うにの五線ノートから…

「うに」はuniqueのuni。 作曲家木島由美子の五線ノートに書き付けた、音楽&舞台裏。

March 2010

見栄えの話。

6cb4ccc2.jpg外見より心よ、
顔より中味ね、
なんてぇことを申しますが。

楽譜に限って言えば、
何と言っても「外見」なんですな。
演奏者は譜面を見て、
音の高さ、長さ、流れ、雰囲気などなどを
瞬間的に読み取りますから、
音符の配置、特に間隔には異常なくらいに
気を遣うことがあります。


「あります」とボカシて言うのはですね、
私はパソコンで譜面を書いてるので、全てが
意思通りにいかないときがあるからです
つまりは勝手にパソコンが計算してしまうってヤツでして

…が、今日は写真の場面に差し掛かり、
ど〜してもど〜にかしなくちゃ、なのです

何とか、こんなふうに連桁の設定ができました。
あとは音符の間隔よね。
なんだかなー、うまくいかないよー





(ホントはね…最初『ぼろは着てても心は錦』などと言いたかったんけど
 トシがバレバレだからやめにしたの…今頃ンなこと言っても遅いけど…
 …って言っちゃってるけど

ん〜〜…

今日やったこと。


朝ご飯+おべんとう/こどもたちを送り出す
ちょびっと家事

寝る

娘帰宅/お昼ごはん/娘を送り出す
ちょびりっっっと家事

寝る

こどもたちの迎え/散髪/晩ご飯


要するに寝てばかり、猫みたいな生活をしていました。
『朝寝して 夜寝するまで昼寝して 時々起きて 居眠りをする』

宴会が数日続いたので、おなかがヘン。
ほんのちょっとしか食べ物を口にしていません…。
低エネルギー&低消費的生活。

東北の作曲家 in 仙台!

efb3a74f.jpg朝になっちゃいましたが…

いくつかの貴重な出会いと、たくさんの感動と
それを上回る勢いの笑いを運んでくれた
「東北の作曲家 in 仙台」が、
昨日無事終了しました。

作曲家同士の交流も楽しかったんですが、
演奏家との交流も激しくおもしろかったですねー。
控室も打ち上げも、笑い転げてばかりいました。


おかしいなー。
マジメに作曲した曲を
マジメに演奏してもらうコンサートなのになー。
どうして腹筋が痛くなるんだろう?

さて、私のことに限って書きますと
「Lumiere〜彩り〜」for Bass Trombone,
多方面から大変好評をいただきました。

中でも、見ず知らずのかたが
「青葉山の新緑が、日一日と色を濃くしていくさまが思い浮かびました」と、
わざわざ感想を伝えに来て下さったのと、
何と言っても師匠に褒められたのがうれしかったですねー…。

先生に褒められると、ちっちゃーーいこどもみたいに
素直に単純に、心の底からうれしくなっちゃいます、うふふ。

演奏して下さった、高橋智広さん、佐々木香奈さん、
ステキな演奏をどうもありがとう。
本番までの長い長い努力に、心から感謝申し上げます。
演奏するほうとしてはごく当たり前のことであっても、
曲を作っても音にならないと作曲したことにはなりませんから、
(これまた当たり前のことですが)
大変ありがたいことです。

これからのこと、さまざま企画を立ち上げましょう。
ひとりではできないことばかり、
こういう出会いと笑い(!)は、とても大切なつながりです。

全てに、感謝いたします。

リハーサル!

2a2c2a9d.jpgただいま「東北の作曲家 in 仙台」、
リハーサルちう。

バランスがむつかしー

料亭でびゅ

83486881.jpg


舞子さんの舞を観るには、料亭で。
ということで、山形経済同友会の方々からのお招きで
山形市薬師町「亀松閣(きしょうかく)」へ。

5fdc0280.jpg


指揮者/飯森さんが山形にいらしてるので、
私がアレンジした『紅藍(くれない)物語』ピアノ版・サンプル音源による
舞子さんの舞を観ながら細かい打ち合わせをしました。


途中経過報告、という感じです。
後はオーケストレーションを頑張らなくちゃ♪


胡蝶さん、お世話になりました、またよろしくお願いします。
柳華さん、ののかさん、ほたるさん、三人の舞子さんがとっても素敵でした
ありがとうございました!!

