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Time Capsuleで自宅サーバなどの設定をする方法のまとめてみました。

Time CapsuleAirMac Extremeは多分、同じ「AirMacユーティリティ」で設定・管理していると思いますので、AirMacの方も参考にしていただければと思います。

なお、私はMacOS X 10.5.6の環境で設定しました。間違いなどあれば、ご指摘いただければと思います。

Time Capsule(AirMac)設定前に確認すること

当たり前ですが、先にLinuxやWindows、Macなど、サーバーにするPCの設定を完了させ、ブラウザで http://localhost/ というアドレスでローカル内の他のパソコンから普通にアクセスできるかを確認しておきます。

自宅サーバの設定についての詳細は、「自宅サーバ」と検索するだけでも、参考になるウェブサイトがたくさんでてきますので、ここでは説明しません。

とりあえず、サーバーにするPCのIPアドレスは、手入力などで固定化し、メモしておきます(例:IPアドレスを192.168.11.1を割り振ったPCをサーバにする場合は、このIPアドレスをメモしておきます)。

その他に、インターネット、サーバーなどでどう見られているかを「
確認くん(VIA the UGTOP)」等のサービスで確認しておきます。

確認くん(VIA the UGTOP)
http://www.ugtop.com/spill.shtml

「確認くん(VIA the UGTOP)」で確認する場合は「現在接続している場所(現IP)」の箇所が、外部からあなたのサーバにアクセスするためのIPアドレス(グローバルアドレス)になります。

なお、何度かページを再読み込みして、IPアドレスが変わらないかも確認します。もしもページを読み込みなおすたびにIPアドレスが変わる場合は、自宅サーバはあきらめたほうがいいです。

Time Capsule(AirMac)で自宅サーバの設定をする

  • サーバーにローカルのIPアドレスを割り振り、固定化した。
  • 割当られているグローバルのIPアドレスを確認した。
以上、2点を確認したら、以下の手順でTime Capsule(AirMac Extreme)を設定していきます。
  1. AirMacユーティリティを起動します。
    ピクチャ 3

  2. 次の画面が表示されます。
    ピクチャ 2

    このウィンドウの下のほうにある「手動設定」ボタンをクリックします。
  3. 現在使用しているTimeCapsule(AirMac)の概要が表示されます。
    下記の画像の赤い囲みが外部からアクセスする際に使うIPアドレス(グローバルアドレス)になります。
    ピクチャ 4

  4. ウィンドウの上部のアイコンから「インターネット」を選択し「インターネット接続」を表示します。
    「IPアドレス」が同じかを再度、確認します。
    また、「接続共有」の部分で「パブリックIPアドレスを共有」を選択します。

    ピクチャ 11

    なお、私が利用しているプロバイダでは、自動的にIPアドレス(グローバルアドレス)が割り当てられるタイプでした。
    IPアドレスを手入力で設定する場合は、サブネットマスク、ルータアドレスなどプロバイダから指定されたものを入力します。

  5. 次に「NAT」をクリックします。
    ピクチャ 10

    NATポート・マッピング・プロトコルを使用」にチェックをいれます。
  6. 続けて「ポートマッピングを構成...」ボタンをクリックし、「詳細」の項目「ポートマッピング」を表示させます。
    ピクチャ 5

    表示されたウィンドウ内の「+」を押すと、ポートマッピングを設定できます。
    基本的に必要な項目は入力されているので、プライベートIPアドレスを入力すればOKな設定になっているようです。
    ピクチャ 6

  7. さらに「サービスを選択」をクリックすると以下のようなサービスを設定できます。

    ピクチャ 7

    このメニューから「パーソナルWeb共有」を選択します。

  8. 「プライベートIPアドレス」のところに、サーバとして公開するPCに割り当てられたローカルIPアドレスを入力し、「OK」を押します。
    ピクチャ 9
    また、パブリックTCPポートとプライベートTCPポートが「80」になっているか確認します。
    プロバイダによっては、パブリックTCPポートが「80」ではなく「8080」の時もありますし、両方とも無効の場合がありますので、必ずプロバイダに確認してください。
    入力を確認したら、「続ける」ボタンをクリックし、設定を完了させます。
    なお、ここで「プライベートIPアドレス」の入力を間違ったりした場合は、ポートマッピングの「編集」ボタンを押せば何度でもこのパネルを修正することができます
  9. ウィンドウの右下にある「アップデート」ボタンがクリックできるようになりますので、「アップデート」ボタンをクリックします。
  10. これで、数十秒待つと、ルータ機能の設定が完了し、プロバイダから割り当てられたIPアドレス(グローバルアドレス)をブラウザで入力すれば、アクセスできるようになるときちんと設定されたことになります。
    例えば、グローバルアドレスが、69.118.1.XX1とかなら、http://69.118.1.XX1/とブラウザで入力すれば、アクセスできるかを確認してください。

以上で、設定は完了です。

私がTime Capsuleを購入してから、約1年になるんですが、まさか、自宅サーバの設定をするハメになるとは思っていなかったので、あまりにも簡単にできるので、ちょっとびっくりしました。

こんなに簡単なら、サーバーを借りずに自宅サーバでウェブサイトを運用するというのも手かもしれませんね。
※私はセキュリティ対策を考えると、怖くて自宅サーバを運用する気がおきませんけど。

ちなみに急にTime Capsuleで自宅サーバと考えが起きたのはインストールマニアックス2009に参加したからです。

私が使っているプロバイダでは、Webサーバーを立ち上げるために使うポート番号は使えない仕様だったと、問い合わせてすぐにわかったため、残念ながら結局は自宅では設定できていませんでしたけどね。


以上、Time Capsule(AirMac Extreme)を使っている方のご参考になれば、と思います。


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