うにの五線ノートから…

「うに」はuniqueのuni。 作曲家木島由美子の五線ノートに書き付けた、音楽&舞台裏。

June 2009

やばい…


なんか、…いい感じにおかしくなってきました。

(飯森マエストロのブログじゃないけど)


やばい。
恋。しそうだ。ふふふ。

いや、あの、その、
それが、対象がご本人じゃなくて。(がっかり?爆爆爆爆爆)
だから「おかしい」んであって。

音の海にどっっっっぷり浸ってます。
浮上できません。
浮上しません。

歌って、散らして、外して、遊んで、走って、飛んだあと、
…いちばんきもちのいいところへ。おとしたい。



音のツボ、…つまりは



エクスタシーを。



きゃあ。


いや、あの、えと、んと、純粋に、音楽のきもちよさを、探ってます。


まだまだ。




私のコンサートを聴いてくださったかたに
「きじまさんの音楽は、なんか、こう、きもちいいですね」って
言われたのが一番うれしかったなー。
誰の音に似てるとか、フランスっぽいとか言われるよりずっと。
そうなの。それを書きたいの。
しかも、漠然と、「…なんか、こう」ってな感じで。

生きてるよろこびを。

生きてる“華”を。





手術。

アタシじゃないのよ。

書いた曲をね。手術しました。


とりあえず思い浮かんだのを書き付けて、
いっぱいいっぱい書き付けて、
いらないのをどんどん捨てて
意味のない音を削って削って
そののち必要な音を足し、
また要らないと思われる音を削って削って。

全体を眺めてみたあと、
再び足りないところを足し
要らないところを削って削って。



そうしたら。
三番目と一番目を入れ替えて発展させたほうがよさそうだ。



と、思い立ったので、大手術。




成功。




最初に組み立てた構成が、よりくっきり浮かび上がって来ました。
一番目のテーマを、甘い感じにしてみましたよぉ。



とにかく思い付いたのをどんどんどんどん書いて行くタイプでして、
そこからいらないのをどんどんどんどん削って行くタイプでして、
実際の五線に乗ってる音符の数よりも、ホントは何倍多く書いてるのかしら。

今回、作曲中にブログを書くのをやめなかったのは、
「言葉」で考えることにより、明確な意識を保って書いてみたかったのです。
その結果、「どんどん削る」内容が減って来たような。
扱ったことのない、書きにくかった音域のsolo曲なんだけれども、
ハッキリした目的を持って書くことが可能となりました。


すごい。
今までと全然違う。
左脳を機能させた、ってことかな。



作曲中にブログを書くことにより、
自分の考えを言葉できっちり整理できること、それをオープンにすることとなりました。

曲を書くなんて、そもそも
「チラシの裏にでも書いとけ」って言われそうな独り言の部類ですから、
かなり恥ずかしいんですけれども、
自分の中では、とても新しい感覚で、殻をひとつ脱いだ感じがします。

(気のせい…でもいいのだ、気のもちようだから)




さて、最後の山場に掛かりますよ。







夜行性のワタシ

昨夜は、真夜中近くから作曲に熱中して、
ヴァリエーション1と2の、雑多な音を整理して
よりクリアな要素かつ外れた響きにしてみました。
あとは全体を書いてから手を入れることにして…。

真夜中に熱中してしまうと目が冴えてしまいます。
最近は、なるべく昼間に書くようにして、
夜はインターネットや読書やらで、ゆるゆる遊ぶようにしていました。
根を詰めると、なかなか寝付けないんだもん。
朝6時には起きて、こどもたちを学校に送り出さなくてはならないから、
あまり遅くまで起きていたくないんですけど…。

でも本当は夜に音楽を書くのが大好きなんです。
らぶれたーを書いているような感覚があります…。
夜中独り盛り上がって、翌朝書いたものを改めて眺めてみると
「ひぃ」ってヤツ。笑。
独りの世界にぐぐーーーーっと浸るのには、やっぱり夜が好きですねぇ。