かみさま

ひとつのことをガッチリ断ったら、
そのすぐあとに、大事な仕事がひゅっと入ってきました。

神様って、本当は私のすぐそばにいて、
やることをいちいち見てるのかもしれない

なんて思ってしまうような出来事が時々あるんですよ。
いちいちびっくりしてしまいます。

ワーグナー/「神々の黄昏」!

3月24日(水)に、新国立劇場にて「神々の黄昏」を観てきました。
(ワーグナー作曲『ニーベルンクの指環(第3日)』)
2月17日に観た「ジークフリート」の続きの舞台です。



印象に残ったことをいくつか。


ストーリー全てが、世界の崩壊へ向かって突き進む、
何とも陰惨な舞台です。

注射器で血を抜き取り、酒に混ぜて飲む「兄弟の契り」、
羊の頭(←生け贄の象徴ですよね?)の投影、
ハーゲンが父のアルベリヒを枕で窒息死させたかと思うと、
ヤクを打ってはラリってみたり、
合唱隊が屠殺人のようなエプロンをしていたり、
全てが「破滅」を予感させます…。

オペラって、元々が騙し騙され切ったはった惚れたはれたの世界ですが、
欲望の渦がどろどろと渦巻く中にこれら全てが盛り込まれて
世界の崩壊へと進むこの終幕は、観ていても安らぎなど微塵もなく、
あのひとはああ言っているけど本当だろうか、
このひとはこう言ったけどうそだろう、
そういうことが丸見えなだけに、
なんともどす黒い不安感を抱かせる舞台です。

世界が全て水没したあと、
現代の服装をしたひとびとが映写機とともに舞台に現われ、
こちらを観ているあの最後の場面の演出は、


こういったことも、あなたがたに起こりうることではありませんか


と言っているのだろうかと後から思いました。



醜い欲望が渦巻く世界では
神聖な権威も地に堕ち、
永遠の愛さえも裏切られ、
英雄と言われたひとも倒されて、
何も確かなものはなく、
何も絶対なものはない…ということを。




「呪われている指環」なのに、
なんであんなにみんな欲しがるんでしょうね?




男性が描く「女性像」は、
女性側から見れば美しすぎて恥ずかしいことが多々あるんですが
これは違いますね…ってかスゴすぎます、ブリュンヒルデさま。
ワーグナー、ここまで描けるとはよっぽど女性に苦労したんですね。
ってか、苦労するようなことしてますからね、仕方ないですね。
怒りに燃え、復讐を誓って猛り狂う女たちを眺めていると、
リヒャルトの実感なんだろうな、すげぇなぁ〜と感動してしまいます。
ぐふふ。



ブリュンヒルデ=イレーネ・テオリンの素晴らしさに惚れ惚れしました。
多分、ちょーー難しい歌&難しい演技を軽々と…涙涙涙
ハーゲン=ダニエル・スメギの低い声にひたすら惚れた約6時間…。
あたし低い声&低い音ってホントに好きだわー。

これでこの演出の「ニーベルンクの指環」シリーズはおしまいです。
ホントなの?涙。号泣。

せっかくなので、最後にキャスト・スタッフなどご紹介。

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【指 揮】ダン・エッティンガー

【ジークフリート】クリスティアン・フランツ
【ブリュンヒルデ】イレーネ・テオリン
【アルベリヒ】島村武男
【グンター】アレクサンダー・マルコ=ブルメスター
【ハーゲン】ダニエル・スメギ
【グートルーネ】横山恵子
【ヴァルトラウテ】カティア・リッティング
【ヴォークリンデ】平井香織
【ヴェルグンデ】池田香織
【フロスヒルデ】大林智子
【第一のノルン】竹本節子
【第二のノルン】清水華澄
【第三のノルン】緑川まり

