2025年11月8日、第1回オンライン憲法塾を、Zoomで開催しました。テーマは「南西諸島への自衛隊配備」で、報告者は、瀬戸隆博氏(ノーモア沖縄戦、命同どぅ宝の会事務局)です。23名が参加しました。
メールにて寄せられたご感想・ご意見は、次の通りです。
参考にしていただけると幸いです。今後とも、よろしくお願いします。
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★「南西諸島の軍事化が進んでいる」ということは読んだり聞いたりしていました。しかし、それは断片的なことで、今回の様にここに焦点を当てたお話は初めてでしたので、大変勉強になりました。瀬戸先生のお話や資料が綿密で、これから色々な機会に活用させていただきます。私は現職の時、中3生を沖縄への修学旅行に連れて行き、生徒と一緒に普天間飛行場を丘の上から見たり、ひめゆりのみなさんから当時のお話を聞いて、涙を流してきました。私の父もわずか24歳で戦死させられ、私は一生一人っ子で育ったものですから、軍拡路線には絶対反対です。「沖縄の痛みは日本の痛み・私の痛み」(部屋に貼ってあるポスター)です。玄関に飾ってあるシーサと共に頑張ります。(K.W)
★大変タイムリーで九条の会の主題に肉薄する重要なテーマを取り上げていただけたことをうれしく思います。
じつは私どもの地域九条の会は、地域の学習センターで「台湾有事・日本有事・大軍拡・憲法九条」というグランドテーマで、沖縄、中でも南西諸島を中心として目下進行している日米両軍のいわゆる「南西シフト」を主題として取り上げていたからです。おまけに、本日午後に「9条科学者の会」が同じようにこのテーマを全国ZOOMで取り上げていたばかりだったからです。さらに言えば、先週、宮古島から現地の運動を直接になっている女性の現地報告が郡山市で行われたばかりだったからでもあります。これだけ集中的に南西諸島における「戦争準備」の進行が取り上げられることで、少しずつ現地の深刻な状況が理解されるようになったことをその地の人々、とくに今回講師を務めてくださった瀬戸さんとともに歓迎(?)したいと思います。
これを機に本憲法塾でも主題の九条と平和をめぐる議論や実体認識が集中的に取り上げられ、より積極的かつ現実的に深められることを期待したいと思います。講師の瀬戸さんには最新の資料を使ってたくさんのことを教えていただいたことに対して感謝したいと思います。(S.I.)
★南西諸島の自衛隊基地の兵力増強の実態について概略が分かった。まとまった形の紹介を有難うございました。長距離ミサイルの開発・配備状況の説明もありましたが、攻撃性をさらに強くなる兵器開発にさらに予算をつぎ込むのだろうか。
それでも、住民はその危険性をまだ十分認識していないようだというお話しだったが、各島で具体的にどうなっているか、避難経計画があることや訓練を実施して住民はどう受け止めているかかたのも知りたいように思いました(ms)。
★現地の詳しい話をありがとうございました。
南西諸島の軍事化については、実際に見に行ってきた人の話を聞きました。琉球弧は米中対立の最前線になる危険があり、この動きを何とかして止めなければなりません。しかし、私の地域では関心は高くありません。軍拡反対の宣伝をしていると、ウクライナやガザの例から、「中国が攻めてきたらどうするのだ」、「攻められないためには軍事力は必要だ」という声が返ってきます。遠隔地の南西諸島の問題は、港や飛行場の軍事化がされていない福島では「自分事」としてとらえられない状況は、原発事故に対する関心の裏返しのようなもので、ある意味当然いえます。
台湾有事は日本有事であり、「戦艦を使って、武力行使を伴うものであれば・・・・『存立危機事態』になりうる」として集団的自衛権を発動すると高市首相は先日答えています。海に囲まれた沖縄本島・先島は、戦争になったら、民間人が避難するのは今日の説明のようにきわめて困難で、住民の暮らしが壊されるのは容易に想像できます。それなのに、現地で反対運動をする人が少ないというのはなぜなのかというのが私の大きな疑問です。
一つには、自衛隊の増強により公共事業が増加し、雇用が増え、自治体の税収が増えるなど経済的な利益を期待することが背景にあるのだと思います。ほかにどのような理由があるのでしょうか。実態を知らないことよりも、むしろ自分に不都合なことが起こることは知りたくないという心理的な作用が働いているのかもしれません。
