うにの五線ノートから…

「うに」はuniqueのuni。 作曲家木島由美子の五線ノートに書き付けた、音楽&舞台裏。

October 2008

らんらららんらん

オペラ。というかオペレッタ。
喜歌劇「こうもり」第一幕第三場、編曲中デス。

大晦日、刑務所に行かなくてはならないアイゼンシュタインを、
友人のファルケが「その前にパーティーへ行こう」と誘う場面です。

刑務所の前に舞踏会って〜
突拍子もない設定なんですが、とにかくオペレッタ。

ファルケが悪だくみをしているとは知らず、
アイゼンシュタインはまんまと引っかかってしまいます。
舞踏会へ行く決心をして、「行くともさ どこへでも!」と歌ったあと、
ファルケとアイゼンシュタイン、ふたりで19小節にわたって


らんらららんらん らんらららんらん


と、とっても楽しそうに歌います。

今回の演出はどんな風にするのかなー。
手を取り合ってかわいらしくダンスして欲しいなー。
むくつけきをのこ・バリトン二人だよねー。
オソロシそう〜げらげらげらげら





大学のO先生に貸して頂いた、オーケストラスコアが
ものすごく役立っています。
ところどころに書き込まれたチェック、言葉、小節番号、アンダーライン、


ハリーポッターが、(←何巻だったかなぁー?)
魔法の本に書かれた本文ではなくて、
走り書きされた書き込みに従って薬を作ったら上手く出来た、
という場面がありましたが、ちょうどあんな感じです。



この「魔法の書き込み」があるおかげで、
ピアノスコアから編曲するのでなくて、
オーケストラスコアから編曲しています。

ありがとうございます、O先生

KYなのー?

ローマ字略字が氾濫してますね。
隠語のようなそうでないような。
陰口きいてるようなちゃかしてるような。
ヤバイような楽しいような。

例えばですね、

KD=携帯電話
GOT=牛飯・大盛り・つゆだく
BM=バカ丸だし

んで、この類いの言葉を、
この中の「KY=空気読めない」に代表させて、
「KY式日本語」というんだそうです。





オペラ「こうもり」はドイツ語で書かれているので、
タイトルも「Die Fledermaus」「Introduktion」などの表記になっています。
アレンジしたてのスコア表紙に、
第一幕=「AKT 1」とドイツ語で書きましたところ、娘が反応しました。

「おかーさん、こうもりって『地球は青かった』なんだねー」
と言って爆笑します。



地球は青かった=地球はAKT



つぅことは、第一幕=AKT 1=青かった 1 ってことか。



なんなんだBT(=ボケとツッコミ)か、げらげらげらげら
でもBTN(ボケたつもりはない)なんだけど。

おでんわ。

音の海に深く深く沈んでいると、
私をきょーれつに現実に引き戻す、電話の呼び出し音が。

以前お送りした歌の楽譜が少し低いので(メゾソプラノ用だから)
何音か上げた楽譜が欲しい、とのご用件。

あの曲って…だいたい、何調だっけ?
最高音って何になりますかと訊かれても、わかんない。
何音上げればいいの?…って、何音ってなんだっけ。
ええと…楽譜はどこかな。
データファイルはどこかな。

結構な努力をして現実に戻り、
データファイルを開け、
全体1音半を上げ、印刷。
何度も転調をくり返す曲なので、細かくチェックしてみると、
なんだかダブルシャープだのなんだの、読みづらいところが。

直し始めたら…、また先ほどのかたから、お電話。
歌ってみたら、1音だけ上げただけで良いみたい。だそうです。

ん〜〜

ん〜〜

またデータを開けて移調してはみたけれども、
1音だけ上げた楽譜と
1音半上げた楽譜と
ごちゃごちゃに入り混じってしまって本当に混乱してしまったのでした。



ダメだこりゃ。



30分ほどお昼寝しました。
ドリンク剤を飲んだ直後だったのに、熟睡しました。




すっきりしたところで、仕事再開。
なんとか解決。
楽譜+お手紙+請求書の封書を作って、郵送の手配完了。




再び音の海に沈み、今までの心地よさに戻ったところ。
「こうもり」第一幕デス。




今やってる音楽以外のものを扱う、ということが
こんなにもしんどいことだとは思いもしませんでした。
応用が利かないっつーか、不器用っつーか。

周りで音が鳴っていても、割と平気でアレンジできる方なんですが
(アレンジに限ります。作曲は無理です)
なんだか今回はダメみたいです。

オペラの「立体的」な世界が面白いのと、
ヨハンの音の使いかたを細かく吸収するのでもう精一杯。




Fさん、さきほどのお電話では失礼致しました。
なにかおかしなことを口走っていたのでは、と冷や汗をかきました。
このような事情でとんちんかんな受け答えですみません。
言い訳などしてみましたが、本当にごめんなさい。

