un_journal

鉄路の響きを追って ~第二章~

JR九州、JR四国、JR東海を完乗し、さらにその先へ・・・

18 oct

北へ・・・2017夏 XLII ~根室駅~

20170824_20448
根室駅の開業は1921年8月5日、釧路本線が西和田駅より延伸した際に花咲駅(2016年3月26日廃駅)と共に開業しました。開業時は日本最東端の駅でしたが1929年12月27日に根室拓殖鉄道の歯舞駅(1959年6月20日廃駅)が開業して歯舞駅へ、1961年に東根室駅が開業して東根室駅へとその座を譲っていますが、有人駅と終着駅では日本最東端となります。

20170824_2045120170824_20450
駅舎は1959年8月改築、主要駅としての風格が漂う大きな駅舎で、夏休み中という事もあって駅舎内は多くの人で賑わっていました。

20170824_20452
入口そばの壁、根室駅が日本最東端の有人駅であると紹介されています。

20170824_2045620170824_20449
ホームは単式の1面1線、ここから普通鉄道の終着駅では最北端となる稚内駅、最西端となる佐世保駅、最南端となる枕崎駅まで、レールはつながっています・・・

20170824_20455
ホームの外側には側線がありますが、広い構内がかつての賑わいを伝えています。

20170824_2044620170824_20454
ホーム端にある「日本最東端有人の駅」の表示と、その先にある車止め。

17 oct

北へ・・・2017夏 XLI ~釧路駅―根室駅~

20170824_2042820170824_20448
函館本線の滝川駅から根室駅までを結ぶ全長443.8kmの根室本線の釧路駅から根室駅までの135.4kmは1991年7月1日に「花咲線」の愛称が設定されています。かつては札幌駅や函館駅発の急行列車も運行されていましたが、現在は普通列車の他に快速「はなさき」1往復と下りのみの快速「ノサップ」が運行されており、普通列車では釧路駅から厚岸駅までの区間運行や一部の駅を通過する列車もあります。

20170824_20430
釧路駅から乗ったのは11時12分発の根室行き快速「ノサップ」、途中尾幌駅、門静駅、糸魚沢駅、姉別駅、初田牛駅、別当賀駅、昆布盛駅、西和田駅、東根室駅を通過します。

20170824_2043120170824_20432
釧路駅~東釧路駅

20170824_20433
武佐駅~別保駅

20170824_20434
別保駅~上尾幌駅、別保駅から上尾幌駅までの駅間区間は花咲線の区間では最長の14.7kmあり、緑深い森の中を進みます・・・

20170824_20435
上尾幌駅~尾幌駅

20170824_20436
門静駅~厚岸駅

20170824_2043720170824_20438
厚岸駅~糸魚沢駅、厚岸湖と別寒辺牛湿原(べかんべうししつげん)に挟まれた中を進みます。

20170824_20439
糸魚沢駅~茶内駅

20170824_20440
茶内駅~浜中駅

20170824_20441
浜中駅~姉別駅

20170824_20442
姉別駅~厚床駅、厚床駅からはかつて標津線の中標津駅までを結ぶ全長47.5kmの標津線の支線が分岐していましたが、1989年4月30日に廃止されました。

20170824_20443
厚床駅~初田牛駅

20170824_2044420170824_20445
別当賀駅~落石駅、この付近では深い霧の中を進み・・・

20170824_20447
日本最東端の終着駅、根室駅には13時22分に到着しました。
16 oct

北へ・・・2017夏 XL ~東釧路駅~

20170824_20410
根室本線と釧網本線が乗り入れ、複数の路線が乗り入れる日本最東端の駅でもある東釧路駅の開業は1925年3月16日、現在の根室本線(建設当時の呼称は釧路本線)の別保信号場(べっぽしんごうじょう)として開業し、1927年9月25日に釧路~標茶間が釧網線として開業した際に分岐点となり、1928年11月1日に東釧路駅として開業しました。その後は根室本線の貨物支線や釧路臨港鉄道との接続駅として賑わっていましたが国鉄分割民営化前にどちらも廃止されています。