いずれにせよ、南西諸島や西日本の住民への直接的な犠牲が予想されるのに、米に従属しつつ、「国民の命を守るのが政治の責任」だとして戦争の準備を進める政治家には憤りを感じます。私ができることは、多くの人に今の状況を伝え、戦争は自分の問題だと感じてもらうこと、現地に行って何か行動できなくても心配し続けることです。それが、政治を変える運動につながっていく可能性があります。だれにとっても、「何もできないが自分のことのように心配する」ことがすべての始まりだと思います。
私が部活動でかかわった生徒が自衛隊に入り、佐世保にいると同級生から聞きました。
ひょっとしたら共同訓練に参加している可能性があります。いろいろなことを考え、心配です。(T.S)
★1999年沖縄を訪ねた。那覇の友人が「ガマ月桃の花」などの作曲家・海勢頭豊さんたちとも会う機会を作ってくれた。数人の茶話会になったが、彼らの話で一番印象的だったのは、終戦後の米軍統治27年、返還後27年が過ぎた時期に、返還されても何も変わっていないという感慨であった(学生時代の沖縄出身の友人たちは返還前、「留学生」扱いだったが)。1995年の少女暴行事件も沖縄全土をあげての怒りの集会が伝えられた。今回の瀬戸さんの「南西諸島への自衛隊配備」をお聞きして、私自身は沖縄の塗炭の苦しみをどれほど共有できているのだろうかと自分に問いかけざるを得なかった。
福島での中間貯蔵施設の汚染廃棄物が減量化され一定低濃度に処理されたとしても2045年には県外に搬出する法律になっている。汚染物質をむやみやたらと移動すべきではないと思うのだが、汚染物質の処理について科学的な判断がされているのかどうかも疑わしい。しかも、鹿児島の野毛島はどうかなどという意見が出されたりする。原発事故を経験した福島から脱原発・ノーモア原発を全国の運動に共鳴させていくことは私たちの願いでもある。そして「二度と戦場にさせない」・「ノーモア沖縄戦、命どう宝の会」とも共鳴していければと思う(H.S)。
★沖縄の軍備の状況を聴いて、なにか他人事のように考える自分を反省した。
沖縄とのかかわり、学生時代、「沖縄を返せ」の歌を歌って、デモをしていたこと。その後、返還前で、本土に来るにはパスポートが必要だったが、泊りがけの日本の平和行進に参加してもらう。少人数でゆっくりと歩く平和行進に、その緊張感のなさに驚いていた。
返還後、全国的な学会の沖縄合宿の時に、知り合いとともに伊江島滞在。滑走路に近づいたら、けたたましい警戒のサイレンに驚く。阿波根昌鴻さんが、緊急に入院されてときだった。残念ながら、お目にかかることはできなかった。
科研費による沖縄調査、大宜味村、そして石垣島、武富島の訪問。また、コープの仕事で、沖縄の皆さんへ、福島の被災状況の話に行った。併せて戦跡を見学、本土を守り、本土への攻撃を遅らせるために、多大な犠牲を強いたか、そして辺野古移設反対の座り込みを訪問。
行く度に、新しいことを知り、沖縄の問題を沖縄に閉じ込めないで、日本全体の問題として考えなければならないと痛感する。
いろいろな手段を通じて、沖縄と福島の連帯ができるといいと思う。福島県九条の会が発行しているブックレットの第10号に、『・・・日本復帰50年を迎える・・・沖縄からの声』がある(2021.6)。福島大や福島医大に在学した沖縄出身者並びに関係者によって書かれている。照屋副知事はじめ7人の方の論稿で構成されている。これらを眺めながら、福島と沖縄の連帯が強化されることを期待している。日本の平和の維持のためにも。(T.K)
★途中からのwebでの参加で申し訳ありませんでした。南西諸島での自衛隊基地等防衛拠点が次から次に装備されていることを再確認させて頂きました。ありがとうございました。私は、島民の方々がその地域の気候土壌等生かし営々と農業を営み維持こそ本当の国防なのではないかと思います。故に、島民の産業力の育成や食・医療・教育等をサポートすることこそ大切です。
過般TVで医療機関の撤退や薬局が無くて届くにも1〜2日かかるとのこと。自衛隊基地に医療機関施設がないとは考えられない。不謹慎かもしれないが、島民優先対応は不可欠でないかと思います。つまらぬ感想ですがお許し下さい。(T.K)
★毎回オンライン憲法塾での学習会の場を提供して頂きありがとうございます。
南西諸島の現状を知ることができ、勉強になりました。しかも急激な軍事強化を何としても多くの人達が知ることが大切だと思います。
高市政権の憲法改悪を阻止するような運動を微力ではあるが日常不断に話しあえる人を多くするように心がけています。
今まさに全国的に野党共闘の大きな力で憲法改悪を阻止するような運動が広がるようにと願っています。
憲法9条の会の役割は重要なので、梁川9条の会はできることから行動したいです。
今後もお世話になります。(S)
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