よれよれよれ

今日は授業がないので、仙台に行かなくてもいい金曜日です。
昨日午後は、急用のため潰れてしまってほとんど仕事できなかったので、
今日はアレンジをとことんがんばってみました。

序曲、最後の420小節まで到達しました
もうおもしろくておもしろくて。
あとはパート譜作らなきゃ。

大量に楽譜を読み続けると、
A管とF管、アルト記号をいっぺんに読む速度が
次第に上がっていくのがよくわかります。
…つまりは、普段、どんだけ脳みそが怠けてるかってこった

原曲の非和声音の使いかた、転調のしかた、
クライマックスの作りかた、それぞれのタイミング、
音色の選びかた、音の散らしかた、重ねてボリュームを出すやりかた、
なんてすてきなのーー

気がつくと、ひどくよれよれデス。

耳の中、ずっと音楽が鳴りっぱなしなので
耳の外で音楽や何か音が鳴っていても、聴くことができません。
TVが鳴っている居間から逃げて来ました。
久しぶりの感覚〜〜。

めまいがする。
今夜は早く寝よ。

夢のなかでもウィンナワルツが鳴ってるかも。

The ゆうわく

カシスリキュールを買ってしまった。
なんだか酸っぱいカシスが飲みたくて。
んまい。
しあわせ。

しかしいつもは夕食後にはあまり食べたり飲んだりしない。
なんとなくずっとそうしているので。
おなかがからっぽのまま寝ると次の朝に調子がいい。と思っている。

しかしリキュールを飲みたい。
飲むと何か食べたくなっちゃう。

しかし最近からだのあちこちぷよぷよする。
マシュマロマンみたい。

しかしカシス。ああ悩ましきカシス。




遠い昔の、母の格言を思い出す。
「きをつけよう そのひとくちが ぶたになる」
母よ、あなたは偉大です。



し、しかしカシスの誘惑には勝てない。
よよよよよるの楽譜書きにはカシス。

ちゃらりらり〜ちゃらりらり〜ちゃらりらり〜 
らったったー らったったー らったったー らったった♪
カシスカシスカシスカシスカシスカシスカシスカシス。
むふふふ

2日間の休暇。

さきほど無事山形に戻りました。

今回は創作バレエと美術展を観に行って来ました。
…と言うものの、実際は私の2日間の“充電=休暇”です。


まずは昨日夕方、バレエを。

10月17日〜20日/池袋・東京芸術劇場小ホール
ABC Factory「草迷宮」
寺山修司原作、安野雅孝演出・振付

このABC Factoryという団体の名前には、 
A(art)全ての芸術と
B(ballet)バレエを、
C(collaborate)共同して創り上げる、
Factry=工房
という意味があるんだそうです。なるほど。

今回の出し物のカギとなる母親役として、
ブログで知り合ってとても親しくなった、Aちゃん=中島綾子さんが出演されていて、
どーしても観たくて、都合をつけて、なんとか最終日に観ることが出来ました。

あらすじとしてプログラムに載せてある文章から抜粋します。

「明は生前に母が唄ってくれた手まり唄を探し出すために
 少年の頃の記憶をたどりながら旅をしている。
 それは自分探しの旅…。
 美しい母。
 土蔵で出会う不思議な千代女。
 手毬をついていた少女。
 夕暮れの中かくれんぼをした
 可憐な姉妹の海辺に打ち上げられた美しい死体。
 次々と見知らぬ女性と出会うことで薄れていく手まり唄の記憶。
 旅の途中、娼婦宿の格子越しに母と見間違えた娼婦。
 その娼婦に翻弄されながら悪夢の世界へと迷い込んでしまう明。
 ‥‥(後略)‥‥」

この悪夢、その後の狂気の世界、
これを音と踊りとで表現するそのものすごさに圧倒されました。
エディプスコンプレックスと言ってしまえば簡単なのですが、
その葛藤と執念、欲望、…

人間は哀しい生きもの、なんだなぁと思いました…。


Aちゃん=中島綾子さんが演じる母親の、なんと美しくて妖艶なこと…。
和服で踊るって(しかもバレエですよ)
色っぽい、を通り越してしまって、とてもとてもエロいです。
女の私でも、ドキドキしてしまいました。
明を誘惑する娼婦、幻のなかで母に抱かれる明、
ひとの心の奥の欲望をえぐりだして