今日の午前中は、だるくて眠くて全く使い物にならず、
子どもが朝早く出かけるのを送り出したあとは
少し眠ったりゴロゴロしたりしていました。
一般の生活とリンクするには、夜型というより真夜中型は結構苦労します。

苦労はあっても、書くシアワセは何物にも替えがたい…。
生きてる証拠を確かめている、んですね、わたし。






暑い午後に。

楽器が良く鳴ってから
次の音に移れるスピードにすべきか。

それとも鳴りは関係なく
「音の線」を強調するようなスピードに設定すべきか。

そもそもスピードとは何ぞや。

速さによって、伝える内容は変わるのだ。
ゆっくりなら、注意深く、ひとつひとつ足元を確かめるように。
速くなら、畳み掛けるように、急いて目的地めがけて駆け上がるように!

「鳴り」を犠牲にしてスピードを取るべきか。
スピードを犠牲にして「鳴り」を取るべきか。
びみょーなフレーズにうんうんと悩んだ、暑い暑い午後でございました。

楽器が良く鳴るまでスピードを落としたのは、
かのチェリビダッケでしたね…





今日、やっと息子のおふとん一式を干しました
ふとんカバーが破けました

あんまり暑かったので、息子用に買っておいた
リプトン・リモーネ/500mlペットボトル(おまけつき)を飲んでしまいました。

とてもとても叱られました。
ごめんなさい。
もうしません。


ハハのびみょーな心理について。

今日は朝からカラッと良いお天気!
これ以上ないくらいのお洗濯日和!

みんなの洗濯物を干した後、
娘のお布団一式を干し、シーツやタオルケットや枕カバー、全部洗いました。

真っ青な空に真っ白タオル!
うほーい
きもちいいーー!!!


さて、息子のも、…と思ったんだけれども、



思いとどまりました。



だって、やっぱ、ほら、なんとなく、ね、遠慮するのよ。
高校生だもの。
断ってからのほうが良いかなと思って。


で、でもでもでも今朝の寝起きの息子の
もわわ〜〜んとした汗っぽい感じ、
お布団干したほうがいいよなぁ……
タオルケットも洗いたいなぁ……

んっく。いかん。ここで手を出してはいかん。
今晩おふとんにカビが生えようがキノコが生えようが、
今手を出してはいかん。

ちなみに息子の部屋は東向きなので、朝は暑いのです。
ちと気の毒。




作曲はヴァリエーション2完了…だけどちょっと短いかな。どうしようかな。
音楽が、次々するする出て来ておもしろーい
目標としている構成&演奏時間の、全体の半分を超えました。

金曜午後はいつもお昼寝したりプール行ったりと、お休みにしてるんだけど、
今日は休まずにこのままいっちゃお♪
音楽のかみさま、このままいてくださいねー



もんだいをときます

誰も答えを知らない問題を解いて、答えを書いています。
つまりは作曲続行中。

ヴァリエーション2に突入。

soloを細かく動かすのに、Piano低音部と喧嘩しないためには。
(まだここでは喧嘩させないのよ)
Piano高音部と乖離しないためには。
全体mixさせて響かせるためには。

くり返しを入れるけれども、全く同じことをしない。
一日中おでかけしていて、おうちに戻って来たけれども
時刻が全く違うから、陽射しの色も全く違うように。

このパターンを短三度上げていれるには。
このパターンを増四度下げていれるには。
同じことを言ってるのだけれども、
ひとによって言葉から受ける印象が違うように。

たまに誤解があって。
たまにすれ違いがあって。
ちょっとしたことが積み重なって響きが濁る。

本当の意味でsoloとpianoが溶け合うのは
最後まで取っておくの。


どれ、ばよりんのレッスンだな(←私が生徒なのよ
乗らないな。こまったゾ。

ナマ音のしあわせ。


現在、作曲没頭中の委嘱作品の依頼主に、
歌うフレーズだったら上下どのあたりの音域まで得意か、
動きのあるフレーズだったら上下どのあたりの音域まで使えるかを
教えて欲しいんだけど、とメールしたら、
今日の午後、ご本人が楽器を持って仕事部屋まで来て下さいました。