20170824_2041820170824_20419
駅は1956年12月改築、レンガ風の壁が重厚な感じを出しています。

20170824_2041720170824_20416
広い駅舎内にかつての賑わいが感じられますが、1994年3月15日に無人化されています。

20170824_20422
そのため窓口も閉鎖されています・・・

20170824_2042120170824_20420
ホーム側から見る駅舎。

20170824_2041120170824_20412
ホームは島式の1面2線、上下両方向から入線可能ですが駅舎側の1番線に釧網本線、2番線に根室本線の列車が入線しています。

20170824_2041420170824_20413
駅舎からホームまで離れていますが、かつて貨物輸送が盛んだった頃にはホームの周辺には多くの側線がありました。かつての側線跡は現在は宅地化されています。

20170824_20426
ホーム上の待合室。

20170824_20415
構内にあるキロポストには釧網本線の起点と、滝川駅より313.8kmである事が記されています・・・

20170824_2042420170824_20423
ホームの根室側から見る、根室本線と釧網本線の分岐点。左に分かれて行くのが釧網本線です。

20170824_20427
東釧路駅からは10時41分発の釧路行き普通列車に乗り・・・

20170824_2042920170824_20428
釧路駅には10時45分に到着しました。

15 oct

北へ・・・2017夏 XXXIX ~塘路駅―東釧路駅~

20170824_2040120170824_20402
塘路駅では釧路駅を8時57分に出発した網走行き快速「しれとこ」と列車交換し、9時27分に出発しました。

20170824_2040320170824_20404
塘路駅~細岡駅

20170824_20405
細岡駅~釧路湿原駅、釧路湿原駅は1988年7月23日に臨時駅として開業し1996年12月1日に通年営業が始まりましたが、停車する列車は通年停車するのは釧路方面が13時11分発の釧路行き快速「しれとこ」のみ、網走方面が14時32分発と16時23分発の網走行き普通列車のみで、釧路方面の普通列車5本と網走方面の普通列車3本と快速「しれとこ」は5月1日から11月30日のみ停車します。

20170824_2040620170824_20407
釧路湿原駅~遠矢駅

20170824_20408
遠矢駅には9時46分に到着し・・・

20170824_2041020170824_20409
東釧路駅には9時53分に到着、釧網本線を完乗しました。
14 oct

北へ・・・2017夏 XXXVIII ~緑駅―塘路駅~

20170824_2038420170824_20383
緑駅では釧路駅を6時05分に出発した網走行き普通列車と列車交換し、8時04分に出発しました。

20170824_20387
緑駅~川湯温泉駅

20170824_2038820170824_20389
緑駅から川湯温泉駅までの駅間距離は釧網本線では最長となる14.5kmあり、途中で全長549mの釧北トンネルを抜けます・・・

20170824_2039020170824_20391
美留和駅(びるわえき)~摩周駅(ましゅうえき)

20170824_20392
南弟子屈駅には8時45分に到着、南弟子屈駅の駅舎は車掌車が転用されています。

20170824_2039320170824_20394
南弟子屈駅~磯分内駅(いそぶんないえき)

20170824_2039520170824_20396
磯分内駅~標茶駅(しべちゃえき)

20170824_2039720170824_20398
標茶駅~茅沼駅(かやぬまえき)

20170824_2039920170824_20400
茅沼駅~塘路駅(とうろえき)、日本最大の湿原である釧路湿原を構成するシラルトロ湖と塘路湖に沿って列車は進み・・・

20170824_2040120170824_20402
塘路駅には9時22分に到着しました。

13 oct

北へ・・・2017夏 XXXVII ~知床斜里駅―緑駅~

20170824_2037420170824_20373
知床斜里駅では緑駅を6時51分に出発した北見行き普通列車と列車交換し、7時26分に出発しました・・・

20170824_2037520170824_20376
知床斜里駅~中斜里駅、列車は南に向きを変え、標高1419.3mの海別岳(うなべつだけ)を遠くに望みながら進みます。

