スキーの素No72(新雪とコブ、共通した運動)

皆さんこんにちは。本日は午前は暇なのでスキーの素、アップします。仕事中のスキーヤーはバレないように見てください。

テーマは「全てのターンに共通した運動」です。(前回はべエーシックな新雪滑走でした、今回はコブです。)
コブの頂点でピボットしがら始動すると、板の前半分程が雪面から浮き上がります。新雪滑走の仕上げから切り換え、始動と同じです。
まずは模範の写真。
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次は生徒さん。
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コブをベーシックに滑る為のポイントは滑走ラインです。
日本の多くのコブレッスンでは、コブの外側(バンク)を腰を回しながら滑ることを教えていますが、間違いです。やらない方がよい。
何故かと言うと、この滑り方では他のシュチュエーションを滑ることが出来ないからです。新雪や悪雪等のオフピステは滑ることはできません。、規制されたコースではタイムが遅くなります。雪やコースが受け入れてくれません。
前回も書きましたが、スキー技術は雪やコースから学ぶのです。

コブ滑走の理想の滑走ラインは、最速のラインです。トップ選手のモーグル滑りです。(自動車レースと同じようにアクセルとブレーキをコントロールして最速のラインを滑るようにしてください。)その為には、ターンの基本運動をマスターするしかありません。
急斜面や深いコブは基本運動が出来ていないスキーヤーはベーシックに滑ることは絶対に出来ません。無理に滑らせていけません。間違った運動で滑るようになってしまいます。

例えば、初級〜中級のジュニアスキーヤーにコブを滑る練習をさせる時、日本の多くのスキー教師&コーチは腰を回したバンク滑りから指導しますが・・・・・?
間違った運動で教えることで、そのスキーヤーの将来は無くなってしまうのです。間違った運動で1000ターンすると、ベーシックな運動に矯正する為には1001ターン必要になってきます。
動画の投稿サイト等でも、ジュニアスキーヤーのコブ腰回しバンク滑りを自慢に投稿しているスキー学校や保護者がいます。見ていると、子供が可哀想になってきます。

私はコブレッスン中に内側を横滑りで真下にズラしながら滑ったり、ウォタースライダーのように腰を回してバンクを滑る方法は絶対にやりません。又、生徒さんがそのように滑ってきたら「お前は馬鹿か!」と怒鳴ります。

コブが上手く滑れないスキーヤーにコブ斜面で最初に行う練習は斜滑降や横滑りです。そして、簡単なコブ斜面を捜して、パラレルターンの練習をするのです。コブの凹凸に合わせ、スキー三関節がバランスを保つために運動できるようになってからショートターンでコブを滑るのです。
「どんな方法でもよいからコブは滑れればOK」と言う考え方は止めてください。

5月に月山へ行きました。コブレッスン盛況でしたが、・・・・・。コブを一生懸命練習&滑っている多くのスキーヤーが新雪や規制されたコースを滑るのは無理だと感じました。

ベーシックな基本運動を守ってターンすると、初級者からワールドカップのトップレーサーまでが行う全てのターンには共通した運動があります。その、共通した運動がアルペンスキー基本です。

練習は名人を作り出す。そして夢を叶える。シーハイル!

●ご案内 7月9日、スノーヴァ新横浜、午前8時より、サマーシーズン始まります。詳細はホームページでご確認下さい。どうぞ奮ってご参加下さい。お待ちしてます。











スキーの素No71(拇指球荷重・止まり方・新雪)

皆さん今晩は。日曜日を如何お過ごしですか。
今日はスキルアップトレーニングもありません。女房と娘のハルカもボーイスカウトのキャンプで昨日からいません。そのような訳で、寝起きからビール(正確には発砲酒)飲んでリラックスしてます。

今日のスキーの素のテーマは拇指球荷重。暇なスキーヤーは適度にアルコール摂取しながら見てください。

結論から書きます。
「拇指球に荷重して滑る。」は間違いです。

スキーを教えるとき、最初に教える技術、また最初に覚える技術は、滑り方ではなく止まり方です。
止まるためには、スキー板と雪面の間に抵抗を作り出す必要があります。抵抗をコントロールすることで、スピードを緩めたり、進む方向を自在に操れるようになります。
止まることは舵取りをコントロールすることと同じです。スキー技術の本質はここにあります。

私はスキーが上手いか下手かの判断は「速いか・遅いか(板が走るかどうか)」だといつも言っています。逆の表現をすれば、スキーの上手い下手は「確実に止まれるか、止まれないか」なのです。車の運転に例えれば「アクセル&ブレーキ」です。

確実に止まる練習を雪質・スピード・斜度・ターン弧の大きさを変えながら繰り返してください。拇指球荷重で上手く出来たスキーヤーがいたら連絡して下さい。

自分のスキー技術がベーシックであるかどうかを判断するとき、バッジテストやテククラ、素人技術選の点数で判断しても無駄です。正しい答えは返ってきません。デモやメーカー所属のコーチに聞いても駄目。何故ならば彼らの本来の目的は指導(教える)ことではなく無く、物品の販売だからです。アルペンスキーに対してのフィロソフィーが無いのです。(SAJ教育本部などはフィロソフィー以前の問題があります。)

皆さんのスキー技術を厳しく、正しく、正直に判断して上手いか下手かを正直に教えてくれるのは四つしかありません。「雪・タイム・映像・私」です。

雪に勝るスキー教師&コーチは存在しません。
スキー教師&コーチは雪への案内人なのです。そのスキーヤーの技術レベルに合った雪へ案内することができる教師&コーチが一流なのです。(一流になるための条件は経験です。経験に勝るもの無し。)

