック完全体になるんだよ!

>ビラ様のパンツ
神様の肉体は完璧な美を体現しているので陰毛は生えていない、という設定で昔の西洋画は描かれていたと聞いたことがあります。ビラ様は醜い陰毛を隠したいのではないでしょうか。
部下たちはきっと無毛かどうかまで気が回らないんでしょう。
にょにょ at 2007年03月15日 19:39
NARUTO>>
なにも言わずに羽出してどっか飛んでったらオモシロイですね。
「ドーミエ」の頃からムーさんの感想読んでました。高橋先生に関しては毎回あまり好評ではないですねw。
ちなみに郷田豪の扉絵、ネオが読んでるジャンプは2003年16号で、「ドーミエ」が掲載された号のようですねw。まだひきずっていたとは・・。

http://jump.shueisha.co.jp/henshu/backnumber/2003/16.html
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