20170824_2037720170824_20378
中斜里駅~南斜里駅

20170824_20379
清里町駅~札弦駅(さっつるえき)

20170824_2038020170824_20381
遠くに日本百名山の一つである標高1547mの斜里岳を望みます。

20170824_20382
札弦駅を7時48分に出発し・・・

20170824_2038420170824_20383
緑駅には7時56分に到着。

20170824_2038520170824_20386
小ぶりな駅舎が印象的でした・・・
12 oct

北へ・・・2017夏 XXXVI ~網走駅―知床斜里駅~

20170824_20410
釧網本線は東釧路駅から網走駅までを結ぶ全長166.2kmの路線で、網走側は現在の石北本線の一部であった網走本線を延長する形で1924年11月15日に北浜駅まで、1925年11月10日に斜里駅(現知床斜里駅)、1929年11月14日に札鶴駅(現札弦駅)まで延伸し、釧路側は釧網線として1927年9月15日に釧路駅から標茶駅、1929年8月15日に弟子屈駅、1930年8月20日に川湯駅(現川湯温泉駅)まで延伸。1931年9月20日に札鶴駅から川湯駅までが延伸、網走~札鶴間が釧網線に編入され全通し、1936年10月29日に釧網本線と名称が変更されました。

20170824_20353 (1)
また標茶駅からは根室標津駅までを結ぶ標津線が、網走駅からは中湧別駅までを結ぶ湧網線が、斜里駅からは越川駅までを結ぶ根北線が分岐していましたが、根北線は1970年12月1日に、湧網線は1987年3月20日に、標津線は1989年4月30日に廃止されました。

20170824_20352 (1)20170824_20358
網走駅から乗ったのは6時41分発の釧路行き普通列車、車両はキハ54形気動車で、2017年1月28日から2月28日まで運行された観光列車「流氷物語号」に使われていた車両で、独自のラッピングが施されています。

20170824_20361
網走駅~桂台駅(かつらだいえき)、網走駅と桂台駅の間の約600mは高架になっています。

20170824_20362
桂台駅~鱒浦駅(ますうらえき)、桂台駅を出てすぐにある全長527mの網走トンネルを抜けると、国道244号線越しにオホーツク海を望みます・・・

20170824_20363
鱒浦駅~藻琴駅(もことえき)

20170824_2036420170824_20365
藻琴駅~北浜駅、オホーツク海の絶景を眺めながら列車は進みます。

20170824_2036620170824_20367
北浜駅~原生花園駅、この区間はオホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた中を進みます。濤沸湖は汽水湖で湖の北側でオホーツク海に接しています(右)。また原生花園駅は濤沸湖畔に広がる小清水原生花園最寄りの臨時駅で、今年は5月1日から10月31日までの営業となります。

20170824_20368
原生花園駅~浜小清水駅、浜小清水駅では知床斜里駅を6時45分に出発した北見行き普通列車と列車交換しました。

20170824_2036920170824_20370
浜小清水駅~止別駅(やむべつえき)、全長67mの止別川橋梁を渡ります。

20170824_2037120170824_20372
止別駅~知床斜里駅、オホーツク海沿いを走るのはこの区間までとなります。

20170824_2037420170824_20373
そして知床斜里駅には7時22分に到着しました・・・

11 oct

北へ・・・2017夏 XXXV ~網走駅~

20170824_20353 (1)
旅の折り返し点となる8月24日は釧網本線に乗って釧路駅へ、そして根室本線の釧路~根室間、通称「花咲線」を往復しました・・・石北本線と釧網本線が乗り入れ、この2路線の終点でもある網走駅の開業は1912年10月5日、網走線の野付牛駅(現北見駅)より延伸して来た際に現在地より1.3km東にて終着駅として開業し同年11月18日には網走本線と改称、1924年11月15日には北浜駅まで延伸し1931年9月20日には現在の釧網本線が全通し網走本線と釧網本線の境界駅となり、構造上スイッチバックとなる煩わしさを解消するために1932年12月1日に現在地に移転しました。