一般スキーヤーの皆さんは緩・中斜面で基礎課程の練習をしながら、簡単な新雪からチャレンジしてください。
基本的な運動が出来ていると、その技術レベルの種目で新雪も滑ることができます。

新雪は拇指球荷重では滑れません。拇指球荷重が何故悪いのか、雪があたなの本能に教えてくれます。

次の写真は2月のルーデンスでレッスン中に撮影。気温が上がり、表面がサンクラストした難しい雪質でした。ターンのマキシマム&切り換えの写真です。
写真を観察するポイントは荷重点です。アンギュレーションの生徒さん達、良い位置に荷重してます。
拇指球荷重で滑ると、トップが雪の中に刺さってしまいバランスを崩して転倒します。生徒さん全員、両スキーの良い位置に荷重(荷重)してます。
結果として両スキー板のトップが雪面から浮いています。荷重ポイントが良いと、スキー板がロッカー(撓む)します。舵取りのコントロール(仕上げ)・切り換え・始動が上手くできます。また、ここでのポイントは両スキー板のトップが同じ量、雪面から浮いているこです。
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アルペンスキーは拇指球荷重でも踵荷重でも有りません。又、いつも一定のポイントに荷重して滑ることもありません。前後のバランスを保ちながら、なんとなく良い荷重点(加重)で圧を受けながら滑るのです。野生的本能の世界です。

この「なんとなく良い荷重点(加重)で圧を受けながら滑る」ことができるスキーヤーが達人です。
そして、レーシングでは「なんとなく良い荷重点(加重)で圧を受けながら滑った選手」がチャンピオンです。

練習は名人を作り出す。そして夢を叶える。シーハイル!山藤

●ウィスキーの水割り飲みながら、ブログアップ。
心地よく酔ってます。これから、テレビで陸上の全日本選手権を観戦。男子200mには息子のヒロシの高校時代の後輩が走ります。ヒロシは高校生のとき、後輩のF選手とマイルリレーメンバーで走ったことがあります。
私は応援に行って観戦。ヒロシがバトンを落としてしまってインターハイいけませんでした。バトンを落としたヒロシは泣いていました。懐かしい思い出です。
F選手はオリピンック代表確実な選手です。余裕でテレビ観戦できそうです。




























スキーの素No70(かじ取り圧と角付け運動)

皆さんおはようございます。今日は午前中、暇なのでスキーの素、アップします。

テーマは舵とり圧と角付け運動。
斜面を上から下に滑るとき、外から圧を受けます。
その圧の強さは角付けの度合いによって決まります。ゆっくりと滑ると角付けは少なく、受ける圧も少ない。スピードが上がると、角付けの度合いはましていき、受ける圧も強くなっていきます。
角付けの量が多いほど、強い圧がスキーに加わるのです。そして、この圧がターンの原動力なのです。

圧を上手く受け、増していくことで滑走スピードがアップしていきます。「板を走らせる」とはこのようなことです。
レース用の板を履いても、高価なワックスを塗っても板は走らないのです。

「板を走らせる」ポイントの一つが「角付け」運動(動作)です。
ベーシックな角付け運動で圧を受けながらターンすると板は次の写真のようになります。
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次の写真は先回のスキルアップトレーニングでの徐々に角付け増し、作り出した圧を受けとめた板。(写真は前回のブログと同じです。芝の上で止まっているので外からの圧がありません。圧を作りだすためにスキーヤー外側から引っ張って圧を作り出し、受け止める練習で撮影。)
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アルペンスキーで角付け運動は三通りありますが、運動の順序を守って角付けすることが大切。まずは雪面に近い関節から動かすことです。
皆さんは足関節を上手に使って角付けしてますか。
写真をご覧下さい。足関節を「内反・外反」していますか?
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次の写真はスキルアップトレーニングでの舵とり圧と角付け運動。先回のブログの写真と同じです。板、足関節、膝関節を良く見てください。
最初は私。両スキーで圧を受け止めています。板も撓んでいます。
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次はスマホS。外板の角付けの量が少ない。左右の板の角付けの量が違うので、この状態で滑ると板がハサミ状になりバランスを崩します。足関節の内反による角付け運動が足りないからです。
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横浜K。角付けを足関節の内反・外反運動からではなく、股関節から運動しています。この運動を腰外れといいます。仕上げでも足関節の運動が足りていません。又、外脚だけではなく両脚で圧を受け止めことも大切です。
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双子パパK。外足、足関節の内反運動が出来ていません。
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4名の中で板が走る順番を付けます。
金メダル:私
銀メダル:横浜K
銅メダル:スマホS
着外:双子パパK
中斜面に10mピッチでセットした基本ポールコースを滑ったとします。
私が20秒で滑ったとしたら、横浜K22秒、スマホS24秒、双子パパK27秒だと思います。

板を走らせる為には、角付け運動を正しく理解して、足関節から運動の順序を守ることが一番大切です。

低速で出来ないことは高速ではできない。止まった状態で出来ないことは低速でもできません。
オフシーズンは種目を追った練習などやらずに、まずはアルペンスキーの基本運動を頭で理解して、そして実践。基本運動の精度をアップする練習を行ってください。

練習は名人を作り出す。そして夢を叶える。シーハイル!山藤


●蛇足 スキーが上手い下手の目安は簡単です。速いか遅いか。
緩中斜面の一枚バーンを種目ばかり追いかけて、物真似スキーで練習している基礎スキーヤーの皆さん、目を覚ましてください。皆さんがやっているのはスポーツではなく物真似芸なのです。物真似は所詮物真似。本物にはなれません。
コブ斜面を滑った時に膝が割れるスキーも沢山すますが、足関節を使って角付けしていないのが原因です。













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