こんな街外れまで

音域はもちろんのこと、
それぞれのアーティキュレーションのニュアンス、イメージ、
3分の1くらいしか出来上がってない曲を吹いて頂き、
私も(へたくそな)ピアノを合わせながら確認していきました。

低い音域も高い音域もバシバシ使えるかたですから、バシバシ使っちゃいます。
やりたいことが制限されないのってステキです
しっかり耳に焼き付けた音が目の前で鳴ってるのって、しあわせですねぇ。
あーんなことやこーんなことをして頂いて、
今後の方向を(自分のなかで)確認しました。


私は、完成していない曲をひとにさらすことは滅多にありません。
というか、いままでそれをしたことがあるのは師匠だけです。
委嘱作品の場合は特に、90%の段階までできあがり、
そのあと細かい段階を整えるくらいのところまで作ってから
依頼主にお渡ししていました。

でも、今回、ご本人が来て「しまった」ので
あーでもないこーでもないという作曲真っ最中の
形もできていない、目がついたんだか鼻がついたんだか、
海のものとも山のものともつかない、
曖昧模糊、
魑魅魍魎、
跳梁跋扈、
弱肉強食、
交通安全、


ちがうな

とにかく、作ってる最中のふにゃふにゃの曲を「聴かれてしまい」ました。



自分の内側を全てさらけだしている感覚があって、恥ずかしくてシニソウですた





曲に対する彼の感想は、
「直球ド真ん中、イメージ通り♪」というものでしたが、
そう言われると、とってもうれしい気持ちはする反面、
今度は「そうはいくもんか」と思ってしまうヘソマガリな私。
外から一定の枠で見られると、そこから出たくてたまらなくなってしまう。
良いことなのか悪いことなのかよくわかんない。

手足をうーんと伸ばしたもうひとつ先までからだを伸ばす、
そこまでのイメージで書きたいんだけれども。

でも今回は、まずつくってみた構成通りで進めてみようか。
散漫になってしまったら説得力が薄まるからね。
ヴァリエーションの一種だから、ここから先はっちゃけてもいいわけで。
気に入らなかったら捨てるさ。


ぶはは。
ほんとにあたしそのものだな、書いた曲って。




いろをかえる

まだまだ作曲中。
誰も知らない音楽を、どんどんどんどん遊んで行ったら
収拾つかなくなって、遥か遠くから「もどって」きたところ。
ただいま。笑。



solo楽器が同じ音を奏でているのに
ピアノの音の並びで違う色彩にしたい、のです。

例えばsolo=ミの音を奏でているのだったら、その音を
ヘ長調長7度とみるか、
嬰ヘ長調短7度とみるか、
ロ長調4度、ニ長調長9度、変ロ長調増11度、ト長調長13度、etc.…
(意地でもホ長調根音とかハ長調長3度音とは言わない


言葉にできないあれこれを、さまざまな色調を使って歌いたいと思うわけで。
うれしい、かなしい、こわい、いとしい、さびしい、その言葉の狭間の、
幾千幾万のグラデーションのいくつかを。



ちょっと視点を変えて、言葉の世界でいうと、同音異義語というところでしょうか。

こうしょう=交渉、高尚、公証、考証、口承、鉱床、厚相、哄笑、工廠…
せいか=製菓、成果、盛夏、生家、聖歌、生花、正貨、聖火…

同じ音なのに、漢字で意味も色彩もずいぶん違いますね。


うーん…でも、もうちょっと…なんていうか、こういう固い言葉でなくて、
身体にちかいこと、…そうね、しぐさを表す言葉のほうが
私が探したい音楽の色彩の変化に近いかもしれない。


みる=見る、観る、診る、視る、看る、…
わらう=笑う、嗤う、
なく=鳴く、啼く、泣く、哭く、…



この言葉と漢字の関係を、音楽に置き換えてみると、
言葉の「音」=solo楽器=意識
漢字の「意味」=ピアノ=無意識(かな?)