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

<初演スタッフ>
 【演 出】キース・ウォーナー
 【装置・衣裳】デヴィッド・フィールディング
 【照 明】ヴォルフガング・ゲッベル

================================

いくつかかいつまんで書こうと思ってたのに
結局長々と書いてしまったじゃんか〜〜
だらだら書き、ごめんなさいねぇ〜〜

ご紹介致します♪

私が心から敬愛する作曲家、堀江はるよさんのCD&曲集(楽譜+エッセイ)が、
4月10日発売になります。

どんな感じかというと…

===========================

『ひらがなの手紙4〜堀江はるよのコンサート〜』


「ようこそ」(ピアノ:堀江はるよ)

「ポニーテイル」(ヴァイオリン:矢島榮子、ピアノ:堀江はるよ)

「堀江はるよの十の歌」(歌:梅津よし子、ピアノ:堀江はるよ)
・たんぽぽ
・クリスマスローズ
・訪れ
・舟
・五月
・森へ
・駅
・まてばしい
・赤い毛糸
・わたしの友だち

「子守歌」(ヴァイオリン:矢島榮子、ピアノ:堀江はるよ)

★特別付録「まてばしい」伴奏


==========================

ひとつひとつのピアノの音に静かに耳を澄ましたくなる、
そんなステキな魅力をもった「ようこそ!」から曲集が始まります。
澄んだ音色のヴァイオリン、ふんわり優しい歌、
演奏家のかたがたとの出会いが、こんなステキな曲を産み出すのです。
音楽を書くこととは、こういうひとときを持つこと…あこがれますね。

楽譜もエッセイも付いているCDですから、
堀江さんの感性を、耳で、目で、楽しむことができます。

この曲はすべて、昨年11月4日に、東京荻窪・かん芸館で行なわれた、
堀江さんのコンサートで初演された曲です。
このコンサートの模様が、堀江さんのホームページに
「堀江はるよのコンサート・文字放送」として載っていますから、
ぜひぜひ雰囲気を味わってみてくださいね。

自然な響きの録音をなさる小川洋さんのCD、
ベテランの腕の素晴らしさを堪能できる石原功さんの楽譜浄書、
新田和繁さんが「舟」の曲を聴いて描かれた青色が印象的なイラスト、
一つ一つじっくり読むと、文字の奥の「なにか」が伝わってくる
堀江さんご自身のエッセイ、これらが全部セットで、なんと¥3,000です(^^)
お申し込みは「文字放送」のページの下のほうで予約受付中ですよ。


丁寧に丁寧に心をこめて作られたのが伝わってきます。
とってもしあわせになれます…オススメです。



ちょっとヘヴィな話ですけどね、
以前は、日常生活に支障をきたすほどの「過敏さ」が
時々顔を覗かせてしまう自分に、疲れてしまうことがよくありました。
大人になってからは、そういう部分が出てこないようにフタをしたり、
見ないようにしたりすることばかり上手になっていたのですけど
やっぱりそれにも疲れてしまう…。
歳月が流れただけ、次第に鈍感になって慣れっこになりましたけどね。
でも、音楽を書いていると、過敏な部分が掘りかえされてしまう感覚があり、
やっぱり客観的に自分を見ると不自然さを感じてしまう…

ようするに「あたしってヘン」だと思ってしまうのですよ。


でも、堀江さんの音楽に触れ、きらきらした感性に触れていると
「これでいい」と、思えてくるんです。

「この(過敏すぎるような)部分があるから音楽が書ける」と、
励ましてもらって、とっても嬉しいんです。

心が柔らかくなって、ラクに呼吸ができるような気持ちです。
心から感謝します。


リリース、心待ちにしてますねー!








南阿佐ヶ谷駅にて。

c5fc2aba.jpg作曲家カタツムリさんにお会いして、
元気をたっぷり頂ききました。
ありがとうございました!

間もなくカタツムリさんのCDがリリースされます。
心がふんわりしてみずみずしさを取り戻せるような、
とっても優しい「歌」がたくさん詰まってますよ。

詳細は後ほど。

再び幕間です〜

7f695f3a.jpg間もなく三幕。

細かく見てると、隅々まで18禁
なんてやばいオペラ
このメニューの名前は
「ブリュンヒルデ ハーフ」
ちなみに「ジークフリート」は売り切れました
チーズが美味しかったです
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