20170824_20349 (1)
その後1935年10月10日には能取湖畔の卯原内駅(うばらないえき)まで延伸、後にオホーツク海やサロマ湖畔を走り名寄本線の中湧別駅までを結ぶ全長89.8kmの湧網線(ゆうもうせん)となりましたが、国鉄分割民営化直前の1987年3月20日に廃止されました。また1961年4月1日には網走本線の北見駅から当駅までが石北本線の一部となり、所属が網走本線から石北本線に変更されました。

20170824_20348 (1)20170824_20347 (1)
駅舎は1977年改築の鉄筋コンクリート造り2階建て、地域の玄関としての重厚感あふれる駅舎です。

20170824_20350 (1)20170824_20351 (1)
改札口と待合室、JR北海道の他の駅と同じく網走駅でも列車ごとの改札を行っています。

20170824_20354 (1)20170824_20355
ホームは単式と島式の2面3線、かつては駅舎横にあった切り欠き式ホームに湧網線の列車が入線していました。

20170824_2035720170824_20356
跨線橋から見た旭川方面(左)と釧路方面(右)。
9 oct

北へ・・・2017夏 XXXIV ~北見駅―網走駅~

20170823_2033520170823_20337
一時はどうなるかと思っていましたが当初の予定と変わらない時間に北見駅までついてホッとしました。

20170823_20338
北見駅からは17時41分発の網走行き普通列車に乗りました、これは当初の予定通りの列車です。

20170823_20339
柏陽駅~愛し野駅(いとしの)、北見駅から愛し野駅の手前までは高架化されており、柏陽駅は日本最北端かつ最東端の高架駅です。

20170823_2034020170823_20341
端野駅~緋牛内駅(ひうしないえき)

20170823_2034220170823_20343
緋牛内駅~美幌駅

20170823_2034520170823_20344
そしてこの日のゴールの網走駅には18時47分に到着、これで石北本線も完乗しました。

20170823_20346
今回の旅行では最も北に来ましたが、本当に遠くまで来たと感じました・・・
8 oct

北へ・・・2017夏 XXXIII ~遠軽駅―北見駅~

20170823_20326
そして遠軽駅を16時15分に出発、遠軽駅からは列車の進行方向が変わります。

20170823_20327
1989年5月1日に廃止された名寄本線は全長138.1km、宗谷本線の名寄駅より分岐し、名寄市、下川町、西興部村、興部町、紋別市、上湧別町(現湧別町)、遠軽町を経て遠軽駅までを結んでいました・・・

20170823_2032820170823_20329
生野駅~生田原駅

20170823_20330
生田原駅~西留辺蘂駅(にしるべしべえき)、生田原駅から西留辺蘂駅までは18.5kmありますがかつては常紋信号場(じょうもんしんごうじょう、2017年3月4日廃止)、金華駅(かねはなえき、2016年3月26日旅客営業廃止、信号場化)がありました。

20170823_20331
また常紋信号場の生田原寄りに全長507mの常紋トンネルがありますが、標高347mの常紋峠は人気のない区間で完成までに3年を要し、その建設は過酷を極め多くの犠牲者を出した事は日本の鉄道史や近代史において無視するわけにはいかない事です。

20170823_20332
留辺蘂駅~相内駅(あいのないえき)、オホーツク海側で最大の河川である常呂川の支流である無加川を渡ります。

20170823_2033320170823_20334
相内駅~東相内駅

20170823_20336
列車は遠軽駅を出て生田原駅と留辺蘂駅に停車し、北見駅手前で全長2100mの北見トンネルをくぐり、北見駅には17時15分に到着しました。この北見トンネルは地下化による連続立体交差事業によって建設された、最北端の地下線でもあります。
QR code
QRコード
livedoor プロフィール
livedoor 天気
ランキングに参加しています
ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 鉄道ブログへ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

にほんブログ村 犬ブログへ

にほんブログ村 犬ブログ ビーグルへ
訪問者数 I
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

訪問者数 II

    最新コメント