solo vs ピアノ、という関係にはあんまりしたくないんです。
solo & ピアノ、が理想ですが…うまくいくかな。



作曲中のことを言葉にするのは初めてです。
やってみたかったのよ、ちょっとね。



そどれみ〜♪

みなさんは、「ソドレミ〜〜」で始まる歌、いくつ思い浮かびます?
(もちろん移動ドです)
私はパッと浮かんだのは3つくらいでしたよ



わたしのー おはかのーまーえでー

このみちーはー いつかきたみーちー

なないろの谷をーこえて 流れて行くー 

かぜにとまどうー 弱気なぼーく

そよかぜーがぼくにくれーーた かわいいー

おかーをこえ ゆこーうよ 口笛吹きつーつー

あたーらしい あーさがきた 

このー木なんの木 気になる木

夏もちーかづく はーちじゅうはちや



これでもまだ楽譜の3分の1だなぁ〜〜
「ソドレミ」で始まる曲を集めたメドレー、凄まじいです。
これを演奏するのは
「第7回高橋直子と愉快な仲間たち・ティータイムコンサート」。

メゾソプラノ高橋直子さんが、
「ゆかいな仲間たち」=ソプラノ中島春乃さん、ピアノ須藤円さん、
ちょびっとピアノうに・木島(裏方含む)とともに、
毎回ステキなゲストをお迎えして、楽しい歌の数々をお届けするコンサート、
もう7回目をむかえることになります。

今回のゲストは、山形の声楽界のプリンス、鈴木集(つどい)くんです

ティータイムコンサートでは初めての男声歌手、
さてどんなプログラムになるのかわくわくでしたが、
このメドレーのほか、かな〜り楽しいですよ〜。

つどいくんに、あーんな歌やこーんな歌を歌ってもらいます。
アマリのコトに、おばさまがたに
「つどいくんをそんな風にいぢっちゃダメ!」って叱られるかしら。
うきゃうきゃうきゃ


コンサートの日程はこちら↓

「第7回高橋直子と愉快な仲間たち・ティータイムコンサート」
2009年 10月12日(月)祝日
山形市文翔館議場ホール たぶん午後2時開演

チケット料金など、詳しいことは今しばらくお待ちくださいませませ。



「いずい」こと。

作曲ちう。

さまざま浮かんで来るモチーフを
とりあえず書き付けて五線に乗せてみて、
序奏〜テーマがあらわれるところまで来てみました。
そうね、小節線があることにしたのです、結局。

どうやら少し全体の景色が見えて来たところ。
作曲を始めるときは、構成を組み立ててから書きはじめるんだけれども、
(脚本や小説のプロットみたいなもんね)
浮かんで来る音楽を書き付けていくということは
骨組みだけだった建物に壁ができて窓が付いて、…って感じ。
どんなおうちになるかはまだナイショ(←ケチ

書きにくいなぁ、とずっと思っていました。
今回のような低い音域のsolo楽器を書いたことがないからです。

三段五線だと、一番下の五線が一番低い音域というのがいつものパターンだけど
(エレクトーンだとこのパターンですね
今回のは一番上に来るsoloのパートが一番低い音域になるわけで。
仙台弁で言うと「いずい」。
Tromboneを一番下に書いてみようとしたけど、
やっぱりsolo楽器が下っていうのも「いずい」。
それで元に戻してふつーにやってみて、やっと慣れてきたところ。

まぁ、オケスコアでもFagottの下にHornを書いたり、Hornの下にTrumpetを書いたり、
吹奏楽だったらBass Clarinetの下にAlto Saxophoneを書いたりするもんね。
おっきな編成だと何の苦もないんだけど。慣れってオソロシイね。
でも慣れるまでやらないと自由になれない、ってことね。

騎馬戦の、一番上は先輩が乗ることになってるんだけれども
馬になってる下級生がちょっとタイヘン、ってな感じに少し似てる。
中学生だったら三年生と一年生の体格の差ったらすごいもんねぇ。



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