これをみなさい
目をそらさずにみなさい
あなたのなかにも同じような暗闇があるでしょう


と問いかけ続ける作品でした。


狂気の世界を描くのに、電子音が本当にぴったりでした。
もいっかい電子音の勉強しようかなと思いましたよ。
手間ヒマ掛かるのは百も承知ですが。



今日の午後は、
bunkamura/ザ・ミュージアムでの「ジョン・エヴァレット・ミレイ展」へ。

http://www.bunkamura.co.jp/museum/index.html

ミレイの細緻な技法、色使いの大胆さ、それとともに迫って来るのは
画面から伝わって来る「きもち」です。
写真もビデオもない時代、刻々と変わる表情などではなく、
絵画というたった一瞬を切り取った画面によって
ミレイは、描かれるひとたちの「きもち」まで見事に描いています。

上質なベルベット、そまつな木綿、ふわふわしたレース、
自分の内側を見つめる小説家の視線、
炎におびえる子どもの目、
がんばっていい子にしている女の子の目、
代表作の「オフィーリア」も素晴らしいのですが、
それ以外の作品も、それぞれ見た甲斐がありました。

うーん、うまく書けない。





命の洗濯をしました。
二日間、自分のためだけに贅沢に時間を使いました。
明日から、またがんばれます













お誕生日おめでとう

今日は、母のお誕生日でした…。

短大の授業中も思っていたし、
帰りのクルマの中でも思っていたのに、
気がついたら夜中の11時を廻ってしまっていて。
電話をするチャンスを逃してしまいました。

親不孝でごめんなさい。
頼ってばかりでごめんなさい。
ゆっくり話せる時間もなくてごめんなさい。

本当はいっぱいいっぱい話したいことあるのに、
私はいつでもいつでも仕事ばかりしていて。

なんか泣けてきました。

ひとくぎりデス。

次の大きなアレンジふたつの話を受けた時点では、
溜まってた仕事が12曲分あったのです。
それを片付けないと次のに入れないことが分かってたから
一瞬気が遠くなったりしたんだけど…、




無くなりました。
楽譜の山が。



たくさんあった仕事の山が、
今日の午前中できれいさっぱり片付きました。
いや、あの、掃除したから無くなったとかそういうことでなく
全部終わったー!のでした。




えらい。自分。がんばった。
珍しく褒めちゃう。




どれ、仕切り直し。




お昼ご飯を食べに外出して、
お昼寝して充電しました。



今夜はスコア読み読み、珍しくお酒〜♪








郵送しなくてはならない手紙とか楽譜とか荷物とか、
はなはだしく遅れてますが忘れてませんよー!
やりますのでお待ち下さいー!

本番終わりました。

昨日は本番でした。

「高橋直子と愉快な仲間達/第六回ティータイムコンサート」、

例年通り満員御礼でした。
直子さんの人脈とバイタリティのものすごいこと。
たくさんのスタッフがびしばし働くのが気持ちいいです。
あちこちの合唱団のかたがたもたくさん聴きにいらして、
にこにこと聴いて下さる、アットホームなコンサートでした。

舞台裏では、例年通り
春乃さんと直子さんの漫才を見物できました。
今年の春乃さんは、ショッキングピンクの衣装でなかったのが残念でした。

私のほうも、いろんな場所でいっしょに仕事をしたかたがたや、
実家でお世話になった、ピアノの先生のお友達まで聴きに来てくださったり、
合唱団のみなさんに握手を求められたりして、
一度にたくさんのかたにご挨拶できました。

たくさんのかたに…

今日の「ひきこもりたい」気分の原因のひとつはこれかな。
あんまりいっぱいのひととしゃべっちゃったから、
今日は無口でいたいかも(笑)(笑)(笑)

ということで、今日一日引きこもって、1曲できあがり。
アレンジだから、手だけ忙しくてアタマあんまり使わない。
のーみそちっちゃくなったんじゃないだろか。
物忘れ多くていやんなっちゃう。

はんぺん

愛するはんぺん。

ファミリーマートのおでん、
つゆのなかにぷかぷか浮かぶ、まんまるはんぺん。


黄色い。


なぜだ。
いつから黄色くなったのだ、はんぺん。






まだ食べる心境に至らず。

かみさま、あたしに黄色いはんぺんを食べる勇気を下さい。
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